恐怖の顛末

 さてさて、この東北への旅が発端の、人生初の強烈な怪奇体験・・・と言うほどでもないのかな。でも、テレビでお目にかかるようなもんのすごい話がそうそう自分の身に起こるわけもなく、いや、起こって欲しくなんか無い。
 そういう意味では十分すぎるほどおかない出来事でしたよ。
過去の日記より 転載
 霊3            2002/01/09 (水)
真冬の怪談
その2

 時系列は去年の夏に戻る。
 毎年恒例の一人バイクで野宿旅。今回は東北。1年生の受け持ちの時に引っ越してしまった生徒の家に家庭訪問してきた。一家あげての大歓迎で、非常に楽しかった。
 それはそうと、その時は恐山や十和田湖、ピラミッドやキリストの墓など珍しく観光地も回り、これまた恒例のスケッチ残暑見舞いを生徒達に送った。初めて写真も撮った。・・・写真・・・これがいけなかった
 戻って現像してみると、1枚の写真になにやら白い靄が・・・気になって、霊能力があるという生徒の保護者にアルバムごと見せたところ、それは生き霊で、バイクが好きでたまたまよってきただけだという。しかしそれよりも、藤原氏ゆかりの金色堂を撮った写真の一角に、かなり
強力な、それもかなり邪悪な霊波動があるという。すぐに塩をかけながら燃やせと言われた。
 実際半信半疑で、ずっとほったらかしてあったのだが、半年後の正月は松の内にデジカメを買い、おもしろがって撮り始めた1枚目に、なんとばっちり心霊が!!!
 煙のような白いもやもや・・・。あわてて2枚目3枚目を撮ったが、既にそんなものは写っていない。
 まてよ・・・これってどこかで見たことあるぞ・・・
      
 これって、前に撮ったバイクの煙と同じじゃん!!
 
 というわけで、半年もたってしまったが、遅ればせながら件の写真を燃やすことにした。

 その日、早めに返ることを連絡しようと家に電話したところ、電話の向こうでははるの慌てた声。何事かと思ったら、ついさっき玄関で「ドーン!!」とスゴイ音がした。まさか僕に何かあったのではと思ったところにちょうど電話が・・・本当に何かあったのかと心配したという。
 閑話休題
 これを書いている間中、動悸が激しく息苦しい。何だか書いてはいけないと言う警告のような気がする。
 よって中止します。申し訳ない。

 2003/7/29 続きを書く。
 
 帰宅後に無事な僕の姿によろこんだママとともに、すぐに燃やす準備を。
 大きめな灰皿にティッシュを盛り、その上に写真をおく。そのまま火をつけたのだが・・・なんだかおかしい。写真が燃えてない。・・・全然燃えない!
 頭に来ておいるライターのオイルをかけてみるが、かかった部分の表面は燃えるのだが、やっぱり写真は燃えない。
 結局手を変え品を変えして何とか燃やし終えたのはかなり時間がたったあとだった。
 もうこれだけで十分不思議現象。確かに写真は燃えにくいと言うけどさあ・・・


足                            2002/1/25(金)

 まずは怪談話の顛末を書かねばなるまい。
 怪談その3(諸事情により消去)、覚えておられるだろうか?写真を燃やした結果、その夜からゆめが夜中に泣きながら起きるようになった。それも決まって2時。初日はあんまりひどく泣くのでママが居間に連れて行ったのだが、ママがそばをちょっと離れると部屋中を見回し、おびえたように大泣き。
 これは来る日も来る日も毎晩のように続いた。
 ちょうどのぞみ”が始まりゆめとママは実家に出かけたのだが、実家では何事も無いという。やはりこの部屋が怪しいのだ。
 僕一人になった一日目、帰ってくるなり玄関から異様な雰囲気・・・。怪しいと思っているからよけいにそう思うのか?
 はっきり言おう

 
ソンなんじゃない!

 テレビで見て知ってるよう、朝発生した自分の静電気だって帰宅時間まで残っていて、それが他人の気配に感じたりすることもあるんだろ?でもな、ソンなんじゃないんだから。今、この瞬間にもそこに誰かいるぜ!っていう位に強烈な気配なの!
 夜は平気だったけどね。負けるモンか!!って思いながら寝たからさ。
 でもいい加減何日も続くので、思いあまって相談して、盛り塩でお清めをした。それから1〜2日あとに部屋の空気がすっかり変わった。明らかに明るくなってる。やっとこれで解放されたのかなあ。

 その一件が起こる前にも(起こるも何も、燃やす前日なんだけど)正月帰省中の僕の実家でもデジカメに煙が写った。その後旅行先で訪問した元生徒からも、僕のと同じような煙が僕と一緒にとった写真に撮れていたと連絡が入るにいたり、思い切っておかしな写真を鑑定してくれた生徒の親御さんに相談した。すると、その方は早速その晩夢に見たらしい。夢の中に出てきたのは病院に入院中の幼い男の子。理由はわからないが、両足がない。
 あの日、たまたま入院中の病院の傍を通った僕をうらやましく思い、ついてきたのだそうだ。僕の両足が欲しかったんだと・・・。
 
 要するに生霊なのです。説得して帰ってもらったということで、今は平穏無事な毎日。今こうして書いていてもなんともない。つきやすい体質なので気をつけろということでした。(怖〜)
 こういうことは当事者でなければなかなか信じられないことだと思う。ばかばかしいと思われるのを承知の上で僕なりに今回の件を分析してみた。 
 
 僕は大学生のころに両ヒザを冬のバイク旅行で傷めていて、ひどいときは5分と曲げていられなかったし、低気圧なんかが来ると非常に痛む。ちょくちょく、歩きたいのに歩けなくてもどかしいといった夢も見る。
 また、ゆめの病気がわかってからは、原因は冬の旅行で冷やしたことだとわかっていても、僕も筋ジスなのでは・・?と思わずにはいられない。
 こうして考えると、キーワードは『足』。
 つまり、僕があまりにも足を意識・無意識に気にしているので、先の男の子とリンクしてしまったのではないかと思うのです。
 まあ、ユング(だったっけか?)も、人間の無意識はすべてつながってるといってるし、リンクしてもおかしくはないがね。
 それにしたって人の足を持ってこうとしたり、唯一の窓口である写真を燃やしたから(燃えなかったのよ、これが!、なかなか!)って脅かすことないじゃん。ま、終わったことだし、いいか。

・・
・・・
 終わってないんだね、これが。
 先日、事の顛末を同僚に話していたところ、デジカメに1枚残っていたことを思い出した。見たいというので封印をといて見せたところ、なんと、これが、煙が薄くなってた!
 こんなことってあるんだなあ・・・。
 あれが消えるまでは、まだまだ要注意な気がしてならない・・・
(早くデータ消せって?)


霊話なら他にもあるよ。野宿なんかしてるせいだよね。ま、いずれご紹介します。