■釣果報告 日付2004年10月24日  ■戻る

何とか一本捕れた・・・。
 ■場所 三保沖
 ■釣船 用宗港、ひさご丸
 ■天気 晴れ
 ■潮時 若潮 満潮2.20 15.31 干潮8.48 21.33
 ■水温 22℃
 ■状況
 皆様お久しぶりです。中国出張やらで忙しくこれまで釣りに行く暇がありませんでした。ようやく釣行できる状態になりましたので出撃します。船宿HPチェックを怠っていたせいか、いつのまにか三保でワラサが揚がっている様子、すぐさま船を予約したんだけど、集合時間を聞くと5時頃出るからそれまでに来てくれればいいよ言われ、あれーっと思った。確か三保沖って5時半釣り開始のはずで、その旨聞いてみると、釣れ始めるのはしばらく経ってからだから大丈夫だよとの返事、んーまいいか。4時半ごろ船の前に行くと何人かは船に荷物を積み込んでいた。僕の席は右舷トモに決まる。気のせいか片舷5人の生命反応を感じるんだけど、大丈夫か?三保沖って8人限定だったような・・・。5時15分出船し、1時間ほどかけて三保沖に到着、現場は100隻以上の大船団で、残念ながらワッショイタイムは既に終了の模様。今日は一投目から入れパクだったらしい。これだよ・・・。しかも釣り人規定オーバーを他の船に注意されるし。釣果は最初の一流し目にアタリがあるも電動巻上げ中にバラシ。2流し目にもアタリが有り天秤回収直前に対舷側の人とオマツリしこれもばれてしまう。3流し目にようやくゲットできた次第です。三保沖終了後久能沖でアジやったけどアタリなく早々に退散でした。色んな意味で消化不良な釣行でした。
海上は大混乱でした。竿は自作のワラサ・カツオスペシャル。
 ■しばらくです
 最近のオレの変化は英語よりも中国語のほうが喋れるようになったこと。やっぱ生の言葉に浸ると覚えるの早いわ。なんたって14億人とも言われる人間が喋っている言葉だし覚えておいて損はないわな。勤務先が日経新聞に踊らされて天津と上海に進出しちゃっているので社員はどうしても行かざるを得ない状態にあり仕方なしに行くのだが、なんかみーんなニコニコしながら帰ってくる。後輩に至っては中国人の嫁さん連れて帰ってきた。カラオケ小姐にハマって次いつ行くか勝手に出張予定作っちゃう人までいる。人生色々、小姐も色々って事ですかねー。
 中国出張で駐在員に真っ先に連れて行かれるところ、それは『クラブ』です(総経理がクラブ経営してるぐらいですから)。日本でいうスナックなのだが現地ではクラブということになっている。勤務先が進出しているのは上海市松江区の工業区で約80パーセントが日本の企業で占められている。なので松東路や普照路には日本人向けの料理屋やスナックがたくさんあります。会社が終わると日本食屋に直行『¥100元食べ飲み放題』を注文し、その後クラブに移動が毎日の日課。本物か疑わしいシーバスを飲んでカラオケ歌って小姐が1人付いておおむね¥200元。¥100元が約¥1,350円なので勤務先の出張手当で毎日この生活をしていると¥1,000円の赤字。休みの日にカラオケ小姐を連れ出して買い物やらすと更に出費がかさむことに。ちなみに夜11時以降結婚していない男女が連れ添って外を歩くことは国の決まりで禁止なのだが捕まったと言う話は聞いたことが無い。ハマっちゃうと抜け出せなくなる危険なクラブ活動だがオレ的には小姐に金使うなら偽ブランド物色した方が面白い。シャイアンルーで値切って買う楽しさを覚えました。一声¥3,000円もしないロレっXをこれでもかとやりこめて買ったときの満足感と言ったらやめられません。時計はグレードや産地による細かいディテールの違いがあります。箱付き、保証書付きの本物そっくりさんは何万もする物も有りますし、千円もしない明らかにフェイクな物までピンきりです。財布も同じナンバーの美トンの物でもやはり産地やグレードの違いがあります。いずれにしろ、やつらは安いグレード品を高く売りつけようとするのである程度の商品知識がないと、後でやられたーとなりますので注意してください。これらのお店は表向き洋品屋で日本人が前を通れば店の中に引き寄せられ隠してあったアタッシュケースを広げて商談開始となるわけです。最近は公安による取り締まりも厳しく時々つるし上げられたりしてます。
