■釣果報告 日付2006年07月22日  ■戻る

まさに貧果・・・。
 ■対象 根魚 
 ■場所 伊東沖
 ■釣船 伊東港、たか丸
 ■天気 晴れ
 ■潮時 中潮 満潮 0:48(140)/16:46(138) 干潮 8:48(24)/21:16(120) 日の出/入り 4:44/18:55
 ■水温 22℃
 ■状況
 今回は沖釣りの中でもニッチな部類に入る根魚釣りである。食べて美味しい魚が多く、釣り趣よりも食味優先的なイメージがあり、この釣りをやる人は食べたいから釣るという人がほとんどだ。ちなみにキンメダイも根魚の部類に入る。根魚類は成長が遅く、乱獲や釣具の発達(電動リール)もあって個体数が激減し、貴重な魚になりつつある。そんなサカナを釣るためには船宿選びが重要で、基本的に根魚を専門にやっていることが大前提、ポイントを熟知していないとまず釣れないからだ。今回訪れる船宿は東伊豆で根漁船門の看板を掲げているたか丸だ。船宿HPを見るとトップページが赤ムツ。この時点で根魚専門の香りぷんぷん。HPの作りが凝っていて、かつ独創的なところが気に入ってこの船にお願いした。当日のメインターゲットはオニカサゴと赤ムツ。この二匹、生息する深さが違うのでタックル、仕掛け共それぞれ該当する物を用意する必要があるが、物量豊富な僕のタックルコレクションを見れば問題なし。集合時間は4時半です。自宅から所要時間は2時間、距離100キロ弱で伊東港に到着、途中サイクルスポーツセンター辺りからものすごい濃霧で伊東に下るまで気が抜けないドライビングを強いられる。現在は廃れてしまったフォグランプの装着をマジ感じた。サンハトヤを過ぎた辺りが伊東港、車は船の前に駐車できるのでこの辺は便利。釣り人は4人で、座席は船長指示で決まる。左舷ミヨシだ。船が大きくないので4人で丁度良い感じ。始めにオニカサゴをやると言うので、まずはそのタックルをキーパーにセット、片天秤にオモリ120号、2〜3本針仕掛けだ。準備が出来て離岸、港を出ると南に進路をとりスローに走って20分ほどでポイント到着。港から直ぐといった所だ。海岸線も良く見える。ベタ凪の海上もかなりの霧が立ちこめている。船宿用意のサバの短冊を針付けして仕掛けを投入。水深80〜120メートルポイントを攻めるが生命反応なし。雑魚の食みも感じられない。1時間もやらずに胴突き仕掛けに交換しムツ狙いのポイントに移動、5分も走らないところだ。胴突き仕掛けなので投入方法に船宿なりの仕様があり、この船の場合は準備してくださいの合図で3〜5本針に200号オモリ仕掛けを投入するもリールのクラッチは切らずに仕掛けを宙ぶらりんの状態にしておく。入れてくださいの合図でクラッチを切り仕掛けを全員一斉に下ろすと言うスタイルだ。最初の投入時に多少トラブルがあっても待ってもらえるので一回休みということはない。ここの水深は200メートル強。投入後すぐさまアタリがあり巻上げ開始。電動リールの巻き上げ開始のスイッチを押す。船上全員にアタリがあったようで、電動リールの唸り音が合唱となって静かな海に共鳴している。時折竿先が引き込まれるも大物予感はない。魚が付いてるかなといった感じで揚がってきたのは、ノドグロと白ムツ、それも超ミニサイズ・・・。右舷ミヨシのおじさんには何とアラが付いていた。サイズは小型だが近年幻の魚扱いの超高級魚。うらやましー。ポツポツアタリはあるも白ムツばかり。9時過ぎにはそのアタリもなくなり、10時半の納竿を向かえた。結局、船中赤ムツゼロ、オニゼロといった厳しい釣果となりました。
 ※
カメラのバッテリーが切れてて、座席の写真なし。
 ■前日までの様子
 6月後半から作り始めたライト泳がせ・根魚等に使える15ポンドクラスの竿が完成したので早速実戦投入。僕に中では泳がせ用としては使用されないと思いますので、この手の釣り物でしか出番がありません。リールはミヤエポック製のコマンドX・6HPです。鬼カサゴもやると言うのでタックルは二本立て。去年の11月に作ったイカ・オニ竿の出番がようやく来た。こちらのリールはダイワ製シーボグ500MTと組み合わせ。