Cancun
2006/08/19〜2006/08/22

ここにはない、青い海とリゾート気分が満喫したい!ということで
昨年、行きたい!行きたい!と言いつづけていたカンクン。
ハリケーン・ウィルマの影響で結局、昨年はあきらめたのですが
だったら今年、この夏のうちに行っちゃおう!ということで行くことにしました。
この旅行の数日前、イギリスのテロ未遂事件の影響が気にしながらも
旅行前日に出張先のシアトルから帰ってきたハンクから
”あんまり大したことはないよ”と聞かされてはいたのですが・・・さてどうなることやら。
とりあえず、今回はミネアポリスの空港から出発。国際線だし、イギリスのテロ未遂事件のこともあるので、空港には2時間前にたどり着こう!ということになってミノクアを朝4時に出発。出発する頃、すごいサンダーストームで、おまけに途中51号が工事中で回り道。2時間前に到着するか?!と心配したのですが、ワッサに来た頃には、もうすっかり雨も止んでいました。
無事、朝8時にミネアポリスの空港に到着。早々にチェック・インをして空港セキュリティーへ。ここでやってしまった(>_<)ついリキッド・ファンデーションを手荷物に入れてしまった。試供品の日焼け止めの乳液も!!もちろん、没収!!ファンデーション没収は痛かったなあ。
まあ、気を取り直してラウンジへ。ホント、ハンクと一緒だとラウンジに入れるから楽だよね。私もお嬢も来年こそはゴールド・メンバー奪回だ!!ということで1時間ちょっと、快適にラウンジでベーグルとトマトジュースの朝食。
そして10時33分のカンクン行きの飛行機に乗り込みました。ここで今回、自動的にアップグレードされていて、食事とアルコール類の飲み物がついたのですが、この機内食、今まで食べた機内食の中でも最低レベル。台湾へ行ったときのキャセイのまずさに匹敵するくらい。お嬢も私ももちろんハンクも食べ残してしまいました(>_<)その分、飲んだけどね(^_-)-☆
カンクンの空港に無事到着したのですが、ここからが勧誘合戦の嵐。「オラ!」とか「エックスキューズミー!」とかどんどん声をかけてくる。今回は空港にNWのバケーションパックの人が迎えに来ているハズだが「当人だ」と言われても、書類を見せてもらうまで安心できないくらい警戒心を抱いていました。だって、次から次へと声をかけてくる人数が尋常ではないんだもの。
ホテルはグラン・メリア・カンクン。さてホテルに無事到着してもまだ「ツアーは予約したか?」とかうるさく尋ねてくる。それがチェック・インの最中にだ。それもホテルの従業員の制服を着ている。「英語は話せない」と断って無視を決め込んだら、話しかけてこなかった。
そして今回はホテル内の食事、飲み物は全て無料になるというオール・イン・クルーシブを利用。さすがにルームサービスやレストラン内の高いメニューや特別なワインは料金には含まれないんだけど、アメリカ人がカンクンに来たらオール・イン・クルーシブにしてホテル内で過ごすんだ!と同僚から聞かされていたハンクが是非に!というリクエストで今回はオール・イン・クルーシブにしてみました。でもこれが本当に楽でいい!!チェックインしてから早速、ラウンジでビールやカクテルを注文。料金を気にしないでオーダーできる喜び!ああ、素晴らしかった!!
お嬢もプールに行きたい!とせがむので行きたかったのだが何せ、玄関前に預けた荷物が届かない。あまりにも遅いのでフロントにクレームをつけたらスグ届けに来た。あんまり荷物が遅かったのでチップを渡したくないなあ、って思っていたらしつこく「部屋は大丈夫か?」「今日はどこに出かけるのか?」とうるさかったのでチップを渡して帰ってもらった。
もっと驚くことにホテルのプールを利用するときにタオルを貸し出ししてくれるのだがそこのおじさんまでもが「魚釣りはしないか?」とハンクに尋ねていた。どこまで行っても勧誘はついてまわるようだ。
それでもプールは快適。写真のプールはほんの一部。子供用のプールもあるし、見えているビーチはホテルのプライベート・ビーチ区間。ここでもデッキに横たわって飲み物も注文出来たりするんだなあ。
お嬢は最近、泳ぐことが大好きでほとんどの時間をプールで遊んだ。
その間、海にも出てみた。ここのビーチ、本当に綺麗だった。遠浅のところは水色(エメラルドブルーという言うべきか?)少し深いところやさんご礁のあるところはモスグリーンのような色をしていた。
プールも海も暖かい。ウィスコンシンの湖とは本当に対照的!!
