2004 12月前半                


ところで… 04/12/20/(月)
”ぼくの病気はいつなおるの?”
という本がある。
が、まだ手元にはない。

今日、学校の校内専門研修で、講師が紹介してくれた。
内容はまだよくわからないんだが、入院しているぼくが、病院の先生にそんなことを聞いて…という話らしい。
タイトル聞いただけで、泣きそうになっちゃった。
即お買いあげ。
明日発送。代引き。

俺もいつか、ゆめに同じことを聞かれるんだろうなあ と思ってさぁ…
ついでに、ゆめの病気がわかって間もない頃、学校行事で幼稚園との交流があったとき、その事前説明会ですら耐えられなくて、会場を抜け出して職員室前の廊下で泣いちゃったことを思い出しちまった。

そん時、俺はなんて答えるんだろう。
なんて答えればいいんだろう。

学校でも、自分の病状を知ってる生徒もいれば、知らない生徒もいるらしい。病気理解が前提だと思ってたけど、意外とそうじゃなかった。
ならば、知らない生徒は養護に通っていることをどう感じているんだろう?


ゆめに、
「何で歩けないの?」
って聞かれたら、なんて答えよう。
「何ですぐ腕が疲れるの?」
って聞かれたら、なんて答えよう。
「あたしも死んじゃうの?」
って聞かれたら、なんて答えたらいい?

ゆきは、助かったんだなあ。←ラストクリスマスの話な
結局、何の病気かわからないけど。
ゆきには、健次がいる。
ゆめには、そのとき誰かいるのかなあ。

使えるゆめ 04/12/19/(日)
 今日は気功の日。ゆめもたったも朝からお出かけ。
 
 朝着替えをさせていたら、たったの靴下がない。いくら探してもない。こうなると、隠した張本人(すでに隠されたに違いないということになっている)のゆめに聞くしかないが、聞いたところでゆめが正直に白状するわけはない。これまでだって、何度聞いても無駄だった。それでも試しに聞いてみた。

「ゆめさん、たったの靴下知らない?」
 ゆめは案の定、なあ〜〜〜〜〜んにもいわない。
 でも、やにわに行動を開始した。
 ちょっと期待する。
 でも、ゆめはたったの着替えかごをがさごそ…
 こりゃだめだ。『たった』という単語に反応して、たったのものが入っているかごをあさってるだけだ。

 がっかりしていると、ゆめはかごのなかから袋を出してきた。
 ?
 もしかして…!

 ふくろのなかをそお〜っっと開いてみると…あったよ!たったの靴下!!
 やっぱり犯人はゆめだったのか。
 おまけに、ちゃんと返してくれた。

 ゆめが使えるようになってきた!こりゃ、驚きだ!!


 気功の部屋に、人形数体。すべて竜だよな、この部屋中国系だし。
 中の一つに注目したゆめ。手にとって一言
「も〜」
『も〜』だって?それは竜だがというのはおいといて、今までゆめは、牛のことを『む〜』といっていたんだ。今日はちゃんと『も〜』っていったじゃん!
 すげーぞ


 夕飯後、不用意にたったのおむつを開いてどっきり。
 しまった、うんちしてある。
 おむつは手元だが、おしりナップがない!
 俺はちょっと動けない体制…
 目の前にはゆめ一人…
 仕方がないので、だめ元で頼んでみた。
「ゆめ、おしりナップ探してきて!」

 どうするかと思ったら、ちゃんと探してきたよ、おしりナップ!
 マジで使えるようになったな、ゆめ!

ジンクスU 04/12/18/(土)
 今からちょうど24時間前、12月17日(金)8時半頃、愛機白銀丸は意識不明の重篤状態に陥った。おそらく脊椎あたりで電気パルスの障害がある模様。応急手当の結果、脳みそ(HDD)の取り出しには成功した。新型の脳みそを入れられ別人に生まれ変わったばかりだというのに、また元の脳みそを入れられた白銀丸は、明日の入院を前に机の上でちっこくなっている。

