2004 10月後半                


ゆめの所業 04/10/30/(土)
 親の口から言うのもなんだが、ゆめの顔は整っていて美しい。なかなかのもんだ。
 そこへ行くと誠大は、親父顔だ。ゆめなんか、誠大を指差しながら
「じいじ」なんて呼んじゃう。
ちょっとかわいそうな誠大。

 その誠大クンの後ろ頭に、毛玉発見!
 初毛玉だ。
 だからどうだというわけでもないんだけど‥

 今日は、ゆめが誠大に冊子を見せてあげていた。絵本を見せているつもりなのだろう。
 誠大は、その冊子を顔の上に落とされそうで怖い、のかどうかわからないけど、めちゃくちゃびびっていた。
「ゆめ、おっことさないでよ」
と言ったら、
「はい」
と、すっごくよい返事で、でもやめなかった。

 ゆめは、返事ばっかり。


 テレビで、高い高いをしてもらっていいる赤ちゃんが映ったとき、
「たったー」
と言った。多分、誠大を高い高いしてやれと言いたいのだろう。手が痛くて無理なのでやらずにいたら、今度は自分をやれと言ってきた。
 そんなの、もっとむりじゃ。
 やらずにいて、ちょっと席を離れたら、再インストール中のこのパソコンの電源を切られた。

 ゆめ、ひどい!
 多分、パソコンのせいで相手にしてもらえないとでも思ったのだろうが、あんまりじゃん。

夫婦関係 04/10/27/(水)
久しぶりに、ゆめとお風呂に入った。
このごろは左手を負傷しているので、ずっと一人のお風呂だったのだ。

負傷と言っても、たいしたことはない。左手の親指が、曲がっちゃいけない方向へ曲がっちゃっただけのこと。以前、バレーをしていてやっちゃったところを、2ヶ月後の先日、またやっちゃたのだ。

負けたとはいいたくない。暴れる生徒を抑えようとしたとき、振り回された腕をつかんだ手に力が入らず、いけない方へ曲がっちゃっただけだ。

それにしても、痛かった。思わず泣いちゃった。
痛みで泣いたのは、小学生の頃以来だ。
すぐに隣の病院へ行った。

骨には異常なし。スジを痛めただけ。
ギブスは付けず、布の板のようなもので固定している。
包帯をとれば、固定具もとれる。
全治(多分)3週間以上(ドクター談)

やっちゃってから約2週間目の今日、試しに曲げてみる。

うまく曲がる。力はやや入りにくい。

広げてみる。

…広がらない。大きめのコップなんか、痛くて持てない。

見た目は、ややはれぼったい。

それでも動くようになっただけマシか。


やはり、しばらくはドクターのいうとおり、おとなしく固定しているしかあるまい。


それより驚くべきことは、親指の代わりに人差し指が、めちゃくちゃ強くなったことだ。
親指に変わって大活躍。

ぐーたら親父の妻は強いということか。

ゆめの時間 04/10/26/(火)
『たったひとつのたからもの』を見た。

泣いた〜
ま、しかたないな。俺、涙もろいから。


ゆめ、6歳。

仮に30歳まで生きてくれるとしても、すでに人生の5分の1が終わってしまった。
これまで過ごしたゆめとの時間、これがあと4回すぎたら、ゆめとお別れだ。

しょっちゅう考えてしまう。
あと、どれくらいの時間が残されてるんだろう。
あと、どれくらい一緒にいられるんだろう。

少ない。健常な子供の親なら、絶対考えたりしない、くだらない計算。
残り時間が、少ない。

だから、ゆめと一緒に過ごせる楽しい時間は、できる限り一緒に過ごしたいと思ってる。

後悔したくないもんな。

絶対後悔はするだろうけど。
もっとああすれば良かったとか、いろいろ。


人生の終着点を考えながら生きるのと、そんなものを考えないで生きるのと、どっちが幸せなんだろ。

俺は、考えながら生きるのも、悪くないと思ってる。

だって、終着点までの間の時間を、他の人より大切にできるからな。
まるで、ホスピスだな。

うん、悪くない。悪くないよ。

でも、やっぱさみしい。


ゆめは、いま、幸せなのかなあ。

時計の思い出 04/10/25/(月)
『俺が初めて鎌倉へ行ったのは、10年も昔の、5月の気持ちの良い風が吹く晴れた日曜日だった。俺と一緒に走りたくて中型免許を取った彼女、まだ長距離ツーリングは無理だから、その日は彼女の愛車を俺が運転し、彼女はハンドルの代わりに俺の背中を抱く。

