うる星やつら etc




 うる星やつらと視聴率

 管理人のうる星やつら BEST 10

 うる星大賞と視聴率
 データ追加

 本編中のあれこれ

 URUSEIYATURA 10th ANNIVERSARY 
   1991.8.18 日本武道館で行われたファン大会

 原画と言えば・・・

 作画監督といえば・・・

 ファンクラブ・イベント・・・





うる星やつらと視聴率


 予備知識

   現在視聴率調査をおこなっている会社はビデオリサーチであるが1980年代はもう一つ視聴率調査を行っていた会社があった。
   その名はニールセン。ニールセンは2000年に視聴率調査から手を引く。1980年代に本放送があったうる星の視聴率はまだ2社体制
   時代に計測されていた。そのため同じエピソードでも2つの視聴率が存在する


 視聴率

   1980年代視聴率を今の同じ時間帯視聴率と単純比較できないが19時台番組として好成績である。
   ビデオリサーチでの最高視聴率は1982.1.6「あたる源氏平安京にゆく」 24.7%
   別会社のニールセンでの最高視聴率は1981.12.16「眠れる美女クラマ姫/アスレチック女地獄」 27.4%
   数値が示す様に、ぶち抜けた視聴率を誇った。この2つの数値は「ときめきの聖夜」の前後の放送で記録されたところが面白い。
   前期うる星の視聴率は約20%前後で推移した。当時、いかに人気絶大かがよくわかる。
   後期はおおむね15%辺りで推移している。







うる星大賞と視聴率

  「お別れ直前スペシャル 輝けうる星大賞」 ランキングの視聴率

順位 視聴率 タ イ ト ル 感   想
22.9% 君去りし後  演出はいいけど、アニメ的手法が目立つ
16.2% そして誰もいなくなったっちゃ!?  脚本、演出とも良い、が作画は好みでなし
20.2% スクランブル!ラムを奪還せよ!!  管理人の趣味に合わず、でも脚本はいい
23.2% ときめきの聖夜  当然!
15.7% ダーリンのやさしさが好きだっちゃ  映画館で「ふたたびの」がかかる。演出Good
16.7%
平均(15.2%)
またまた純情キツネ!しのぶさんが好き!  ランクインした理由のわかる方います?
13.4% 異次元空間ダーリンはどこだっちゃ!?  脚本がよい。純粋に楽しめた
18.6% 美少女は雨とともに  まずまずだけど、ランクインするほどか?
19.6% ニャオンの恐怖  面白いけど、他でもよかったのでは?
10 17.8% うわさのラムちゃんだっちゃ!  初回でこの視聴率なら合格だったのでしょう
                                                    *視聴率はビデオリサーチ社による計測

   ランクインするものはどれも演出が良いと思う(脚本は別。なんでランクインしたのか謎のエピソードもあるので)

   映像ものはテンポが大切と思う。その中では余韻の使い方も大事である。長すぎればくどい。
   短いと落ち着きがない。このバランスが難しいのだ。ランクインしたものはテンポ、余韻ともバランスがとれたよい作品と思う。


   最終回視聴率:「オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!!」 → 19.3%(ニールセン・ビデオリサーチ平均)  20.4%(ビデオリサーチ)






