■釣果報告 日付2005年10月30日 | ■戻る |
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■対象 | キンメダイ |
■場所 | イロウ合わせ〜新島周り |
■釣船 | 南伊豆・手石港 寿広丸 |
■天気 | 曇り |
■潮時 | 中潮 満潮3:39(143)15:53(158) 干潮9:38(60)22:11(53) 日の出入り 6:05 16:55 |
■水温 | 23℃ |
■状況 |
キンメ初挑戦です。竿も作った。仕掛もオッケイ。とにかく道具にぬかりはなく、後は釣り方だけの状態で港に向かう。12時丁度に自宅を出発し国一、136号、414号と車を走らせる。伊豆半島に入ってからはすれ違う車もほとんどなく、快調に飛ばし2時間40分後、目的地である手石港に到着、距離にして150キロ。5時集合なので、まだ時間は2時間20分もある。それまで車内で仮眠をとって待つことにする。ちなみに車は船に横付けで駐車出来るが港にはバックで入ったほうが後で苦労しなくてすむ。集合30分前ぐらいになって僕より先に来ていた湘南ナンバーの人が声を掛けて来た。『初めて見る方だけど今日乗るの?』というので、船以前にキンメを始めてやる旨伝えると、船や船長のこと、他にこんな人が乗るからその人に教わればいいなど、親切丁寧に教えてくれた。5時に集まったのは4人。皆さん常連さんで、勝手知ったる感じで船に乗り込み準備を始める。船長に挨拶し、その指示で僕の座席は自動的に操舵室の横、つまり船長の目の届く所に決まる。更に今回は写真の黄色いジャンパーの方が僕のお目付け役で、全ての面倒を見てくれることに。最初に教わったのは餌のつけ方。ロッドキーパー設置後、これまた丁寧に教えてくださった。準備が整い出港です。最初に向かうは、イロウ合わせという所らしい。ポイント到着までに、キャビンの中で餌さ付けのつづきをやって、3組ほど準備しておく。6時10分ごろポイントに到着。10隻ほど船が出ている。職業船が先に漁をやる決まりらしい。船長が魚探の反応を見ながら、投入場所を選定、決まった所で、ミヨシの人から仕掛を順番に投入していく。深場釣りの場合、仕掛のお祭り回避のため釣り人は方弦並び〈寿広丸は右舷側)、さらに仕掛の投入も一人づつ順番という決まりがある。最初の人の仕掛が投入し終わった所で、次の人のアナウンス。3番目が僕の番だ。お目付け役が、僕の投入をサポート。特に難しいことは無く、鉄筋を2キロの重さにぶった切ったオモリを海面に静かに下ろせば後は自動的に針が規則正しく海中に飲み込まれていく。この間にヨリトリリングを手に持ち最後の針が海中に入った瞬間、ヨリトリリングを手から離すとスムーズな投入が完成する。このタイミングがズレると、道糸等が竿と絡む事となるので注意。深さは250メートル。錘着底後、コントロールレバーをロックの位置にしてハンドルを回して糸ふけを取る。一度では底立ちが取れないので、リールをフリーにして錘を着底させ再び巻き取るを3回ほど繰り返して底立ち完了。後は船のユレで底をトントンたたくように棚をキ−プする。トモのお兄さんにアタリが合った模様。自分の竿先に視線を集中するが変化無し。こんな硬い竿でアタリが出るのかと、作っておいて不安になった。この流しはトモの人だけ釣果があり、次に期待する。寿広丸では回収した仕掛を再利用するのが基本らしく、常連さんは針を一時的に掛けて置く治具を使って、効率よく仕掛を回収していた。この辺は次回の参考ということで。潮が動いていないらしく、魚探に反応はあるが口を使わない状態で、この場所を諦め、水深500メートルのポイントに移動。こちらもポツポツとアタリがある程度。僕も2匹ほど揚げるも、なんか想像していたキンメ釣とは違う感じにガッカリ感が心を支配する。せっかく針が20本も付いてるんだからズラーッと魚が付いててもよさそうなのだが・・・。何回か流し替えてるうちに潮が動き出し、竿先に小気味良いアタリが連荘で出始めた。もう十分といった所で船長から巻き上げの合図、ミヨシの人から順番に電動リールのスイッチを入れる。明らかに違うリールの巻き上げ音。道糸がスプールの中でピキピキはじき大漁間違いなし。最初に巻き上げたミヨシの人から魚の取り込みなのだが、どうやらお祭りしているらしい。見たら僕のも道糸が巻き込まれている。常連さんに解くのを任せ、解かれた所で、残りの巻上げ開始、でもなんかリールの負荷が軽くなった感じが・・・。回収した仕掛には針が二本のみしか付いておらず、一応キンメも付いていたが、残りはサメの餌食になった模様・・・。お祭りで中層にとまっていたときにやられた。ガッカリ・・・。次の投入も好調をキープ、8匹付いてきたけど、一匹手元バラしで、7匹取り込み成功。これぞキンメ釣りの醍醐味、たわわに実った果実のごとくズラーッと並んだキンメににんまり。任務完了。ヒイロユイの心境です。この流しをピークに釣果も落ち込み、終了時間を迎えた。下船後、船長宅に寄って皆でお昼をいただき、1時間ほど談笑、船宿を後にした。帰りは4時間かかり、7時過ぎに自宅到着。キンメは煮付け,鍋、刺身でいただきました。メチャうまいです。キンメ最高!。また行きたいです。 |
