【日本一の大水車…】
広島県賀茂郡河内町
【瀬戸内の夕方】
岡山県向島町岩子島西岸
4日目:平成17年8月4日(木) 【賀茂の里温泉】【日本一の大水車】【竹原市 古民家の町並み】【岩小島】
『ゆめランド布野』ーさすがは”ゆめ”の名を冠する道の駅だけあって、ぐっすり眠れた。目覚めは気持ちのよい朝だった。
しかし、体は相変わらず臭かった。
今日は絶対にコインランドに寄ろう、洗濯して着替えもして、途中で温泉にも入ろうと心に決め、一路尾道をめざして南下を始めた。

途中で寄ってみた地図にも載っていない『せら香游温泉』は、まだ開館前。
「10時からですので、どうかよろしく」
と言われても、戻ってくるつもりはないですよー。
そのまま南下を続けて、大きな街で首尾よく洗濯完了。

近場の温泉、広島市は河内町『賀茂の里温泉』へ。1050円、高すぎ。失敗。
すぐ傍の大水車にも行ったが、回りになんにもない。全然客を相手にしようという意欲が見られない。こりゃダメだ。

脱力してさらに南、竹原市へ。
ここは生活しながら古民家の町並みを維持し続けている気合いの入った町だ。
いやー、良い景色!
描きたい気持ちがわき上がる!
わき上がるが、暑くて何もする気が起きず…
昼飯食って、尾道へ向かった。

尾道ってさー、何が楽しいの?何見ればいいの?全然わかんないー
って感じで、うろうろするのだが、バイクを止めるには道幅に対して交通が多いし、人も多くて疲れるしで、途方に暮れてしまった。
仕方なく駅前の観光会館へ行ってみると、尾道ロケマップなどと一緒にあるモノが…

『映画の町尾道に原寸大”大和”再現』…?

大和ってー、あの大和ですかー?
あ、そういえば聞いたことがある。『男達の大和』撮影のために、瀬戸内海に原寸大ロケセットを作ったって。
それがここにあるのかー!?
そりゃー、行かねばなるまい!
いや、男なら絶対見ないわけにはいかないだろう!
そうだろう!?

というわけで、頭の中では宇宙戦艦大和の主題歌がぐるぐる回る(それは違うって)なかを、一路ロケセットのある向島へ向かった。

ロケセットは今は使われていないらしい日立造船向島西工場にあった。
が、あろう事か、今日は休みーーーーーーー!!!!!!

でも、このままではあきらめきれない。だって、頭の中は大和一色なんだもの!!
すぐに決意したね。
今夜はここに泊まる!

しばらくまわってみたが、狭い島の中には野宿できそうな場所がない。試しにとなりの岩子島へ渡ってみたが、状況は同じだ。出来るだけ海岸縁へでてみると、良い場所があったのでそこに決定。奥まっていてドン突き。交通は皆無。海と山しかない。こりゃーおあつらえ向き。惜しむらくは、水場が全くないことくらいか。水の備蓄はあるので、大丈夫だろう。


さて、寝床を作って夕日落ちる瀬戸内をスケッチなどし、その後は本に没頭していると、なんかカサコソと音がする…
目の端を黒っぽいモノが走り去る…
ここは海岸。


は!
気づいてしまった。出来るなら、知らないままの方がよかったかも!

奴は…フナムシだ!!!
家のゴキブリ、海のフナムシ!!
しまっったぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時既に遅し。。。奴らは荷物の中にも入り込もうとしている。すでに、テント代わりのブルーシートの中には奴らが一杯!
しばらくは対策を考えたのだが、手持ちの中には奴らに対抗できそうなモノはない。となれば…退却あるのみなのだが、既に日は落ち、今更移動もままならない。仕方なく、無い知恵をひねった末に思いついたのは、バイクの上に寝ること…
いやー、実に情けないねえ。フナムシに追い立てられて、バイクの上に寝なきゃならないなんてさー
ええ、ええ、寝ましたとも、バイクの上に。。
400ccでよかったよ。それなりに横幅があるからねえ。
でも、それでも登ってくるフナムシに悪戦苦闘しながら、寝たり起きたりの繰り返しだったなあ…

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