管理人のうる星やつら BEST 10

順位 話数 視聴率 タ イ ト ル 感    想
89 15.6%  はっぴいバースデー
           マイダーリン
 脚本、演出、カメラワーク、さらに作画監督と、
 よく出来ている。ドラマ的手法が感じられTVアニメっぽく
 ない演出がよかった。
65 21.4%  酔っ払いブギ  面白い!面堂の死んだフリがお気に入り
13 22.7%  電撃ショックがこわい!  放送初期にしてはラムがかわいく描けていた。
 展開も15分ものなのでテンポがよい。
70 17.8%  戦りつ!化石のへき地の謎  笑える。この頃のスピーディーな展開は好感が持てた。
100 14.7%  ダーリンが死んじゃう!?  子連れ狼の時計の問答が面白かった。
 展開テンポがよい。コントは間が大事!
58 18.9%  ダーリン絶体絶命!  ヒドイワヶ原、笑える。Bパートもリズムがいい。
 希望として、もうちょっとランをかわいく描いてほしかった。
188 14.9%  お見舞いパニック!?
       悪気はないっちゃよ
 小宮ランの河内弁が最高。ラムとランの
 掛け合いも後期にしてはテンポがあった。
136 15.6%  大恐怖!おユキついに怒る!  作画が異常に高品質。
 ラムの有名なカットもあるエピソード(笑)話も面白い。
130 13.4%  異次元空間
   ダーリンはどこだっちゃ!?
 脚本がよい。作画も高品質。
 後期の脚本がこのレベルでいけばなぁ・・・
10 92 18.1%  ビンづめレター海辺の怪!  脚本、演出、映像リズム共によく出来ている。
 あたるの抜け駆けのシーン最高!
                                               *視聴率は本放送時 ビデオリサーチ社による計測
 管理人は前期のうる星が大好き!

   見事に私の好みが出てしまった。(当たり前だ!) ギャグ系エピソードが断然好みなのである。
   50話:クチナシより愛をこめて 〜 105話:恐怖トロロが攻めてくる 辺りまでは本当に「当たり」が多いと思う。その理由は脚本、演出
   のテンポである。どんな映像でもそうであるが、映像はテンポがとても大切と私は思っている。例え作画が汚くともストーリー
   構成やテンポがよければそのエピソードは断然支持するのである。


   うる星ではこの映像テンポが前期と後期では決定的に違う。製作責任者(前期:押井氏 後期:やまざき氏)が違えば当然
   映像リズムは変化するであろう。前期の小気味よい展開に慣れた私にとって、後期の間延びしたストーリー展開では我慢大会
   みたいなテンポであった。したがって後期からは3本しか選出していない。後期はあまりにテンポが悪く、見る気がしなかったのだ。
   後期の救いは作画が綺麗なこと、これに尽きると思う。後期の脚本、演出は本当にイヤだったが、たまにマトモな脚本、演出の
   エピソードが出てくるので、なぜ安定して脚本、演出ができなかったのか不思議に感じる。

                                                           
 はっぴぃバースデー・マイダーリン (私的No.1エピソード)

     脚本
         「君去りし後」も同じパターンに分類できる話であろう。前回は行方不明で今回はLumがいるのだけど溝が
         ある って構成。どちらも元に戻ってハッピーエンドなのだが、Lumが帰ってハッピーエンドとLumが迎えに出かけて
         ハッピーエンド。ここが大きく違う。私はそのLumが迎えに出かけてエンドになることが気に入っている。

     演出/カメラワーク
        1.楽しい諸星家
         ケンカ前の仲のいい二人の演出。故に大人気ないあたるが際立つことになる。

        2.Lumが町を彷徨う
         BGMの選択もいいし、「独りぼっち」の演出がよい。しかしここでパロディ入れてくるとは(笑)

        3.感情表現の間
         各キャラの感情演出の間がよい (間はいいけど、アニメ手法が際立つのが惜しい)

        4.会話
         Lumとサクラがラーメン屋で交わす会話。TVドラマ!
         このラーメン屋のシーンがなければこの回を、そんなに評価しなかったと思う。
         ものすごくいいシーンである。汚いラーメン屋であるがLumの背景に優マークがある(笑)

        5.最後の公衆電話のシーン
         もうそんな公衆電話は、この世にない!(笑)それはさておき、
         同じような話の「君去りし後」では、最後Lumの声を映像で表した。そして、最後の会話まで
         映像になっている。個人的にはアニメ的演出と感じる。しかしアニメゆえできる手法でもある。
         これに対し「はっぴぃバースデー・マイダーリン」はあたるが、かけ出しておしまい。
         あとは視聴者の想像にお任せとなる。結果が曖昧となるが事前演出が十分あるので視聴者が
         楽しめる演出と思う。