 こんな休日は必ず渋滞する、鎌倉の海岸道路。俺のバイクよりもほんの少し幅がある彼女のハーフアメリカンバイクは、渋滞を横目にすいすいとすり抜けてゆく。

 市営駐車場では、ガレージセールが開かれていた。
 バイクを停め、彼女と一緒にしばらく歩いた。


 俺は時計をしていない。腕にはめるのが何となく嫌なのだ。その代わり、懐中時計を愛用している。その時ちょうど故障中で、良いものがあれば買い換えても良いなと思っていた。

 いくつめかの店で、なかなか見目の良い懐中時計を見つけた。渋めの色合いにシンプルなスタイリング、デザインの良い文字盤、10kg気圧防水。こういう店にしては値段はやや張るが、新品なら仕方ないかなという程度だ。

 その日のデート代にと持っていた現金をすべて使ってしまう値段だが、彼女は快く承諾し、俺は晴れて、その懐中時計を手に入れた。


 それ以来、俺はその懐中時計をずっと愛用していた。日本中を野宿旅行するときも、一緒に旅して回った。バイトで商品を納めに行くときも、時間を教えてくれた。そして、その彼女と別れる瞬間も、俺と一緒に記憶を刻んだ。


 その時計は、今はもうない。
 数年後に結婚した今の妻が、新婚間もなくGパンと一緒に洗濯したのだ。さしもの10kg気圧防水も、年月と共に痛んでいたシーリングは洗濯の水流に負け、ついに永遠に時を刻むことをやめた。別段、そのときの彼女を引きずってはいなかったし、妻もその時計の由来など知らなかったのだが、何となく一つ何かが終わった気がした。

 
 その後、ついに腕時計を買った。社会人としては時計を持っていないことは不便だし、懐中時計はまた洗われてはかなわないしで、悩んだ末に腕時計にしたのだ。
 しかし、結局今はその腕時計もしていない。電池が切れた時を境に、はめるのをやめてしまった。

 やっぱり俺には腕時計はむかない。

 また新しい懐中時計を探そうかな。』

ゆめ 04/10/24/(日)
 浜松筋ジス会の旅行で、TDRに行ってきたー!!

 めちゃくちゃ楽しかったー!!

 生まれて初めて入場制限中のTDLに入ったけど、あの人の多さは筆舌に尽くしがたい!でも、パレードは2つ見たし、アトラクションも2つ乗って、ゆめは大はしゃぎだ。

 今まで何回も行ったけど、アトラクションはあまり乗ってない。というのも、ゲストアシスタントカード時代は、並ぶ人を横目にそそくさと乗り込むことに抵抗があったし、そもそも、ゆめの乗れるアトラクションも少なかった。ファストブルーカード(正式名称わからん)に変わった今も、わざわざ予約してまで乗らなくても、ショーを見るだけでゆめは満足だからいいかってね。だいたい、我々夫婦は、行列に並ぶのが大嫌いなのだ。2人とも芸術系だから。
 でも、今回はみんなと一緒だし、ゆめも乗りたがったのだ。

 夕飯時、みんなと一緒にスパゲッティーをおいしく食べていたゆめだったが、アナウンスで
「エレクトリカルパレードは、後15分で始まります…」
と言う案内が聞こえたとたん、いきなり『ごちそうさま』したかと思うと、もう外へ行きたくて仕方なくなってしまった。信じられないが、ゆめは『エレクトリカルパレード』という日本語を理解できたんだよな。

 いやはや、それほどまでに日本語を理解しているとは夢にも思わなんだ!ビックリシタ!

