富士山の自然


富士山五合目

−「森林限界に生きる生物の不思議」の魅力−

富士山五合目は標高約2400mです。このあたり亜高山帯の針葉樹の森林が 終わり、高山帯の荒原・低木が現れます。高山帯の低木林は南アルプス等で見ら れるようなハイマツではなく、コメツガが多いようです。これは富士山が氷河期 以降にできた新しい山であるためです。(氷河期に高山に閉じこめられたライチ ョウもいませんし、氷河地形もありません。)


西臼塚

−夏緑樹林の魅力−

富士宮市から富士山周遊道(富士山スカイライン)を登っていくと標高100 0mぐらいで山を巻くような水平な道になります。そこにミズナラやブナ・カエ デの仲間が多い西臼塚があります。