 そして肝心の脳みそは、すでに中の記憶がすべて取り出され、別のパソくんに移植済みだ。

 ああ、それにしても、こんなことがあっていいのか?
 何で毎年毎年12月になるとひどい目に遭うんだ?
 もうほんとに勘弁してほしい…

ジンクス 04/12/17/(金)
 人間、誰しもジンクスの一つや二つはあるだろう。
 俺にもある。

 高校生の頃は、色と女の子に関してだ。
 青色が好きで、中でも深い深い青、プルシャンブルーなんかが好きだった。青系統がびしっとうまくはまったときは、その絵は絶対いいものになると、自分で暗示をかけていた。
 女の子については、何があっても、心配をすればするほど悪い方にはいかないと信じていた。

 学生になると、『乗り物に向かない』宿命を背負っているといわれ、実際バイクなんか車検を通せないくらい頻繁に事故ってた。今のバイクで5台目だが、彼女だけが唯一、今月でめでたく3回目の車検を終えた。このバイクは絶対時こらないと信じてる。このバイクに乗ってさえいれば…

 さて今は…今のジンクスは、史上最悪だ。これならまだ、事故って腕の一本や二本折る方がましだ。

 12月17日午後8時半、愛機白銀丸(シャープメビウスノートGP2)が、何の前触れもなく突然ブラックアウトした。時間が時間だが、手当たり次第に電話しまくり、いろいろ調べた結果内蔵電源関係が原因らしいとわかった。日曜日の午後、修理に出すことになった。帰ってくるのは来年だろう…もう最悪。。

 初めてパソコンを買ったのが、今から5年前。マックG3だ。学校案内を作るのに必要だった。その翌年、書類仕事のために母親のメビウスを借りた。正月に借りて使っていたが、その年の12月、キャリーバックの金具がいきなりはずれ、それがたまたま2階の階段の上だったので、バックはそのまま1階まで転がり落ちた。当然アウト。
 次の年は同じく12月に、俺の帯静電気のせいで一発アウト。
 その翌年、中古で今使っているメビウスを買い、やっぱり12月に帯静電気で…
 去年の12月は静電気除去装置を腕にはめていたので大丈夫と思ったら、ゆめのよだれでキーボードがショート…
 そして今年の12月、原因不明の内蔵電気系統故障…

 どうだ、これがジンクスといわずしてなんといおう。俺は12月を迎えてはいけない男なんだ。12月には悪いことが起こるぞ〜

 中でも今回が最悪なのは、ブラックアウトしたのが、まさに今からデータをバックアップするという瞬間だったことだ。なんだ?こりゃってかんじ。悔やんでも悔やみきれない。ハードディスクドライブの中には、来月頭にすぐ使うデータが山盛りなんだ。あれを今から作り直すなんて、考えただけでめまいがしちゃう。
 それでも幸いだったのは、たまたま1ヶ月前にハードディスクドライブの容量アップを図り、新しいものに入れ替えてあったこと。修理に出すには純正品を入れなければならない。
 というわけで、純正品と入れ替えに、今手元には超大事なデータてんこ盛りのHDDがある。この中身が取り出せさえすれば、修理終了が半年先だろうがかまわない。
 
 さて、どうやって中身を取り出すかな…

病状理解ー俺編 04/12/16/(木)
 たったが泣いている。ゆめはたったをかまいたくて仕方ないのだが、たったはゆめがそばにいるだけでいやなので、大泣きなのだ。
 たったの靴下を無理矢理脱がすゆめ。
 引っ越しましたはがきに載っているたったと自分の写真を、無理矢理たったにみせるゆめ。
 それらがいやでしょうがないたった。
 洗濯物をたったにかけるゆめ。
 顔までかけられて、しかもゆめは次々にかけるから、洗濯物山盛りのたった。

 このどうしようもなく変な二人の横で、俺はママと病気の話をしていた。

 昨日の学校でのことだ。教職6年目年研修(略して5年研)が近々あり、送付されてきた資料冊子の中に、病状理解のページがあった。
 ある病気の症状を見ていたら、その内容がまるっきり親父とお袋に当てはまった。ああ、あの二人はそうだったのか、どうりで…と思ったが、じゃ俺は?この病気自体は遺伝ではないけど…
 試しに隣の先生に聞いてみた。
「俺は、○○(病気の名前)ですかね?」
先生と、その向かいの先生まで、しかもユニゾンで

