趣味の部屋

     俳 句 その一

                     母 を 詠 む

    花石蕗や寺領歩けば母に似る

                   小春日や母の小さき肩を揉み

    障子貼る手さばき母に至らざり

                   にこやかに秋の遍路へ母発てり

    朝寒く夜寒く旅の母思う

                   目を細め老母は曾孫の毛糸編む

    老母を要に郷里の年用意

                   いつまでも母を頼りの節料理

    老母を囲み賀客の笑い声

                   福寿草来世も母の娘とならん

 


                 

          

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