2003 9月                 

ハンドパワー3 2002/9/29/(月)
 前々からこのアパートのことは疑っていた。なにをかって、怪しい力が働いてるって事。科学で説明がつかない現象は多々起こっているし、隣室の同僚なんか”見える”やつでしょっちゅう「お父さん、昨日何か無かった?」って聞いてきやがる。そういうときは確かにあったりするから、やっぱなあと思ったりする。
 しかもこのアパートでいろいろとよくない影響を受けるのは女子供だけだ。しかも結婚している者に限る。独身者には無影響。
 嫉妬?じゃないのか、?何者かの・・・。
 実は来週にも”ハンドパワー”の先生にアパートを見てもらうことになっている。前にゆめのついでに遠隔で見てもらった時は、「ブラックホールのように深くてながーーいトンネルが空いてる。どこまで続いてるのかわからんなあ・・・(ブラックホールのような穴は例え)」と言われていたのだ。やっぱ何かあったんだ、この土地。
 で、来てもらうハズの日、急な法事で遅れるとのこと。でも午後までには必ず来ると言ってもらえた。
 ・・・・これはじゃまされているのではないか??先生もそれをわかっているから必ず行くと言ってるのではないか???
 他にもこのアパートはおかしいと言ってる地元の人も結構いる。
 果てさて、一体何が出てくるのかな・・・。

運動会 2002/9/28/(日)
 この何日か姿が見えなかったパパが帰ってきた。どこかで何かのお勉強してたらしい。情報教育だとか、中核的な力がどうとかうわごとのようにつぶやきながらホウコクショ書いてたわよ。オトナも大変だ。
 さて、そのパパも一緒に今日は浜松の「肢体不自由な団体」が合同で運動会よ。
 最初はあんまり人が多くてびっくりしちゃったけど、体動かすの、だ〜〜いすきだもんね〜〜だ。かめいちぇんちぇいもたちろちぇんちぇいもまついちぇんちぇいもみ〜〜んないたし〜〜(愛先生がいなかったなあ byパパ)途中でパンダと豚が来たのよね。怖かったわ!(着ぐるみです。近づいてきた豚に、ゆめは思いっきり「いやー!」土佐犬で増した byパパ)
国体キャラのふじっぴーもなんだか不気味でや!(これも着ぐるみ。おしりのところに穴が開いてました。う○こ穴? byパパ)
 ゆめはパン食い競争とパン食い競争とパン食い競争(リレーとボーリングとパン食い競争)に出たわ。パン3つもとっちゃった。うっしっし。
 でも、最後の一回は、知らない男子がゆめのパンとっちゃったの(その子は間違ってスタートしたらしい byパパ)パンは返してくれたけど、そんな知らない男子がくわえたパンなんかうけとれっか!(ゆめはマジで投げ捨てました。自分はいろんな人によだれつける癖に byパパ)

 お家に帰ってきてテレビつけたらちょうど仮装大賞やってて、雑伎団がすんごい演技してたのよね。パパにおねだりしたら逃げられたわ。(雑伎のまねなどやれるわけ無かろうが! byパパ)

ゆめレポート 2002/9/23/(火)
 今日は朝起きたらおなかが痛かった。あんまり痛くて泣きながら起きちゃった。パパもママもなんで痛いのかわからないから、右往左往してたわ。「ゆめちゃんおなか痛いの?どこが痛いの?何で痛いの?」ってしつこく聞くけど、そんなのあたしにもわかんないわよ!
 とにかく痛いからご飯を食べたわ。そしたら治っちゃった。多分おなかと背中がくっつきそうになってたのよね。
 あ〜〜よかった♪
 午後からは動物園に行ったわ。本当は午前中からピクニックの予定だったけど、おなかと背中がくっつきそうだったから仕方ないわね。
 動物園は”黒いプー”や”ズオー”や”ヒータチ”や”ティガー”や”大きなブチのにゃんこ”や、いろんな動物がいたけど、なんだか今日は怖くていやだった〜〜。
 「いや〜〜」
 「いやーー」
 「いや!!!!!」
 と、叫びまくってのど乾いたじゃないのよ!おまけにライオン舎で叫んだら、ライオンの”ヒデヨシ”と”テリー”が興奮して吠え出しちゃって、びっくりした〜〜〜。
 帰りの車は、パパが信号無視?でパトカーに追いかけられたのかしら?なんだか楽しかった〜〜。モチ、逃げ切ったわよ♪