「う〜〜ん」←思いっきり深くうなずきながらだ

と言った。
挙げ句の果てには
「芸術家はみんなそうだよ」
と、妙なカテゴリー分けまでされた。親父とお袋は芸術家じゃないんだけどな。

 そんなことをかみさんと話し、いろいろな病気の特徴を教えたら、
「あ!それあたしも当てはまる!!」
と言った。病気のなかには、自分が当てはまるものもあるらしい。
まあ、働きだしたら誰しも多かれ少なかれ自閉傾向ありと言われる昨今だからな。

 ある病気の特徴に、”意味の理解が記憶よりも不良”という、大変意味を理解するのが難しい言い回しの一文があるのだが、それに絡んでママがとんでもないことを話し出した。
「あんたは自分のことも周りのことも含めて、後で思うとそうだったんだって思い直すことが多いよね(要するに、自分のことを理解する能力が不良ってことか?)。人のこと、奥の奥まで見通すくらい観察する目で見ることあるじゃん。あれも気がついてないんでしょ。あんたはさー、あたしのことが好きだったこと、全部ばれてたの知らないでしょ(知らん、知らん、初耳だ)。あのね、あんたを見ていると”この人あたしのこと好きだな”って、ものすんごくよくわかるのよね。あたしだけじゃないと思うよ、今までだって、ずっとばれてきてると思う。」
「ええ!?まさか!」
「あら?気がついてなかったの?意外だわ〜」
 気がつくも何も、そんな馬鹿なことが…そうなのか?見ていてわかる?そう???
 そういえば、学生時代にしょっちゅう言われてたのが、『小野田君って、フェロモン出しまくりだもんね』だ。これって、そういう意味だったのかな。
 う〜〜ん、意外ってのは、こっちのせりふだぜー
「たぶん、あんたの周りにいた女の子たちは、あんたを見て付き合っても良いって思ってた子たちじゃない?あんたがそういう気持ちでいるって自分で気がついてなかったとしてもね。付き合いたくない子たちはそうなる前に自然に離れていったと思うよ。」
 そうなのかなーーー??
 大学の専攻科は男子よりも女子の方が多かったけど、別にふつうの生活を送っていたし、俺だって一人の人と2年も3年も付き合ってて、その間もちろん浮気なんてしたこと無かったしー
 これが病気の症状なら、俺ってもしかして、そーとーやばい人間じゃないのか??

 っていうか、そこまで言われるのか、俺は。。。
昔の日記 04/12/14/(火)
 いつもボランティアに行く(いや、最近は行ってない。)養護学校の校長先生(女性・専門美術・かなり素敵☆)とは、そのボランティアつながりで昔からのおつきあいだ(いや、そんな昔からではない。せいぜい5年来だ)。
 その校長先生とは、勤務中に人目を忍んでちょくちょくメールをしている(いや、誤解してはいけない。いかがわしい関係ではない。仕事だ仕事)。

 今日のメールには、うちの学校でも月一でボランティアのピアノコンサートを開いてくれている演奏家の方のことが書いてあった。
 その方、ヤフーで自分の名前を検索したら、俺の”ゆめ日記”が出てきたらしい。校長先生も読んでみなと、転送されてきました  って。

 試しに同じように検索してみた。
 でた。
 表示は2件だけ。しかもどっちも俺の日記か…

 内容なんか忘れているので、おそるおそる見てみる。

 …
 …
 久しぶりに昔の日記を読んでしまった。
 何というか、文章が下手だなあ。。。何が言いたいのか、よくわからない。
 これはあれだ、思考をそのまま文章にしようとするから、言い方が足りなかったりよけいだったりするんだろうな。

 でも、日記を読む限り、今より頭、壊れてる感じ。
 なんだか内容も日記じゃないし。

 まあ、今でも文章がうまいわけでもないが、昔のは、今よりパワーがある気がする。

 もしかして、これが年をとって老獪になったということだろうか。←違うって。
ママの地震への自信 04/12/14/(火)
 CS放送(っていっても、生徒なんか誰一人知らない。なぜ?)の写りが悪いのは、電波状態が悪いからかもしれない。
「じゃあ、地震が近いかもしれないね!」←ママ
いや、台風のせいだと思うぞ。