 さて、今回の旅行では、同じ筋ジス会の早川さんと、養護学校の先生の山本さんと金子さんに、めちゃくちゃお世話になった。左手を負傷している僕に代わって、本当にゆめのお世話をしてもらっちゃった。この場を借りてお礼申し上げたい。

誠大 04/10/24/(日)
 一方そのころママと留守番組の誠大君は、ゆめがいない2日間を満喫していた。

 楽しい声もいっぱい出たし、体ものびのびしていたという。

 ところが、意地悪なママが
「あ、ゆめだ」
とかなんとかいったとたん、眉間にしわを寄せ、急にビクビクし出すという。

 これはもう、完全なゆめ恐怖症だな。まだこの世に生まれ出て2ヶ月なのに、もう首が据わりかけてる現実が、それほどまでに野生の血をたぎらせている彼の境遇が、男を磨いているねえ。

 不幸が顔に染みつかなきゃ良いけどな。

ホテル 04/10/21/(木)
 今週末は、ゆめと2人で浜松筋ジス会の旅行に参加する。TDRだー

 でも、ふと頭をよぎるのは、以前ゆめと2人で泊まった東京ヒルトンホテルでのこと…

 夜中、お腹をこわしたゆめのおかげで、ベットの上じゅうがゲリの海となっている中で目を覚ました、俺のあの切なさが蘇る…


 な〜んか、ゆめと2人っきりでホテルって、怖い。

あれこれ 04/10/20/(水)
 今日は保育園に行ったゆめ。ゼロ歳児の赤ちゃんのお世話をした。いいこいいこしたりなんかして、誠大の代わりかもしれぬ。
 
 お絵かきもしたが、描いてくれといわんばかりに先生にクレヨンを押しつけた。それでも
「ゆめちゃん、描いてよー」
と言われると、素直に描き始めた。

 ネズミ色を持って「ばあば」
 黒を持って「じいじ」
 茶色を持って「えりー」

 と言いながら描いたらしい。
 
 が、その基準は何だ?
 エリーは分かる。エリーは毛が茶色のミニチュアダックスだ。
 でも、ばあばのネズミ色って何だ?じいじの黒は?
 もしかして、オーラの色とか?
 それにしてもネズミ色と黒かよ…

 その色が「パパ」と「ママ」でなくて良かったぜ…

あれこれ 04/10/18/(月)
 誠大のお世話をしたくて仕方ないゆめ。

 ゆめのお世話なんか、死んでも嫌な誠大。


 お風呂上がりに誠大を寝かしつけに入ったゆめだが、怪獣のそばでなんか寝られるかと徹底抗戦の構えの誠大に、思わぬ逆襲にあった。

 泣きながら、やたらめったら振り回す誠大のパンチが、たまたまゆめに当たった。
 ゆめは、一瞬動きを止め、パンチが当たった額に手を当てて、たった一言
「いーたーいー…」
とつぶやいた。

 でも、誠大ごときのパンチ、絶対にたいして痛くないと思う。


 あまりの嫌さ加減に、俺のひざの中で泣きながらミルクを飲む誠大。ムキになって180cc完食♪

 飲ませながら見ていた俺は、思わず気持ち悪くなってしまった。

 だってさ、180ccっていったら、ほとんど見た目誠大のボディーの1/3位あるジャン。そんな量のミルクが全部入っちゃうって、いったいどうよ?
 いったい、どんな胃袋なんだ?
 お腹の中、ミルクでいっぱいジャン。
 体の中はミルクでタプンタプン。

 おおっぷ、気持ち悪。。。

 誠大はミルクでできている…
 どうりでミルク臭いわけだ。。
 

あれこれ 04/10/17/(日)
 多分そうじゃないかなあと思っていたけど、やってみてやっぱりそうだったと思うことがいくつか。。。

 その一つが、誠大のウンチ処理のこと。


 ♂の赤ちゃんは、当然チンコが付いてる。ウンチしたら、玉之浦までべったり付くだろうと思っていたけど、やっぱりそうだった。

 タマ袋のスジにこびりつくウンチまできれいにぬぐわなきゃならない。チンコ持ち上げて、その裏側まできれいに拭き上げる。

 うっかりすると、拭いてる途中で出てくる追加ウンチにまみれたり、おしっこまで飛んできやがる。

 全く気が抜けない。緊張感ありありだ。


 ところで、キャン玉袋だが、甥っ子のキャン玉袋は割と黒かった。誠大のは黒くない。俺も黒くはない。
 アレも個人差が??