風よ、草原をぬけて



   風よ この匂いをはこんでください
   あのひとに とどけてください

   ボクは悠久にさまようけれど
   想いトギレず

   おおきな声で さけびます
   アナタの耳にとどくように

   風よ この叫びをはこんでください
   あのひとに とどけてください

   ボクがきえてしまうまえに

   指先から腕へ 腕から肩へ
   肩からボクの全身へ

   ボクのカラダを
   ボクのココロを
   ふかいふかい紅が 侵してしまうまえに

   この手をそらにかかげて うたいます
   アナタがおしえてくれた詩を

   風よ この匂いをはこんでください
   あのひとに とどけてください

   風よ この想いをはこんでください
   あのひとに つたえてください





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