■釣果報告 日付2003年03月09日  ■戻る

釣果です。一番デカイのは2.5kgあります。
 ■場所 御前崎沖
 ■釣船 坂井平田港、福徳丸
 ■天気 晴れ後雨
 ■潮時 小潮 満潮8.16 21.23 干潮2.15 15.00
 ■水温 15℃
 ■状況
 そろそろマダイ乗っ込みの声が聞こえる季節がやってきました。今年は早いかも?と言う予想も聞かれ、いつ行くのかここしばらく日時を見定める日々が続きました。今時の船宿はネット時代を反映してHPを開設しており家にいながらにして釣果の情報がリアルタイムで手に入るようになった。僕的には船宿にHPの組み合わせほど最強なものは無いと思っている(なんのこっちゃ?)。しかし、しかしである。これだけ情報が氾濫するとそれらをどう選ぶかが問題だ。垂れ流しの情報を鵜呑みにすると取り返しのつかない結果を招く事になる。どう情報をチョイスするか、その術を体得しない限り情報に飲み込まれかねない。で、そうして選んだのが今日、9日だ。(本当は、たまたま予約だ取れただけの話だが)この一週間は雨の日が続いて海も荒れ模様。出船出来ない日が続いていようだが今日は何とか天気が持ち直し出船できそうだ。新しい波止場の前に集まったのは釣り人は4人。乗っ込み前で皆さん様子見を決め込んでいるのか少ない人数にちょっと拍子抜け。くじは2番を引いて座席はいつもの右舷前(右前の角)に決まる。左舷前のオヤジが何やら騒がしい。なんと4人しか乗ってないないのをいい事に竿を2本も出してるジャーあーりませんか。おいおいこの船乗合だぞ。しかも竿がまた凄い。4メートル以上はあろうかという御前崎スペシャルロッドで2本とも同じ竿。もう勝手にやってくれ状態。放置決定。さてさてポイントに到着し7時になって釣り開始、ポイントは御前崎港沖、10隻ほどの船団が形成されている。タナは45メーター。最初のアタリで釣れたのはちょっと大きめのカイワリ。結構引いたので期待していた分ちょっとがっかり。今回は積極的に誘いをかけました。やり方はまず、指示棚よりハリス半分までビシを落とします。コマセタイマーが10秒経ったのを見て3回に分けてコマセを振ります。今回使用のバイパーは竿が柔らかいので派手に振ります。指示棚までビシが来たらコマセタイマーを0にし、ロッドキーパーに竿を置きます。タイマーが2分経過したのを見計らって誘いをかけます。竿を手に持ち竿先が真下になるまで海中に入れます。竿の半分が海中にある状態です。5秒ほど経って竿を180度真上までゆっくり持ち上げます。ここでは10秒待ちます。今度は竿先を海面までゆっくり下ろします。アタリがあるまで1分間ほどそのままの状態を手持ちでキープ、アタリがなければロッドキーパーに竿を置きます。これを2分のローテーションで繰り返し10分経ったらコマセの入れ替えを行います。アタリはほとんどの場合竿先を海面に下ろした直後に来る場合が多いです。この誘いが思いのほか効果的で釣り開始後1時間で4枚マダイを釣り上げ、この内3枚は誘いでゲット、マジ釣ったーって感じを味わいました。8時を過ぎるとアタリも遠のき場所移動。陸よりのポイントでタナは30メーターだ。が、ここでもアタリなし。絶好調なのは竿を2本出してるおじさんで大型ばかり入れ食い状態。そりゃー竿2本出してりゃー釣れるわな。僕にはアタリが一向に無くむなしく時間だけが過ぎていく。天気もおかしく釣り開始時はあれだけ晴れていた空がどんより曇り空になったと思ったら雨が降り出してきた。風向きもそれまで西風だったのが反対の風に。風も強く波も大きくなり寒さもアップ。おかげで手に皸が出来てしまった。地球温暖化の昨今、皸が出来るとは・・・。栄養の摂取が足りないと出来ると言うウワサもあるが。とにかく寒さにはまいりました。アタリが回復したのは11時半過ぎで終了時間の1時まで3枚を揚げる。特に最後の1枚は船長が『この流しが最後になります。上げた人から片付けて下さい』の流しでアタリが有り釣り上げて片付けとなりました。あと味すっきり、気持ちよく終われました。肝心の乗っ込みのほうは釣り上げたタイを見ても、一部乗っ込みの走りのような色をしているが、全体的にはまだ先のようです。釣果の方は船中4人でマダイ24枚、7枚釣った人が僕を含めて3人もいて強者ぞろいでした。この日船団にいた他の船のHPを見ても一人0〜2、潮動かず苦戦と有り、これからも御前崎は福徳丸以外考えられません。今日乗ったほかのお客さんも福徳丸は釣れると評判でした。よく船の上で仕掛けについて聞かれるのでここで言っときます。ハリスは15メーターの2本針で6号が10メータ、4号が5メーターのテーパーハリス仕様。ハリスはサンラインのピンクハリス。6号と4号の接続に-2Bのウエストスイベルを使用し、結びは網付け。枝針は先針から2メーターの所から出し、もちろん網つけで枝スを出します。枝スの長さは25センチ。針の結びは内がけ結びで編みつけはしない。針は金龍の新製品、ウェーブマダイの10号で先針がパープル、枝針がパールホワイト。蛍光ビーズなどのの飾りは一切無し。クッションゴムはヤマシタのピンク色のマダイ用の物で2mm・1メーター。金龍の針が入手困難で苦労しました。天秤はチドリ製の102B型、ここしばらくヨーヅリ製の沼津型を使っていたけど、御前崎のような外洋では跳ねを抑える意味でチドリがいいようだ。ビシはサニービシ・ビック100号。コマセは撒かない方なので1ブロックしか使いません。付け餌に使うオキアミの尾っぽは手や歯でちぎらず、はさみを使って丁寧に切りましょう。餌さもちか違います。
 以下リンクです。
 福徳丸
 金龍鈎
座席の様子。この時は天気が良かったが、後に雨が降り出し雨風とも強くなりました。
まずまずの釣果です。内心バカうれしい。
 ■前日までの様子
 乗っ込みにはまだ早いような気がしないでもないが、もしかしたら僕が行ったときに始まるかもしてないので、様子を見がてら行って来る。