冬のソナタ 第1話 「出会い」
この1話の見所はどこでしょうか?
俳優・女優人の若返りぶり?(笑)なんて言ったら、怒られそうだけど
でも、当時29歳のぺ・ヨンジュンさんが高校生の役ですよ、
それ考えたら、拍手したいくらい、良く雰囲気だしていたと思いませんか?
チェ・ジウさんも、喋る感じが”キャンキャン”してて、動作も若い(笑)
はつらつとした感じが高校生らしくて、とっても良かったですしね。
さて、「出会い」という題名から分かるように、
1話はバスの中で、ジュンサンとユジンが会うところから始まります。
最初はお互いに良い印象ではなかった2人が、
小さな出来事の積み重ねで、お互いにお互いを意識し始め、
徐々に心を許していく…
それがこの回では、よく表現出来ていたと思います。
それに「初めて」という言葉も効果的でした。
ジュンサンとユジンにとっての様々な2人の初めて…。
出会いが初めての始まりで、
2人で塀を乗り越え、2人でピアノを弾き、2人で学校をさぼり、そしてお互いの手をつなぐ
それはどれも新鮮で、1つ1つに恋の予感を感じさせてくれる。
後々重要な意味合いを持つピアノの曲の題名が「初めて」って辺りは
かなり作り上げている印象も受けますね。
ただ、そんな中、残念なのは「手をつなぐ」という大事なシーンの意味合いが
TV放送だとカットされてしまって、片手落ちになっている事です。
KBSの本放送だと、最初の方に、
サンヒョクがユジンの危なっかしさに思わず手を差し出す場面があるのですが、
その時のユジンの台詞に
「私の手は特別な人にだけに握ってもらうの」て言うのがあるんです。
それで、この時は、サンヒョクの手をユジンは握りません。
が、その後、湖でジュンサンが差し出した手を、ユジンは躊躇しながら握るわけです。
それは「あなたなら…」ってユジンの気持ちの表れでもあるのですが、
対比となる、サンヒョクとの場面がないと、
ユジンの気持ちの強さがサラリと流されてしまいます。
此処はカットされて、実にもったいないと思いました。
後、好きな場面の一押しはジュンサンがお昼の放送をさぼり
その後、放送室でユジンが曲に合わせて踊るのを盗み見る所です。
ここ、まず屋上でニヤリと笑う唇の動きだけで、ジュンサンの気持が分かります。
で、その後ABBAのダンスィング・クイーンに合わせて踊るユジンの可愛いこと、
思わず見てるこちらの顔も、ほころんでしまいますね。
(ここは著作権の問題でTV版では曲がさし変わっていました)
で、それを盗み見るジュンサンも実に可愛い!
可愛いなんて言うと失礼かもと思うのですが、それ以外に形容の仕様がないくらい
素直に可愛いと思わせてくれます。
照れる顔させたら、ぺ・ヨンジュンさんに勝てる人はいないかも〜♪なんて(笑)
この1話、初回ということで力入れずに見たのですが、
実は、後になってキーポイントになる場面のてんこ盛りだった事に気が付きました。
なので、見直した人も多いのではないでしょうか?
個人的には、ミニョン派だったので、ジュンサンはイマイチだった私。
が、ぺ・ヨンジュンさんを好きになるに付け、無性にジュンサンが恋しくなって…
ジュンサンに会いたいが為に、見直した回でもありました(笑)