≪梅≫
梅の果実は咳止め・下痢・腹痛・疲労回復・暑気あたりなど広く利用されます。6月に完熟前の青梅を使って梅干や梅酢、またそのまますりおろして梅肉エキスにしたり黒焼きにしたりして用います。
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≪たんぽぽ≫
春、野原や道端でよくみかけるタンポポですが、葉をサラダにしたり根を刻んでコーヒーにしたりするほか、健胃・強壮・解熱などの薬効があります。開花前の全草を採り洗って乾燥させ煎じて飲んだり漢方薬にも処方されます。
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≪桜≫
桜の花がきれいな季節ですが桜にも薬効があるのをご存知ですか?薬効があるのは自然種で、この樹皮の煎じ汁が湿疹・腫れ物に効きます。また魚やきのこなどの食中毒にも効果があります。
(煎じ方)
6月〜7月に樹皮を採取し、外面のコルク層を除いた内皮を日干し乾燥させる。この乾燥させた樹皮10g〜15gを500mlの水で半量になるまで煎じてこれを一日2〜3回に分けて飲むと咳止めや去たんにも良く、一日量3g〜5gを服用します。
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≪桃の葉の薬湯≫
桃の葉を入浴剤として用いると、蕁麻疹・あせも・湿疹・ただれなどに効きます。新鮮な生葉を250g〜500gほど採取し、水洗いした後もめん袋に詰めこれを浴槽に浮かべて入浴します。
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