前回早めに行き過ぎたため集合時間ぎりぎりに（AM5:30）到着したらすでに席順を決めるくじ引きが終わっており僕の席は船長が指さす左舷ミヨシに決まる。６人乗船中４人がコマセ釣二人がジギング。
釣り場は三保沖で具体的には以前用宗港形栄丸にてやった場所と同じ三保松原沖のかけあがりを流しながら攻めるポイント。 用宗港から行くよりは、はるかに早くポイントに到着し日の出を待って釣開始。
東からの風が結構あり仕掛けの取り込みに気を使う。棚は20ｍから30ｍでかけあがりを攻めているので棚が刻一刻と変化し船長から指示が出る。
２時間ほどが経過し船中アタリなし。僕か構えている席は船長から一番目に届く場所で僕の取る行動一つ一つにチェックが入る。『棚を上げるときの
巻き取りはただ巻き取るのではなく誘いをかけるようにもっとゆっくり巻いてみな。』とか、竿先に微妙なアタリがあり合わせもいれずリールを巻き上げると
『今のようなアタリのときは竿先を頭上までゆっくり持ち上げるような合わせを入れてみな』などなど。ご指導ありがとうございました。
周りの船でちらほら取り込みがありイナダが上がっている様子。と、僕の竿にもアタリが・・・。竿を手に持ってリールを巻き取ろうとするが、巻き取るどころ
ではなく、どんどん糸が放出され船の右のほうに魚が走りリールのカウンターは60ｍほどに・・・。この時点で尋常でないアタリに自分も含めまわりの
人も気づき、魚の走る方向に舵を取り船長が無線で前にいる僚船に進路を開けてもらうよう要請。そして「いいか魚は右のほうに走ってるから
あんたそのまま右のほうに船首から回り込むように移動しな。リールのコードとロープは俺が今はずすから」とフォロー。いわれるがまま移動しあとは絶えるのみ
何しろ竿は30号負荷のグラス製マダイ竿、ハリスも3号10ｍ。いつ切れるとも知れない強烈な引きにひたすら耐えるしかなかった。約10分後この間船中釣は中断し
皆が見守る中ようやく天秤を回収、最後の取り込みは総て船長任せでした。皆さんご協力ありがとうございました。ちなみに重さ4.3キロ75センチでした。 |
