OpenOfficeのインストール



CentOSは最初からOpenOfficeがインストールされているが、派生版のGo-ooであり、バージョンが古い。 そこで最新のOpenOfficeのインストール方法を述べる。 

派生版Go-ooのアンインストール

  1. 「アプリケーション」→「ソフトウェアの追加、削除」をクリック。

  2. パッケージマネージャーが開いたら、「OpenOffice/生産性」チェックを外す

  3. ソフトウェアをアンインストール



最新版のダウンロード

公式サイトまたはミラーサイト(例えば理研)から、OpenOfficeの最新版をダウンロードする。ダウンロードするのはrpmパッケージである。JRE入りと無しの2種類あるので、必要に応じてダウンロードする。



最新版のインストール

  1. ダウンロードしたファイルをtar -xvzfコマンドで解凍する。

  2. 解凍されたディレクトリに移動する。

  3. 移動したディレクトリにあるsetupスクリプトを実行する(./setup)

  4. インストールウィザードの指示にしたがってやればインストールが完了する。



インストール後

「アプリケーション」→「オフィス」で、OpenOfficeの各ソフトウェアが表示されることが確認でき、さらに使用したいソフトウェアをクリックして立ち上がれば、インストールが無事に済んだことになる。



起動しない場合

端末上からの起動がうまくいかない場合は、以下の処理を行えば問題なく起動する。

  1. cd/opt/openoffice3.0/program

  2. chcon -t textrel_shlib_t libvclplug_gen680li.so.1.1



注意点

CentOSを更新するとき、間違えてOpenOfficeを更新しないようにしよう。CentOSに用意されているOpenOfficeのバージョンに更新することにあたる。

参考文献

  1. 株式会社グッディ監修 オープンガイドブックOpenOffice.org3(翔泳社 2009)



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