「生きてて良かった」という事で言わせて頂けるならその2、同窓会の後である。千葉伸ちゃんからメール、彼は今回お店を休めず、出席できなかった。お客様第一である。みならわなくては・・・

 その伸ちゃんが小学校時代の幼なじみ洋祐の消息を報せてくれた。その更科洋祐はいま、東京の恵比寿でslowdowonという素敵なお店を経営しているとの事である。今日そのお店のHPアドレスがみっこから知らされた。いつか近い内に茨城にいる将一と一緒に訪ねてみたいと想っている。

 必ず行くからね、洋祐。  10/24 早朝

何だか続けてローカルな話題になってしまったが、やっとうきうきする楽しい話題が出てきた。

 うきうきする話題と言えば、もう一つあった。来年の2/22、あのラザール・ベルマンが再来静するとの連絡が福地の奈っちゃんからあった。あのピアノの巨匠の演奏がもう一度聴けるとは、これまた夢の様である。

「生きてて良かった」という事で言わせて頂けるなら、今月5,6日、札幌定山渓に於いて、生まれ故郷上砂川中学校卒後30年 同窓会が催された。川口拓ちゃんが千歳空港まで迎えに来てくれ、まず3年振りの墓参、母と一緒に昼食、次に拓ちゃんの奥さんの腰痛を治療し、待ちに待った定山渓ビューホテルに時間ギリギリ足を踏み入れた。皆が既に集まっている部屋に案内され、ドキドキしながらドアのノブを回す。真っ先に飛び込んできた顔が、「貢」だ、おんなじ顔だ。次に「門ちゃん判るか?」と(判ってくれ!)みたいな声、何と中村将一だ。思わず、嬉しくて懐かしくて抱きついてしまった。西尾に吉岡、畠山に誠、神に高田、石黒に沢崎、玉に織や純、ヤッチもいる。女性もいるいる、でも名前が想い出せない。いやー何とも夢の様だ、同窓会が決まってからずっと見続けてきた夢が、今眼前にある。みんな思ったより若い。みんな思ったよりいい顔している。みんな思ったより美男美女。風呂に入る間もなく、宴会が始まった。もうこの歳だから、隠れてお酒を飲むことも無い。みんなの笑い声と話声が途切れることなく続いている。向かいの席には、弘美さんも居る。懐かしくて懐かしくて、もう少しで涙が流れ出そうになる。葛西先生も来て下さった。先生も「生きてて良かった」と思っているに違いない。みんなも「生きてて良かった」と感じているに違いない。一次会はご馳走を八割方残し、お開きになった。そして二次会は先生の部屋で、それはもう昔のまんまの悪ガキ。勉強できたヤツが不思議と一人も居ない。校則を破り、砂川に釣りに行き、罰として五厘刈りにされた友達を、なんとか助けたくて、男全員で五厘頭になった、あの時の悪友が、そのままここに居る。あぁーーーっ夢の様だ。朝方まで語り明かし、でも語り足りない。いつの間にか沢崎の足下に寝てしまっていた。翌朝、屋上の混浴露天風呂に入り、朝食。チェックアウトしてからは、用事の無いもの達で中山峠までひとっ走り、暖かい日が続き、紅葉も今一つだったが、先生までも一緒だ。また懐かしい揚げ男爵芋をほおばり、ワシの飛行機時間まで手稲のカラオケで時間を潰してくれ、また千歳まで拓ちゃんが送ってくれた。

 最後に印象に残った織の言葉を記しておく。「この同窓会に来られなかった奴ら、何の用事があったか知らないけど、ばかだ〜、こんな宝物を拾えなかったんだから・・・」一番きつい北海道弁でこうかだったのである。まったく同感だ。

 次回の同窓会は三年後と決まった。最初五年後の予定だったが、幹事打ち上げで、織が「五年後だら俺はもう死んでる」との一言で三年後となったようである。そうかも知れない。

