4日、10日と強風のため出船できず、再度の予約を入れた15日も、天気予報では冬型の気圧配置で微妙な状況。前日の14日も、船宿情報では強風のため出船出来ずにいる。15日は会社を休んでの釣行なので、なんとしてでも出船してもらいたいが、こればっかりは運次第、日ごろの行い次第というわけだ。しかし今回、会社をサボって(代休です念のため)の釣行なので運と女神には見放されている事確実。はたして出船するのか?。とりあえず5時半の集合時間に間に合うようにR150号を車で飛ばす。この時間だと道路はがら空きで、途中コンビニに寄っても自宅から40分ほどで坂井平田港に到着。前回は、車から降りた時点で風がビュービュー吹いていたが今回は無風。何とか出船できそうだ。船の前に集合したのは7人で、くじを引いて座席を決める。僕は右舷の2番目に決まる。ちなみに僕以外のメンツは、50歳以上の釣りオヤジばかりだ。年金暮らしで日がな一日船の上で過ごそうと言うのか。ま、おてやわらかに。準備が出来て出航。港を出ると、海はベタ凪、風もない。ポイントに近づくにつれ、若干風が出てきたかなという程度だ。これなら早揚がりもなさそうだ。ポイントは御前崎港の沖合いといったところ。港にある発電用の巨大風車が2機見える。7時なって釣り開始。タナは33メーターだ。早速、僕の隣の右舷3番目のオジサンにアタリがあり、2キロクラスが取り込まれる。次は俺だと思ったらやっぱりきました。が、揚がってきたのは手のひらサイズ。ハズカシー。あまりの小ささに船長が『石上さん、それ放流だね』と言われる始末。ミヨシのオジサンもやりとりを開始。僕がタモ取りして、これも良型、2キロクラスだ。とにかく朝一は入れ食い状態で、タモ取りが忙しい。しかし今回乗船のオヤジ連中、自分の釣りに夢中で、僕にアタリがあっても誰もタモ取りしてくれない。そのくせオヤジ連中にアタリがあると、僕に早くタモよこせと催促するし。わっしょいタイムを逃したくない気持ちはわかるが、これらの態度はいかがなものかと。ミヨシのオヤジなんか目が血走ってるし、おまけに血抜き用の水槽代わりに使うプラスチックコンテナも持参。もう自分の世界に入ってます。2時間も経過するとアタリも遠のき一段落と思いきやオヤジ連中、竿を手持ちで朝から誘いまくり。僕なんかずーっと置き竿ですけどなにか?って感じで1人浮いてました。この頃になると、だいぶ風も強くなり白波も立ち始め、ヤバそうな雰囲気。オヤジ連中の中にはフローティングベストを着始める人も。わっしょいタイムに乗り遅れた感のある僕でしたが、釣り上げるペースは一定で、コンスタントに得意の拾い食いで釣果を重ねる。隣のオヤジから釣り上げる度に『もうチョット型がよけりゃーなー』と、いやみを言われるが、しっかり仕掛けのリサーチは忘れない『兄ちゃん、ハリス何号、4号か』。はいそうです。10時頃、ワラサのポイントに移動する予定でしたが、とにかく波、風が強烈に吹き荒れ移動不可能、しかもワラサの釣果が芳しくないとの連絡が入ったので、このままマダイを続ける事に。それにしてもオヤジ連中タフです。この波風の中、最後まで手持ちで誘ってました。平日に会社を休んで来る位だから相当な釣り好きなのは分かるが(人のこと言えないが)そこまでモチベーション高くないです。だから小型しか釣れないんだな。数つりは得意だが。今回、仕掛けは工夫して、流行?の二段ハリスだ。6号8メーターに4号4メーターの全長12メーター、接続にウエストスイベルの-2Bを使い、網つけで結ぶ。針はキンリュウ製のHライン船マダイ10号。結びは編みつけはせずに内がけ結びで。飾りに蛍光球とパールビーズ。二段にしたのは単にハリスがもったいないから。最近使い始めたサンライン製のピンクハリスの値段が2倍するんだもん。 |