2003 6月前半                 


馬鹿だね、俺たち 2003/6/15/(日)
「ご〜〜ああん」
『・・・ご両人はあ、ゴブリンにおそわれていた新郎がチョコボに乗った新婦に助けられたのがきっかけでえ、新しいファイナルファンタジの世界で出会った・・・』
「すごいなあ、つまり、FFの世界で勝手に動き回れるのか?その中で出会って結婚までしたわけ?すごいゲームだなあ」
「ごあんーーー!」
「ネットゲームって、そういうのなの?すごいねえ」
「ごあんごあんごあん〜〜〜!!!!!」
「ってことはさ、僕とママが、お互いにFFやってるの知らなくてさ、リアルタイムで二人ともやってて、」
「ご〜〜〜あ〜〜〜〜〜〜んーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「FFの世界のどこかで出会ってさ、惹かれあったりして、」
「ご!あ!ん!!!」
「不倫して会う約束していって見たら、」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「『あれ!?ママ!?』
『あれ!?パパ!?』ってなことになったりして。」
「あ、ごはんね。はいはい。」

”のぞみ”の家族交流会 2003/6/14/(土)
 今日は”のぞみ”の家族交流会だった。どの家族も両親そろってきていた。”家族”交流会だから当たり前だが。
 午前中はお店屋さんをやった。ポップコーンやさん、パンケーキやさん、綿菓子やさんの3つがあったが、ゆめは綿菓子やさんだった。大人用に本物の綿菓子機が一台、子供用に人気キャラクターがついたお子様綿菓子機が数台。子供たちは我先にとこぞって綿菓子作りに挑戦。ゆめも挑戦。おいしくできました。
 午後は体育館でバケツ野球。詳細は省くが、燃えた!お父さんは誰もが燃えた! 子供と一緒に類を回るのだが、打った後に子供を忘れて走り出す親続出!
 バットの代わりにバケツのふたなのだが、本気でかっ飛ばす親続出!
 ゆめも、
「しゅっ!しゅっ!」
と素振りも念入りに、いざ打席へ!パパに抱きかかえられたままバケツを握る手も熱い!
 いざそのとき!
 ぱこ〜〜ん!とセンター前へボールは飛んでいく!
 見事ヒットを打ちました!

 ゆめパパは初めて参加した家族交流会。非常に楽しかった〜〜

 今日は交流会の終わった後、病院へ行った。私の母の母、つまりおばあちゃんが入院しているのだ。もはや年も年、後何日もつかと言う状態だ。佐久間からはかなり距離があるのでなかなか見舞いに行けなかったのだが、もしかしたら今回が最後かもと言う思いで見舞った。喪服もアパートから実家に持ってきた。数珠も買った。
 さて病院へ着くといつものようにゆめを抱えて病室へ。でも、いつもとゆめの様子が違う・・・。あっちを見ては指さし、こっちを見ては手を振る。「けっこうでございます」ってなかんじで。そして、病室につくと、ママに抱えられたゆめは、一瞬びくっと体を硬直させた。病室へ入りたくないのか、激しく抵抗する。ちょうどシーツ交換らしくカーテンが閉まっていたので廊下でしばし待つが、僕が抱えなおしても相変わらずあっちを見ては指さし、こっちを見ては手を振る。どうやら相当な人数がゆめには見えているらしい。今までこんなこと無かったのだが、お迎えでもきているのだろうか、ゆめの反応はさほど怖がっている感じではなく、面食らっているといった感じだ。
 シーツ交換にしばらくかかりそうなので、いったん車に戻った。ちょうどデイサービスのワゴンが入ってくるところだった。それを見たゆめは、今度はいっそう激しく抵抗する。まるで
「そっちにもいるじゃん!!そっちのはちょっと怖いよ!!!」
とでも言いたげだ。
 車にいる間中、隣に止まったワゴンを気になるらしく、時々見ては怖がるゆめ。いったい何が見えているのだろう・・・。
 その後、やっと病室に戻り、遠慮するゆめを無理矢理抱えて一気におばあちゃんの枕元へ。入ってしまえばどうと言うこともなく、おばあちゃんに今日の交流会のことをジェスチャーしたり、「ばあば」と呼びかけてみたり。でも、今度は周りを気にし出すゆめ。
 つまり、こういうことかな?おばあちゃんの周りに相当数の人が群がっている。その囲みの中にはいるまではちょっかい出されたりしてびっくりしていたゆめ。囲みのかにはおばあちゃんだけなので、今度は周りがやや気になる・・と。
 それにしてもずいぶんと弱気になってしまったおばあちゃん。いつもと違うゆめの様子といい、、やはりその日は近いのかなあ。

