初釣です。最近マダイから見放されているので敬遠気味。なのでキンメに決めた。午前0時30分に自宅出発、外気温は−0.5度、天城峠の凍結が心配だがまあ大丈夫でしょう。平日の夜ということでこんな時間にもかかわらず国一はトラックがいっぱい。伊豆に入り浄蓮の滝辺りはすでに−2度だ。心配した天城越は問題なし、鹿だけでなくウサギなんかも飛び跳ねている。3時前には船宿到着、座席表のミヨシと2番目はすでに埋まっていて、空いている大ドモにチェックをつける。希望としては2番目に席をとりたかった。船の前は相変わらずテトラポット工事中で、車はバックで入れて工事フェンス沿いに縦列駐車。船長が軽トラでやってきて、荷物の積み込み開始。ミヨシのお兄さんは年末に乗った時にいた人だ。今年はすでに2回目らしい。白いBMW・X5にこの装備・・・。どんだけ金持ちなの・・・。5時前にぼちぼち離岸、月の光がまぶしい。後部キャビンに横になりポイント到着を待つ。1時間半ほど走って一投目のポイント到着、お約束の水深250メートルダチお土産ポイントだ。ほぼベタ凪といってよく、風もない。船長の合図でミヨシの人から錘を放り投げて仕掛けを落としていくと同時に、船はバックし始める。釣り人は4人。大ドモの自分は最後に投入。自作の掛け枠キーパーがいい感じに能力を発揮、楽させてもらってます。着低後すぐにアタリが竿先に現れる。鉄筋棒を固定させ道糸を送り込み、追い食いを狙う。船の移動分ドラグを滑らせて道糸を出すと同時に若干ふけ気味になるようにさらに送り込む。僕的なイメージは鉄筋棒と60号中錘との間の幹糸が放物線を描く感じだ。もう十分といった頃合で巻き上げの合図、トモからだ。途中抵抗があり結構付いてるなと期待する。船長がタモ取アシストをしてくれて、一投目は8枚付いていた。型もまずまずだ。2投目も同じ流しで4枚、3投目も12枚付いていたが干物サイズ混じり。4投目は400メートル立ちに移動、ここもすぐにアタリがあり、同じ手順で追い食いさせる。巻き上げ後リールが船縁停止し、手で手繰り寄せるがめちゃ重い。45センチ級が10枚付いていた。この時点で56リットルのクーラーが満杯状態。後4投も有るぞ、この勢いで釣れたらどうなるんだ、などと変な心配をし始める。その後もぼちぼち釣れて、クーラーに入りきらない分は荷物運搬用に持ったきた洗濯籠に入れておいた、冬だし問題ナッシングー。7投目だけはお祭りしてしまい数伸びず。一投目から8・4・12・10・4・5・1・3、全8投でトータル47枚、凪良く風もナシ型も良く最高のキンメ釣行でした。船宿情報と数が違うのは干物サイズは入れてないため、このサイズはなるべくリリースしましょうね。どの流しも直ぐにアタリがあり、早いサイクルで釣りが進み11時半には納竿でした。早く帰宅できたよ。クーラーに入りきらない分は港に戻って船長に発泡スチロールのトロ箱を買ってきてもらい、それに入れて持ち帰りました。今回のキンメは全部血抜きをしました。年末に乗った時に隣のおじさんが『絶対血抜きしたほうがいい特に刺身で食べるならなおさら』などと僕を含め周りの人に布教活動が激しく今回やってみた。僕の隣に座った東京の釣具屋『釣り吉』のスタッフの方も血抜きしてた。左右のエラ上下をはさみでカット、結構な勢いで血が吹き出てくる。特にエラの下を切るとピューと出てきてびっくり。こんだけ出てくるとやったほうがいいような気がしてきて、結局全部やってしまった。当初はこれだけ釣れるとは思わず、船に揚がったキンメ見てこれ全部血抜きするのか?などと自問自答、めちゃ手間でしたが、効果はあったようです。握りずしにして食べたけど臭みもなく、甘みが倍増、めちゃうま。これだけの数にもかかわらず、配布先は無限、キンメ大人気、直ぐに底を突いた。お返しの品も豪華でした。しばらくキンメ料理だ・・・。 |