マージ フォイエルバッハ |
正体は『銀狼』の精霊。 狼ですよオオカミ。 これだけでカッチョエエ。 しかもカッチョエエのにベッタリ甘えてくるもんだからもう。 寝るのは狼らしくきっちり床の上だったり。 今や犬なんかは人間と同じベッドで寝る御時世なのに・・・。 基本的に糾の前ではいつも顔を赤らめて恥かしそうにしてるシャイな性格ですが、 寝てるときに勝手に膝枕してたり、気にする様子もなくいきなり手を掴んだり、 膝枕の御返しに要求したものは頭を「撫で撫で」して欲しいだったり 外敵が迫ってきたときには別人と思えるほど素早く冷静で的確な判断を下したり、 糾に「空の上でも海の底でも夢の中でも何処にいても駆けつけます」とかスゲーこと言ったり、 結局のところ引っ込み思案なんだか積極的なんだか分からない性格です。 アメリア曰く「とほほほん」な性格だそうな。 また、他の娘に優しくしたりすると機嫌を損ねる嫉妬深い一面もあります。 フィンに御飯の御礼を言ったら「明日は私が作ります!」とか言ってくれます。 嫉妬深さはポイント高し。 さて、マージのテーマはPS2のサブタイトル「あの時の遠い約束を」そのまんまかと。 幼い頃、父親と母親が死んで悲しんでいた糾は一匹の子犬(実は狼)と出会います。 子犬は悲しんでいる自分と寂しいのも忘れさせるくらい一緒に遊んでくれました。 時を経て館に戻ってきた糾、とある夜に当時の面影を残しつつ大きく成長した子犬と再会します。 その子犬こそがマージだったのです。 ちなみに狼の姿では樹に登れなかったため、 糾が樹に登っている時は女の子の姿で糾の前に現れていました。 実は、マージは元々ミラルカの配下でした。 館と館に住まうものを殺し消し去るよう館に送り込まれた刺客だったのです。 ですが彼女は負けました。 手負いの状況でせめて一太刀と今まさに殺そうとした、 母親に抱きかかえられていたまだ幼い糾の『かわいそうだよ』という言葉によって。 この言葉はマージに心がある事を思い出させ、 なおかつ癒しの力でマージの負った傷を癒してあげたのです。 人を殺めることに存在意義を持ち続けたマージでしたが、 その時からマージは糾のために死のうと決意します。 改心したマージに対し、糾の母親は命を落とす前に名前の無かったマージへ名前を授けます。 マージ・フォイエルバッハ − 自分と同じ名前を肌身離さず身に付けていたペンダントと共に。 自分に名前を与えてくれた恩人に対して犯した罪を償うため、 あの時の遠い約束・・・自分の身を挺してまで護った糾を自分が護る それを果たすためにマージは戦うのです。 兎も角、凛々しい姿と甘えん坊の姿のギャップにやられました。 基本的には身体的にも精神的にも強いです。 糾を護るためであればどんなことにも負けない意思を持っているし、 通常の戦闘力(狼)もズバ抜けています。 物語後半でアメリアとマージが悪霊たちと戦っている姿を拝めますが、 その姿は本当に美しく可憐です。(戦っているのに『可憐』なんです) 反面、普段の生活では糾を前にするとモジモジしたり甘えたり 時には積極的になったりムキになったりと、喜怒哀楽豊かな姿を拝めます。 その姿は本当に可愛らしいです。 彼女が「くう〜ん」と悶絶する姿はこっちが悶絶してしまいそう。 ただ、どちらかと言うと「護ってあげたい」よりは「護ってもらいたい」ですな。 マージにおける私のイチオシキャラであります。 |
アメリア フォスリーゼ |
