会話の内容から長旅から帰って来たようである。
人間は灰色の箱や黒いバッグを降ろし始める。
ふと、手が止まる。そして・・・、
「ねぇ、今こうして元居た場所に戻って来たんだけども・・・。」
「けど?」
「良いのかな?」
「何が?」
「いや、自分でもうまく言えないんだけれど・・・。」
そう言いながら一旦は降ろした灰色の箱や黒いバッグをもう一度積み、再びアスファルトへ進む。
(注1:これはパクリではありません。オマージュです。)
(注2:でも”注1”の文はとある漫画からのパクリです。)
ここまで来たので某小説風に合わせて見ました。
何の事かわからない人は何事も無かったかのように飛ばして下さい。
一応補足しますと、某小説の各巻に”プロローグ”と”エピローグ”がありまして、それぞれは当然最初と最後に付いています。
しかし、この作者の遊び心で、”エピローグ”から”プロローグ”へと話しが通じる様になっているんですね。
それを真似てみました。
これ、書いてみて思ってけれど結構難しい。
何故かというと、それぞれは”始まり”と”終わり”を表現させつつも文章を繋げなければならないからです。
でもその分楽しめましたけれどね(笑)。
2003/04/13