     作画監督
         遠藤麻美さん担当。全体に前期遠藤Lumが安定した綺麗な絵で描かれている。
         山下将仁氏の動きもよい上、絵が崩れていない。しかしこのエピソードに西島克彦氏がいたとは(笑)

     その他
         冒頭の温泉が出席をとるシーンの名は、製作スタッフの名ではないか?(笑)






本編中のあれこれ


 ・アドリブか?台本か? うる星やつら本編中に出てくるヘンなTVニュース


  63話:さよならバイバイ夏の日々 Aパート

   あたるとラムがスイカを買出しに行った店でのTVニュースにて
   「盲腸が通常の7.5倍にも腫れあがる、盲腸肥大病で入院していた???さんが無事退院しました」
   どんな病気?盲腸肥大病って!? あ、盲腸が7.5倍に腫れあがるのね、千葉 繁さん(笑) アドリブだろうなぁ。


  97話:怪談!柳のオジジ Bパート

   温泉があたるたちに説教しようとした時、ラムが温泉の後ろでTVをつけるとTVニュースが。
   「オナラをした時に発生する空気圧を利用した、超小型コンパインが筑波大学の研究班によって開発され今日、初めて
   一般に公開されました」

   筑波大学はこんなもん開発しとったのか(笑)アナウンサーの声はまた千葉 繁氏。でもTV画面のアナウンサーは女性に見える。
   この内容では千葉 繁氏のまたアドリブかな?




 ・爆発登場、チェリー


  チェリーが登場する時は爆発を伴うことが多かったが、爆発タイミングの演出がうまくいっているとは思えない

   例) 96話:大勝負 サクラvs錯乱坊 Aパート
 
      チェリー:「弁当を残してはバチが当たるぞ。」
            ぴかー・・・どどーん・・・

      チェリー:「聖職者を粗末にしてはいかんのぅ。」
            ピシッ、どどーん

   どちらのパターンも爆発前にワンテンポ冗長が入っている。これが爆発のインパクトを弱めている。
   それならチェリーの爆発登場がダメなのか?そんなことは無い。漫画に比べると「間」の取り方が悪いのだ。

   では「間」のいい爆発は?私が知る限り完璧なTVシリーズにおける「爆発の間」は1つしかない。

      63話:さよならバイバイ夏の日々 Bパート

      チェリー:「あーこりゃ妖怪、なにか用かい?」
            ちゅどーん、どどーん、ポンポン・・・

   爆発、花火の音、これらは完璧なテンポ。(冗長がない)TVシリーズ中これ以上の「爆発の間」はないと思う。






URUSEIYATURA 10th ANNIVERSARY

   1991.8.18 東京、日本武道館でうる星やつらの10周年記念イベントが開催された。それを記録したLDが下記品である




表紙


裏表紙


インナー表


インナー裏



LD概略
 声優さんのトーク、うる星ソング、TVシリーズBEST、楽屋裏、アフレコ再現等々
 楽しく見ることができるLDに仕上がっている。記憶が違わねばファンクラブのみ
 の通販でセールスしたと聞いている。したがってオークション等でもなかなか
 お目にかかれない一品。

LD
チャプター
リスト

Side 1
 Openning  小林泉美さんと安西史孝さんによる演奏

 スターズ・オン
 さとみ&ファイヤークラッカーズ

 ゲスト登場
 声優さんがペアで現れ、トークをする

 TVオンエアー第1回
 編集で追加されたダイジェスト版

 心細な
 ヘレン 笹野

 ラムのバラード
 平野 文   (人前でこれを歌ったのは初めてとの事)

 影ふみのワルツ
 詩 織     (お姿を初めて見た)

