− あらすじ − |
桜舞う季節を舞台にした、桜の精と辰人達の物語。 この精霊、遠い昔に蟲妖を封じる為に植えられた桜に宿る精霊で、 その桜の木が倒れたことにより現世に現れますが、自分の使命を忘れてしまいました。 そして自分の使命を思い出す為に珠姫に取り憑き、辰人達を巻き込んで一騒動起こします。 しかし、同時に桜の木に封印されていた蟲妖がチャンスとばかりに甦ってしまうのです。 人々の『想い』が集う春を背景に、辰人達と古の蟲妖との戦いが始まります。 |
− 総評 − |
はい、もう素晴らしい出来でした。 一番の見所は、『邪を祓う剣』の使命と向かい合った美空の勇姿。 蟲妖を一瞬のうちに斬り捨てる姿は、はっきり言って 惚れます。 そして、美空登場シーンの台詞 『邪なるものよ、お前は私の友を傷付けようとした。 その罪は万死に値する。 お前のために流す涙は枯れ果てた……堕ちよ地獄へ!!』 を聞くと 抱かれたくなります。 相変わらずの辰人と美空の信頼関係には思わず悶絶です。 御互いを認め合い、どんなピンチでも相手が来てくれることを信じられる、 今思うとシティハンターの冴羽遼と牧村香の信頼関係に似ているなあ、と。 メインとなる桜の精の話も、非常にハートフルでかなり良さげです。 オチはかなり凄いですけどね。 専用のオープニング有り、アニメ有り、そして御約束のシーンも有り、 しかもその御約束シーンのCGが素晴らしい出来映え。 外伝専用のExtraModeも用意されています。 雑誌(ELOGIN)は780円なのですが、それ以上の価値はあります。 朝が来ない夜に抱かれてを御持ちの方は絶対にプレイして欲しいです。 余談ですが、『石船ゆかり』というキャラを見直しました。 こいつ、めちゃめちゃ美味しいぞ。 |