くだるや君からの早稲田大学理工学部レポートです。

これで、早稲田は政経学部、国際教養学部、理工学部と揃いました。さて、どこがいいかしらん。この頃の最多投稿数は、このくだるや君です。
ありがとう。

テーマ別のレポート本当に有り難う。受験生はきっと読んでいるよ。
9/9、久しぶりの新着「受験物語・・・・・」

 どうもお久しぶりです。夏休みも終わり、実力テストを受けている頃ではないでしょうか?三年生はそろそろ受験本気モードでしょう。冬が近づくとどんなに勉強している人でも、かなり焦り始めます。今のうちに頑張っておきましょう。

 さて、受験に受かる秘訣はありません。もしそんな秘訣があって、全国の受験生は希望通り行けるなら、受験をする必要はありません。それぞれのやり方で頑張って下さい。

 僕はかなり無謀な奴だったので、あまりいい方法とは言えませんが、必ず自分は受かるんだと思って勉強していました。僕がこの頃に受けた実力テストの結果は、良くないものでしたし、業者テストの早稲田合格確立もE判定というかなり悪いものでした。しかも、最後の最後までDぐらいだったような気がします。

 担任のS先生には、「大丈夫です。受かります。」と言い続けていたのでかなりご心配をかけたことだと思います。

 しかし、ただ受かるんだと思っていたのではなく、ここでコレだけ点数を取れば受かるという計画をキチンと立てた上で、そう言い続けていました。

 例えば、早稲田の機械工の特徴を上げるならば、化学は4問中、共通問題を2問解けばよく、物理は4問中、全てを取らなくてはなりませんでした。僕は、化学と英語が得意だったので、ここで点数を取るしかありませんでした。物理で100%出る問題があるとしたら、力学です。だから僕は力学は徹底的にやりました。確か河合塾にそれぞれの分野だけを集めた問題集があるはずです。かなり薄いものですが、僕はコレの力学にお世話になりました。あとの分野は、それなりに鍛えておけば、早稲田はマークシート式なので答えが予測できます。数学は、やるだけやりました。

 中学の時に理科の先生が、「受験は合格者を決めるためのものではなく、不合学者を決めるためのものだ」と言っていました。まさに、その通りです。テストに出題された問題を全て解く必要はありません。まあ、解けることにこした事はありませんが。

 そこで、赤本をぜひ活用してください。昨年の合格者平均が載っているはずです。そして、その平均点にどれだけ自分が近づけるか計算しておいてください。そうしておけば、自分がどこで点数を取ればいいか分かります。

 僕の受験する前年の機械工受験者平均は、180点中97点。つまり、約54%取れば受かる、逆に言えば、46%も間違えができるという事です。僕はそういう気持ちで、計画通りやっていましたし、結果的に受かったわけですから、自分のやってた事は正しかったと思っています。

 進路相談では、実力テスト、業者テストの結果を見てかなり厳しい事を言われます。しかし、悪い点数を取ってしまったテストでも、自分が受ける大学に出やすい分野で、キチンと点数が取れていればそれを材料に、自分の主張を通せますし、自信にもなります。

 僕の友人達もどの分野で、何点取ればいいか計画を立てていたので、受験が近づけば各大学の先輩から、このサイトにそういったレポートがくるはずです。自分が受かるには?としっかり自覚して頑張って下さい。

 後は、余談ですが、フィーリング感覚で問題が解ける人は駿台、努力型の人は河合塾の問題集を使った方がいいと思いますよ。駿台は、問題の質がいいのですが、解説の言い回しが高レベルです。河合塾は、駿台よりも問題が若干簡単ですが、解説はまだ分かりやすいと思います。いい問題集は、自分に合うものがベストですが、自分が目指している大学の先輩が何をやっていたか聞くのもいいと思います。まあ、それは外山先生が各大学の先輩達に呼びかけてください。僕も今度書くことがあったら、使っていた問題集を紹介したいです。では
 

<TOMMY注 そうだよね。後輩の為にも不合格体験記は必要だよね 6/20連続投稿です>

 さて、受験生の時に僕が思ったことなのですが、高校側が用意してくれるプリントには志望校に合格した人たちの作文しか載せないのはオカシイと思います。浪人生には、浪人生活がどういったものか受験生に知らせ、勉強しないとどんな事になるかを警告すべきですし、国立落ちの人たちには、何故国立に落ちたかを教える義務があると思います。

