File3で威一凱から見立て殺人・死体の場所に関する暗号を提示されます。 内容は中国の子守唄で子供が逃げると叱られてじいさんにかえされるというものですが、 詩の中には五行相剋や死体にかけられる白い粉を連想させる部分があります。 この暗号を解けるか否かが次の見立て殺人に大きく関わってきます。 暗号はこんな内容です。 |
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この子守唄を元に見立て殺人を喰い止めるのですが、 子守唄からエイジ・ヒロヤの殺人が見立てであることを裏付ける必要があります。 木に縛り付けられ胸を氷で刺されていたエイジと、土を被せられ口に木を含んでいたヒロヤ、 両者共に氷に剋される木・木に剋される土を連想させる異様な死に様をしており、 なおかつ2人の死体には白いおしろいがかけられていました。 一方、子守唄では『木・土・水・火・金』の順に並ぶ五行相剋を連想させる言葉と 白いおしろいを連想させる『まっしろ』という言葉が含まれています。 歌詞が「木・土・水・火・金」と五行相剋順になっているところがポイントです。 (「金」の部分は「氷・雪」という意味の方で取り、「まっしろ」を雪として解釈) つまり、『たきび(木・砂・さかな)』『(樫の・砂の・海の・火の)じいさん』と 白いおしろい『まっしろ』の3つが見立てを裏付ける言葉になります。 もう一つ、『まっしろいおうち』が雪や氷を連想させる位置、つまり寒い場所を表しており、 これが大きな冷蔵庫がある埠頭にある倉庫を指します。 最終的に帰る場所、つまり全ての事件の接点となっている人物の居場所を意味しているのです。 ということで、この歌詞の中で重要な部分は以下のようになります。 |
選ぶ言葉 | 意味 |
たきび(木、砂、さかな) | 五行の属性を表す |
まっしろいおうち | 埠頭の空き倉庫 |
子供 | 犯人 |
(樫の・砂の・海の・火の)じいさん | 見立てにより殺された被害者 |
まっしろ | 死体にかけられたおしろい |
と、こんな感じになります。 本作では接点となる人間がいる「埠頭の倉庫」を当てれば見立て殺人を止める事が出来ます。 この場所を探し当てなかった場合、五行相剋の法則に準えた見立て殺人が続いてしまうのです。 |