 ワシの世界観の根本は、ここにあると感じた二日間であった。10/10

「インターネット掲示板」という事で言わせて頂けるなら、やまと整体WebSiteの掲示板、本年3/18開設以来、さっぱり書き込みが無く、寂しい想いをしていたが、最近にわかに掲示板が賑わい始めている。掲示板というのは、性格上誰からでも見られるので、確かに書き込みにくい、ワシも掲示板に返事を書くときは、多少気を使う。嘘や誇大な表現はJAROが見ているし(うちの掲示板なんか見ていないって)、なんと言ってもやまと整体の信用に関わる。 でも、毎日書き込みに返事が書ける様になる日を夢見て、今日は寝ることにする。 9/24

「インターネット」という事で言わせて頂けるなら、やまと整体HP開設以来7年以上経つが、今年になって毎月一人ずつ「HPを見た」と言って来院下さる方が現れ始めた。この9月まだ11日しか経っていないのに、既に3人もの方が「HPを見たのですが」と言って来て下さっている。インターネット、かなり普及浸透してきている様だ。みなさんの声を反映させながら、より見やすく、内容を充実させていかなくちゃ。          9/11

 「八月」という事で言わせて頂けるなら、夏は暑くなければならない・・・が、連日35℃以上、風鈴や団扇で冷をとれる温度では無い。夜もまるで亜熱帯地方顔負けである。現代人は平熱が下がってきているので、常に平熱以上の気温である。北海道生まれ、北海道育ちの私には、まるで地獄である・・・「一日中冷房の中に居て、何が地獄だ」という声が聞こえてきそうだが、施術していると、クーラーが効いていても汗が吹き出るのである。命を守るために、この猛暑では必需品。北海道の暖房と同じかも知れない。 8/1

 「温暖化」という事で言わせて頂けるなら、温暖化の原因は、二酸化炭素だといわれている。

●CO2排出量が過去最高に 環境省調査
 環境省は、二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガスの2000年度排出量が、90年比で8%増加したとする調査結果をまとめた。このままでは、温暖化防止のための京都議定書が日本に義務付けた6%削減を達成するには、14%削減が必要となる。温暖化ガスの9割以上を占めるCO2の排出量は10.5%増で過去最高を記録。環境省によると、CO2排出量が過去最高になったのは、家庭やオフィスの冷暖房を中心としたエネルギー消費量の増加が主な原因としている。家庭からの排出量は、90年度比で20.4%増となり大幅に増加した。       (7/18朝日、7/20読売ほか)
※私たち市民が家庭からのCO2を大幅に削減することが必要です。
『地球村』では温暖化ガス削減のため「ストップ・ザ・温暖化キャンペーン」を始めています。

 地球村の「ストップ・ザ・温暖化キャンペーン」に、私も参加することにした。命を守るためのクーラーを使うために、他の電気使用を削減することにした。電灯はこまめに消す。クーラーの設定温度は高めにする。パソコンの省エネ設定を厳しくする。テレビは極力見ない。家や治療院の周囲に緑を増やし、酸素の供給を増やす。(これもCO2削減に貢献するらしい)

下のHPを訪れて、皆さんもstop温暖化キャンペーンに参加しましょう。

http://www.stop-ondanka.com/         8/1

「ワールドカップ」日本チーム第二戦、ロシアとの試合は実に見応えのある試合でしたね。そして日本初のワールドカップ勝利。ワシも所用で東京に行っていたのですが、横浜町田ICや川崎ICが混んでいて、サポーターの熱気が東名でも感じられました。本当に良かったですね。次の試合も昨日の調子で勝って、Hグループトップで次に進んでもらいたいものです。

 昨日の夜は楽しい夢を見てしまい、中学時代の友人がみんな出演し、自分の笑い声で目を覚ましてしまいました。これもサッカーが勝ったので嬉しくなったお陰でしょうか・・・6/10

「ワールドカップ」という事で言わせて頂けるなら、日本もここまできたか・・・全国のサッカーファンやサッカー少年に、とても大きな夢を与えてくれたことでしょう。ワシもゴールシーンでは、久しぶりに大声を出して興奮してしまいました。 6/5