屋台で食えるようになれば、あなたも立派な中国人です。
 食事は基本的に日本食ばかりですが中華料理も美味しいしです。なにより安い。美味しい店の見分け方は店の衛生状態にあると思います。床はあぶらぎってべとべと、歩くと靴の裏がなかなか床から離れない程よく、シェフが床に唾はいて作ってる店ならなお良し(マジです)。お薦めは重慶火鍋。羊の肉のしゃぶしゃぶなのだがバカうまです。日本でやれば流行ると思うけどなー。お腹のバイキン耐性が強ければ露店もお薦めです。中国人は飲み物を冷やして飲むと言う習慣がないので、ビールなどを頼む時は、ちゃんと冷えた物を頼みましょう。そうしないとタダでさえまずいビールを最悪の状態で飲む羽目になります。中華料理屋だと『冷えたの無いです』と言われることも多いが。コンビニも日本並にあり吉野家やマック、ケンタッキーもあるので食う事には困らないでしょう。吉野家は今日本では食えないのでどうしてもという方は中国という選択肢もありです。
 交通事情は最悪です。基本的に車優先です。頭入れたもん勝ち。なので事故はしょっちゅう見かけます。仮に自転車が車と接触事故を起こしても、自転車の運転者に身体的損傷が無く、あっても動作可能ならば逃げるようにその場を立ち去っていきます。どうやら車を傷つけてしまったと言う感覚らしい。交通法規もおかしく、交差点で正面の信号が赤の場合、当然止まれなのだが、中国ルールでは右に曲がっても良いのである(日本だと左に曲がってもいい事になる)。なので国際免許をとっても基本的に中国全土では運転できません。車種は圧倒的にホルクスワーゲンが多く、サンタナ・サンタナ2000・3000が3分の1ぐらいを占める。これにパサート、アウディーのA4.A6が続く。これらは現地生産してる車ですな。6割は先に上げた車で占めている。日本車はと言うと、ホンダが広州で生産している関係で、オデッセイ、アコード、フィット、CR−Vなんか良く見かけます。日産はブルーバード、三菱はデリカワゴンなんかよく見ます。その他、日本車をパクったと思われる激似ハイラックスサーフやCR−Vも走ってます。ぶっちゃけ中国で走っている(生産もしている)車種は日本では乗りたくない気分になります。バイクは庶民の足なので家族3人で乗っている姿を目にします。現地メーカー製がほとんどで4サイクル125ccのスクーターが多いです。日本製は見たこと無い。他に電動自転車・スクーターもかなりの数が走っています。これは日本に無い光景です。ためしに電動スクーターに乗ってみるとペダルがついていて、バッテリーが無くなっらた自転車にもなる仕様みたい。スタートダッシュは望むべき物が無く、ペダルで漕いで発車した方がいいというかこれが正しい使い方?。
 古い話で恐縮ですが皆さんアジアカップサッカー御覧になりましたか。スカッとしましたねー。ぼくは中国で見ていたのですが、日本から『そっちは大丈夫か、暴動に巻き込まれないよう気おつけろ』など妙な心配されまくりでした。反日感情が高まり日本人が襲われるとの事態を危惧してのことだが全然大丈夫でした。ぶっちゃけ中国人にアジアカップサッカーのこと聞いても、『え、そんなのやってるの?』程度の認識。地元ではCCTV5チャンネルという国営のスポーツ専門チャンネルで放送していたのですが、同時にやっていたNHKのBS(ホテルで見られる)とほぼ同じ内容なのだが、なぜかCCTV5の方が1分ぐらい遅い時間差というか中継録画みたいな感じで放送されていた。反日感情逆撫で番組なので万が一の事態に備えてか。F1グランプリも上海でやったみたいだけど、市内にいながら『ほんとにやってるの』って感でちっとも盛り上がってないし、未だにサーキットが何処にあるのか判らないし・・・。珍しく赤いMR−2とすれ違ったと思ったら運転手と通訳がフェラーリだって言ってるし。なんだかなー。国民の士気高揚のためか、スカパー!の桜チャンネルみたいなのを普通にやってるし、かの大戦における日本軍の悪行を問いただす番組もフツーにやっていたのには驚いた。
ゆえん