 ということで、今日はそんな国立落ちの僕が書くレポートです。

 まず、僕は早稲田大学の理工学部に所属していますが、本来は文系タイプの人間です。僕の場合、中学時代に数学が物凄く出来る友人がいたので、うすうす感じていた事なのですが、確信したのは高3の10か11月ですね。何故、3年もの間に自分が文系であることに気づかなかったかと言うと、一年生時になんとなく進路を理系に選び、なんとなく毎日を過ごしていたからでしょうね。そして、受験シーズンの追い込まれた時になってやっと気づいたのです。何故、気づいたかと言うと、数学の出来の悪さも少しはありましたが、自分のやりたい事が理系方面でなく、文系方面でないと気づいた事が一番の理由ですね。先を見通す力というのは、非常に大切なのです。

 さて、先を見通す力は、スポーツやビジネス、毎日の生活においても非常に大切です。例えば、サッカーではFWは、スルーパスへの飛び出しからゴールを決めますし、ビジネスではITの時代が来ると感じていた株式市場の人たちで、ヤフーの株を先に買っておいた人たちは億万長者になりました。

 しかし、先を見通す事なんて簡単に出来るわけがありません。先を見通すためにはそれなりの努力が必要です。FWは、日々の練習でパスを出してくれるチームメイトとよく話し合ったり、練習試合で自分のプレイスタイルを理解してくれるように努力しなければなりませんし、株主達は、災害や戦争などといった世界情勢やライバル達の動向も注視しなければ破産してしまいます。彼らの場合は、もう社会に出て自分達の生活を守るために必死ですから出来る事なのでしょう。このことは、学問においても言えると思えます。つまり、本当に懸命に勉強すれば、学力だけでなく先を見通す力もついてくるのです。

 そう考えると、僕が自分が文系であることに気づいたのは高3の10か11月なので、随分暢気に勉強していた事なのでしょう。そして、その時期から必死になったヤツが、今まで必死にやってきていた人たちより学力は劣りますし、いい点が取れるわけがありません。そして、試験本番で自分がやってきたこと以上のことはできませんから国立大に落ちたのです。

 本当は、受験に成功した人達が書く成功記らしき新聞で、先を見通す力について話したかったのですが、失敗したのでしょうがありませんね。先を見通す事なんて、簡単に出来るものではありませんが、受験生の皆さんは自分が志望校で本当に何がやりたいのか悩みながら勉強してください。もし、自分のやりたい事が見つからない人がいても、やはりレベルの高い大学では、将来の進路が色々と開かれるからと思って頑張って下さい。実際、僕の友人にもそういった人達の方が多かったのですが、皆、大学に受かって行きました。

 それでは、最後になりますが悔いの残らぬようにしっかりやってください。

<TOMMY注 毎度お馴染みくだるや君の数学と物理に関するレポートです。6/20新着>

 久しぶりに掲示板を覗いてみたら、数学や物理にたいして論議をやっていたので、今日は機械工学科の数学・物理についてのレポートです。

 本題に入る前に受験生が知っておくべきだと思うので、数学の卒業必要単位数に書きたいと思います。まず、化学科が一番少なくて6、次に応用化学と電気・情報生命工学科が8で、後の全ての学科が10です。まあ、この単位は社会環境工学科以外は、一年生時に全て取得する事ができます。しかし、二年生時からは、専門教育科目郡において数学の知識が必要になります。ちなみに専門教育科目郡の卒業必要単位数は、学科によって50〜70とまちまちですが、理工の卒業単位数が124〜136という事を考えれば絶対に単位を取らなくてはいけないという事が分かるでしょう。
だから、数学は非常に大切です。

 さて、本題に入りますが、まずは物理からです。大学の物理は、高校時代の時に習った現象を数学を用いて計算をする系統のものです。微分、積分を多様するので、微分・積分が苦手な人は頑張ってください。そして、ここで注意すべき事は、教授達が団塊の世代に生まれた人達という事です。彼等は、子供の数が多い中、今のような「ゆとりのある教育」というふざけた教育機関ではなく、厳しい教育機関で育ってきた方々なので僕達が高校で習っていない事を、高校時代に勉強してきています。そのため、これは知ってて当然でしょ、といった感じでワケの分からない数学記号を普通に黒板に書いてきます。しかも教科書を書いている偉人達にも同じことが言えるので、教科書の内容も高度です。小・中・高の教育はレベルが落ちてるのに、大学の授業レベルは変わらないという日本の教育システムの落とし穴が浮き彫りになりますね。特に、私立にとっては公立でやってきた事なんて関係ありませんしね。

