3.河川の自浄作用と非イオン界面活性剤
水路に赤玉土を敷き、糸状藻類のケトフォラを植え、 界面活性剤を添加して2週間水を循環させます
POEP・POERを添加
無添加・LASを添加
2週間後、新しい河川水に合成下水と界面活性剤を添加し、 水質の変化を測定しました
LASを添加すると2週間でケトフォラは痛んでいました。
NO3−N(硝酸イオン体窒素)は陰イオン界面活性剤(LAS)で最も高い値です
PO4−P(リン酸イオン体リン)で、非イオン界面活性剤(POEPとPOER)は
無添加と同様に、よく低下しています。
非イオン界面活性剤(POEP、POER)は陰イオン界面活性剤(LAS)と比較して
河川の自浄作用を低下させる働きは小さいようです。