 テレビにやたらと走査線が入って見にくい。電波状態が悪いからだ。
「たぶん、地震が近いんだよ!」←ママ
いや、今日は風が強いからだと思うぞ。

 そんな会話が数週間前。


 本日、ネットをしようと回線をつなげても、全然つながらない。カスタマーセンターに連絡して、試行錯誤をしても、だめ。
 それがさっき、急に回復。
 原因不明。
 気を取り直して日記を書き始めたが、横でママが
「きっと、地震が近いせいだよ!」


俺はじっとママの目を見た。
ママは、”はっ”と気がついて一言、
「書くな」


すまんねー、もう書いちゃったぜ。

○○行為 04/12/13/(月)
 ワム!の挿入歌がうれしいラストクリスマスを見て、涙だーだーの昨今。
 ラストクリスマスがソラで歌える身としては、唇の色が悪い織田裕二の歌は許せないし、
 櫻井幸子がこのごろ出てこなくて寂しいけど、矢田亜希子がかわいいので、まあいいか。

 ゆめの座っていた場所の畳が、まあるく濡れている。ゆめのズボンもぐっしょりだ。
 どうも、おもらししたらしい。

 でも、なんか…違う気がする…

 ズボンを脱がせて、手についた湿り気の臭いをかいでみる。←危険行為
…ほんのり良いかふぉり。


 濡れたズボンも、臭いをかいでみる。←暴走行為
…やっぱり、ほんのり、良いかふぉり。


 ためしに、ちょっと重たい脱がせたおむつもかいでみる。←自殺行為


う!ふ”ぉご!!
むせた!
くっせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー←自爆





  もしかして、ゆめはあ、ジュースのパックの上に座ったなりか〜


 ああ、でも、やっぱりおむつの臭いをかぐのは間違ってるー
ラストクリスマスが良いところなのにー、俺はおむつの臭いなんてかいでるぴょんーーー

 そっれにしても、このドラマ、謎が多いぞ。
 矢田亜希子は、離婚歴ありなのか?
 再発した病気って、なんだ?
 織田裕二とは恋人じゃないのか?
 櫻井幸子は、どこ行った?
 ってか、そもそも俺、このドラマ見るの、まだ3回目なんだけどね。

 
 そして、CMで出てきた知世ちゃんに見とれる俺に、
「あ、あんたの好きな人だ」とママ。
な!?お、お前、なんで知ってるんだ?
「何でもお見通しだ!」

う〜〜む…


そしてゆめは、泣いてる織田裕二を見ながら、時々振り返って俺を見る。

なんか、用か!?
おまけ 04/12/13/(月)
ラストクリスマスを見た後、お風呂に入ってからSMAP×SMAPを見ていたゆめ。
織田裕二がでたら、なぜか上機嫌。
きゃーきゃー言いながら大騒ぎ

「ゆめちゃん、もしかして織田裕二が好きなのか」
ううん。
あれ?じゃあだれ?
「この人?」←木村拓哉
ううん。
「じゃあ、この人?」←もう一回織田裕二
ううん。
ええ?いったいだれさ?
「もしかして、この人??」←草薙 剛
う”ん!!
ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜



……
草薙 剛だったよ…
よりにもよって…


たったとゆめ 04/12/10/(金)
 この一月ほどは、たったはママと一緒にお風呂に入っている。俺が生徒と戦って受けた負傷が元で、たったをお風呂に入れられないから。
 でも、ママが洗うといまいちきれいになりきらないんだよな。首の間のしわの中とか、結構汚れが残ってたり。まあ、いいけど。

 今日も今日とで、ママはたったと入浴。それに気づいたゆめがしきりにアピール。
「たったー!たったったー!らったったー!」
らったったー?これが『一緒にお風呂に入りたい』の叫びでなくて何であろう!
「なんだ?お風呂に入りたいのか」
と聞くと、いつもならお風呂はいやがるくせに
「うん!」
と元気な返事。仕方がないので連れて行った。

 脱衣場でゆめを発見した、たった。
「ゆめちゃんも入る?」
のママの声に、
『じょーだんじゃねーよ!』
とでも言いたげな渋い顔。
それまで気持ちよさそうにしていたのが、急にあたふたしだした。
「たったクン、ゆめちゃん、入っちゃ、だめ?」
とママに聞かれ、
「ふん」
と答えた、たった!
お前は新生児だ(いや、もう乳幼児か?)
まだ『質問に答える』などと言う芸当をやるには早すぎる!!
そんなにゆめがイヤアンなのか?
そうなのか?たった!

