Paris
2007/03/17〜2007/03/22

1月下旬に日本に一時帰国したものだから、春休みにまた帰るのも何だし
せっかくだからマイル稼ぎにヨーロッパあたりにでも行ってみようかと
飛行機を探していたら一人約$500くらいで航空券があった!
税金とかを入れると$700くらいになっちゃうけど
1日ズレると倍の値段に釣りあがるスレスレの時期。
もうこれは行くしかないでしょう!!と鼻息を荒くしてポーン!とマウスをクリックしたのでした。
実は出発の初日は春休み初日の日でもありました。朝、空港に行くとな、なんと知っている顔がズラリ。皆はフロリダへ遊びに行く予定なんだとか。いつもなら空港で待つ間、絵を描いたり、DVDを観たりしているのですが、この日は皆で空港で遊んでいて、あっという間に搭乗の時間となったのでした。毎旅、こういう感じで時間が過ぎて行ってくれると助かるなあ。
今回、パリへはまずラインランダーからミネアポリスへ。そしてミネアポリスからデトロイトへ。そしてデトロイトからシャルル・ドゴール空港へと飛んだのでした。
デトロイトから乗った飛行機がな、なんとA330-200!この機材はエコノミーにもパーソナル・テレビが付いているんだよね。日本の航空会社では当たり前かもしれないんだけど、ケチケチ、ノースウェストでは超高級に感じてしまいます。それにアルコール類も無料!こんなことならラウンジでめいっぱいウィンなんか飲んでいちゃいけなかった。「もう一杯、いかがですか?」と尋ねられ、お断りしたのは今度が初めて。
と機嫌良く乗ったものの、この後がちょっと良くなかった。今、シャルル・ドゴール空港は拡張中のようで私達の飛行機はターミナルからかなり外れたところに止まったのでした。なのでバスで20分も揺られて、ようやくターミナルへ到着したのでした。それにちょうど小雪も舞っていてタラップは滑りやすい状態に。あんなに緊張してタラップを降りたのは初めてくらい、滑りやすかった。
そして入国審査はすんなり終わったのですが、両替にかなり待たされ、またホテルのシャトルでも待たされ結局、パリに到着して3時間もかかって空港の近くのホテルに到着したのでした。
今回のホテルは空港から近い「ミレニアム・ホテル」ここのホテルは日本のアップルのサイトから予約を入れました。1泊8300円(税金諸経費込み)朝食も込みの値段です。今回はディスニーランド・パリにも行く予定でしたし、このホテルに屋内プールもついていたので、天気が悪かったらプールに入れば良いと思ってここを予約しました。案の定、到着した日は外へ出ずにここのプールで泳いでいました。プールの水、かなり冷たかったですけどね。あと高速インターネットも出来ます。有料ではあるものの、ロケーション・TVも観ることができました。
ここはディズニーランド・パリ。ホテルから空港までホテルシャトルに乗り、空港からディズニーランドまでのシャトルが出ています。乗り場には何もサインがなく、インフォメーションで何度も確認をしてしまいました。言われたところで待っていると定刻よりも少し遅れて側面にミッキーやらディズニーのキャラクターの絵が描かれたバスがやってきました。お金はバスに乗り込むときに支払います。私達はクレジット・カードで支払いましたが、2,3の家族はクレジット・カードが効かなくて現金で支払っていました。何ででしょう・・・。
さてバスに揺られて1時間弱。ディズニーランド・パリに到着です。園内は全くアメリカや日本と同じです。ただお城は眠れる森の美女のお城になっていました。またイギリスからのお客も多いためか、表示はフランス語と英語と両方ありました。それにライオン・キングのショーがあったのですが、そのショーもフランス語と英語とそれぞれショーがありました。もちろん私達は英語のショー。でもね、あまりにもお粗末。セットや演じているキャストは上手なんだけど、15分くらいでショーが終わっちゃうのよ。いつもアラジンだとかターザンとか観たお嬢は「もう終わり?何これ?」とかなりご不満の様子。もちろん私も不満でした。
園内でハンバーガーの昼食。でもね、何だかアメリカのハンバーガーよりもおいしく感じたのは何でだろう?
次の日はヴェルサイユ宮殿へ。ここへもまたホテルからシャトルに乗って次に街中へ行く電車に乗っていきます。画像は駅構内の自動販売機。よく見ると「MIKADO」という名のポッキーが・・・。早速購入してみました。お味は・・・「おいしいよ!」とお嬢。私もアメリカで売られているポッキーよりもチョコレートが濃厚でおいしい気がします。さまざまなお菓子が売られているフランスの自動販売機で日本のポッキー、がんばっています!!