日が暮れてしだいに風が強くなって、プールの外に出るのが寒くなってきたのでここいらで食事にしましょう!ということで食事にしてみた。
ここには1軒、バッフェのところがあるということだったのでお嬢のお腹もハラペコ状態だったので、とりあえず、今日はバッフェにしよう!ということでバッフェに。アメリカンなバッフェだったけど味はアメリカンよりもいける!「旨い!」ってほどではないけど苦痛なく食べられるところが良かった。でも私達夫婦は食事よりも飲む方が優先、という感じでした(>_<)
その後、寿司バーを発見!!嫌がるお嬢とハンクを従えて行ってみました。寿司バーといってもアメリカ人向けの寿司バーなので、日本人の口には合わないけど、でもアメリカの味に麻痺させられている今の私達には十分、食べられる味だった。もし日本から直接旅行に来ている人達にはきっと満足出来ない味だとは思う。でもあるだけマシだと思った。あとお酒の注文に困った。だって日本酒がないんだから!!当然と言えば当然・・・仕方なくマルガリータでお寿司をいただきました。中には揚げ餃子やシーフード・サラダもあり、お嬢は揚げ餃子をパクついていました。結局、毎晩、ここの寿司バーに通うことになり、最終日の夜は注文の度に揚げ餃子は3皿、シーフードサラダは2皿、握りは2皿ずつ頼むようになっていました。
カンクン2日目。毎朝同じレストランで朝食バッフェをいただくことになっている。いつも私達は安い宿に泊まっているのでシリアルだけ、とかドーナツだけ、という朝食が多い中、あまりにも選ぶ種類が多すぎて嬉しいやら困るやら。この日はアメリカンな食事にしたのですが、この次の日の朝食はチキン・ライス・スープを中心にメキシカンでいただきました。
さて今日は一日、ホテルでのんびり過ごすことにした。じゃあ、せっかくならプールバーで飲み物を頼みましょう!ということになってこの写真。私達は一度だけ新婚旅行でオーストラリアでプールで飲んだことはあるけど、それ以来だから16年ぶり?!頼んだのはブラッディ・マリーなんだけど、ちょっとタバスコが多すぎて飲んだからむせてしまったのでした。それでもプールに入りながらカクテルをいただくなんて、本当に贅沢。このとき、お嬢はアイス・ティー(めずらしく甘くない)。そしてハンクはゴールデン・マルガリータを注文したのでした。ただプール・サイドでの飲食がOKなのが午後5時までと少し早い時間に終わってしまうのが難点だった。
ひたすらプールとホテルのプライベート・ビーチで過ごした後、お昼はホテル内のシーフードのお店。ここのレストランが何を注文してもおいしい!このお皿は前菜のオイスターのカルパッチョだけど、本当に旨かった!!スープもタコスとかにもふんだんにシーフードが入っていて、本当に何を注文しても何を食べても本当においしいの!!おいしい食事にお酒もすすみ昼食なのにビール2杯、白ワイン2杯、カクテルを2杯ほどいただきました。だいたいこのペースで各食事のときにはアルコール類を頼むようにしていました。
次の日はイスラ・ムヘーレスという島まで渡りました。私がどうしてもお嬢に熱帯魚を見せたくて、ツアーも何も頼まないで行ってみました。毎分、出ているというバスに1人6.5ペソ払って(これは子供も支払う)1人往復US$30(大人のみ)を払ってフェリーで30分くらいで島に行き、タクシー代片道50ペソを払って、シュノーケリングのスポット、ガラフォン(私が行った所は民宿みたいなところ)まで行き、1人40ペソ(大人のみ)払って、綺麗な魚が生息するさんご礁のあるところに行ったのに・・・
「海はしょっぱいから嫌いだし、魚が怖い。もう海には入らなくていい。」
このお言葉で早々にこの島から退散したのでした。賞味2時間いたか、いないくらいの滞在でした。ハンクは「おーい!こっちには青いお魚がいるぞお!」なんて言いながらシュノーケリングを楽しんでいたけど、私はお嬢が嫌がるので結局、寄せては返す波をボーっとみつめているだけで終わってしまったのでした。
ちなみにガラフォン国立公園でも昼食込みでシュノーケリングが楽しめたようですが、何せ値段が尋常でない!!1人US$50なんて言いやがる!!少し坂を下ったところで今回、シュノーケリングを楽しんだのですが、10分の1の値段で楽しめます。私はちゃんと見ていないけど、ハンクはけっこういろんな綺麗な魚が見ることが出来たそうです。
※US$1≒10.44ペソ 私がホテルで換金したときのレートです。
夜は本当はイタリアンのお店に行きたかったのですが、今回、ビーサンと短パンしか持ってこなかったハンクのせいで、入店拒否。ちゃんとした服装を持って来いよ!(いつも荷造りは夫婦別)仕方なくメキシカンのレストランへ。お昼のシーフードのお店もここのメキシカンは必ずトルティーア・チップスとサルサがついてくるので、お腹がいつも空いていたお嬢には本当にありがたいサービスだった。サルサにはトマトと玉ねぎと香菜にライムが入っているもの。このソースのおかげでお嬢は香菜が食べられるようになりました。でも全体的にここのメキシカンレストランの味付けはいただけなかったなあ。シーフードが甘く味付けしてあるものは、やはりいただけないなあ。この後、また寿司バーに行ったのは言うまでもありません。
次の日は朝8時に飛行機が飛ぶ、とのことで朝は4時45分には起床。お迎えが来る5時30分にはけっこう激しい雨が降っていました。思い起こせば、この3日間はお天気にも恵まれ、暑かったけど、フロリダの蒸し暑さに比べればまだ過ごしやすかったし、夕方には風が吹くと涼しいくらい。
今回、帰りの飛行機はNWと共同運航のデルタを利用したのですが、ここでのカウンターの列が長かったこと・・・空港のカウンターのメキシコ人の職員はキビキビ働いているのだけど、お客がいつまでもそこの席はイヤだとか、難癖つけている感じだったのよねえ。まあ、それでもセキュリティーチェックはアメリカよりも甘いかなあ、って思っていたらフィリピン同様、アメリカ行きの飛行機は搭乗前に念入りな手荷物検査があった。ここでハンクは「大丈夫、俺、シアトルから帰ってきたときも、カンクンに来るときも没収されなかったもの」と言って持っていた、コンタクト液と歯磨き粉とマッチを没収されていました。カンクンに来るときにミネアポリスの空港でリキッド・ファンデーションを持っていて没収されて私に散々、言ってたくせに、今度はお前が没収されているじゃないか!!と思ったのでありました。