ハンドパワー2 2002/9/22/(月)
 ハンドパワーの効果、いかほどのものか。

1 幼稚園でみんなで唱和するときなどかなりはっきり日本語らしかった。
2 言われたことに対して的確に反応していた。
3 運動量の増加

 1などは、いつもならニュアンス程度しか合ってないのに、今日はもう少しでかなり近い発音になると言うところまで出ていた。
 2では、「鞄とってきて」と言えばとってくるし、「連絡帳を集めます」と先生がいえば、自分で一生懸命鞄のチャックを開けて連絡帳を出そうとした。ヘルパーさんの話では、いつもと違ってみんなと一緒に何でもやりたがったらしい。
 いつもなら例えできることでも気分でやったりやらなかったりしていたものが、今日は100発100中。加えていつもなら「いいモンあたしはあたし」的に自分勝手な事が多いのだが、やたらとみんなの中に入って一緒にやりたがっていたらしいのだ。
 3は笑える。
 帰ってきて勝手にお風呂場で遊び始めたゆめ。ママが気がついて見に行くと、お風呂場の中のものを全部外へ出したあげくに、風呂洗いブラシで風呂ふたを磨いていた。ママが「鏡もみがいといて」というと、「はい!」と返事して一生懸命鏡を磨き始めた。しばらくして泣き声がするので見に行くと、どうも風呂桶の中で遊びたかったらしく、おもちゃをいくつか投げ込んだ後風呂の縁をまたぎ、片足を風呂の中に入れた状態で力尽きていた。
 笑い事じゃないか。お湯が張ってあったら大変だ。でも、これまではこんなに物わかり良くなかったし、そんな無茶もしなかった。やはりパワーを入れてもらったおかげかもしれない。

 僕はハンドパワーって信じてるのね。何せ昨日は僕のところまで何かの力が飛んできたし。ゆめは調子づいてウサギ立ちっていうの?膝で立つやつを突如やり出したんだけど、「お、できるねえ。じゃもういっちょ。それもういっかい」と言いながらマスターが指をはじくたびに、ゆめはひょこひょこ立ち上がったらしいし。にこにこ笑いながら。
 今までやってきたいろいろなことの中で、最も即効性があって、目に見える効果があって、妙に信じてしまう不思議な治療だ、ハンドパワーって。もっとも、そのいろいろが相乗効果になってる部分もあるだろうけど。

ハンドパワー 2002/9/21/(日)
 今日は”気功の人”にゆめをみてもらった。その方とは大変奇妙な偶然の連続から出会った。

 木曜日、たまたまコンタクトの調子が悪くて部活中にたばこ部屋に引き上げてしまった僕に、一服中の教頭先生が言った。
「ハンドパワーっていうの?あるんだよねえ。」
 教頭が言うには大変力のある方がいて、喫茶店のマスターなのだが頼まれれば誰でもみてくれる。遠くは福島県の筋ジスの子供もみにいっていると。喫茶店の場所を聞くと、どうも覚えがある。よくよく聞くと、先週の土曜日に日曜大工の店に行く途中、ママの気まぐれからいつもと違う道を通ったときに、その喫茶店の前を通っていたのだ。場所を説明するのに大変苦労する場所なのだが、本当に偶然そこを通っていたのだな。通ったときに僕はその喫茶店をじっと見ていたので、話からすぐあの喫茶店だと思い出した。後で聞いたらママはその喫茶店の名前まで記憶していた。初めての喫茶店なのに。
 もうこれは偶然ではないと言うことで、早速教頭が連絡を取ってくれて、晴れて今日の診察と相成った。
 マスターは見た目は人好きのする感じではないのだが、ゆめはいっぺんで大変気に入ったようだ。ゆめが初めての人でこんなに警戒感のないこともめづらしいのだが、それ以上に飼ってる猫のようになつきまくっていた。
 診察台に寝かしたゆめの頭の方から手をかざしていたマスター。僕はゆめの右手側でゆめが落っこちないようにみていたのだが、途中体の左側を何かで押されたような感じがした。なんだ?と思ってそちらをみると、ゆめの頭越しにマスターの手がこちらを向いて、かなり力を込めている様子。もしかして”気”のパワーがゆめを突き抜けて僕にまで届いたのだろうか。不思議だ。
 かなりたくさんの気を入れてくれているとのこと。入れすぎると翌日に疲れてしまうんだそうな。筋肉の揉み返しみたいなものかな。
 でも、確かに目つきが変わった。なんだか言葉もいつもより多い。聞き分けも良い。早速にパワーが活きているのか・・・。

サガ 2002/9/16/(火)
 「いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
悲鳴が上がる。
ママだ。
 「何でトイレの扉をちゃんと閉めいないのよ!!!ゆめが遊んでるじゃないのさ!!!!!」
一瞬、また流し忘れたか?と思ったが、そうではなさそう。
 トイレでは、トイレのふたのふちでゆめがつかまり立ちをして、何度も何度も水を流している最中だ。また怒られると思った僕は、
「え〜、ちゃんと閉めたよ〜〜。ゆめがあけたんじゃないの〜」
としらを切って、ゆめとお風呂に入った。

 「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
またまた悲鳴が上がる。
ママだ。
 全く、よく悲鳴を上げる女だな。

 「もう!ちゃんとトイレ閉める癖つけてよね!!!ゆめがトイレにパンツ流したじゃん、つまってる!!!!!!!!!!」

 さっきはふたが閉まってて気がつかなかったのを発見したのか。それにしてもよく怒る女だ、全く。疲れないのかね、毎日そんなでさ〜〜
 
 さすがに今度はしらを切り通せなかった。ゆめもなんだか照れくさそうにしている。

 どうも独身の癖が抜けなくていかん。扉を閉めるのを忘れてしまう。だからといって、全開にするわけではない。「かちゃっ」と言うまで締めてないというだけのことさ。
 独身男のサガだよなあ。
 いや、独身じゃないから、B型男のサガかあ〜〜。