女星・ゆめ 2003/6/13/(金)
 結衣が2週間も滞在している私の実家に、1週間ぶりにゆめが乗り込んだ。
 実家の近くで信号待ちをしていると、前方からじいじがタローの散歩で歩いてきた。 めざとく見つけたゆめが、一生懸命車の中から叫ぶ。
「じいじ〜〜〜〜〜!!」
しかし気づかずに通り過ぎようとするじいじ。必死に身を乗り出してじいじに近づこうとするゆめだったが、その目に飛び込んできたものは・・・・じいじの押すベビーカーに鎮座する結衣の姿・・・。
 ゆめは一瞬にして固まった。
 『なんで・・・・・じいじとお散歩するのはゆめのはずなのに・・・・、その女は、いったい何なの?じいじ・・・・。』
 ゆめはじいじをひとにらみすると、ぷいと横を向いてしまった。その様子はまるで、町で偶然見つけた彼氏に手を振りかけたとき、その彼氏の傍らを並んで歩く見知らぬ女にほほえみかける姿に衝撃を受け、上げかけた手のやり場に困ってしまった恋人そのまま・・・。
 その後は・・・・修羅場だ。
 じいじが結衣に笑いかけると、抱き上げると、何をしていてもにじり寄り、じいじを奪い返そうとするゆめ。
『そんな女よりあたしを抱いてちょうだいよ!』
 挙げ句の果てにはばあばが結衣を抱き上げたときにまで、
『それをそっちにおいて、あたしのところへきてちょうだいよ!』
と言い出す(ジェスチャーする)始末。
 じいじは左右両方から若い娘ににじり寄られて悲鳴状態。
「一度に一人しかだっこできないぞ〜〜」←(なにいってんだか!)
最後には結衣までがゆめに対して奇声を上げ始めた。
 女の戦い勃発!

最後に、じいじの迷言を記そう。
「この家には6人も女がいる。(ばあば・ゆめのママ・結衣のママ・おばあちゃん・ゆめ・結衣)なのに、俺のいうとおりになる女は一人もいやしない。」

ママ曰く
「ゆめパパも同じこといってるぞ。」

私の迷言
「この世の中で俺のいうとおりに動くものは、さかな丸(バイク)だけだ・・・。」

自分自身 2003/6/12/(木)
 このごろ昔のことを思い出しながら書いている。本当はゆめのことと、ゆめに対する僕の思いや考えを書くつもりだったのだが、さかのぼっていろいろ考えていたら、どうしてもすべてを書かずには完成しないと思えてきたのだ。

 しかし、すべてを書くのはとても怖い。これがただの日記ではなく、見ようと思えば誰でも見ることができるネット上の日記であるからだ。しかも、読んだ人の中にはかなり不快な思いをする内容も含まれるからなおさらだ。でも、それらをいちいち削っていると、私の思いの変遷が全く意味のないものになってしまう。これはあえて、すべてを記していかなければならないのだろうなあと思う。

 改めて思い出してみると、今の私とは全く別人的な考え方の僕がいた。でも、すべてはやはり現在の私につながっていることも、改めてわかった。

 将来、ゆめが字を読めるようになったとき、私の記したものを読んで果たしてどう思うだろう。

結衣 2003/6/10/(火)
 出張のため、昨日から実家にいる。
 実家に行ったら結衣がいた。
 結いは弟の子供だ。弟はいない(出張中)が、結衣と弟のかみさんがいた。
 結衣はすっかり成長して、自力でたとうとする。手足もむちむちしている。これが健常な赤ん坊かと、家族一同感心しながら見てしまう。
 ちょっとからかおうと思って、
「パパだよ〜〜」
と昨夜から今日まで言い続けた。
 最初こそ
「何いってんの、このひと」
という顔をして僕を見ていたが、さすがに今日は
「パパかも・・・」
と思い始めたようだ。僕の中の悪魔君も、なにやら怪しげな計略を練り始めたようだ。
”刷り込み現象”。