 さて、数学についてですが、やはり微・積分が中心となります。線形代数学では、行列ですね。ということで、数学3・Cは理系にとっては絶対に落とせない分野なのです。さらに言えば、大学の数学は証明中心の授業です。教科書に書いてある事を教授たちが黒板で、彼らなりに分かりやすく説明してくれます。問題演習は、各自でやっておけよ、といった感じです。ちなみに数学のテストで、200点中、50点を取れば単位がもらえるというテストの難度は一体何なんでしょうか?物理においても100点中、平均が30点という恐ろしさです。ここでも、高校時代とは違い、分からないヤツは勉強しておけといった感じでドンドン、授業が進むので大変です。高校時代の数学は、本当に大事ですよ。

 それでは、受験に向けて頑張ってください。

<TOMMY注、くだるや君のレポートは毎回テーマがしっかりしていて読みやすいですね。今回は?>

今日は、理工学部におけるPCの重要性についてのレポートです。

 さて、最近はPCが扱える事が職を手に入れる要素の一つになってきた時代ですが、それは大学においても然りです。

 早稲田の理工学部では、入学早々にIT入門課題というものが行われ、EXCELやWORDを使ったり、インターネットを利用して大学から提示された問題について調べたりさせられます。これは、早稲田においてWASEDA NET ポータルという早稲田生のために開かれたHPに入るための試験のようなものです。まあ、PCを使ったことがない人にも、ちゃんとセミナーを開いて教えてくれるので安心です。

 さて、どこでPCが活用されるかというと、理工学部では主にレポート提出時にPCを使ったりします。社会に出た時にタイピングができるようにしておくという意図があるそうですが、ハッキリ言えば採点官の教授たちが汚い字を見続けるのが嫌だからでしょうね。まあ、受験においても字が汚いと孫(損)をする事が多少なりともあるそうなので、注意してください。特に英語2−FSでは、汚い字でレポートを提出すると評価してもらう事ができないので、PCを使うことの多い授業だと思います。まあ、チャットをする人は、タイピングに困ることはないでしょうが。

 また、機械工学科では、Visual Basic を使って出された課題をプログラミングしてくるという宿題が出てきたりするので、PCの扱いには慣れておいたほうがいいでしょう。受験生の皆さんは、これからが忙しくなるのでPCに時間を割くのは難しいでしょうが、1.2年生はまだ時間的にも余裕があるはずなので、少しずつPCについても勉強してみてください。

 ちなみに早稲田大学では、基本的に授業がないかぎり、各部屋に用意されたPCが自由に活用できるのでPCを持ってない人も安心です。まあ、その代わり、大学から渡された個人のパスワードを使わないかぎり使用することもできませんし、PCを使った悪
質なイタズラや犯罪を防ぐために、PC内に誰が何時に使っていたか残されます。高校でもそうすればいいのでしょうがね。(ちなみに僕は高校時代、パソコン室らしき部屋に一度も入った事がありません。あの部屋は一体何なんでしょうか?)

<TOMMY注 6/4のレポートです。要はやる気の問題。その通り、現役生に言われると実感するなあ、高校生諸君> 
 今日は、早稲田の理工学部を受験するか迷っている人当てのレポートです。

 早稲田大学の特徴を挙げるならば、マンモス校ということでしょう。

 さて、早稲田大学を国立大学の併願校にしようと考えている人に、大人数で勉強しにくいのでは?と、考えている人がいるかもしれませんが、そんな事はありません。
外国語は、少人数制クラスだし、大部屋で受ける授業があったとしても自分が前に座ればいいだけです。ヤル気のない人は、大体後ろの方に座るし、ヤル気のある人は前に座るものです。実際、一時間かけて本庄から新幹線で通ってきている僕の友人は、
いつも1〜2列目の席に座っています。つまり、ヤル気の問題なのです。

