津島神社・秋のお祭り
にひなへさい
新嘗祭
11月14日(日)
新嘗祭とは、今年、新しく取れたお米と新米でついたお餅をお供えし、神様のご恩に感謝するお祭りです。
古来より、実った稲の穂には神霊が宿ると考えられ、そうした稲の神霊を祀り、その新穀を食することによって、神も人も生命力をもり返すことができると信じられてきました。
今日では、勤労を尊び、生産を祝い、国民がお互いに、感謝しあう日でもあります。
神社の秋祭りと甘酒は関わりが深く、昔はどこの神社でも振る舞われたものでした。今日、その伝統を残す処は少なくなっています。
行事 町民体育大会
甘 酒
バーベキュー
コロナ禍においては、神社の祭典は実施しますが、行事は、事情によっては中止します。
八王子祭・愛宕様 例祭
10月17日(日)
八王子祭
この津島神社には主神須佐之男命と共に八王子神も祀られています。
八王子神は天照大御神と須佐之男命が誓約(うけひ)をされたときお生まれになった五柱の男の神様と三柱の女性の神様で、この庄内町では、はやり病を防ぐ神様として信仰されています。五柱の男の神様はそれぞれの氏族の親神と成られています。三柱の女性の神様は元来は水の神様で広島県の厳島神社や福岡県の宗像大社にも祀られています。農耕には灌漑用水を、海上交通には水路守護の神様として、また今日、交通安全・家内安全の御神徳が称えられています。
愛宕様
愛宕様には火の神様が祀られています。火は万物を生み育てる力の根源ではありますが、同時に、総ての物を焼きつくす恐ろしい力を持っています。この恐ろしい力を恐れ、今日、防火の神様として信仰されています。また、愛宕様には、五穀豊穣の守護神もご一緒に祀られています。
この愛宕様の前を馬に乗った武士が通り過ぎようとした所、頭を下げなかった為に落馬したとも伝えられています。
ここの石碑をご覧になりますと、愛宕山大権現、秋葉山大権現と刻まれています。権現とは仏や菩薩が衆生を救うために、かりに、日本の神に姿を変えて現れるという本地垂迹説の説くところです。愛宕の本地仏が勝軍地蔵とされたことから、自軍を勝利に導くとして、武家の信仰も集めていました。
神仏習合期にお寺の境内に建立され、先代の住職までは、お寺さんのほうでお祀りしていました。
このようなご由緒ですので、ここでは注連縄を用いず、お花も榊は生けないでいます。
行事 子供達にお菓子が配られます。
コロナ禍においては、神社の祭典は実施しますが、行事は、事情によっては中止します。