 うる星やつら
 オンリー・ユー
 編集にて追加されたダイジェスト版

 うる星やつら BEST
 ファン投票の10位〜4位まで発表

 愛はブーメラン
 松谷 裕子 

 うる星やつら 2
 ビューティフル・ドリーマー
 編集にて追加されたダイジェスト版

 パジャマ・じゃまだ
 成清 加奈子

 うる星やつら BEST
 ファン投票の3位〜1位まで発表

 うる星やつら 3
 リメンバー・マイ・ラブ
 編集にて追加されたダイジェスト版
Side 2

 殿方ごめんあそばせ
 平野 文

 トライアングル・ラブレター
 松下 丸子

 ドリーム・フォーエバー
 瀬戸口 さゆり 1985/8 TV挿入歌募集作品 

 うる星やつら 4
 ラム・ザ・フォーエバー
 編集にて追加されたダイジェスト版

 女性楽屋・男性楽屋
 裏舞台をちょっとだけ覗くことができる

 TVオンエアー最終話
 編集にて追加されたダイジェスト版

 1986ファン大会
 in日本青年館
 編集にて追加されたダイジェスト版

 モノトーンの夏
 松永 夏代子

 夢の仕掛け人因幡君
 登場!ラムちゃんの
 未来はどうなるっちゃ!? 
 編集にて追加されたダイジェスト版

 好き嫌い
 樹本 彩華

 うる星やつら
 完結篇
 編集にて追加されたダイジェスト版

 必見!アフレコ大会
 超変則 山口勝平、日高のり子が入ったうる星やつら

 うる星やつら
 また逢えたっちゃ
 うる星やつらオールスターズ

 宇宙は大ヘンだ! Ending
 うる星やつらオールスターズ
ナレーション:ウラジミール=亀 (千葉 繁)

 冒頭、うる星の声優さんが2人づつ出てきてトークを。笑えるトークあり、今一なトークもあり、
 楽しめる。鷲尾さん(さくらの声)はなぜか欠席・・・なぜでしょうねぇ?

 テン(杉山佳寿子さん)はかなり声を作っていたことがこのLDを見て気づく。

 井上遥さん(初代ラン)はいなかった・・・在りし日の井上さんを見たかった。

 うる星ソングを歌った歌手を直にみることが出来る。
 あの人はこんな容姿だったのか!?と思うことも。この時点で放送開始より10年経っている
 ので、サンデーグラフィックにあった姿から変わられた方も。

 スタジオ録音とは違うので各自の歌唱力がもろに出てしまうところが恐ろしい(笑) 
 CDは編集が効くからなぁ・・・


ファン投票による
TVシリーズ
BEST

このランキングはファン投票によるランキング

順位 タイトル 視聴率
1 1話
うわさのラムちゃんだっちゃ!
17.8%
2 218話
オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!!
3 180話
ダーリンのやさしさが好きだっちゃ
15.7%
4 67話
君去りし後
22.9%
5 98話
そして誰もいなくなったっちゃ!?
16.2%
6 19話
ときめきの聖夜
23.2%
7 130話
異次元空間・ダーリンはどこだっちゃ!?
13.4%
8 129話
死闘!あたるvs面堂軍団!!
17.3%
9 89話
はっぴいバースディマイダーリン
15.6%
10 167話
夢の中へ!
ダーリン争奪バトルロイヤル
19.3%

流石にファン投票なので順当なランキングと思う。



 ・異次元空間・ダーリンはどこだっちゃ!?

  ランク発表と共にその話の一部映像が会場に流れる。この7位の流れた
  映像はセーラー服を着たメガネの絵・・・平野さん、会場共大ウケ(笑)


 ・ダーリンのやさしさが好きだっちゃ

 平野さんにこの話の感想を聞くと最後の台詞がとても
  良かった、と答えている。(「ウチも幽霊になろうかなぁ」って
  台詞がよかったみたいだ)
  私もこの脚本はよく出来た脚本と思う。最後の余韻が非常に
  上手である。


楽屋裏

 女性陣楽屋と男性陣楽屋をそれぞれ訪問。

 女性陣楽屋

    田中真弓さんはボーイッシュなスタイル、声のイメージに合う。小宮和枝さんは田中さんの先輩だそうだ。

    島津冴子さんは浴衣。これがまたよく似合う。声とイメージがぴったり。
    その昔、スネークマンショウに出ていたとは思えないなぁ(笑)

    平野さんは黒のドレス。なかなか。

    このイベントの片方の司会者、日高のり子さんもいる。わっか〜!


