久しぶりにオニカサゴに行ってきました。今までまともに釣った事が無いので、始めてやりますぐらいな気持ちで望む。船宿に仕掛けや餌の確認をすると餌は船では用意されず各自持込みとの事。船宿お薦めはサバ。他にマメアジやキビナゴなども実績があるようだ。僕は前日、スーパーでサバ、サワラ、イカを購入、短冊に切って実釣りに備える。集合時間の5時半に集まったのは9人。車のナンバーを見ると相模、八王子、山梨と皆県外。地元は僕だけだ。八王子の人は中央道、東富士五湖道路、東名と乗り継いで来たらしい・・・。僕が今まで釣りを続けていられるのは、海が近くでお手軽に行けるから、というのが最大の理由で、スキーやスノボーなど現場に行くだけでなえてしまう(ここは雪が降らない静岡なのだ)趣味は遠慮がちなのが正直な所だ。くじ引きで席を決め僕はいつもの右舷2番目。この席、エンジンルームの真横にあり腰を掛ける所がその熱でほのかに暖かく期間限定の特等席なのだ。この一週間、強い冬型の気圧配置で海は大荒れ。予報では当日は冬型も弱まるみたいだが、ポイントに到着するもまだまだ海は荒れている。風も強い。何よりバカ寒い。餌のサワラを針に付けて仕掛けを投入。底は120メートルだ。とにかく寒いので素手では竿がもてない状態。その内指先の感覚がなくなってくる。が、マダイと違って置き竿では食いが悪いので何とか手持ちで誘うもなかなかわれの竿に魚信が無い。船中ボチボチ当たりがあるようで左舷側で何匹か揚がった様子。と、僕の竿に派手な当たりが。キター。電動オン。ウイーン、ウイーン、あれ巻き取れない。ドラグを最大まで締め込と、モーターがうなり声を上げて巻き始めた。まさか・・・。水面まで上がってきたのはやっぱり・・・。サメでした。船に上げるのが面倒なので竿をあおってリリースする。その後も僕の竿は沈黙。と、いうか右舷側が芳しくない。左舷の方が釣れているのだ。ようやく釣れたのは3時間ほど経過した午前10時ぐらいでした。しかしその後もサメの応酬で、計3匹僕の竿にヒット。オニカサゴの当たりが予想以上に小さく、竿に現れる魚信も微妙で、これがオニカサゴとは思えないぐらい小さい、当たりがあって竿を聞き合わせても掛っているのが解らないので、電動で巻上げて海面で姿を見て、あ、オニが掛ってた、という状態。お昼近くになると波、風とも弱まり、気温も上昇。気分もだいぶダレてきた。それでも時間に関係なく最後までぽつぽつ当たりがあったようでトップは10匹ほど釣ったようです。僕は写真の通りです。 |