ヨークシャ・テリアYorkshire Terrier
原産国(イギリス)

イギリス・ヨークシャー地方の炭鉱夫たちが150年程前、ネズミ退治用に作り出した犬。
産業革命の影響でこの地方には各地から多くの労働者が集まってきていたが、
それについてきたスカイ・テリアとブラック・アンド・タン・テリア、マルチーズなどとの交配で生まれた。
その後、美しい毛色のものだけを選んで改良が加えられ、貴族のペットとして流行、
動く宝石」と呼ばれるほどに洗練された。
 
容姿
短くまっすぐな背に長い頸が伸びて、小さめの頭が乗っている。
被毛は胴がスチールブルー、頭の部分にゴールデン・タンの部分がある。
頭の毛は両サイドに分かれ、そのまま脚先にまで伸びている。
 ★体高:♂♀15〜18cm
 ★体重:♂♀1.5〜3kg
 ★毛色:スチールブルー&ゴールデン・タン
 ★長さ: 長い
 病気
膝蓋骨転位 外耳炎 低血糖発作

≪ワンちゃんの、チェック項目≫

呼吸 1分間に15〜30回(なるべく、眠っているときに手を当てるか、顔を近づけて計る)
体温 38〜39℃(肛門で計る、体温計にワセリンなどを塗り、滑りをよくして)、
最近耳で測るタイプもありますヨ
脈拍 90〜120回(後ろ足の付け根の内側で・・・)
健康な時 目やにが無く、輝いていて、鼻先はしっとりとしていて、毛並みに光沢があり、
口臭が無く肛門が汚れていないこと!
不健康な時 ・耳を掻く・・・・・外耳炎やイアマイト(耳ダニ)の可能性あり!!
          以前、耳が臭うので、獣医さんに行ったら
          餌を替える様に言われ、替えたら臭わなくなりました。
          餌の油分も、関係するようですよ!
身体を舐める・・湿疹、ダニ、ノミ、が居るかもしれません。
          我家では、フロントラインスプレーで予防してます。

我家では、犬用の救急箱を用意しています。中身はイソジン液〜整腸剤、
体温計、等とにかくありとあらゆる物が入っています。
是非皆さんも1家に1箱ご用意下さいネ。


≪犬フィラリア症≫          
フィラリアは、糸状の寄生虫で、成虫は長いもので約28cmもあります。
この虫が、
の媒介によって犬の体内に入り心臓に住みつきます。
生後1年目の犬で28%、2年目では約89%かかると言われています。
初期には(
食欲減退苦しそうな咳をする、体重が減る)などの、症状が出て
末期には(
呼吸が早い貧血を起こす腹水がたまる血尿が出る・・・死亡)という、恐い病気です!!
蚊は、気温15℃以上で吸血活動をします。
地域によって投薬は異なりますが、大体
4月から12月頃まで月に1回お薬を飲ませてください。
よく、家の中で飼ってるから飲ませていないという方がいますが
絶対に(!)可愛い犬のためにも、予防をしてあげて下
さいネ!!

 ≪ワクチン接種≫   

5種7種(8種)があります。始めてのワクチンは獣医さんで違いますが
生後60日
頃で、2回目生後90日頃です。
そしてそれ以降は年に1回の追加接種をする事になります。

接種後の注意
ワクチンをした当日は、激しい運動は控えましょう。
4・5日は、入浴もダメです。
いつもと様子が変わっていると感じたら、
かかりつけの獣医さんにご相談下さい!!

≪年齢の数え方≫   

犬の年齢 人間の年齢 犬の年齢 人間の年齢 犬の年齢 人間の年齢
20日 1歳 220日 11歳 3年 27歳
40日 2歳 240日 12歳 5年 36歳
60日 3歳 260日 13歳 7年 45歳
80日 4歳 280日 14歳 9年 54歳
100日 5歳 300日 15歳 11年 63歳
120日 6歳 320日 16歳 13年 72歳
140日 7歳 340日 17歳 15年 81歳
160日 8歳 1年 18歳 17年 90歳
180日 9歳 1.5年 20歳 19年 99歳
200日 10歳 2年 24歳 21年 108歳

≪注意して欲しい、口にするもの≫

        ≪中毒の恐れのある観葉植物≫             ≪中毒の恐れのある食べ物≫

アボガド ペアーグラス クロッカス 玉ねぎ
紫陽花 アマリリス らっぱ水仙 ねぎ
シクラメン アザレア ジャスミン にんにく
ジギタリス ヒヤシンス クリスマスローズ チョコレート
つた アイリス 矢車菊 イカ・海老
チャイナベリー チェリーローレル 西洋柊 たこ・蟹


※その他に、ハムソーセージかまぼこはんぺんちくわなどは
リンを多量に含む食品は、カルシウムとのバランスを崩すため
骨、関節などに影響を与えます。絶対に与えてはいけませんよ〜



≪投薬の、与え方≫

錠剤
1.上顎を固定し、少し上に持ち上げるようにして、口を開く。
2.口の中の、なるべく奥の方へ錠剤を入れる。
3.口を閉じさせて鼻先を上に向け、喉をさするようにする。

粉剤
1.口を閉じさせてほっぺたを外側に引き出す。
2.口の中の、歯とほっぺたの間に粉剤を入れる。
3.ほっぺたを外側からもんで、粉剤を唾液とまぜる。

目薬
1.片方の手で鼻先を固定し、点眼器が視界に入らないよう頭の
 後ろから持っていく。
2.もう片方の手で目の上のまぶたを広げるようにする。
3.点眼器の先が目に触れないように気をつけて、点眼する。