さてヴェルサイユ宮殿で途中、乗換えしなくてはいけません。ホームはわかったのですが、どれに乗って行って良いのかわからないなあと思っていたところ、日本人らしき2人組みの女性を発見!!日本人女性って本当におしゃれだし、痩せてる!一目でわかりました。少しそばに寄って聞き耳を立ててみると日本語が聞こえてきました。その2人組が来た電車に乗る込もうとしたので、私達もすかさず乗り込んだのでした。もうあとはヴェルサイユ宮殿までまっしぐらです。
終着駅がヴェルサイユ宮殿の駅。徒歩で15分もかからずに宮殿に到着しました。
中に入るといろんな絵画や彫刻、また壁画や天井画などがあり、一部屋一部屋お嬢のペースでじっくり見ていきました。彼女が一番気に入ったのは王妃のベッド。キラキラしているし、壁がピンクなのがすごいんだそうです。私は王妃のベッドとはいえ、ちょっと小さいのにはビックリ。私は王妃にはなれないなあ、と思ったのでした。
さてここで昼食はマクドナルド。ヴェルサイユ宮殿駅の近くにあります。子連れだと、どうしてもこういうところで食事になってしまいます。ここでもお嬢はチキンナゲットのハッピーミールを注文したのですが、店員さんに「バーベキュー・ソースがいいか、タルタルソースがいいか?」と聞かれました。さすがイギリスに近いフランス、フィッシュ・アンド・チップスの本国イギリス人向けにタルタルソースも用意してあるか?なんて1人で勝手に想像しちゃいました。それともう1つビックリしたのが、ハッピーミールのドリンクのチョイスに「ボトル・ウォーター」がありました。アメリカではボトル・ウォーターは別料金になってしまいます。でもフランスではOK!甘いものダメなお嬢は喜んでボトル・ウォーターを注文しました。
そうそうここのマクドナルド、プレイエリアもあるので、体を動かしたいお子さんをお連れの親御さんには持って来いの場所です。
ヴェルサイユ宮殿を後にしてフランスの繁華街、「オペラ」に行きました。いろいろなデパートがあるから、ちょっとのぞいてみようと思ってやってきました。あまり歩くとお嬢が疲れるだろうからと思い、駅から近い高島屋に行ってみました。やっぱりフランスのお洋服はデザインも良いけどデパートの洋服は高い・・・。何か良いものがあれば1着、って考えていたけど、とてもじゃないけど手が出せませんでした。
デパートを後にしてちょっとカフェでもと思い清水の舞台から飛び降りるくらいの思いでカフェへ。だって今までは英語でも十分通じるようなところばかり行っていたのですが、カフェは英語は無理でしょうと思ったのでした。でも全然問題なかった。適当に座るとウェイターさんが来て注文をとってくれます。私はカプチーノ。お嬢はチョコレートケーキを注文。お嬢は「おいしいよ、このチョコレートケーキ」と言いながらパクついていました。私は口ひげを作りながらカプチーノを堪能。ふと見るとお嬢がケーキを完食。一口も食べてない〜。
夜は空港内のレストランへ。「Hippopotamus」というチェーン展開しているレストラン。今回、一番まともな食事はここでの食事。いつもサンドイッチを買ってだとか、ルームサービスで、だとかでサーブしてもらって食べたのは最終日の夜にして初めてでした。
ここはリーズナブルですが、けっこうおいしかったです。チェーン店でもこんなにおいしいんだから、街のビストロはもっとおいしいんだろうなあって思っちゃいました。またけっこうボリュームもあって私はオニオングラタンスープとトマトとエビの前菜と一緒についてくるバゲットでお腹がいっぱいになりました。お嬢のお子様ランチのけっこうなボリュームでお持ち帰りをしたくらい。大満足でした。
この画像はノースの帰りの飛行機の中で観た「美女と野獣」今回のA330-200には付けてあるパーソナルテレビです。いいなあA330-200機。日本−アメリカ線でも飛んでくれないかなあ。
ということでフランスの旅は終わったのですが、アメリカ国内の旅は終わらず、帰宅するハズのその日には我が家へは戻れませんでした。ミネアポリスからラインランダーの飛行機が天候によりキャンセルになり、次の日に飛ぶようになってしまったのでした。常日頃、ハンクからは「1泊分の着替え等々は用意して飛行機に乗り込むように」と言われていた私達ですが、その言いつけを守っていたおかげでスーツケース等が出てこなくても何も困らずホテルに宿泊することが出来ました。