 男性陣楽屋

    千葉繁さん、神谷明さん、山口勝平さん(司会者)みんなそろって団扇にカンペ貼り付けて(笑)

    この時の神谷さんの声はまんま「面堂」。だけど最近見た高橋留美子劇場の神谷さん
    の声は少し年齢が加わったかなぁ。

    長井一郎さんは初めてまじまじと容姿を見た。TVで声はよく聞くけど・・・古川さんもわっか〜!


アフレコ再現

 映画 いつだって マイ、ダーリン アフレコ再現をステージでおこなった。
 この時のみの数シーンであるがうる星変則キャストとなる。

    鷲尾さんがいないためさくらのCVを日高のり子さんが担当。
    最初で最後?の日高のり子さん、山口勝平さんが混じったうる星を見ることが出来る。

    やはりさくら=鷲尾さんと自分の中ではそうなっているので非常に違和感が(笑)






原画と言えば・・・
                          ←ダイタンなl構図

・「暴走アニメーター」 こと 山下将仁氏


 数あるうる星原画陣のなかでも前期うる星で原画を担当された山下将仁氏をご存知であろうか?
 当時、「暴走アニメーター」と形容され、熱狂的ファンまで出たほどの御仁である。
 (同じタイプの原画さんで越智一裕氏もいたが何故か数話のみ担当し、うる星より姿を消した。)

 彼の担当したカットは絵作りが綺麗という分類ではない。彼独特の魚眼レンズで撮影したようなフレーミング
 色使い(極端な影づけ)、派手な動き、が見られそれがウケた様だ。今でこそ、派手な動きは珍しくなくなったが
 80年代前期でこれだけの動きを表現できた方は少なかった。



 Do-Ga C.G.A.コンテスト入賞作品を見ていると今でもこの様な作風(金田作風)がたまに出てくる(笑)


・越智氏がうる星から撤退した経緯

   越智氏は「ゴッドマ−ズ」で希望していた演出や絵コンテ、監督をやらせてもらえる話が
   プロデュ−サ−との間でまとまっていたようだ。
   越智氏は鉄人28号で原画を描いていた頃から自分でアニメを1本作りたい、映像作品として
   関わりたいと思っていたようで、山下将仁氏のように「部分的な動き」ではなく作品全体の「制作者」としての
   道を選んで「うる星やつら」を数話参加して辞めたそうだ。

タイトル 担当シーン(一部抜粋)とその特徴
 27話
 面堂はトラブルとともに

 越智氏も参加しているので私には山下氏担当と越智氏担当の
  見分けがつかない。しかし両氏共、ムチャクチャな絵ばかり(爆)

  面堂のパラシュートのシーンは構図が・・・(爆)

  Lumが面堂に向かって電撃を放つシーン(巨人の星のパロ)は
  あまりに有名であるがこれもムチャクチャな構図である。
  (Lumの腕等)

  特徴である手首の細さと反りがよく出ている。

 36話
 ランちゃんの御招待

 あたるがランに迫り、ケーキに顔を突っ込む
  一呼吸タメがはいってキャラクターが動く。

  これも越智氏と共に参戦なのでどこが山下氏とはっきりと
  言い切れないm(_ _)m

 45話
 スペースお見合い大作戦

 あたるが学校でLumが見合いするかを問い詰められる

  学校のシーンは人物バランスがムチャクチャ〜!
  27話の再来(笑)

 52話
 クチナシより愛をこめて

 暴走アニメーターの名声を決定付けた?あたるの爆走シーン。

  影のつけ方も笑ってしまうが、あのあたるの爆走はナニ?
  そしてあれだけ背景まで動いたものは当時見たことがない!!(爆)

  でっかいコンピューターだってあるんだぞ・・・
  ビデオだって、カメラだって、戦車にバイクに牛丼、カレーライスに
  トンカツ、おでん、すき焼き、しゃぶしゃぶ、たくあん・・・カップラーメンだって
  あるんだぞ。

  これらは一体、誰の趣味?(笑)

 55話
 ドッキリ図書館お静かに!