たった 04/12/9/(木)
たったの後ろ頭に、毛玉が4個。
だんだん大きく、堅くなってきた。

そんなたったクンは、ちょうど1年前、ママの周到な計略によっって仕込まれた。

今お風呂上がりでミルクをほしがっているのに、うまく飲めないで機嫌の悪いたったクン。
「きっと毛玉が4個に増えたからだ」
とママに言われた。

直後、
「あ!口蓋のふたが入ってない!!」
 ミルクがうまく飲めないのは、毛玉のせいじゃなくて、ママのせい。ママがお風呂の後で入れ忘れたから。
 ママが口の中にセッティングしようとしたところ、失敗!変な風に入ってしまった!
大変だ、オエッてなってる!!
「パパ、なんか棒持ってきて!!!」

えー!?棒??棒って何!?何をもってくればいいのよ!

 そうこうしているうちに、たったが自分で直したようだ。しきりに口をもぐもぐさせて、変わった声を出している。きっと、
「ママがオエッてなるようなことした」
とでも言いたいのだろう。

ところで、ママが持ってきてほしかった『棒』とは、木の棒がついた長い綿棒のことだった。

どうでもいいけど、『棒持ってきて!!』で、その綿棒は思いつかん。
いくら何でもはしょりすぎだぜ。

知恵 04/12/8/(水)
お風呂上がりに、ママのTシャツを着た。やや小さいが、寝るだけだからかまわない。

ところが、ゆめが

「パパー、ママー。いやいや」


もしかして、
「このTシャツはママのだから、パパは着ちゃだめとか言いたいわけ?」
ときくと、
「うん」
だと!

へー、そー。
知恵がついたねー、ゆめ。
パパはうれしいよー。

でも、お前が遊びで履こうとしているその靴下、それは俺のなんだが…
ついでに、お前がよだれをこすりつけてマーキングしているその布、それも俺の ピー なんですけど…

剥くか 04/12/7/(火)
 掲示板に『今くらいからムキッと剥いて、訓練すれば、切らなくてもすむって書いてあったよ』と教えたところ、しぶーい顔をして、
「おれちゃいそうで、こわいよー」
と言った。
 俺はと言えば、小さい頃、いたずら好きな弟が『お兄ちゃん、見て見て』と言いながらムキッと剥いて見せたときに、大あわてで
「ば、ばか!中身が落っこちちゃうからやめろ!!」
と叫んだことがある。ほんと、ばか。←まだ自分で剥いたことすらなかった頃だ。

 男と女の違いだなーと思った。

 おれちゃうって発想は、いったいどこから?
 やっぱ、そういう状態を見る機会が多いからだろうか。男の場合は常態が常態なので、折れるって発想がすぐには出てこないもんなー、くす。

たったのつぶやき 04/12/6/(月)
このごろ、なぜか認識力が上がっているたったクン。

 先日、部屋を散らかして怒られているゆめは、さもたったのためにやったんだといわんばかりに、いや、もしかしたらたったに助けを求めていたのか?とにかく
「たったー!たったー!」
と、ママの説教も聞かずに叫んでいた。
 一方そのころたったは、寝かされたベビーベットの中でゆめに背を見せ壁の方を向き、両手の平を胸の前で組んで、まるで
「僕は関係ない、僕は関係ない…」
とつぶやいているかのようだった。
 
 僕は、ああ、こいつらの関係って、きっとずっとこうなんだろうなあと思った。


 先日、食事に入ったレストランでお子さんランチを食べ、おもちゃをもらったゆめ。
本日偶然俺の上着のポケットからそのおもちゃが出てきた。朝出かけ間際にテーブルに置いていったのだが。


 違うおもちゃで楽しく遊んでいたゆめが、そのおもちゃを見つけて一言。
「あ、たったー」

 一方そのころたったは、ママに抱かれながら一部始終を見ていて、ゆめが「たったー」と言ったとき、ものすっごくいやそーな顔をした。
おそらく腹の中では、
「そんなのおれじゃねーよ」
と思ったに違いない。