正体は『人形』(アンティークドール)の精霊。 だから、寝ない・食べない・疲れない、そして感情がない。 本人はそんな自分を「心がない」と言います。 外見は姿勢が正しくキリッとしているのでカッコイイのですが、 性格は無口でクールで愛想がなく、糾の盾となるための任務を第一に考える 良く言えば忠義のメイド、悪く言えば融通の利かないメイドです。 アメリアシナリオのテーマは言うなれば「心の繋がり」 普段は自分の感情を表に出さない彼女でしたが、 何故か精霊と相性の悪い巫女であるこのはだけは気に掛けます。 このはの病状(ただの空腹だが)を気遣ったり、どう考えても無茶な悪霊探索に付き合ったり。 それを見た糾はアメリアの心を取り戻そうとします。 アメリアを驚かそうとしたり、このはを気に掛けている事を指摘したり、糾の昔話をしたり・・・ 最初は否定していたアメリアでしたが、糾の努力の甲斐あって『感情』がはっきり出始めます。 糾が苛められた昔話を聞いた際には、苛めた者を等しく同じ目に遭わせる、と怒りを覚え 糾とフィンが花で作った髪飾りをプレゼントされた際には、頭に載せて自分に似合うかどうかを気にし、 心が通じ合わない奉仕に拒絶を示す糾に戸惑いを見せるようになるのです。 そういった過程を経て彼女の真実が明かされます。 アメリア・フォスリーゼという病弱の少女との出会い、 その少女の愛情によって「心」「触覚」「視覚」「聴覚」など精霊としての息吹を吹き込まれたこと。 少女の手を離れて転々とした際の辛い仕打ちを受けて捨てた「心」「触覚」。 そして、隆一郎との出会いと精霊としての契約。 そんなアメリアの前に、元御主人様である少女−アメリア・フォスリーゼの霊が現れます。 このはが退治しようとしていた悪霊、それが少女の霊だったのです。 突然現れた元御主人様を前に戸惑うアメリア。 そんなアメリアの心の隙を狙い、憎しみと悲しみで形成された少女の霊は糾の命を狙います。 しかし、アメリアは糾が好きなんだという想いを取り戻し、 現在の御主人様・糾を護るため、昔の御主人様である少女と命を懸けて戦うのです。 そして、皆の協力とアメリアの想いが届き、 少女−アメリア・フォスリーゼの霊は本当の優しい心を取り戻し成仏します。 同時に、アメリアは感覚も感情も取り戻した女の子らしく可愛い女性となるのです。 非常に良い話です。 感情を取り戻すまでの過程といい、感情を取り戻した後の展開といい、非常に良く考えられてます。 感情を取り戻したからこそ生まれる苦悩、 プレイヤーが「これで終わりだ」と思うタイミングでその苦悩を物語に上手く組み込んでいます。 ただ取り戻してハッピーエンド、では終わらないところが流石小林且典氏と言ったところでしょうか。 おそらく全キャラの中で一番清々しい気持ちになれる結末でしょう。 私的には好きなキャラです。 糾がアンティークドールを触っているときの反応とか、糾に心を打ち明けていく過程とか、 心を取り戻した後の反応とか、最後に見せる笑顔とか、 普段の姿から想像できないギャップがツボだったり。 また、このはを気にしていることを周りから突っ込まれたときの動揺っぷりは笑えます。 曲がり角をまちがえて壁にぶつかるほど動揺するか普通・・・。 兎に角、感情を取り戻した後のアメリアは一見の価値ありです。 マージがいなければ文句なしに一番手だったでしょうね。 なお、このはを気にかけた理由は、元御主人様がこのはに似ていたからであり、 また、アメリアが元御主人様と同じ名前なのは、 自分に想いを与えてくれた少女の名前を世界に残しておきたかったからであります。 うーん、いい話だあ。 |
エリカ ブラウン |
正体は『猫』の精霊。 メイド軍団のトラブルメーカー的存在。 色々と忙しいキャラですが、糾が嗜めると言う事は聞くし根は素直です。 自分の悪いところも直そうとする意思がありますし。 そもそもアメリアにマークされているので暴れたくても暴れられないのが現状ですが。 湯船に浸かるのが苦手、柑橘系の果物が苦手、などなど猫らしいエピソードもあります。 苦手だと分かりつつも健気に糾に尽くそうとする頑張りやの一面も。 エリカのテーマは「存在価値」でしょうか。 方向性に所々問題がありますが、糾に対して健気に一生懸命尽くすエリカ。 