PAGE21 略語

某週刊誌のコラムで、若者が携帯に出る時に『もしもし』ではなく『もしぃ』と言っていた事がかかれていました。
そのコラムを書いた人(誰か忘れた)は、「最近の若者の略語はこういう所まで来ていたのかぁ」とやや面白気に書いていました。
でもって”あけおめ”と同じように普及するのかな?とも。

えーと、ちょっと待ってください。
僕高校の時からそれ使ってますよ。
相手は限定してますが。

でもってね、相手に話しかける時は『もし』が正しいんですよ。
ホラ、よく時代劇なんかで
『もし、そこのお方』
なんて言ってるじゃないでしか。
というのは元々『もしもし』と話しかけるのは相手が妖怪なのか人間なのか確認の意味なんですよ。
って「世界ふ○ぎ発見」で言ってました。
詳しく書くとですね。
昔の人は妖怪や物の怪の類は同じ言葉を繰り返し喋る事が出来ないと思われていたんですね。
なので、暗くなった時等相手の顔が判別しにくい時に、相手が人間かそうでないか確認する為に『もし』を繰り返して『もしもし』と話しかけたんだたそうです。
でもって、電話が最初に使われ始めた時に相手の顔が見えない事から『もしもし』と言うようになったんだそうです。

と言うわけで僕やその若者は本来の使い方をしているんですよ。
そう正しい日本語を使ってるのは僕ら(”ら”?(笑))なんです!!

ただし、僕もその若者も上記の由来なんか絶対知らずに使ってますけどね。
(あ、僕の場合は高校当時という意味で)

【お詫び<2005.08.18>】
上記『もしもし』の語源に付いてですが、某野宴集団”U”・K氏の指摘により『申す申す』が変化したものが正しい事が分かりました。
TV番組の情報とはいえ、裏付けをとらずに結果的に嘘情報を載せてしまった事をお詫びします。
本来であれば本文の内容は削除又は訂正しなくてはいけないのですが、一度公開してしまった事と内容(程度)を考え、ここで訂正文を追加する事に留めようと思います。
ご了承ください。
ただし、削除or訂正する事が当然とする意見は多数あれば再考します。

2005/08/11