最初に断っておきますが、私は801という世界に関して全くの素人です。 最近になってようやくその骨格というか根底にある部分が理解できそうになったレベルであります。 また、原則的にノーマルなカップリングを好み、思考(妄想)体系はそちらが中心です。 ですからプロの方が読めばかなり間違っていることを述べているかもしれません。 その点は御了承願います。 この『MISSING PARTS』という作品、表立っては単なる推理ADVなのですが、 801という言葉に反応する御方が歓喜するくらい素晴らしい沢山の題材が詰まっているようです。 確かに全編を通じて男女問わず「愛と友情」なシーンが用意されています。 私は普通に、成美さんが恭介を下僕2号にし、潤ちゃんが恭介に恋心を抱き、 哲平と友情を深め、涼雪といい関係になり、氷室に認められ、森川と喧嘩する、 そんな至って普通の人間関係に酔いしれていました。 しかし、私のお連れ様に遊ばせてみたところ、 「恭ちゃんに何かあったら、俺犯人殺してしまうわ」 というFile3での哲平の台詞に何かアナザーな世界を感じたらしく それからというもの哲平と恭介の絡み(森川も若干含む)に狂喜乱舞するようになってしまいました。 ま、それから私も本作に含まれている801要素を色々と勉強することになったのは言うまでもありません。 今までは801の世界を容認しつつも、801要素を見出す切っ掛けがどうもしっくりこない感じでしたが お連れ様と遊んでいるうちに沢山の情報を脳内インポートされたため、そこそこ納得できるようになりました。 という訳で、このゲームにはかなりの801カップリングが出来る可能性を秘めております。 まあ、これがこのコラムの趣旨です。 ベース路線は「哲平×恭介」になるのは確実かと思いますが、 何気に男性陣の人間関係が面白いこともあって、 「森川×恭介」「所長×恭介」「威×恭介」「所長×氷室」「久蔵×哲平」「諏訪×森川」 などなど妄想次第で発展する余地はいくらでもあるような気がします。 ただ、お連れ様に再度色々聞いてみると、彼女が構築した世界に関する私の認識が間違っていたようで、 「恭ちゃん総受け」ではなく飽くまで「哲平×恭介」であり、それに「+森川」が加わるのだそうな。 森川が主にならないのは、京香さんへの想いが強くて深くは追求できないからだそうです。 個人的には恭介の涼雪に対する想いもかなりのものかなあと思うのですが、 それよりも哲平との絡みが第一になるみたいですね。 正直、細かく追求すると流石にまだまだ分からない世界ではあります。 ですから上に挙げたカップリングもプロの方が見れば「こいつ分かってねえな」と一蹴されそうです。 いや〜、奥が深いですね。 ということで、推理ADVの好きな御方が普通に楽しめるだけでなく、 801の世界に美学を求める方々も十分に満足できる、そんな側面も持ち合わせているゲームなのです。 そちらに興味のある御方、そういった視点で遊んでみては如何でしょうか。 また、興味があってまだ未プレイの御方は是非プレイして頂きたいところです。 (ネタバレ宣言してるページで推奨しても仕方ないですが) 私、まだまだあんまりよく分かってない身分ですが、 少なくとも「哲平×恭介」のカップリングは理解できたつもりであり、 当サイトではそれとなく推奨していきたいと思います。 (基本的に私の中では「恭介×涼雪」「恭介×潤」というのが中心ですけどね) 小説とか絵とか書(描)けないので展開していくことはできませんが。 なお、PS2版パッケージの裏には 「片腕として活躍するワトスン「哲平」との出会い、淡い恋と友情」というフレーズがありますが、 これが他女性との「正当なる淡い恋」なのか、哲平との「アナザー淡い恋」なのか、 結局のところユーザの判断に任せるというところなんでしょうか。 そのところはどうなんですかねえ、F・O・G様。 ものすごい意味深な書き方に聞こえてしまいます。 賛同・反論・意見は御気軽にどうぞ。 あまり答えられないかもしれませんけど |