エリカには「飼い主に捨てられてしまった」という過去がありました。 戦闘能力のあるマージ・アメリア、万能なフィンといった顔ぶれの館の中で 戦えない・出来る事が少ないエリカは自分に対して劣等意識を持ってしまい、 いつか糾に捨てられてしまうのではないかと恐れているが故の健気な態度であり、 自分の存在価値を認めてもらいたい、そんな一心で糾に尽くすのです。 そんな一生懸命なエリカですのでなかなか憎めません。 根が素直で仲間(友達)想い、見た目とは裏腹にしっかりした性格なんですね。 このはに文句を言いつつも手助けはきっちりするし アメリアを敵対視しつつも人一倍気に掛けているのが分かります。 例えそれが糾のためとは言え、メイドとしての仕事もきっちりやってますし。 しかも、最後の戦いではひじょ〜に美味しい役回りをします。 今までのエリカからは想像できないほどカッコ良く潔いのです。 またエリカは精霊のため写真に写りたくても写れません。 そう、肉体的な存在を記録しておく術がないのです。 それを聞いた糾はエリカの誕生日にエリカの絵を贈ることにします。 精神的にも身体的にも「今ここに存在している」ことを証明してあげる、という話ですね。 結果、これが一騒動を引き起こすのですが、このエピソードは結構好きですね。 時坂樹もそんな感じですし。 最初はアウトオブ眼中な存在で、 仕事サボって昼寝ばかりしている山岡士郎(美味しんぼ)のような存在だと括っていましたが、 一度プレイしてみるとマージという作品にはなくてはならない存在だという評価に変わりました。 何気に性格的にも一番素直で頑張り屋なんですよね。 ま、基本的に私のツボは外れていますが、 これもある意味では「ギャップ」のあるキャラであり、 他のキャラとの兼ね合い如何では面白い存在になったかもしれません。 エリカ無くしてマージの魅力は語れないとは思いますし、 実際に人気があるキャラだというのも納得はしてます。 |
フィン テンニエス |
正体は『狐』の精霊。 ファムの母でもあります。 喋り方はおっとりしていますが、何から何まで完璧にこなす万能な御方。 落ち込んでいる者を励ますタイミングや気配りの仕方にもそつがなく、 一見何も考えていないようだが、どんなときも冷静に物事を判断できる力も持っています。 ついでに言えば、男性の扱い方(媚び方?)も・・・上手い。 個性豊かなメイド軍団のまとめ役として納得できる存在です。 料理の腕は超一流(っぽい) 少なくともイベントグラフィックを見る限りは美味そうなものが並んでいます。 松屋が主食の私には羨ましい限りです。 ただ、糾が寝惚けてる姿とか寝起きの姿を見るのが好きとか 糾の着替えと言ってメイド服(当然女性用)を渡すとか・・・少年趣味のようで。 テーマは「母性」・・・ってなんだそりゃ。 強いて言うなら「家族」かなあ。 「母性」と言ったのは糾を母親のような優しさで包んでくれるから。 子守唄唄ってくれたり、耳掃除してくれたり、泣くと慰めてくれたり、本読んでくれたり、 母親や御姉様に甘えるという行為に魅力を感じる人の為のシナリオだろうと。 強ち間違っていないと思いますが、ちょっと欲望面の解釈なのでここでは外しておきます。 というか、私が全くもってそういうことに魅力を感じないからピンとこないのです。 スミマセン。 で、「家族」という表現に直します。 彼女の場合は「仲間」よりも「家族」という表現の方がいいでしょう。 これは、ファムを護る母親という意味もありますが、 館に住む者全員をまとめる役をしているフィンに一番適切な表現かと思います。 ファムが家出した時に心配する姿、 エリカがいじけてしまったとき心配した姿、 アメリアが重症を負ったときに心配した姿、 誰にも別け隔てなく愛情を注ぐ姿から、館のみんなは大切な家族なのだということが分かります。 