■釣果報告 日付2004年5月29日  ■戻る

残念ながら、真鯛はゼロです。くやしー。
 ■場所 御前崎沖
 ■釣船 御前崎港、茂吉丸
 ■天気 晴れ
 ■潮時 大潮 満潮 干潮
 ■水温 23℃
 ■状況
 今回の釣行は『パイパーミーティングIN御前崎』に参加です。知らない人のために解説すると、『バイパー』とは、レジャー総合メーカー『ダイワ精工』が商品展開している船用釣竿の事で、今回はその中でも『バイパースティック』と『ヘルバイパー』の各シリーズがコマセ真鯛釣りにマッチする。で、そのバイパー使いを対象に釣り会をやろう募集が懸かり応募した次第。両シリーズを所有している自分は今回かなり気合入っています。が、当初、22日の予定が季節はずれの台風のおかげで今日に延期、その日に合わせて高めていたモチベーションも、だいぶ下降気味な上、御前崎の釣果もここ数日ガクンと落ち風前の灯状態。まずいぞー。そんで当日、6時釣り開始、5時出船、4時集合っつー事で、2時に起きる設定だ。ここんとこハズレ気味な天気予報のおかげで釣には問題なさそうだ。集合場所には、ダイワのスタッフがのぼりを上げて待っていた。受付時にレンタルを希望した自動膨張式ライフジャケットを受け取ると同時にくじを引いて座席を決める。左舷二番目だ。ダイワが真鯛針を出すようで、ためしに使ってくれと9,10,11の各号数を支給された。ちなみに商品名は『ディーマックス真鯛』¥250円(6月発売予定)。船は茂吉丸で、まだ新しく大型船だ。この船に乗り込むのは、応募し選考に残った10人と、ダイワのフィールドテスター田原泰文氏、リール及び竿の開発スタッフ各一名、広報の方一名だ、今回カタログ写真の撮影も兼ねるようでカメラマンも乗り込んだ。5時きっかりに離岸、最初のポイントであるアラコに向かう。大型最新式の船なので、すべるように海面を進み45分ほどで到着する。御前崎の数あるポイント中では岸よりで浜岡原子力発電所がはっきり見える。ベタ凪の海でなのでスタート時はヘルバイパーUと最新式電動リール、『シーボーグ250FB』の組み合わせで、手持ち誘いで挑む。まずは数釣だ。定刻どうりにスタートフィッシング。ボチャンとビシを投げ込む。皆さん、もくもくと誘い、手返しを繰り返すも一向に真鯛のアタリがない。バイパーがどうのこうのじゃない感じ。2時間ほど粘って次のポイント、カド根に向かう。ここは御前崎の中でも代表ポイントという事も有り、すでに何隻かやっている。位置取りして糸をたらすもここもダメ。すかさず移動のアナウンス、『深いと行くよ』の声に、まさか、と不安が過ぎる。その場所に到着、棚は70メーター、しばらくのち、前隣の兄ちゃんが真鯛なら3キロ以上と思われるやり取りを展開する。もちろんカメラマンも待機済みだ。ようやく揚がってきて天秤回収、田原氏がタモ捕りで絵取りに備える。が、見えた魚タイは赤ではなく黒、そうメダイでした。しょぼーん。俺の中ではNGワード設定されているメダイ。まさか俺の針に掛るんじゃーねーだろーなー。と思っていた矢先、きちゃった、メダイ。俺的にはバラスつもりで、シーボーグ250FBのドラグを目一杯締め込み、MAXスピードで巻上げ開始。小型電動リールの割にはかなりのパワーがあるらしく、メダイの引きをもろともせず楽勝で揚がってきてしまった。カメラマンにポーズ取り頼まれたけどこれを拒否、だってメダイのヌルヌル気持ち悪いんだもん、それにバイパー使ってて、真鯛以外の魚釣った写真撮られたくない。その後も東海根など御前崎の主要ポイントを点々と移動し攻めるも真鯛撃沈、船中2枚の貧果でした。それもサイズ800グラムと1キロぐらいなやつ。あれでカタログできるのかとこ一時間・・・。オレ的にはあまりに機敏に場所移動するのはちょっと遠慮したい気がした。ポイントの状態を把握する間もなく次に移動、これでは戦略が立てられません。こういうのがいいって言う人もいるし、船長的には、釣れるポイントを探そうと必至なのは重々承知なのですが。
 釣りの最中、竿とリールの開発スタッフが参加者各自にアンケート形式で『面接』が有りました。バイパーとシーボーグのいい所、悪い所などユーザーの生の声を聞くのが趣旨。←この辺は当り障りない事言っといたが、こんな商品出してくれ、みたいな希望も言ってみた。リールについては、マリンパワー3000を小型にしたようなデザインのヤツというかミリオネアを6号300メートルサイズにして、それを電動にしたやつとでも言おうか。まあそんなヤツ。ドラグはスタードラグでよい。コマセタイマーの重要性も力説した。今のオレ、これがないとコマセ釣り出来ません。シマノのヤツは棚を変更するとタイマーもリセットされるのでダメ。竿については正直、自作の道に進んでしまったので、ダイワがどんな竿を出そうが触手が動きそうもないが、あえて言ったのは、追加アイテム、バイパースティック390Wはバットジョイント2ピースで出して欲しいと、ウェブカタログでは3ピースになっているやつだ。2ピースで出たら買ったかも。ダイワはシマノの『探見丸』が気になるらしく、あれについて興味があるか聞かれた。もちろんありますと言っておいた。いつも乗る船が対応してれば直ぐにでも買いますよとも。お約束でダイワも出すのかと聞いたら『出しません』との返答でした。釣果はさておきバイパー使いが一同に会し、釣りができた事がとても楽しかったです。このような企画をもっと積極的にやってほしいものです。
ベタ凪です。
 ■前日までの様子
 久々です。今年は釣行回数が激減しています。なんせ仕事が忙しく・・・。まあ、釣りに行きたい気持ちは変わらないので、これからもよろしくです。今回はバイパーミーティングに参加です、ものすごく楽しみです。