 また、授業で分からない事があっても、授業が終わった後に教授が質問があるか聞いてくるので、恥ずかしがらずに聞きに行きましょう。時間が許す限り教えてくれます。また、家でしてて分からない事があったとしても二つの解決法があります。一つは、翌日に理工学部が用意してくれている質問コーナーに行く事です。質問コーナーでは、大学院生達が、物理・化学実験や数学の質問に答えてくれます。(解答は教えてくれませんが)二つ目は、教授にメールを送る事です。大体の教授達が、最初の授業の時に教授のメールアドレスを教えてくれるので、それを活用しましょう。メールでも解答は教えてくれませんが、ヒントをくれたり、詳しく解説してくれます。(直接聞くより時間はかかりますが)

 つまり、大学での学業はその人のヤル気の問題なのです。コレは、国立大学にも当てはまる事だと思います。という事で、大人数授業について不安をもっていても気にする事はありません。それでは、頑張ってください。

<TOMMY注 5/31のレポートです。 でも、やはり理工学部は正しい。>

 今日は、理工学部の日常についてです。

 さて、大学生活というと受験生の皆さんは一体何を想像するでしょうか?バイト、サークル活動、合コンなど、自分の好きな事ができると思っていることでしょう。しかし、理工学部の現実は次のような感じです。

 理工学部には、土日しか休みがありません。まあ、レポートを書かせるために設けられた休みと見るべきです。ちなみに文系の学科には、土日以外に一日休みがあったりします。そして、理工学部のカリキュラムは午後まで一杯に詰まっているので、バイトは大体の人が夜勤や、日払いバイトをしています。夜勤は、10時ぐらいから翌日の3時ぐらいまでなので、結構つらいです。

 さて、次にサークル活動についてです。理工学部には、理工学部生だけのためのサークルがありますが、メンバーが理工学部生だけしかいません。僕は、文系の人とも交流を深めたかったので、色んな学科の集う西早稲田キャンパス(本キャン)の方のサークルに入りましたが、文系の学科の人たちとは、カリキュラムが違うので活動時間が合わなかったりしてサークルに行く時間もあまりありません。(理工学部の方は、理工の学科に活動時間を合わせてくれています。)しかも、本キャンと大久保キャンパスは離れているので、通うのが面倒だったりします。そんなわけで、サークル選びも大変です。

 まあ、こんな感じで遊べると思っていた大学生活も意外と大変です。まあ、遊ぼうと思えば遊べますが。ちなみに理工学部は、本キャンと文キャンから離れていて、カリキュラムも忙しいため、別名、大久保工科大学と呼ばれていますが上記を読んでくれれば納得してくれることでしょう。

<TOMMY注 早稲田大学の英語学習システムのレポートです。なるほど>
 今日は、今年度から変更された英語カリキュラムについてです。

 早稲田大学理工学部では、今年度から英語のカリキュラムが変更されました。

 これによって、一番影響を受けたのは、機械工学科と経済システム工学科です。具体的に言うと、この二つの学科では、英語のクラスにおいて飛び級制度が設けられました。入学早々、TOEFLのテストを行い、点数によってクラス分けを行うというものです。それでは、下に詳しく書いていきたいと思います。

 英語再入門クラス TOEFL370点以下

 このクラスになってしまうと、一年生時に履修すべきとされている英語1の単位がもらえません。つまり、外国語の卒業必要単位数を得るために3.4年生時にも外国語のクラスを受けなくてはなりません。しかし、先輩の話では、機械工学科は二年の後期からありえないほど忙しくなるそうなので、外国語のクラスがあるとより大変になってしまいます。これが、留年につながっていくのです。まあ、理工学部の教授たちも人の子たちですから、このクラスになってしまっても、テストで常にクラス平均よりも高い点数を、そしてTOEFLの成績が大幅に伸びれば単位をくれます。しかし、よほどの努力がなければ無理なので、英語はしっかり勉強しましょう。

 英語1ーFS 371〜460点

 このクラスは高校英語の延長のようなクラスです。毎回、授業中に用意された英文を1・2行訳せばいいという簡単なクラスだそうですが、英語統一試験など、次に紹介する英語2、上級英語のクラスが免除されているテストを受けなくてはならないそうです。