また、フィンの過去にも「家族」という表現をした理由があります。 昔、普通の人間の男と恋をして結ばれたためフィンは本当の家族というものを失いました。 そして今度は人間である糾に恋をするのです。 精霊である限り、人間と同じ生命を全うする事はできません。 人間と恋をすればいつか大切な人を失うことになってしまうけど 大切な人と結ばれたいという気持ちを譲る事はできない、 尚且つ娘であるフィンも糾に対して恋心を抱いている、そんな葛藤を抱きます。 糾と結ばれる事でいずれ家族を失う運命を背負ってしまうことや、 娘と糾を奪いあうことでも家族の絆を失ってしまうこと、 そんな問題を抱えることが分かっていても、糾への想いには嘘をつけないのです。 ただ紆余曲折の末、ファムに恋をした糾の方が精霊力に目覚めてしまい、 結果として糾の方からフィンと一緒に館の人間を護っていく事を決意するので、 結局は主人公もひっくるめて館の「家族」を大切にしていこう、という事で落ち着きます。 まあ、フィンとファムがセットなんでこういう終わりかたになるのは仕方ないですね。 ※PS2版は別々に攻略できます おっとりした性格のしっかり者(なんだそりゃ) それでいて文句も言わず甘えさせてくれる、 雪さん(水月)と同じで大人になればなるほど魅力的に思える人物のような気がします。 私もそれなりの年齢ではありますが、この作品の場合は糾が甘えすぎってのが痛かったなあ。 それで少々冷めた感があるもので。 甘えたくなる気分も分からなくもないんだけど、さすがにTPOは考えよう。 むう、これでは糾の感想だ。 |
フォニーム テンニエス |
『狐』と『人間』のハーフ。 生意気な口を利くガキンちょですが母であるフィンには心を許しています。 早く母の域に近づきたいと努力する姿は健気で純粋な子供心を感じられて微笑ましいです。 テーマは「人への憧れ」かな 妖怪人間ベムよろしく「はやく人間になりたい!」という感じで。 「友情」でもいいですかね。 フィンも含めれば「三角関係」ってことになるのかなあ・・・これは却下。 最初は母親を取られる心配から家出までするほど糾に敵対心を持ちますが、 約束通り徐々に糾への心を開いていきます。 その過程には「糾が人間だから」ということが強く影響しています。 ファム自身が人間とのハーフであり、人間に対して恐れと同時に憧れもあった、という訳です。 糾へ心を開いてからのファムは無邪気で素直な子供に豹変します。 書き取りの勉強、人間界への興味、テレビショッピングに夢中(これは解る気がするが) 一つ一つの動きが穢れを知らない子供のように純粋無垢で新鮮なのです。 時には糾をフィンに取られてしまうのではないかと心配して フィンが糾の世話をするのを妨害する姿も。 糾と接する事で、人間と一緒に生活したいと言い出します。 しかし、半精霊でも人間の力より精霊の力の方が強いファムは街に出る事ができません。 純粋無垢な願いを打ち破る真実が言えない糾とフィンは大いに悩んでしまいます。 同時に、母であるフィンを恋敵として見るようになるのです。 そして、書斎で悪霊が宿ったネックレスを見つけてフィンに怒られ、 尚且つ精霊力を回復するためとは言えフィンと糾が抱きあっている姿を見てしまい(ヘヴィだ)、 ネックレスを持って館を飛び出します(そりゃ飛び出すわ) ですが、街が目の前に見える麓まできて、自分が街に下りられない身体ということが判明。 その隙を狙って精霊力の届かなくなるタイミングを伺っていたネックレスの悪霊が襲い掛かります。 マージ達が助けに来るも、精霊力の届かない地では本来の力を出す事ができません。 絶体絶命のピンチに陥りますが、糾が己の精霊力を復活させ悪霊を退けます。 結果的にファムは街へ行くことを諦めて、一家団欒・家族円満のエンディングに。 素直でない性格から素直な性格へ。 私が好きそうなシチュエーションですが、如何せん年齢が若すぎました。 勉強をせがんだり料理を作ったり、他人の迷惑考えずな行動は、子供という一言で片付けました。 こういった子供好きの方にはよろしい性格かもしれないが。 |