 ええじゃないか踊りに氏の動きの特徴が見える。

  一呼吸の動きのタメが。

 60話
 怪人赤マントあらわる!

 赤マントとLumとのダンスシーン。

  やはりキャラの動きのタメ

 89話
 はっぴいバースデー
 マイダーリン

  遠藤Lumにちゃんと修正されている。

  この話は比較的おとなくこなしたのだろうか?

  面堂の指令車が引き上げるシーン どうして黒メガネは斜めに
  構えるの?(笑)人物が斜めに構えるのも氏の特徴。

 97話
 怪談!柳のオジジ!!

 温泉の校内見回りのシーン

  温泉が・・・これは誰?状態(笑) 山下原画無修正!?

  温泉の頭蓋骨がびろ〜ん。当然山下氏が担当ですぅ!
  オジジから温泉が走って逃げるシーン。管理人が言うところの
  阿波踊り走り。そしてあの影!
  何故か氏の描く走りの動きは両腕を上げて走る・・・謎だ(笑)

 102話
 面堂家サマークリスマス

 コンバットシューテング

  銃を撃ったときの反動の動きはまさしく山下氏(爆)


 面堂の銃はモーゼル・ミニタリー?

 104話
 あぁまぶたの母

 親父のムチャクチャな歴史

  「ユキエさ〜ん」の口が三角

  サーフィンのカットは手首が何故か反っている(笑)

  病床の加代子さんの影のつけ方もなんだなぁ(笑)

 106話
 大激突!テンvsあたる

 冒頭の牛丼仮面vsSS1/2号のプロレス

  でたぁ!諸星家の食卓で斜にかまえてご飯を食べる各キャラ〜!
  Lumまで斜にかまえてご飯を食べていますぅ(笑)

  しかしこの回も、アクの強い作監(林隆文氏)に
  アクの強い原画さん(爆)


 109話
 逆上!みじめっ子終太郎!!

 ツボの上を逃げるあたる、追いかける面堂

  無難にこなしていた回かなぁ。あまりアクが感じられない。

 123話
 大金庫!
 決死のサバイバル!!

 金庫の中で戦車の主砲ぶっ放す

  爆発と影が氏の絵、モロです〜


 126/127話
  総集編みたいな回なので省略。





作画監督と言えば・・・

 作画監督(敬称略)  特       徴

 遠藤  麻美


 ・前期うる星の代表的作画監督。

  ・前期うる星に遠藤さんがいなかったら?70年代の画でうる星は放送され続けたのであろうか?

 ・画が安定して、キャラがかわいく描けている。私的、イチオシの作画監督。

 森山  ゆうじ
 ・前期うる星の終盤辺りから名前が見え始めた。

 ・非常にクオリティの高い作画をしたのが特徴。
  (136話:大恐怖!おユキついに怒る!!---OVA並みの画)

 ・うる星代表的作画監督の一人。

 土器手 司
 ・後期うる星の代表的作画監督。

 ・土器手氏も非常にクオリティの高い作画を行った。当時のアニメ雑誌に特集が組まれる
  ほど人気があったようだ。

 ・Lumの標準イメージと言えば彼か、森山氏、遠藤さん辺りの絵ではないだろうか?

 加藤  鏡子
 ・かわいいLumを描いた。

 ・なんとなく小柄なLumに見えてしまうのは気のせいだろうか?