■前日までの様子 |
だいぶ寒くなってきました。今年は季節の到来が一ヶ月送れているようですね。これも地球温暖化の影響なんですかね。9月に十五夜に飾るススキが生えてなくて、今ごろになって安倍川の土手にはたくさん茂っています。暖冬が予想されますが一応、寒さ対策をということで今年はウエアを新調しました。これまでは釣具メーカー製ウエアの無骨なデザインに食傷気味で、多少お洒落度UPなアウトドア系メーカーのウエアを好んで着用していた自分。御殿場プレミアムアウトレットモールで、いいもの見つけた!っと思って買ったHH製のセイリングジャケットを着てたけど、ドシャ降りの雨の中で釣りをやったとき、毛細管現象でポケットの中が浸水したり、フードが小さくて飛沫をかぶったりしたので、やっぱりその辺が考えられている釣具メーカー製のを買うべきと思い、奮発しました。最大手であるダイワ精工製の物です。ゴアテックスXCR素材のジャケットと同素材のサロペットパンツです。お値段もハイスペック!。レイヤリングも完璧です。アンダーウエアは、もちろんアンダーアーマー製のコールドギアです。このメーカーの各種ウエアは鍛え抜かれた肉体の持ち主でないと激しく似合わないという特徴があり、素人が流行っているからと、シラトリに行ってうっかり手を出し、試着なんかしてみちゃおっかなと、狭い試着室内に入り、その鏡に映る自分の姿があまりに無様で愕然とする事になり、そそくさと試着室を後にし何事も無かったかのように商品を返却する羽目になるのですが、日々トレーニングを行っている自分には無問題。夏場なんかこいつのノースリーブTシャツを着てガンガン走りまっくっておりました。ただし白のTシャツは要注意です。汗で濡れてくると肌が透けて見えるので胸毛とヘソ毛が生えてる自分はちょっと恥ずかしい思いをしたのでした。あ、もしあなたがUA着たいと言うなら、次の事を実践しましょう。まず食事の量を減らしてください。日本人は飲み食いし過ぎです。そして運動です。月間200キロは走りましょう、そしてウエイトトレをして筋肉つけて基礎代謝を上げる。生活習慣も変えましょう。まずタバコをやめましょう。自分はもともと吸わないので問題ないが、周りに迷惑かけるし、パッケージにあれだけ体に悪いって書いてあるのにまだ吸いますか?親父なんか書いてある通りに肺気腫になっちまったよ。女性なんかタバコ止めると太るから吸い続けるなんてやつがいますが言語道断です。それだけ体に負担がかかっているということです。缶ジュースもやめましょう。コーヒー缶なんて糖分の塊です。会社の自販機の前で、朝一本、昼一本、休憩に一本、帰りがけに一本、そして帰宅の車内で一本と限がありません。タバコ吸う人は缶コーヒーもセットに飲むのが習慣みたいなので特に注意が必要です。これらが実戦できればUA想定体型の胸囲と胴囲の差が20センチ以上になります。たまーの釣行で、手持ちで攻めるゼー、なんて意気込んで、次の日、足、腰、腕が筋肉痛なんて方、いませんか?そんなあなたは確実に運動してませんね?以上に挙げた例を実践しましょう。今すぐです。話を元に戻します。インナーはパタゴニアで決まり!っと思ったけど、さすがにそこまで金をかけられません。言い訳としてはそんな高機能なウエアは必要なしということで、モンベルで十分な訳です。これで鳥羽一郎の名曲『兄弟船』のワンフレーズにあるように、雪の簾をくぐって進む〜♪シュツエーションも無問題!?です。なんか前置きが長くなってしまいましたが、25日に船宿から『そろそろおいで』と電話があり、早速出撃です。やっと深場道具が日の目を見るぞっと。南伊豆まで行くのがめんどいなー。 天気予報全然当たりませんねー、週間天気なんか端からあてにしてません。前日の予報でさえまったくといっていいほど当たりません。思うに技に溺れているのではないかと。観測機器が発達して、それらを鵜呑みにしすぎなのでは。そこで提案、富士山レーダー復活です。人間が現場で感じる長年の勘と経験が大切なのでは。 自作ロッド完成しました(いったい何本作ったんだ?)。完全手持ちコンセプトのショートロッドです。ジョイント無しの完全ワンピース仕様で全長2200ミリ。今まで長竿ばかり作っていたので、えらい簡単に製作が進みました。カラーリングのコンセプトはシャア専用ズゴック・・・。またシャアネタかよ!、総巻きは得意のピンク、ガイド巻に赤と黒を使って精悍に仕上げました。実釣での操作イメージは、連邦軍のジャブロー基地内部にてジムを一撃で撃破するあのシーンを彷彿させる軽快なフットワークと、狙った獲物を的確に捕らえることが出来る感度って所ですかねーへへへ・・・。それにしても35にもなっていまだにガンダムとは・・・。 |
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