 やっぱり僕は、ああ、こいつら絶対一生こういう関係なんだって確信した。


 今朝は、なぜか午前3時に起きてしまったゆめ。
 夕方は、”のぞみ”から帰ってくるなりバタンキュー(古い?)45分ほど寝て、明日の朝、また早起きされてはかなわないとママがたたき起こしたところから大泣き。

 その様子を見ていたたったは、眉をひそめていた。きっとゆめのことを
「この人って…」
とでも思っていたに違いない。
 それが気に入らなかったのか、ゆめがたったの顔を片手で覆った。おそらく
「たった、見んなー!」
とでも言いたかったのだろう。

 でも、びっくりしたたったが今度は大泣き。
ダブルで大泣きで、部屋中に反響しまくり。

 一方そのころママは、その騒音を聞きながら、
「こいつらわー!」
と思ったという。

合掌…


女度アップ 04/12/2/(水)
「パパー、どっちが良い?」
差し出すその手に、お菓子の袋が。
「…どっちもいらん」
「じゃあ、ゆめちゃん、どっちが良い〜?」
「あっちー…」
「あっちって、こっち?」
「あっちー」

ママは、心の中でこう思っただろう、「ちっ!使えねーな、こいつら」
ああ、女って怖い。


 怖いといえば、ゆめはこのごろ女度が上がっていて、怖い。

 たとえばこうだ。
友愛の里で生活発表会の鑑賞をしていたとき、ゆめは自分の出番では口に手を当てて「あ〜」とか言ってノリノリだった。
その次の”ぽんぽん”(もっと小さい子クラブ)の発表が始まると、そこにはFちゃんというなかなかにかわいい子がでている。周りのみんなが
「かわい〜」
などと一斉に声を上げたので、ゆめは振り返って”ムッ”という顔をしたそうな。
”のぞみ”のお部屋に帰ってからは、しきりとFちゃんの当番カードを指さす。そこにはFちゃんの顔写真が貼ってあるのだが、先生が
「こうすればいいの?」
と、カードを裏返すと、
「うん!!」
と納得。女ってこわ〜い、ゆめちゃん、こわ〜いと先生は思った。

すべては1日の報告ノートに書いてあったのだが、確かに怖い。まるっきり”女”そのものじゃん。ノートにはさらに、「ゆめちゃんに目をつけられてます。要注意と、伝えてあります」とあったが、まったくだね。
女って、ほんとにこわいなー。

ムケたったー 04/12/1/(火)
「あのね〜、このごろはコドモの頃に切っちゃうんだって〜」
「割礼かあ…時代は変わったなあ。」
「おっきくなってから、悩むより良いじゃん」
「俺の高校生の頃なんてさ、自分でムイテ、戻らないようにそりゃー努力してさ…つらい日々であったなあ…今はお気楽に切っちゃうのか〜」
「だって、おっきくなって悩むよりいいもん。多いんだってよ〜、日本人の6割はそうだって言うじゃない?」
「おお、大学の時の同級生でもいたしなあ。そういやあ、外人だって結構いるぜ。野宿しに行ってさ、温泉入って、おおー、白人のはでっっかくて、しかも皮カムリだ〜ってさ。ついつい見ちゃうんだよなあ、どうしても。」
「やっぱ、悩まないように切らねば!」
「でもよ、きっと林間学校とか行ってお風呂で言われるんだぜ。”ずるムケたったー、ムケたったー♪ムケたかどうだか見せてみろ、ジロジロジロ♪”とかってさー。
ずるムケ隊が5〜6人いればいいけど、3〜4人じゃあ肩身が狭いなあ…」
「でも、悩むよりましだもん。」
「…
お前さあ、何で”悩む”って決めつけてんの?」
「だって悩むもん。悩むんでしょう?」
「俺別に悩まなかったけど…」
「じゃあ何で剥いたのよ」
「そりゃあ、なんだ、その…」
「でも、剥いたら成長しなくなっちゃったとかってなったら、困るわね」
「それはないぜ。ムイて良いことっつったら、長持ちするようになるってことよ」
「そうなの?」
「そうさ。刺激に強くなる。俺が実証済み」
「ふ〜〜ん…あっそー(怒)」

さ〜て、何でママは怒ってるんでしょうーか!?