イメージ 西伊豆堂ヶ島

三四郎島付近の海
堂ヶ島は、浮石質凝灰岩(安山岩質)が海水で侵食され、断崖絶壁となって海面より
そそり立っています。
また堂ヶ島付近の風景は、陸奥(宮城県)の松島に匹敵することから「伊豆の松島」とも
呼ばれていて、周囲に見られる植物は伊豆西海岸に多く見られるウバメガシで、
良質の木炭である「備長炭」を作るのに良く用いられました。

絶景の天窓洞公園や洞窟めぐり遊覧船の他、周囲には「らんの里」・「ピュアドーム天窓」
などの観光施設も整っており、1年を通して観光客が多く訪れ賑わっています。
すぐ近くには、静かな乗浜海水浴場や夕日を見ながら温泉に入れる沢田公園露天風呂が
あり日帰りで入浴を楽しむこともできます。
また堂ヶ島からは、高速船による田子島などへの遊覧も行われていて、雄大にそびえる
富士山を海上から眺めるのも、旅の良い思い出になるかもしれません。

天然記念物天窓洞 【1935年(昭和10年)8月に指定】
半島一帯は白色質凝灰岩で形成され、永い年月の海食により大洞窟が駿河湾から陸側に
貫通しています。
そのほぼ中央に「明り取り」のような穴が開き、洞窟の天窓のような役割をしているので
「天窓洞」と呼ばれるようになりました。
一帯には、遊歩道・展望台・休憩舎などが設置され、「天窓洞公園」として親しまれています。

トンボロ現象
像島・中の島・高島の総称を三四郎島と呼び、干潮時になると海岸と三四郎島との間に
海の道(Tombolo砂州)が現れ、陸続きとなって歩いて島に渡ることができます。


<アクセス>
車:東名沼津ICから伊豆中央道・修善寺道経由船原峠越えで約2時間。
バス:東海バス修善寺駅〜松崎線「堂ヶ島」下車。下田駅〜松崎・堂ヶ島線「堂ヶ島」下車。
修善寺駅から約1時間45分。下田駅から約1時間。

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