OpenOfficeのインストール
CentOSは最初からOpenOfficeがインストールされているが、派生版のGo-ooであり、バージョンが古い。 そこで最新のOpenOfficeのインストール方法を述べる。
派生版Go-ooのアンインストール
「アプリケーション」→「ソフトウェアの追加、削除」をクリック。
パッケージマネージャーが開いたら、「OpenOffice/生産性」チェックを外す
ソフトウェアをアンインストール
最新版のダウンロード
公式サイトまたはミラーサイト(例えば理研)から、OpenOfficeの最新版をダウンロードする。ダウンロードするのはrpmパッケージである。JRE入りと無しの2種類あるので、必要に応じてダウンロードする。
最新版のインストール
ダウンロードしたファイルをtar -xvzfコマンドで解凍する。
解凍されたディレクトリに移動する。
移動したディレクトリにあるsetupスクリプトを実行する(./setup)
インストールウィザードの指示にしたがってやればインストールが完了する。
インストール後
「アプリケーション」→「オフィス」で、OpenOfficeの各ソフトウェアが表示されることが確認でき、さらに使用したいソフトウェアをクリックして立ち上がれば、インストールが無事に済んだことになる。
起動しない場合
端末上からの起動がうまくいかない場合は、以下の処理を行えば問題なく起動する。
cd/opt/openoffice3.0/program
chcon -t textrel_shlib_t libvclplug_gen680li.so.1.1
注意点
CentOSを更新するとき、間違えてOpenOfficeを更新しないようにしよう。CentOSに用意されているOpenOfficeのバージョンに更新することにあたる。参考文献
株式会社グッディ監修 オープンガイドブックOpenOffice.org3(翔泳社 2009)