 静岡駅前の地下駐車場について言わせて頂けるなら、この場所の地下には、安倍川からと駿府公園のお堀からくる地下水の合流地点で、大きな溜め池が地下にあるらしい。

 そこに大きな駐車場を建設しようと云うのですから、簡単にはいきません。そこで今回登場した工法がケーソン工法らしいです。興味のある方は下のアドレス、大成建設のHPを訪れてみて下さい。

「ケーソン工法」http://www.taisei.co.jp/ir/project/frontline19/index.html 

 しかし、もう一歩立ち入って考えてみると、財政難の国や地方自治体のこの仕事、どうも腑に落ちません。何年も前に建設が決まった、国土交通省の工事らしいのですが、今この時期に、あの駅前に駐車場が必要なのでしょうか・・・駐車料金も民間を圧迫しないために、高めに設定されるらしいですし、使う人はいるのでしょうか? AOI音楽館には地下通路を通って、雨にも濡れず行けるそうですが、素晴らしい音楽を聴いた後、ゆっくり余韻にしたりながら、ちよっとワインで食事となりそうですから、車で行く人も少なそうです。

 でもこの工事の監督がギックリ腰で来院して下さいました。岐阜の方でしたが、とっても明るく素敵な監督さんでした・・・この出会いも、この工事のお陰ですか。

「雑草」という事で言わせて頂けるなら、ワシは間違いなく「雑草」である。負けないぞ!

「愛おしい」という事で言わせて頂けるなら、本日の話である。先日ご主人を亡くされた、S夫人が「この頃私の回りから、出世とか金儲け第一という人達がどんどん減っていて、気が付いたらサラリーマンの人が一人も居なくなっている。そんな人達が愛おしくて仕方がない」とおっしゃるのです。S夫人の言葉の奧意は判るはずもありませんが、この「愛おしい」という言葉の響きに、ワシの心に共鳴するモノがあったんです。

 「愛おしい」 最近10年振りの来院とか、本当に久しぶりの来院・・・という方がみえられます。こういう方が見えて下さったときの、ワシの心を言葉に表すと「愛おしい」という言葉がピッタリかも知れないと思ったんです。治療をする時に愛おしいという気持ちが必要かどうか、今まで考えてみた事もありませんでしたが、御用達の経営を目指している、やまと整体としては、ワシと患者様の間に、この「愛おしい」という関係が大切なように思います。 「愛おしい」という波動に包まれての施術・・・「愛おしい」 この波動は、すべてを包み込んでいる様に思える、今日のワシでした。理解して頂けないだろうか・・・  4/21

「HPの更新」という事で言わせて頂けるなら、「最近更新してないね」と数人の方に言われました。訪れて下さっているという事ですから、とても嬉しい。でも、この日々雑感、やはりワシの心が動いたときにだけ更新させて戴きたいと考えています。訪れて下さっている方々へ、本当にありがとうございます。4/20

うんざり」という事で言わせて頂けるなら、鈴木宗男も加藤紘一も辻本清美も、みんなおの問題で、人生を棒に振った。「政治にお金が掛かりすぎる」という話は、ずっと前から言われている事だろうが・・・あの市民活動の代表みたいな辻本清美までが、同じ言葉を吐いている。

 何もおが掛かるのは、政治だけではない。我々の生活にも、教育にも、事業にも常におが掛かる。

 入ってくる収入以上の生活や交際をしているから、足りなくなり、身を小さく出来ずに、サラに手を出してしまう・・・根っこの部分は、これと同じではないか。   4/1

「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」という事で言わせて頂けるなら、この憂えるべき世の中で、少し先走ってしまった感のある桜、今満開である。

 母に手を引かれ、桜満開の入学式。毎年目にする、何とも微笑ましい光景であるが、今年は何の影響か、静岡ではすでに満開、所によっては散り始めている。四月の入学式には葉桜になりそうでしのびない・・・

「来年は桜にカレンダーを見せて、この日に咲いて!と言う」と娘ポツリ 3/27

「異常気象」という事で言わせて頂けるなら、日本の心の故郷、富士山の永久凍土が融け始めている。シベリアの永久凍土も融け始めている。南極の巨大氷山も融け始めている。

日本の景気だけは、まだ融けない。         3/26

「日々雑感」について言わせて頂けるなら、ここの所、全く更新していない。というのも、身の回りに書きたくなる事が無いからである。そもそも、この雑感は、うきうきわくわくする様な話を書くつもりであった。

