■釣果報告 日付2004年3月12日  ■戻る

 ■場所 御前崎沖、伝吉山、カド根
 ■釣船 坂井平田港、第二福徳丸
 ■天気
 ■潮時 小潮 満潮8.10 21.47 干潮2.20 14.58
 ■水温 15℃
 ■状況
 宮原上司から『釣った話ばかり聞かせるな。たまには俺にも釣らせろ。来週暇だから船抑えろ』と号令がかかり、急遽会社を休んで釣行する事になりました。一度に同じ会社の人間が3人も休むのは如何な物かと思ったが、そんな事は気にしない。怪しまれながら強行した。この季節の御前崎は出れない事の方が多いのだが、会社をサボっての釣行にもかかわらず、出船できそう。ガラガラの国道150号線を西に走り、日本坂トンネルをぬけると雨がぱらついてきた。天気予報では降らないことになっていたが、この雨が釣果、いや人間の状態にどう影響するか、ちょっと考えただけでも憂鬱になってくる。二人も面倒見れません。港に着くと雨はだいぶ収まったが、やんだわけではない。2人は御前崎初挑戦なので、だいぶ緊張している様子。これからの天候が気になるが、こればっかりは仕方がない。準備が出来て出港する。今回はカド根の予定でしたが、穏やかだった海が御前崎灯台が近づいてくると波、風共強くなり、雨も結構降ってきた。このまま行けなくもないが、大事を取ってカド根を保留し、左90度転進し伝吉山に向かう。この時既に、池上師匠はパルス逆流でいつもの状態。宮原上司も神経回路切断状態らしい。こんな両名だが、釣り開始時には何とか仕掛けを投入しやる気を見せる。そんな思いが通じたのか、奇跡がおこる。なんと船中最初のアタリが池上師匠にきたではないか。生命維持を最優先の師匠には竿を抱えてリールを巻くにはかなりの過大負過で現状の持続は危険だったらしく、取り込みまではもたなかった。僕が補助して何とかゲット。おー、次は俺だな。船中、特に左舷側が好調のようだ。しかーし、余裕ぶっこいて、踏ん反り変えて構えていたのがいけなかったのか、俺にはアタリが一向に来ない。おかしい。カド根に移動するも、ここでもアタリなし。それどころかいつのまにか師匠が2枚目ゲット。バケツに入ったままの真鯛を僕がクーラーに入れてあげた。ここで師匠、プラグ強制排除。フェードアウトするようにキャビンにもぐりこんだ。一向にアタリのない俺。宮原上司は仕掛けは投入するも手返しがままならないので、こちらも釣果なし。が、ようやくこちらにアタリが、本人うつむいていて気づかず、声をかけると、むくっと起き上がって、やり取り開始。軟調子の真鯛竿なので、ほんとに魚が掛っているのか半信半疑な感じでリールを巻き取り、こちらもようやくゲット。俺的にはこの2人が真鯛を釣った事により本日の任務は終了な訳だが、そうこうしているうちに、僕にアタリが有りようやく手中に収めることが出来た。良型でジャスト3キロ。数的にはあれだが、型で何とか面目を保った形だ。今回は色んな意味で疲れた。あー疲れた。ほんとに疲れた。
 23日から、また中国・上海出張だ。帰国は4月の早い時期を予定。出張手当てを船代に回そうと、出張するたびに思うのだが、これがなかなか難しい。色んな誘いや誘惑があるしな。中国でのキーワードは小姐。
全長2.7mの自分で作った竿です。皆にガイド付けすぎとか言われるし。だって付けたくなるんだもん。
自分で作った竿で釣った真鯛です。重さはジャスピン3キロありました。
 ■前日までの様子
 久しぶりの釣行です。メンツは池上師匠に宮原上司。2人のご機嫌を伺いながら粗相のない様がんばります。ま、御前崎は相変わらずの好調のようなので、出れれば大漁間違いなし。出船できますように、ナムナム・・・。