イメージ コビサワラ原生林

コビサワラ原生林
コビサワラ原生林という名前を初めて聞く人も
多いと思いますが、わたくしも初めて知りました。
天城山系は、かなり歩いているのですが・・・

たまたま「萬城の滝」の写真を撮りに行った際、
何気に目にした案内板に誘われ、車を上流部へ
走らすこと約3k、遊歩道入口に到着しました。
コビサワラ原生林へは、そこから徒歩で約30分
ほど要します。
そこには手つかずの自然が今も残り、ヒメシャラ
やブナはもちろんのこと、ケヤキやモミ・エゴや
サルスベリなど、一箇所にこれだけ多種にわたる
樹木が群生しているのは、全国的にも珍しい
とのことです。

この周辺はアズマシャクナゲ(天城シャクナゲ)
の南限でもありす。
アズマシャクナゲは5月〜6月にかけて大きな
白い花を咲かせます。
ここ以外では、天城最高峰の万三郎岳周辺で
見ることができます。
サルスベリ
└ サルスベリ
モミの木
└ モミの木
原生林自体は約30分もあれば周れますが、
そこまでに行きが30分、帰りが15分ほど
かかりますので、その時間も考慮する必要が
あります。

さらに遊歩道の入口までは、道の悪い林道を
萬城の滝から3キロも走らなくてはならないので、
四輪駆動車なども必要かもしれません。
紹介はしていますが、樹木に興味のない方は
行かないほうが無難です。

貴重な自然はそっとしておきたいし・・・
今回は写真だけで楽しんで行ってください。

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