 しかし、ここんとこ、全く楽しい話が無い。今日の夕刊を見ても・・・松尾被告に7年6月、東京地裁実刑判決。 県、DV対応を強化 被害者支援へ専任職員。 鈴木氏処分、早急に結論 自民、領土発言も問題視。4野党今夕にも辞職勧告。 北朝鮮外交官の指示、有本さん拉致疑惑 よど号元妻が供述。摩天楼に光のツインタワー。 これが全てである。

 きっときっと良くなる と 信じて夢見て  3/12休診日自宅にて

「宗男ハウス」という事で言わせて頂けるなら、石原大臣が「車より熊の方が多く通る・・・」と言って、宗男ともめた件をご記憶だろう。昨日お逢いした、北海道の某氏が、酪農の生産性改善の為に、ある十勝地方の酪農家を訪ねたらしい。そうしたら母屋の立派さに驚き、同行した東京の人間は「東京だったら20億はする」と感じた位、立派な家だったそうだ。それでその某氏「酪農というのは、随分儲かるんですね」と言ったら、その酪農家「あれですよ」と車の走らない高速道路を指指すと言うのである。「牧場の中を高速道路が通ったので、その土地を売ったお金で、建てたんだ・・・いわばこれも宗男ハウスですよ」と話したという。その酪農家にとっては鈴木先生である。     2/26

「嬉しい」という事で言わせて頂けるなら、今日は清水から、このHPを見て、電話を下さったという、美しい女性がみえた。左腕全体が締め付けられる様な、力が抜ける様な症状とのこと。まあこれは治療して楽になった様なので、ひとまず安心。

 今日書きたいのは、そんなことではない。「HPの何が気に入ったのですか?」とお聞きすると、「この日々雑感です」と答えて下さった。お世辞半分とはいえ、何か嬉しい。「これから毎日チェックします」と言われると、少しプレッシャーを感じるが、励みにもなる。

 やまと整体WebSite開設5年目にして(個人のHPは7年前から)、「HP見て来ました」という方、本年になって3名。 口コミ+ネットの時代を感じる今日この頃    2/22

「良心」という事で言わせて頂けるなら、今回の国会証人喚問の、詰問する側の内容と、宗男の答弁を聞いていて、先日の雪印食品の事件と共通性を感じたのはワシだけだろうか・・・

 市民活動をしていれば、いやしていなくとも、全政党所属の代議士の殆どが、利権の奪い合いをしている事を知っている。宗男が悪いのは当然だが、その他の議員も「目くそ、鼻くそを笑う」の世界であろう。他の議員の本心は「派手にやり過ぎたんだよ」位に思っているのではないだろうか。社会の為、国家の為等という「良心」はとっくにどこかへいってしまっている。

 雪印の生産地偽りの件も、静岡のお茶も、かなり鹿児島産のお茶をブレンドしているし、長野名物野沢菜漬けだって、ドライブインやパーキングエリアで売っている殆どは、中国から塩漬けされた物を輸入し、茶色に変色した物を、一度漂白、塩を抜いて緑色に着色し、長野産という事で売られている。山菜や竹の子等もそうらしい。少しぐらいならいい、儲かればいい、判らなければいい、と徐々に感覚が麻痺してきている。ここでも「良心」がどこか遠くに行ってしまっている。

 昔は、神様が見ているよ、仏様が見ているよ、死んだ父親がみているよ、と言われて、人が見ていようがいまいが、人に迷惑がかかる様な事はしない。というのが普通の人の感覚であった筈である。