水代 このは |
この物語の中では唯一の『人間』 散々道に迷った末(山で糾と時々出会う)4日目の昼に命からがら館へ運び込まれます。 3日間も飲まず食わずで山道を迷った挙句、館に運び込まれた経緯からも分かるように 相当ドジな性格をしています。 所謂「はわわ」な御方。 ここへ来た目的は山の中に潜む姉・水羽(このは2Pカラー)の仇である悪霊を倒すことで、 最初はマージたちから感じる霊力を邪霊と信じてやみませんでした。 (巫女であるため、精霊との相性は最悪。) まあ、その根本に悪霊の特徴を聞かずに家を飛び出したというオチがあるのは御約束。 このはのテーマは「友達」「仲間」と言ったところでしょうか。 人付き合いに慣れてなく、ついつい高飛車な態度を取ってしまい周りから疎まれる損な性格で 口にする話題も相手を怒らせるような内容ばかり。 だからこのはには友達と呼べる人間がいないのです。 糾が「友達」と言っただけで顔を赤くさせるほど・・・重症だあ。 それでもエリカとはいいコンビだと思いますが。 で、エリカとアメリアを含めたドタバタ悪霊探しが始まり、 なんだかんだで姉・水羽が敗れた病魔と戦った結果、 アメリアが病魔の呪いを受けることになってしまい、 魂の消滅危機にあったアメリアを救おうとこのはが修復作業をすることになります。 そんなエピソードから、このはやアメリアやエリカ一人では何もできていなかったのがよく分かり このはは「友達」「仲間」という存在を実感できるようになるのです。 一見サブキャラに見えますが意外にストーリーの核となっているから侮れません。 本当はいい娘なのに人付き合いが下手で友達のいないこのはと、 本当は感情がある筈なのにそれを否定し続けるアメリア、 アメリアのストーリーでは重要な役割を担っているし このはのストーリーではアメリアという存在を引き立たせるエピソードを含んでいます。 アメリアとこのははセットで考えたほうが賢明です。 私は巫女は大好きですがこういった性格の巫女は好きではありません。 もっと凛々しくキリッとしていて実は甘えん坊でおっちょこちょいみたいなのが理想。 そもそも短髪の巫女というのがどうも・・・。 黒髪な点は評価しますけど。 |
天障院 糾 |
糾の正体は精霊を癒す力を秘めている半精霊です。 (母親が木々に宿る精霊ドライアード、父親が人間のハーフ) なお、母親はフィンの半身でマージの名付け親で、名は「マージ・フォイエルバッハ」。 決してヘタレと言う訳ではありませんが、弱弱しく護るよりも護られる存在です。 この手のゲームの割には想像以上に若い容姿をしています。 要するに御子様というやつですね。 性格は「鈍い」の一言。 鈍すぎるほど鈍い。 ニブチンです。 ただ、20は超えているらしい・・・ウソだ! カミソリを見栄で買ってきてるのに、「祇園精舎」も「諸行無常」も解らないのに、 その上、酒は苦手で紅茶のブランデーだけでぶっ倒れる始末なのに。 (おそらくPS2版でのSONYチェック逃れのため) 反面、ベーゴマやビー玉の遊び方を知っていたりと、正直なところ年齢不詳です。 また、所々で吐く台詞がひじょーにムズ痒かったりします。 私はそういったクサイ台詞というのは別に嫌いではないですが、 何というか「若気の至り」だと思って納得するしかないほど情熱的な言葉を投げてくれます。 が、汗臭いと気にするエリカに「エリカの汗はいい匂い」というのは、 さすがに気を遣うと言うより単なる変態だと思います。 とりあえず自分が弱くて護られる存在という境遇が肌に合わない方は感情移入できないでしょう。 私はあんまりできなかったですね。 |