 英語2ーFS 460〜500点

 このクラスは、別名:体育会系英語と呼ばれるクラスです。授業内容は、英語を聞く、読む、書くというまさに体当たり系の授業です。詳しく述べると、毎週宿題が用意され、クラスで毎週そのテストを行います。その中で、一番大変なのは、シャドウイングというものです。シャドウイングとは、英語のテープが教室に流され、そのテープから聞こえる英会話を追いかけて発音していくというものです。毎週クラスで、何人か一人ずつクラスの前に立ち、シャドウイングを行います。ちなみにこれも成績評価に入ります。クラス構成は25人といった少人数クラスです。

 上級英語 501〜 点

 このクラスでは、英語の論文を書く上での作法を学ぶ授業だそうです。毎週、自分なりの英文を書いていき、それを提出していくというものらしいです。英語を教える教授は、他のクラスと違って、外国人の教授なのでリスニング力も必要とする高度なクラスです。

 以上が機械工学科と経済システム工学科に設けられた飛び級制度です。他の学科も入学早々、TOEFLのテストを受けさせられますが、点数に関係なく一年生時は英語1を履修します。そして、二年生からは英語2を履修するといった感じです。ちなみに何故他の学科もTOEFLのテストを受けるかと言うと、もちろん成績をつけるためなのですが、ここで大学の特徴を挙げるならば成績評価が相対評価ではないということです。つまり、はじめにとったTOEFLの点数が良くなかった場合、その点数が期末に用意されているTOEFLで上がらなかった場合、単位はもらえないという事です。

 上記の文からも分かったように英語は、大学でも学びます。授業で受けている英語はめんどくさいものかもしれませんが、しっかり勉強してください。今年度の早稲田大学理工学部の英語は、例年とは違った形式で出題されましたし、内容も難化していました。ちなみに何故このように早稲田の理工学部の英語が厳しくなったかというと、先輩達の英語のテストが過去問を使用していたため、1・2・1・3・1・1・1・・・というふうに解答を暗記すれば点数が取れるという現象が、起こったためだ
と先輩達は言っていました。・・・・・。
<TOMMY注 くだるや君からの連続第2弾です、早稲田の理工を考えている人はよく読んでね>

今日は、早稲田大学理工学部の3Kについてのレポートです。

 3Kとは、理工学部の中でも最もキツイと言われている建築、機械工、応用科学学科の3つの学科の事です。僕の中では、建築学科が一番キツイと思います。では、まずその建築学科から。

 建築学科は、一年生時は青空教室が多いと思います。彼等は、よく教室外でキャンパスの特定の部分を50分の1サイズで描いたり、地面が水平であるか確かめる器具(名前が分からなくてスイマセン)を使って授業を行っています。また、建築学科の先輩の話では、PCを使って建物の内部を製図する事があるそうです。しかも、目に見えないような線も引かなくてはいけないそうです。ちなみに今年度の建築学科一年生に出された宿題が、人物画を百人分描いてくるというものでした。彼等は、懸命に携帯で往来の人たちの顔を撮影してはデッサンしていました。(早稲田は昨年から盗撮とか、そっち方面の事件が多いからちゃんと断ってから撮影して欲しい・・・)まあ、そういったわけで建築学科はデッサン力も必要な学科だと思います。

 次に応用化学科についてですが、化学なだけあって実験が多いようです。応化の先輩の話では、一年経つごとに実験数が増えていくそうです。ちなみに応化の行う実験は、理工学基礎実験とは違って毎回レポートを提出しなければなりません。ということは、一年生時に毎週一回、二年生時には毎週二回、三年には三回レポートを提出しなければならないのです。現段階の一年生は、まだそんなに忙しくはないそうですが、そのうち忙しくなるようです。後、書くことがあるとすれば、入学時に応化の生徒は(化学科も)、人も殺せるほど分厚い定価1万5千円の化学洋書を買わされるそうです。(詳しい事は、化学科に入学したY嶋がレポートを書いてくれる事に期待。)

 最後に機械工学科についてですが、この学科は工作中心の学科です。例えば、授業中にゴム動力車を作らされたり、宿題でインボリュート歯車や、ロボット(縦10、横10、高さ10センチ)を作ってこいという感じです。ちなみに、学校が用意してくれる材料は少なく、後は自費で買わなければならなりません。(インボリュート歯車では、歯車を固定する土台と、ネジ。ロボットは、モーター、ギアから全て)機械工の先輩の話では、建築と同じようにPCを使って、用意されたメカを1分の1サイズで製図したりする事があるそうです。レポート提出は、一年生時は少ないらしいですが、二・三年から莫大に増えるそうです。