 宗男の事はよく知らないが、そもそも雪印という会社は、黒澤酉蔵(ゆうぞう)という理想主義者によって創業された、開拓精神にみなぎる会社ではなかったのか。黒澤酉蔵は、田中正造の書生として学生時代に足尾鉱毒事件に身を挺した人物である。田中正造の人間愛にあふれる理想主義に共鳴し、北海道という開拓地に渡ってリヤカーを自ら引きながら共同組合運動をおこした。それが雪印の前身なのだ。
 人材養成のため、北海道の江別に酪農学園を開校し、日本の酪農をはじめ畜産に大いなる貢献を果たしたのである。日本の畜産を担う多くの人材が、この学校から巣立っていったのだ。その人たちが、今回の狂牛病問題や、先の雪印乳業食中毒事件により、それはどのくらい苦しみを味あわさせられたか。行き詰まり、離農した人もいるはずである。黒澤氏が生きていたら何と言って嘆いただろう。雪印創設当初、札幌に本社があった頃には、事務所の正面に黒澤酉造氏の立派な言葉が掲げられていたそうである、それも今回の不祥事を予見していたかの様な文章の・・・           2/22

 

「級友」という事で言わせて頂けるなら、実に良いものである。今、砂川南高時代の上田君と電話で20数年振りに話をした。いやー本当に懐かしいものである。みんな同じように歳を重ねているはずであるが、声は昔のまま。次々に懐かしい名前が飛び出してくる、日向君、佐々木君、森谷君、射守矢君、みんな昔のままで、肩書きだけ出世しているらしい。それぞれ信越化学や住友石炭鉱業など、一流企業ばかりである。

 ワシにも良い刺激になった。  2/16

 「銅」という事で言わせて頂けるなら、あっ、まず里谷多英ちゃん、銅メダルおめでとうございます。

 次に娘が県の書道展で「銅賞」をもらってきたらしく、枕元に賞状と銅メダルと「メモ」が置いてありました。そのメモに「父ちゃん、銅賞もらってどうしよう・・・」だって。こんなシャレばっかり言っていると、将来は吉本興業かも知れない。  2/10

 「逃れられない」という事で言わせて頂けるなら、この生は自分が望んで生まれてきたものであるから、逃れてはいけないのかも知れない。親からも子供からも夫婦からも仕事からも・・・

 仕事は多少変えることもできるけれども、逃避してしまったら、再度同じ問題で悩まなければならないのは、もう何度も経験している。やはり逃げてはダメだと、つくづく思う。

 バカバカしいと思う事も多いけれど、虚しいと思うことも多いけれど、逃げ出さないで一所懸命生きるしか無いか。              2/5 

 「寒い」という事で言わせて頂けるなら、明日から二月です。季節的にも最も寒い季節に入るわけですが、今回の国会での騒動に強烈な寒気を感じるのは・・・風邪なのでしょうか。

 寒いし恥ずかしい・・・ポケットモンキーとオランウータンとナマケグマの痴話喧嘩に見えてしまいます。言った言わない・・・確かに複雑極まりない恨み辛み、親の代から引きずっている怨念、本能的な好き嫌い、自分を何とか正当化しようという思惑、今までやってきた事への自信と自負・・・・・・

 これら全て21世紀になって、捨てなければならない事の筈なのに、過去の遺物にしがみついて、日本の未来を無視している政治家にうんざりです。

 アメリカも韓国も、すでに不景気の底を打ち、上昇に向かい始めたというのに、日本はどこへ行くのでしょう。

 今度は変われるか・・・と、かすかに期待したワシがバカだったのでしょうか。。。小泉さん。庶民は既に変わり始めてますよ。          1/31

 「北海道人として」言わせて頂けるなら2、デッカイ道の北海道、ちっちゃく恥ずかしい話、サッポロビールのビール園で、せこい事をやってくれました。と言うのは、飲み放題のお客様に、前日のビールを混ぜて出していたと言うのです。 樽に残ったからといって、どこの店でも捨てる事は無いと思っていろいろ調べてみたら、ビールタンクと注ぎ口を結ぶホースに残ったビールを、保存して置いて、翌日の飲み放題のお客様にだけ20mlほど混ぜて出していたというのです。

 「もったいない」という意識が徹底していたのか・・・これは21世紀に適応した、良い感覚かも知れないが、その量10〜20リットルといい、原価にして8,000円ほどという事です。