 弟は先週から出張に出かけ、今週の土日で結衣たちを迎えにくるはずだったものがこられなくなり、結衣たちはやむなくもう一週間実家にとどまることになったらしい。実の父親の顔を1週間も見ないでいた結衣は、今なら容易に私がパパだと思いこむだろう。
 来週もまだいるようなら、悪魔のささやきに耳を貸してみるのもおもしろいかもしれないなと思い始めた・・・。

UD 2003/6/3/(火)
 美術専攻2年生の今の課題は”ユニバーサルデザイン”だ。”バリアフリー”との考え方の違いや、海外や国内事情等々をビデオや書籍、僕のボランティアやボーイスカウトでの体験などから考えさせ、自分でも”ユニバーサルデザイン”を反映した物品を考えるのだ。
 このごろ生徒に説明しながら、こんな事を考えた。
 筋ジスの子はいずれ自分の腕一本すら持ち上げられないほど筋力が弱る。ゆめは今14kg。抱えて走る、抱えて登る、抱えたまま荷物を持つ、とっても大変。でも本人も自分の上半身を支えるの非結構大変な思いをしてるんじゃないだろうかって。だから、”大リーグ養成ギブス”じゃないけど、筋力をサポートするプロテクターとか出来ないかなあ。
 生徒にそのこと話したら、以前たけしのテレビ番組で似たような物が紹介されてたらしい。出来てたのね。車いすだって電動アシスト車輪があるくらいだものな。

実は誕生日に父親参観 2003/6/1/(日)
 今日は父親参観日だ♪ゆめの幼稚園での様子はどうかな?
 若いお父さん、若いお父さん、若いお父さん・・・・僕より若いお父さんがいっぱい・・・今日は奉仕作業もあるからみんな作業着・ジャージ姿だな。工具箱持ってる人も何人か居るぞ。
 えっ?台風の影響で作業中止?そうですか・・

 さて、朝の会が終わって、全幼児が一堂に会してのお遊戯会・・。参観日ってこういうものなの?そうなんだ〜〜?今日は特別なのかな。
 ゆめをヘルパーさんに預けようとすると、泣いて抵抗。”パパこっち来て攻撃”&”横にいなさいよ攻撃”しょうがないね、珍しく幼稚園に一緒にいるんだから。
 えり先生やゆき先生の楽しいお話やゲームの後は、みんなで”パパ大好き”な歌。面と向かって可愛らしく「パパ大好き〜♪」何て歌われた日には、こりゃたまらん。泣きそうになってるパパさんもいたな。僕?ゆめったらどっかむいてるんだもん、歌ってくれればねえ・・。でも、思わずほろりと・・・。
 最後はお歌を歌いながら一緒にダンス。パパも一緒に。ゆめの得意の”げんこつ山”、”大きな栗の木の下で”だ。ゆめのための特別メニューかな。可愛らしくできました。
 その後はみんなが大好きな”じゃんけん列車”。一列につながって、じゃんけんに勝ったらどんどん連結していくよ。ゆめとパパペアはさやちゃんと戦って真っ先に負け。ゆめはパーしか出さないんだもんなあ。
 しかし、これはきつかった!ずっとゆめを抱っこしたままずっとついて行かなければならない。昨日の部活中、一日ずっとノミで木を削っていたおかげで今日は腕がぱんぱんのパパには、めちゃくちゃきつかった。そう言えば先日同じ遊びをしたときはヘルパーの上田さんも筋肉痛になったと言ってたっけな。

 幼稚園での様子を見たかったけど、どだい無理な話だったのね。パパがいると解れば一緒にいたがるに決まってるものな。他の幼児にしたってやっぱそれぞれのパパに気がいっちゃうよね。ああ、おもしろかった、腕が疲れたけど。ゆめはかわいいなあ。一番可愛いなあ、やっぱ。