5時45分に集合しグランドキャニオンの断崖から朝日を見る。時間がたつにつれ人の数もどんどん増える。
ガイドに聞くと日の出鑑賞というのはアメリカでは日本ほど人気はないそうだが、大自然の中での日の出
鑑賞は特別なものがあるようだ。
ツアーだから仕方がないが自分達で行動する時間は殆ど無く連れて行かれるがまま。10時までの唯一の
自由時間になったので私たちは断崖沿いリムトレイルを歩くことする。
サウスリムの無料シャトルは青ライン、緑ライン、赤ラインの3ルート。バスのボディにラインが描かれており、
バス停も同様でわかりやすい。
ハーミッツ・レスト・ルートの赤ラインバスに乗り時間内に帰ってこれそうな
モハーベポイントで下車し、そこからビレッジまでを歩く。
ガイドブックでは1時間半のコースだが景色を見たり写真を撮ったりすると時間のたつのが早い。
集合時間には少し時間があるので谷底まで続くブライトエンジェル・トレイルに少し足を踏み入れ下ってみる。
「あのトンネルのところまで」ときめて・・・
(そうでないとどこまでもおりていってしまいそうなので)
ツアーで一緒になった兄弟 トンネル近くに描かれて壁画、雄鹿の角が見える。
7年アメリカ住んでいる。英語を教えてもらう
帰り道、トンネル付近に人だかり。上の方をさして「ディア」なんていっている。鹿がいるのかと見ると、
どうやら先住民の描いた鹿の壁画のようだ。先頭を行く若いメスジカと大きな角を携えた、何頭もの雄ジカ
のように見えるの!! ラッキー!!!こういうのが見たかった。
本日が4泊5日ツアーの最終日。グランドキャニオンから古き良き時代のルート66を通り6時間ほどかけ
てラスベガスへ戻る予定だ。
私たちはこのツアー終了後、ラスベガスに一泊しフェニックスに住む知人宅を訪問する予定だった。
しかし、どう考えてもグランドキャニオンから直接フェニックスへ行ったほうが効率がよく、知人宅の滞在も
1泊から2泊へと長く出来る。
2日ほど前にガイドさんにお願いして、ラスベガスでのホテルのキャンセルや飛行機変更、シャトルバスの
キャンセルと新たな予約など変更が可能になったのでグランドキャニオンでこのツアーから離れることになった。
日本だったら、英語が出来ないながらもインターネットでの変更やキャンセルは出る。しかし現地での変更
はネイティブの人でなくては出来なかっただろう。 ガイドさんへ感謝・感謝の一言に尽きる。