想い奏でて




小窓から流れ込む 木漏れ日だけが 

私にとっての 世界への入り口だった 

あなたの語りかけに どこか怯えながら応える私 

醜く歪んだ私のココロ 消えてしまいたかった 

それでもあなたは 私を拒みはしなかった 

歩き始めたあの季節 注ぐ雪化粧の中 

繋ぎとめた冬のあの刻だけは  

世界への入り口が広がって見えた 

ずっと続いて欲しかった 

今そっと 私の中の腫瘍が脈を早める 

逃れきれない この想いとのせめぎ合い 

今すぐにでも 弾けて消え入ってしまいそうなこの恋を 

ちっぽけなこの詩に奏でて繋げたい 

ああ神様 あと少しだけこの願いを聞いていて 

ずっとそれを望んだはずなのに 

今この瞬間 涙さえこぼれるよ 

そっと私の頬を拭うあなたの笑顔に 

そっと癒されながら 

今ある意識が他の何処かへ消えてゆく 

歩き始めたあの季節 注ぐ雪化粧の中 

繋ぎとめたあの刻を 今にも消えゆくこの恋を 

鮮やかなこの詩に奏でて繋げたい 

今この瞬間 笑顔さえこぼれるよ 

嬉しいのか哀しいのかなんて わからない 

消さないで あなたのココロに 

いつまでも 

だからすべての鼓動かき集めて ほら 

きっといつかは輝けるよね 

今あなたに伝えたい言葉 

そっと奏でて繋げるよ






題名
作者名

本文用スペース





ホームへ


推奨環境:
IE5.0以上のブラウザで1024×768dpi以上で快適にご覧になれます。
ウィンドウサイズは60%以上でご覧下さい。

Japanese Only