 ということで、勉強以外にも自分の行きたい学科については、良く調べてから決めてください。特に早稲田の理工学部は学科が非常に多いので、慎重に。僕みたいに募集人員が多いからという理由で、機械工に入学すると酷い目にあいます。逆に国立大学は、学科数が少ない代わりに履修する分野も広く、自分のやりたい事に当てはまっているか見極めてください。まあ、そんなわけで勉強する気力がない時は、大学の資料とか読めという高校の先生達の意見は、確かに正論です。実は、先生が真面目に話している時よりも、くだけた口調で話している時の方が、貴重な意見が隠されていたりするものなのです。

 また、真面目な先輩達(僕の同期ですが)が5月に学校側から提出を求められた先輩通信アンケートなるものをキチンと書いてくれた事はずです。そのうち配布されるでしょうが、目を通しておくといい事があるかもしれません。(僕は提出しませんでした。あまり真面目ではないので・・・)

<5/27付けです。TOMMY注 くだるや君のレポート最後には、今の受験生にとって非常に重要なことが述べられています。
必読。そして、授業を対費用効果の面でとらえる考え方も秀逸です。ぜひご一読を>


今日は、授業についてのレポートです。

 早稲田大学の理系は必ず履修する事になる理工学基礎実験というものがあります。

 理工学基礎実験とは、自分の学科を越えた領域のことをやる授業です。例えば、スピーカを作ったり、水の分析を行ったりと、授業は化学や物理にわたって幅広い分野で行います。

 ちなみにこの授業ほど、出欠席、レポートの提出期限に厳しい授業はありません。提出期限までラスト1分という放送が流れるほどの厳しさです。一秒の遅刻も許されません。ちなみに提出期限を守れないレポートは、再提出レポート扱いされどんなに立派なレポートも評価が低くなります。

 次に英語以外の選択語学についてですが、これはなんと入学前からすでに決定しなければなりません。合格通知書がきて大学に入学手続き書を出す時点で、選択語学の書類も提出する事になっています。受験勉強の合間に、興味のある語学について調べるのもいいのではないでしょうか?ちなみに早稲田大学では、中国の講演会で、研究室によって研究生が自分の論文を発表する事があるそうです。また、中国の工業は、日夜進歩してきているので、将来必ず大きなビジネス相手となることでしょう。ドイ
ツも先進工業国ですしね。楽をしたい人は、スペイン語を選択すると良いでしょう。(こんな事言っていいのだろうか?)まあ、理系は、忙しいので語学に時間を取られたくないという人はそういう選択もあるでしょう。一番いいのは、やっぱり自分の好きな語学を選択することでしょうけれども。

 また、機械工学科と経済学科の人は、TOEFLの点数によって飛び級制度があるので頑張りましょう。英語1を履修しなくていい点数を取れば、それだけで語学の単位が4単位もらえます。機械工の語学における卒業必要単位数は、16なので一年生時に英語1が免除になれば、三年生時には、語学の卒業単位数を取得しているので、自分の好きなゼミをとったりと、空き時間を自由に使えるので英語はしっかり勉強しておきましょう。また、TOEFLは留学する時のステータスともなるので頑張ってください。

 最後となりますが、早稲田大学理工学部を国立大学に失敗した時の保険にしようと考えている人はそれなりの覚悟をして受験してください。コレは、他の大学でも言えることだと思いますが、確かに理工学部も遊ぼうと思えば遊べる学部です。しかし、理工学部は全体的に忙しい学部なので遊ぶならそれ相応の覚悟が必要です。また、私立なだけあって、理工学部の一講義は、一万円にもなります。ちなみに文系は、平均5千円。親に迷惑をかけたくない人はちゃんと4年で卒業できるよう頑張ってください。

 今の時期は、部活が忙しいでしょうが、夏に備えて自分の受験スタイルの土台を作っていってください。僕は、受験勉強の合間も趣味である読書だけはやめませんでした。夏から受験までに150冊ぐらいは読んだのではないでしょうか。「その時間を勉強に向けろ」とよく友人に言われていましたが、それが僕の受験スタイルだったのでしょうがありません。実際、今こうして大学に入れたのもこの受験スタイルを貫いたからこそだと思っています。自分の好きなことを辞めるだけの根性がない性格なだけかもしれませんが・・・・。それでは、このへんで。