あの空を見上げて



ある夏の香りがまだ残る9月の空
私はあなたに出会いました

初めて会ったばかりの二人 ちょっと照れながら並んで歩く

たわいもないお喋り
一緒に映画見て
私はいつしかあなたに夢中になっていた

お別れする時は、いつもまた会えますように…
って小さく祈ってた自分がいたんだ

ある秋空の頃、あなたはいろんな所に連れて行ってくれたよね

とても優しくて、ワガママ言っても何でも聴いてくれたあなた

私はいつしか本当に心から惹かれてしまった

ある雪の様に白く透き通った冬の空

一年で一番夜空が美しく思えたあの日、

見渡す限り一面に広がる地上の星を、綺麗だろ?ってあなたは見せてくれたね

本当に幸せだった
これが恋なんだなぁって思った

この関係がいつまでも続きますように
私はあなたが側にいてくれれば、どんな事も乗り越えてゆける…そう思ってたんだ

ある灰色に染まった寒空
いつもの様に並んで歩く二人
でもどこかぎこちなくて私は少し淋しかった

あなたはどう思った?

そして…
ある日、私はあなたに
あなたの身勝手さに許せなくなった

会える! そう信じて一人あなたを待ち続けたのに…待って待ち続けて凍える風が吹く中、過ぎ去ってゆく人達を見届けて
一人ポツンとあなたを待っていた

でも…あなたはとうとう来なかったの

ある 辺り静けさ漂う昼下がり
あなたは私に別れを告げた

私は頭が真っ白になっただって、いくらでもやり直せる…そう思ってたから

でももう終わりだね
…私は覚悟を決めたんだ
たくさん笑って
たくさん思い悩んで
時々泣いた事もあった

でも一緒に並んで歩いたあの空は、あの光は
私達を照らし、キラキラ輝いていたね

もう逢うことはないけれど、沢山の思い出作ってくれたあなたに
一つだけ

…ありがとう





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