■釣果報告 日付2006年10月14日  ■戻る

マダラ3本。
 ■対象 マダラ 
 ■場所 平潟沖
 ■釣船 平潟港、第15隆栄丸
 ■天気 うす曇
 ■潮時 小潮 満潮18:24(131) 干潮2:36(42) 日の出/入り 5:44/17:04
 ■水温 22℃
 ■状況
初マダラゲット。ウェアーにサンマ汁が染み込んで、くさ〜です。
 今回のターゲットはマダラです。冬の鍋料理でおなじみですよね。釣ってみたいが残念ながら静岡の海にはいません。以前よりやってみたい釣り物のひとつなのですが、魚の生息域の南限が千葉県の銚子。それより北に行かなければ釣れない訳だ。今回の釣行でお世話になる船宿は茨城県平潟港を拠点にしている第15隆栄丸だ。マダラ釣りで特に有名な船です。釣り期は6月より始まって12月いっぱい。ベストシーズンが10月ということで今回の釣行となった。電話での問い合わせ時の確認事項として、集合時間は4時、餌はイカ短を船宿で用意するが、サンマを15匹ほど持参してくれ。仕掛けは5本針の胴付き仕掛け、オモリは300号。投入回数は20回ほど。電動リールの電源は船から供給できる。マグネットも船縁埋め込みずみ、などが主な内容。餌についてちょっとびっくりだが切り方も指示され言われた通りに用意し当日に備える。今年の初めに作った20ポンドオリジナルロッドがようやく実戦投入できる事が何よりうれしい。今年度一番気合の入る釣行なのは言うまでも無い。台風18号が接近中で、当日その影響で出船できるか心配したが、こちらが確認の電話を船宿にするより前に女将から連絡があり、出れますので予定どうり来てくださいとのことで一安心。3時を現地到着時間に定め自宅を8時30分に出発。東名集中工事の最中ですが土日は休みで金曜の夜ですが工事は行われておらず、順調に進んで10時には海老名のサービスエリアに到着、ETCの深夜割引を利用するため11時45分まで休憩、12時きっかりに東京料金所を通過、割引が適用されるか微妙な判定にちょっとどきどきした。首都高は車の量は多いもののスムーズに流れ向島線、三郷ジャンクション、常磐道と進み、北茨城インターで降りてそこから15分ほどで平潟港に到着、港近くのコンビニに寄ったが東京料金所から2時間で来れました。港の場所は分かりやすく、迷わず来れた。平潟港は茨城県と言っても福島県との県境にあり直ぐ隣はいわき市だ。車は船の前に駐車できるが船は別の所に係留してあり最初ここでいいのか不安だったが先客と思われる車が数台いたので隣に並んで駐車、その人たちが道具を岸壁に並べ始め、そのうちの一人に声をかけたら親切に様子を教えてくれた。3時半頃船のトラックが登場、船もいつの間にやら岸壁に接岸、ジェントルな雰囲気の船長でおおよそ漁師の香りがしない。4時集合時間なのハズですが、どうやら早めの出港を予定しているらしく直ぐに準備をする。現場は女将が仕切っており、料金の払いやら氷と餌のイカ短の配布、釣り座の抽選などで声を張り上げている。釣り人は12人で僕の座席は左舷トモから2番目。船は大きくこの人数でもまだまだ余裕な感じ。4時には出港、ポイントに向かう最中はキャビンで横になっていく。船もデカイがキャビンも広々、快適です。備え付けの救命胴衣を枕に毛布にくるまって仮眠。船は結構飛ばし2時間走ってポイントに到着。海況は台風の影響も無くいい感じの波だ。準備ができて最初の仕掛け投入です。順番はトモからでピッと言う笛の合図で順じオモリを投げ入れると船縁に並べた仕掛けが勢いよく飛び出していく。水深は200メートル。右舷トモでは早速アタリがあったらしく電動リールのモーター音が唸りを上げている。全体的に低調で船中どこかで単発的にアタリがあるのみ。潮が動かず濁りもあって厳しい状況だ。8時ごろ自分にもアタリがあり、ようやくゲット。小型だが初マダラにちょっとはしゃぎ気味で記念写真。船は機敏にポイント移動を繰り返し、丹念に探るがなかなか釣果に結びつかない。トップは4本で自分は写真のとおり3本でした。隣のおじさんは2週間前に来た時は16本捕ったとか・・・。仕掛けや餌の切り方等は写真の本を参考にした。マダラを始めアマダイ、オニカサゴ等の根魚に始まりムツ、キンメ、ベニアコウなどの深場釣りが網羅されています。特に『深海釣りマニュアル』は10月12日に発売されたばかりの新刊です。
 
5本針の胴付き仕掛け。3本針でも十分です。
 仕掛けは写真のイクイップメントで固めた。5本針が船宿指示だが3本針でも十分だと思う。というのも掛かった魚は全部一番下の針だったということ。活性が高い時は道糸をリールから引き出して仕掛けを這わし追い喰いを促すが、喰い渋り時は送っても喰ってこないし一本を大事に捕る意味でアタリがあったら直ぐ巻上げが吉。サンマも今回はほぼ15匹を使い切ったが、3本針なら10匹ぐらいで足りそうです。しかしこのサンマ、ウェアーやリール等に匂いが付いてたまらんなー。サロペットにサンマの油が染み込んで匂いが取れません。リールもサンマを触った手でスプールをサミングしながら仕掛けを降下させるのでPEラインにサンマ汁が染み込んで、くさ〜です。マダラは光物が効果的なので針のチ元に大きめの夜光ソフトビーズと、ルミコ。針には餌といっしょにパニックベイト又はイカキッタンを配置。ヨリトリ器具にフラッシュカプセル又は特大ルミコを取り付けた。
針が細軸がいいらしい。写真の針はオーナーの新製品です。
 深場釣りのバイブルの新刊が発売されました。地元の釣り雑誌『ハローフィッシング』の別冊です。なので販売地域も静岡と愛知のみか?。内容は前書のリニューアルバージョンと言った感じです。今回もこの本を参考にしたのは言うまでも無い。興味深い記事としてミヤエポックが新型電動リールを開発中との事。LTキンメ・アコウに対応したコマンドX7だそうです。サイズはPE10号が900メートル、CX8以上のパワー、釣力コントロール機能など。07年春発売予定、楽しみです。
 ちなみに現行機種の糸巻量は
 コマンドX4・5・6シリーズ、PE10号600メートル
 コマンドX8、PE10号1.200メートル
 コマンドX9、PE10号1.600メートル
左が前書、右が新刊です。10月12日発売、¥2000円
 ■前日までの様子
 準備万端行って来る。