訂正 2002/9/15/(月)
 今一匹のはえがいる。はえの一挙手一投足に
「フエッ」
「ハヒウ」
「ヒア〜〜〜〜〜」
とゆめは大騒ぎ。
 ティッシュ片手に僕に退治してくれとせがんでいる。
 
 はえ一匹でこんなんじゃあ、とてもオトナとは言えないなあ。

2002/9/15/(月)
 ゆめは今、歯抜けだ。ふぬけじゃない。歯抜け。いや、ちょっとボーとしてるからふぬけでないとも言い切れない部分もあるけれど。
 抜けた歯は、前歯の下側。ソーメンすするにはちょうど良い位置だね。

 ああ、ゆめはオトナになろうとしているのだなあ。
 感動だ。
 ガキだガキだとばかり思っていたのに、いつの間にか成長しやがって。

予測不可能 2002/9/12/(金)
 この3週間というもの、生徒指導で奔走していて本当に忙しかった。それもやっと一段落つき、事後処理も進み、ほっと一息ついている。そちらに頭をフル活用していたので、日記など書いている余裕などなかったが、本当は私生活でもかなり深刻な事態が進行中ではあった。
 全く、何でこうもいろいろなことが一時に起こるのか・・・・・。
 『事実は小説より奇なり』
 生徒指導の結末も、全くこの言葉通り予想もつかなかった事態で収束に向かったし(秘守義務なので書けないのが残念だ)、日常も「まさか!」と思うようなことが起こる。
 僕はもっと平凡な人生を夢見ていたが、そうはさせてもらえないようだ。ま、それ自体最初から無理だったのだけれども。

 

泣く 2002/9/1/(月)
 ゆめはよく泣く。本当によく泣く。
 子供が泣く時って夜中に寝苦しくて起きちゃって思わず泣いちゃったとか、どこかぶったとか理由があるだろうし、あるいは何かして欲しいことが多いと思うのだが、ただ泣かれて、何して欲しいのかわからない事も多いと思う。
 思っても仕方ないのだが、健常な子なら何して欲しいか叫びながらとか泣く前後の事象で泣く理由を推察できようが、ゆめは何せしゃべれないので何で泣いているのかわからないことの方が、もう本当に圧倒的に多い。
 それでも以前に比べれば語彙も増えたので、泣きながら
「だっぐお”ーーーーー」(抱っこ)とか
「ジューズーーー」(ジュース)や、
「あっぢーーーーー」(あっちに行きたい)など理由がわかる事も多くなってきてはいる。
 来てはいるけど・・・・叶えてやれるときとやれないときがあるから・・・。

 夜中に泣かれると本当にやっかい。
 鳴き声が出そうな雰囲気でもぞもぞ動き出し、そのうち
「ぶわ〜〜〜〜〜〜ん”」
と泣き出す。
だいたい最初は
「じゅ〜〜ず〜〜」
から始まるのでジュース(水)が用意してあるのでそれを飲まそうとするのだが、気に入らなかったりうまく飲めずにこぼしたりで機嫌を損ねると、
「だっご〜〜〜」
「あっぢ〜〜〜」
攻撃が開始され、ほとんどの場合はママが動員される。隣室にゆめと二人で行き、遊ばせながら遊ばれながら、いつの間にやら二人とも眠りに落ちていたり、朝になって僕が起き出していくと、それまでがんばって起きていたゆめがだみ声で歓迎してくれたりだ。
 夕べはゆめは午前1時に目が覚め、結局隣室に強制退去させられたが、
「あっじーーー」
と、しきりに外へ行きたがる。いけるわけないじゃん、こんな夜中に。ママは癖になるからと言う理由で絶対に連れ出さない。
 今夜はゆめが起きた原因が僕にあるのでほっといて眠るわけにも行かず、僕も起き出してあやしてみた。

 ゆめが叫びそうになるとタオルで口を塞ぎ「うるさいよ!」とか「うるさいよ〜〜」とか「しー!」とか「し〜し〜〜」とか、「泣き叫ぶ必要ないだろう!」言ったり、メラトニンを飲ませてなだめてみたり・・・。結局そのまま寝かせることに成功はしたが、もう3時近い・・。今朝は防災訓練で早起きしなけりゃならないし、困っちゃった。
 ゆめが泣いてると
「泣いててもわからん!何して欲しいか日本語で言え!!!」
と、よく僕も叫ぶんだが、このごろは何して欲しいか言うようになって、多少は楽だよ、確かに。でも夜中じゃそうそう言うとおりにはできないしなあ。
 本当に、歩けなくても良いからしゃべれるようになってくれ、物事をもっと理解できるようになってくれ。
 昨夜はゆめを、何度窓から投げ落としたくなったわからん。