 今回保健所の調査で、「衛生上は問題無し」という事になり、大事には至りませんでしたが、これで食中毒でも起こしていたら、またまたえらいこんです。

 しかし食中毒にならなくても、「鮮度が命」はドライだけじゃないでしょうに。

 抜いたビールは捨てずに、社員が持って帰って、飲むことにして下さい。

 頼みますよ、北海道・・・そんな気分の門間でした。  1/26

 昭和32年生まれと言うことに関して言わせて頂けるなら、日本の歴史の中では、南極に昭和基地が出来た事くらいであろうか・・・あの大好きな西堀栄三郎さんが隊長を務めた第一回南極越冬隊です。この辺から日本は高度経済成長の波に乗り始め、S33には東京タワーが出来、S34には現天皇陛下のご成婚、悪い事では、伊勢湾台風で5千人以上の死者が出、S37にはビートルズがデビュー、S38にはケネディー大統領が暗殺され、S39には東海道新幹線が開通し、東京オリンピック開催、そしてホンダがF1に初参戦を果たしている。S41には交通事故死者が1万人を越え、自動車の急速な普及が伺い知れる。S43には大学紛争が激化し、川端康成氏がノーベル賞を受賞。S44には東名高速道路が東京小牧間全線開通し、S45には三島由紀夫が割腹自殺している。

 テレビだ冷蔵庫だ洗濯機だ車だと、物質的な豊かさを追い求めていた日本人。

 ただただ一生懸命働いて、明るい未来を心の拠り所にしてきた日本人。

 そんな親に育てられてきたのが、ノーテンキな昭和32年生まれです。

 そんなS32年生まれが、初めて味わう、苦い味の今日この頃。

 「良薬、口に苦し」・・・     門間でした。       1/25

 北海道人として言わせて頂けるなら、北海道の誇りの一つであるはずの雪印、あれじゃもう許されない。

 あー恥ずかしい。可愛そうだが、ここまできたら一度融けて頂くしかないかも・・・知れない。

 最近の北海道三大恥、雪印・鈴木宗男・元札幌国税局長

 北海道生活21年、静岡県生活23年の門間でした。 1/24

 

不景気という事に関して言わせて頂けるなら、この400年続いてきた、のんびりとした気風の静岡の街中で、至る所に100円パーキングができている事に気づいているでしょうか・・・これらは何代も続いた老舗が廃業しただけではなく、土地屋敷まで売り払わなければならなかった、商店や事業所だそうです。

 老舗でさえこうであるから、たかだか14年足らずのやまと整体など、屁一つでしょう。我々の年代には、本当に今だかつて経験したことのない厳しさです。今こそ昭和一桁以前に、生を受けた方達のお知恵を拝借しなければならないように思います。お陰とこれら年代の方々はお元気ですので、今こそいろいろ身近な年輩者に相談してみては如何でしょうか・・・

 先日、やまと整体の最年長クラスの○○さんにお話を伺いました。この方は本当に優しい方で、こう言って下さいました。「私の人生の中では、昭和4,5年のインフレ不景気が想い出に残っているが、あの時は食べるものすら無くて、本当に命の危険を感じたね。それに比べると、今回の不景気は、命の危険は感じない分、まだましかも知れないね。しかし、昔を経験していない今の人にとっては、かなり大変な状況だろうね。でも経済というものは必ず立ち直ってくるものだから、今の様な時はじっと我慢するしか無いねー」と・・・

 大先輩は「身を小さくして、じっと我慢」と教えて下さいました。確かにデフレでモノは沢山あるので、命の危険は感じませんが、身を小さくできない、身の大きな人が苦しむんですね。

 身の大きな門間でした。  1/23 「緒方貞子氏の言動に感動しました。」

 昨日からアフガン復興会議のために、世界中の要人が東京入りしている。いつもテレビでよく見る顔が、今東京に全員来ていることになる。警視庁が物々しい厳戒態勢をしくのも致し方ないかも知れない。

