時の過ぎ行くままに 流れる言葉は一つ
君に僕は救えない そう偽りのマリオネット
星空に瞬く絆が 一滴だけ舞い降りた夜のこと
君は深く深く頭を下げて
彩りにはそう 純白の百合の華を添えて
漆黒の喪服が誘うのは
深い哀しみを帯びた魂
深い深い思考の中で 君は何を導き出したのだろう
そう零れ落ちる滴に何を思い描いたか
君は遥か遠く 悠久の旅路を歩く
時の過ぎ行くままに 流れる言葉は一つ
僕に君は救えない そう戸惑いのカラーマップ
今静かに絶望の唄が流れ込む
世界がそっと君を否定する
向日葵の裏切られた夜明けのように
何も知らない小さな命
その瞬きは切なくなるほどちっぽけで
奏で上げる曲調はいつの日も悲観的で
そんな君が大好きだった
それはもう過去の話 大事に仕舞い込んだ籠の手紙
織り上げた憎しみの言葉は いつまでも天に木魂して僕を襲う
繋ぎ止めるのは 受け入れてくれるはずもない 偽善の救い
世界は今 静かに終焉の曲を奏ではじめる
愛しんだのは 白世界に広がる無限の砂漠
そう最果ての鐘が君を呼ぶ
所詮はまやかしの偽善の言葉だもの
君を抱きとめることすら叶わず
深い深い霧の中君は去った
それでも君の嘆きは遠く遠くこだまする
信じて良いの 決して裏切らないと信じて良いの
人が人であるための理由を連れ攫い
君は静かに崩れてゆく
僕には君を救えない
静かな夏 そっと そっと流れ落ちていく絶望の唄
願い果てた砂漠の行く末を見守りながら
僕はそっとその戯曲を奏でよう
君の夢は終わることなく やさしく僕の心を蝕んでゆく
ああ僕らはこんなにも切望しているのに
どうして人として生まれてきたんだろう
せめてあの夏に咲いた雪化粧のように
鮮やかに君の名を呼び終える絶望の唄
|