エンジン始動!体調も回復し、ようやく2008年度の釣り開始です。年末に再治療のための入院・手術があったり、風邪を3度もひいたりと絶不調のきわみで諸行無常でしたがようやくその状態から抜け出せ、釣りでも行ってみるかとなりました。深場仕掛けについては2ヶ月にわたる入院生活中に、このときとばかりに仕掛けを制作、せっせとハリスを結んだり、掛け枠まで持ち込んで『みよ、私の送った鉱物資源の量を・・・。ジオンはあと10年戦える・・・。』byマ・クベ状態。(あ、分かる方だけついてきてください)掛け枠を看護士に説明するのがめんどくさかったなーと当時を思い出した。とにかく大量にストックしてあるので当分大丈夫なのだ。予約を入れた当時は思わしくなかった釣果でしたが、このところ上向き加減ということで期待を胸に車を走らせる。問題は天城峠。季節柄路面凍結が心配されたが、どうやら大丈夫そう、エアコンの外気温は1度を示す。深夜にもかかわらず車も多く前を走る旧型デリカがウザったくコーナーでセンターラインはみ出しまくり・・・。そのうちでんぐり返しそう。釣り人満載で運転手以外は酔っちゃいそうな挙動が痛々しい。いつものように2時間で稲取港に到着。船宿の玄関先で座席の順番を確認すると、泊まりの方がいるのか結構埋まっていて残っているうちのベスト思われるミヨシ2番目に決めた。集合時間の4時になり、船上での座席のセッティングを淡々とこなす。4時半きっかりに出港、ポイントまでの1時間半は後部のキャビンにて熟睡。船がスローになると自然と目が覚め、座席にてスタンバイ。掛け枠をヨリ取り器と接続し、持参した鉄筋錘も接続、あとは合図を待つだけだ。現場は、風もあり、ポイント探索のためスローで移動しているが、座席的に飛沫をもろにかぶる・・・。好調を反映して30隻あまりの遊漁船が集結、まるで好機の三保沖を彷彿させる。位置取りの争いが熾烈を極め、このまま投入すれば僚船とお祭りは必死。ようやく投入の合図。ミヨシに陣取った常連、吉岡さんのあとに続いて錘を落とすと、シュパッシュパッと20本針の仕掛けが前方斜めに吸い込まれていく。250メートル立ちで、着底後すぐにキンメのあたり、なんか久々に感動したね。この流しは4枚ほどゲット。次も同じポイントで着底前にあたり、上がってきたの小型ばかりで7枚ほど、まあこれは干物で頂こうなどと、すでに食べることしか頭にない。3投目は深場に移動500メートル立ち。3投、4投とぽつぽつ程度に釣果が落ち、5投目からは潮の流れがバカ速く、錘着底が明確でなくなり、糸を出しても追いつかないほど。何とか錘を底にキープできれば釣果があると思うがこの潮の攻略が新島キンメの鍵ですね。今後の課題です。今回餌は3種類持参しました。定番イカ短、最新流行シャケ皮、万能餌サバ短。で一番食ったのがサバ短、次がシャケ皮でした。ちなみに一番釣ったミヨシの吉岡さんはオールシャケ皮(ムツ狙いの秋刀魚一枚有。これは除く)。ほかの人のを見ると、アナゴ、秋刀魚などいろいろ使ってましたよ。だめみたいでしたけど・・・。太刀もどきの餌食でした。隣のおじさん、マリンパワー持参、はじめてみたよ、使ってるところ。モデルチェンジしたらほしいな。このおじさん竿も自作で、僕の竿が気になるのか、チェックがはいる・・・。年寄りの話は聞いてあげよう。今までに60本は作ったというつわもので、作った竿を見ると手馴れた感じ。一番は僕のですけど。テヘ。投入中、仕掛けが止まって、それを押し出そうと手を出して、指にぐっさり事件がありました。誰とはいいませんが・・・。モロに刺さっていて、ひ弱な僕は注視出来ません・・・。とりあえず船長がニッパーで針を半分に切るが、返しがないほうに無理やり抜くしかないと、息を止めてエイヤーと処理。痛そうでした。分かっているがつい手を出してしまうんだよな、皆さん気おつけましょう。キンメうまいおう。次の日の夜に握り寿司にしました。この甘みがなんともいえません、あぶらの乗りも最高、贅沢にも釣りたてを干物しました、キンメの風味を楽しむ薄塩加減がポイント。これまた最高、しばらくキンメ料理が続くな・・・。親類縁者にも配ったので、楽しんでもらえたことでしょう。 |