 小泉首相はアフガン支援の為に5億$の援助を決めたらしい。5億$・・・日本円に直すと、約650億円 

 今、「世界の人口が100人だったら・・・」という本が売れているらしい。ワシも地球村のホームページに出ていたこの文を家のトイレに貼った。いろんな意味を込めて・・・

 6人が世界の冨の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍、80人は標準以下の居住環境に住み、70人は文字が読めません。50人は栄養失調で苦しみ、ひとりが瀕死の状態にあり、ひとりは今、生まれようとしています。ひとり(そう、たったひとり)は大学の教育を受け、ひとりだけがコンピューターを所有しています。・・・・・・更に続きます・・・もし冷蔵庫には食料があり、着る服があり、頭の上には屋根があり、寝る場所があるならば・・・あなたはこの世界の75%の人々よりお金持ちで、もし、銀行に預金があり、お財布にもお金があり、家のどこかに小銭の入った入れ物があるならば・・・あなたはこの世界の中で最も裕福なものの上位8%のうちの一人。と続く。

 以前「一杯のかけそば」事件というのがあった。ちよっとそんな臭いもするが、今の我々の生活は、確かに人類の長い歴史を見ても、希にみる恵まれた生活を、しかし不景気だとぼやきながら送らせて頂いているのは事実でしょう。

 100人しか居ない小さな村だとしたら、こんなにごくごく限られた人だけが、となりで餓死している家族が居るのに、病気になる程、腹一杯美味しいモノを食べる・・・人間として、やはりできません。

 想像力が欠如していた、門間でした。   2002/1/21

 先日ある金融機関のお偉いさんが治療にいらした。とても良い方で、いろいろ話して下さいました。

「先日富士宮に所用で行ったときに駅前通の消費者金融の看板とC・Dの多さに驚きましたね」と話掛けた。

すると「現在、あらゆる業界の中で、唯一業績が良いのが消費者金融なんですよ」と言うではありませんか。

銀行は5〜6%の金利で消費者金融にお金を融資し、消費者金融はそのお金を26%で消費者に貸すのだそうです。

 テレビを見ていても消費者金融のCMばかり、大手銀行が不良債権で苦しみ、名前をコロコロ替えて、何が何だか分からなくなっていると言うのに、消費者金融の不良債権は1%以下だそうです。これは「借りたモノはカエス」という日本人個人の律儀さを表しているのかも知れませんが、大手銀行に比べて不良債権の額の少なさに驚きます。

 この消費者金融業界の融資残高は60兆円で、アメリカの海外債務とほぼ同じ。そして、アメリカでの貸付先評価は、東京三菱より武富士が上という現実。静銀がクレディアと業務提携するもやむなし。でしょうか・・・

 我がやまと整体にも、経営状況を知ってか知らずか、あらゆる消費者金融から電話が入ります。50万円ならどこでも笑って貸してくれますが、零細企業を対象とする500万円程度の貸付は担保が生命保険と言われています。生命保険は加入後1年を経過しないと保険金が下りないため、消費者金融は一年を過ぎてからの自殺を待っているのだそうです。どおりで、昨今の自殺者数が交通事故死者の三倍を越える訳です。年間32,000人ですよ。それも40代50代がその大半と聞くと人ごとではありません。

 金融庁で情報公開されている、消費者金融利用者、個人企業を含めて800万人以上。その納める利息年間15兆円以上 消費税は10兆円。驚いて開いた口が閉じません。

 警視庁の統計では、この利息元金不払いが原因とみられる自殺者1日平均25人以上。消費者金融業界の広告費年間8,000億円。銀行が消費者金融に貸す担保は、消費者金融の顧客名簿とのこと。私が信用金庫に融資のお願いに行ったときに15分程でプリントアウトされて出てきた紙を見て、「門間さんはサラ金からお金借りたこと無いですね・・・」すぐ判る訳です。ツーツーなんですから。

 阪神大震災、今年で7年目という事で、各地で慰霊祭が行われた様ですが、直接震災死5,600名、9/11のテロ、約6,000名、サラ金返済を苦に自殺10,000名、アフガン・パキスタンでの年間飢餓、病死者300万人。アメリカの報復による死者1,000人以下、日本の交通事故死者10,000人前後。

 皆さん・・・何を思います?  私もいろいろ考えさせられます。 2002/1/18

日々雑感2001年分

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