純日本産のトキが絶滅。
ヤフーニュースで知ったのですが、佐渡トキ保護センターで今朝「キン」が死んだとのこと。
戦前は日本に広く分布し、学名に”ニッポン”と付く生き物が日本から姿を消した。
いや、確かに中国産トキによる人工増殖には成功し「朱鷺」という種の保存には望みはあるものの、「何故こういった事態になったか?」を考えればそういうことではないと思う。
(余談ですが、中国産トキをDNA鑑定した所、亜種とかでは無く日本産と全くの同種であることが判ったらしい。)
昔は普通に見られた鳥が絶滅し、メダカでさえもレッドデータブックに載るようになって久しい。
Love The Earth
その後死因等を調査した結果は以下の様です。
記憶で申し訳ないですが、キンは既に両目は見えなくなっていて、ここ数年飛ぶ事も出来なくなっていたと思う。
そのキンが何故急に飛んだのか?
もし、自分に死期が近づいているのが判り、最後に”飛ぶ”事を願ったとしたら?
素人考えは重々承知ですが、そんな事を思ってしまいます。
僕は日記の中で、乱獲・環境破壊の事について触れましたが、それだけではなく「生き物としての意志」みたいなのを感じてしまいます。
余談:
実はこれを書くのは躊躇っていました。
なので事と掲載までの時間差ができてしまいました。
2003/11/11