■釣果報告 日付2003年01月19日  ■戻る

釣果です。なんとなくにぎやかです。メバルはもっと釣れたよ。
 ■場所 御前崎沖
 ■釣船 坂井平田港、福徳丸
 ■天気 曇り
 ■潮時 大潮 満潮6.53 17.36 干潮12.18
 ■水温 16℃
 ■状況
 皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 初釣りです。福徳丸の予約が取れたので御前崎に出撃します。問題は天気。今の季節、出れればラッキーなので前日まで天気予報が気になって仕方がありません。このところ何度も中止の経験をしているのでダメ元でいたけど予報はよさそうだ。5時ごろ港に着くと何人かはすでに船の前に待機している。遅れをとってはならぬとクーラーボックスを急いで船の前に置いて船長登場を待つ。来るまでの間、他の人の道具がやたら目に付く。なぜなら僕と同じ竿の人が他に2人いたからだ。5人集まって3人同じ竿。釣具の性能の差が釣果の決定的な差ではないが、同じ服着た人とすれ違うと事が恥ずかしいと感じてしまう僕はその時と同じ心境で船長遅しと心こそばゆく待ちました。さて、船長がやってきて席決めのくじ引きが始る。くじ運はいい方だが今回は3番。席は右舷真中に決まる。ポイントはいつもの御前崎港沖辺り。7時になって釣り開始だ。ハリス15メータの二本針仕掛けを投入する。タナは40メータだ。投入後すぐに左舷ミヨシのオジサンにアタリがあった模様。右舷トモのお兄さんにもアタリが。巻上げ中はさほど引かないみたいで、マダイじゃないと言っておりましたが揚がってきたのは2キロ弱の良型。今日も活性が高いぞー、と思いきや、その後沈黙。どうやら潮の動きが遅いようだ。波も御前崎にしては珍しくベタ凪。魚探を見ながら良い反応があると誘ってと船長がアナウンスするもなかなかアタらず苦戦が続く。こうなると拾い釣りで釣果を稼ぐしかない。良型釣ったお兄さんとお話していると僕の竿にアタリがあったみたいでミヨシのオジサンが騒いでいる。ま、こんな具合でぽつぽつアタリがありそれらを確実に取り込釣果を稼ぐ。特に最後の一投で当たった時はうれしかった。ギャラリーと化したオジサン連中が周りで『大事にいけよ』とか『巻上げ早過ぎないか』などとヤジを飛ばす。これでマダイ3枚目だ。バラシは1枚で針掛かりが甘かったようだ。やりとりしている最中にバレてしまった。全体的に小型中心でしたが終わりよければ全てよしで楽しめました。
 ※ネット回線がBフレッツに移行するので、今年から写真のサイズアップします。見やすくしました。
 ■バイパー警報
 竿はバイパースティック360-Tを使用。が、他に2人もバイパー使いがいるとは思いませんでした。長さは全員3.6m。タイプは僕がT、右舷ミヨシのおじさんがU、左舷ミヨシのおじさんが多分VかW.。タダでさえ柔らかい調子なのに100号のビシ(カタログ上は80号まで)をぶら下げると竿先が海中に突っ込んでしまう。ロッドキーパーの角度調節がここで活きてくる。機能を駆使し竿先が海面チョイ上ぐらいに調節。そうすると写真のようにいまだかつて無いそそり立つような角度になるわけです。左舷のおじさんはキーパーに置いてほぼ水平だったのでタイプがVかWだと思う。キーパーによっては角度が調節しきれない物もあるかもしれません。ちなみに僕のキーパーはダイワのLS160です。このキーパーはかなりの角度まで簡単に調節出来るのでバイパー使いならこのキーパーしかないでしょう。竿のしなりを保ったままキーパーにセットできるのもよい。極軟調調子の竿なので使い勝手がどうかなと思いましたが、心配するほど悪くないです。今まで3.6mの竿を使った事がある人なら難なく使いこなせるでしょう。コマセカゴ回収時に手元に寄せにくい面もあるが、キーパーに置いて命一杯後ろに倒せば竿が曲がるので難なく寄せれると思います。魚が掛ったらサイズにかかわらず竿尻を腰に当ててやりとりしたほうがいいです。脇に抱えてやりとりすると竿の粘りが生かせませんし、何より手が疲れます。竿のジョイント部分からちょっと下辺りが頂点になるように竿を立ててやりとりすれば竿が突っ込みを吸収してくれるので難なく巻き取れると思います。こうすれば魚のサイズも把握しやすいです。ポンピングは不可能ではないがこの竿に向いたやりとりの仕方ではないと思います。あと、天秤による違いも顕著です。今回、沼津式天秤とチドリ102-B型を試してみました。沼津式はシンプルな飾り一切無し。作りもへの字に曲げただけのシンプルタイプ。チドリは極太ひもを使った誘導式で樹脂製の玉が3箇所に有ったり、天秤の針金がぐるぐるトグロを巻いていたりとデコレーションタイプ。両者は水中での水による抵抗となって竿に現れます。沼津式に比べ明らかにチドリ式のほうが竿の上下動がスローになり、竿先も海中に引きずられぎみになります。うねりや波による跳ねを少しでも抑えたいと言うのならチドリが良いでしょう。以上、インプレッションでした。
釣り座の様子。道具はダイワ推薦仕立てです。
 ■前日までの様子
 最近お気に入りの福徳丸にてマダイ釣りに行って来ます。この船、釣れると評判で空いてる日があれば即行予約し何回でも乗りたい船です。今の僕には御前崎行くならこの船しか考えられません。