 河南  正昭
 ・後期うる星の終盤辺りから作画監督として登場。

 ・安定した綺麗な作画である。

 西島 克彦
 ・作画監督としては出番が少なかったが人気があった。

 ・後期では「ロック・ザ・プラネット」のOPまで手がけた。

 ・キャラのラインがむっちりしている、目がかなり髪まで食い込む(後期)特徴があった。
  特に女性キャラはラインが色っぽく描かれる傾向が強い。

 ・個人的には原画をこなしていた前期、野部駿夫作監+西島氏の組み合わせの
  絵が好きである。
  (例  54話:わいのツノを返してくれ---冒頭、あたるvsテンのシーン)

 小林 ゆかり
 ・完結篇を見たときは目が比較的大きく描かれている感じを受け違和感を覚えた。

 ・しかし見慣れてくると絵の質は一番原作に近く感じる。

 ・Lumが大人びて見え、「綺麗」である。
  この画とTVシリーズを比べるとTVシリーズは「かわいい」Lumである。


  林 隆文 
 ・キャラのデフォルメがすごい。顔が横に伸びきっている。

  ・どちらかと言えば70年代的作風と感じられるがそこその作監回数をこなしていた・・・

 ・私的、XX(”ぴー”1kHz標準信号) 作画監督トリオの一人(笑)
  (例 106話:大激突!テンvsあたる---こりゃ、テンがテンではない)
  
 ・でも、かわいいLumが描けていた事も事実である。

 やまざき かずお 
 ・後期では製作の責任者でありうる星映画監督もこなした方。
  言いたいことは山ほど(エベレストを軽く越す山)あるのだが、とても書ききれないので省略(笑)

 ・個性的な画を描いていたのですぐにやまざき氏とわかる。キャラはかわいく描かれる傾向。

 ・やまざき氏のあたるは非常に個性的(笑)
  (例 98話:そして誰もいなくなったっちゃ

 野部 駿夫
 ・良くも悪くも、前期うる星では忘れられない作画監督。
  特徴がハッキリしているので、誰でも野部氏が作監をした画を見分けられると思う。

 ・70年代的作画感が強く、どうしてもTV漫画的クオリティから脱却出来なかった。
  ファンからはめちゃめちゃな言われ様で・・・

 ・比較的良い脚本の時に作画監督をした・・・
  (例 62話:どきどきサマーデート

  ・新旧、画の入り乱れが楽しめるエピソードがある。
  35話:ひな祭り!ランちゃん登場  36話:ランちゃんのご招待

    35話は野部氏の作監である。Aパート前半は野部色が強いのだが後半は野部色が薄まる。
    更に36話は遠藤さんの作監となりクオリティが完全に80年代となる。
    このエピソードはまるでうる星前期、画の変遷の縮小版である。





ファンクラブ・イベント・・・

 当時、全国の大都市をうる星やつらの声優陣、歌手がイベント巡りをした。
 イベントでは色々なハプニング等あったようだ。掲示板に頂いた当時の様子などを。


 1.初期の頃のうる星FC時代、大阪大会にて一人のファンが花束か何かを渡そうとしたのか、握手を求めて
   舞台へ上がったのがきっかけで、多くのファンが我先に争うように舞台へ上がろうとしてパニックに
   なりかけた。

 2.大阪大会にて平野さんが歌っている最中にいすに座ろうとして椅子がこけた・・・文さん(笑)

 3.紙テープの芯を抜かないで投げた人がいて、中心部の芯が固まった状態でステージの出演者の誰かの顔を直撃。



 はっきりしない情報では

 ・どこかの会場に爆破予告電話があった。

 ・タクシー予約で会場前にタクシーが並んだ。

 ・紙テープは芯を抜いても禁止(顔面直撃以後)


  その他当時のイベントの状況をご存知の方いらっしゃいましたら掲示板に書き込んで
  いただけると幸いですm(__)m






Special thanks to:

 えすかっぷ さん トラジマ さん ★木天蓼 さん



                                          情報、ありがとうございました。


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