連荘2日目です。結構体がつらいです。はっきり言ってちょっと後悔してます。あー、やめときゃ良かったかなー。しかしここで考えても始まりません。体に鞭打って何とか3時過ぎには目が覚め、寝過ごすんじゃーないかと心配だったがまずは一安心。でもなんか頭が痛くて重いぞ。こりゃー船の上で一発来ると予感。念のためアネロンを一服飲んでおく。席の抽選時間が4時半なので15分前に船の前に到着。船では船長がトラックの荷台のタンクから船の水がめへ餌のイワシを移しかえていて、その作業を手伝い、終わったところで抽選開始。ヒラメは座席で大きく釣果が左右されるのでなんとしてでも四隅のどれかをゲットしたい所だが、引いたくじは7番・・・。僕の席は右舷の後ろから二番目に決まる。この時点で頭痛がさらに悪化したのは言うまでもない。座席に着いて道具をセット。今回、竿にマッドバイパーを使う予定でしたが『越後屋』さんより『そんなに固い竿はヒラメに向いてないよ』との指導を受け、やむなくいつものダイワ手持ちヒラメX-Gを使う。準備が整い、まずは三保沖へ。3ヶ月ぶりになるけど相変わらずマダイ狙いの船が結構出船している。日の出とともにオモリをほおり込む。まずは岸よりのかけあがりだ。どんどん水深が浅くなり平らになると押し上げる事を繰り返すがなかなかあたりがない。サメの猛攻を危惧していたがそれすらない。ちょっと沖よりの深場に移動すると今度はエソの猛攻に遭う。たまらず元の場所に引き返すもヒラメのあたりは一向にない。ようやく餌のイワシが暴れる感触を手元が察知。しばらく後に竿先がぐいぐい引き込まれようやくきたかと思ったのもつかの間、上がって来たのはカンパチでした。とりあえずボウズは回避できたが何とかヒラメをと焦りは続く。その後立て続けにウスバハギ、マハタと釣り上げ、ここで船長の『外道釣るのはうまいな』と妙な誉め言葉が出る。結局三保ではリミットタイムの10時までやりヒラメは船中2枚に終わる。その後由比沖に移動するがここは三保よりも潮が動いていない様子。船長が無理矢理船を移動させ何とか船を同じ場所にとどまるのを回避するも焼け石に水って感じで停滞ムード。もうだめかと思った終了40分前、僕の竿にあたりが。船長も『なんか当たったか』と操縦席から顔を出し様子を見守るが、僕自身を含めて『またエソか』と思っていた。が、上がって来たのはなんと待望のヒラメ。船長も意外そうな顔でタモ捕りをやってくれた。取り込まれた瞬間、思わず『やったー』と声を出してしまいました。もう感動です(心の叫びはやっとヒラメ釣りから開放されると思う気持ちのほうが大きいような気がするが)。隣のお兄さんも僕の事情を知ってか『やりましたね』と声をかけてくれた。後で聞いたら僕のホームページを見た事があるみたい。写真を撮ってもらおうとお願いしたら『ホームページやってますよね』と、うれしい言葉。これからもよろしくね。ヒラメ5回目にしてようやく1枚上げた記念すべき釣行でした。 |