2004 3月前半                 

個別面談 04/3/11/(木)
今日は”のぞみ”の個別面談だった。
 ゆめのお知らせを要約すると。。

要約バージョン 深読みバージョン
〜 生活全般 〜
◆職員のやることを真似しようとするようになった。
◆以前と比べて自分からやってみようとする気持ちが育ち、がんばる力がついた。
◆一時期牛乳が大嫌いになったが、ほとんど自分1人で食べられるようになった。
食べにくいと手づかみもしたが、スプーンやフォークが上手になった。
◆友達のトイレが気になり、覗きに行っては自分も排泄するようになった。 また、出たいことを「ちっ」と言って知らせてくれたり、出てしまってもそのことを教えてくれるようになった。
◆ズボンやパンツに自分で足を通したり、膝まで引っ張り上げられるようになった。
◆「あんたたち、なに子供みたいな事やてんのよ。あたしはゆめよ。そんなガキっぽいことはできないわ」って感じだったのが、変化してきた。







◆覗き趣味が、趣味と実益をかねた。
〜 人との関わり 〜
◆職員以外のボランティアや実習生にも積極的に話しかける。
◆ジュースの後で流しまで行って、助けてもらいながら自分で洗って、楽しく片付けられるようになった。
◆「あたしにまず挨拶に来なさいよ」という感じだったのが、丸くなった。
◆「何であたしが片付けなんかしなくちゃいけないのよ!あたしはゆめよ!!」
という感じだったのが、カワイ毛が生えてきた。
〜 運  動 〜
◆膝立ちや支え歩行が自分でバランスを取ってやれるようになった。
◆歩行器で長距離移動ができるようになった。
◆「めんどくさいー。だるいー。」という、馬鹿な女子高校生みたいだったのが、幼児らしくはつらつとした気分に進化した。
 幼児は、高校生の進化形態。
〜 集団活動 〜
◆友達の世話をごっこ遊びの一つとしてやるようになった。
◆歌うことがスキになり、CDをかけてと頼んだり、幼稚園で覚えた歌に身振りをつけて歌ってくれたりした。
◆絵本を1人で声を出して読んだ。
◆「あんたたちがあたしについてきなさいよ」という感じだったのが、協調性が生まれた。
◆歌うから見て!読むから聞いて!と、女優気分。お姫様から女優に進化した。
〜 総  括 〜
◆幼稚園での併行通園によって多くの刺激を受け、お友達との関わりを積極的に求めたり、やさしや進んでやる力がついた。 ◆幼稚園での刺激により、自分よりも力を持った大国のお姫様にしつけられ、社交界デビューに向けての準備に入った。
 
 やはり、幼稚園での健常な子たちの影響力はすごい。加えて、幼稚園の先生方の【障害児でも健常児と同じに扱う姿勢】は、ゆめに甘えない強い心を育んだと思う。
 正直言って、ここまで急激な成長が望めるとは夢にも思ってなかった。

 まあ、難点を言えば、一時期本当に牛乳が大嫌いになったり、自分でご飯を食べられていたのが急に食べられなくなったりしたのは、幼稚園でのやや性急なしつけが影響したかなあと思う。
 我が子だから擁護するのではなく、一教育者として現代教育にてらして考えてみると・・・
 ゆめは言って聞かせてもすべて理解できるわけではない。(っていうよりほとんど日本語は理解できていないんじゃないかと感じる時が多い。ただ、語感でどう行動すればいいか理解してはいると思うが。そうはいっても以前より間違いなく理解力は増したが。)乗せてやらせる部分と、しかってでもわからせる部分など、場面場面でかなり使い分けが必要だ。高校で教えていても個々にあった話し方や指導がある。まして子供相手、しかも同年代よりも知能に遅れがあればならなおさらだろう。できようができまいが容赦しない点は、やや無理があったんじゃないだろうか。この点を健常な子供たちといっしょくたにしないで、たかだか一人きりの障害児で、しかもヘルパーに加えてママまでついてるんだから、上手にやってくれたら良かったかなあと思わないでもない。

 とはいえ、本当に”のぞみ”とあわせて普通幼稚園に通えて良かったと思う。
 良い時代に、良い先生たちと出会えて良かったなあと思う。
 ゆめは幸せ者だ。

ところで、「クイール」見たいぞ。

ジュースの秘密 04/3/10/(水)
「ジュース欲しい人ー?」
「あーい!」
「ジュースいらない人ー?」
「あーい!」

全然わかってないじゃん、ゆめ。。



           「ジュース欲しい人ー?」
           「あーい!」
           「じゃあ、はい、ジュース」

           「ジュースいらない人ー?」
           「あーい!」
           「じゃあ、あげなーい」
           「・・・・・・・・・」 笑顔が凍り付くゆめ。。。

           「ジュース欲しい人ー?」
           「あーい!」
           「じゃあ、はい、ジュース」

             ー2回繰り返しー

「ジュース欲しい人ー?」
「あーい!」
「じゃあ、はい、ジュース」

「ジュースいらない人ー?」
「(いやいや)」
「じゃあ、ジュース欲しい人ー?」
「あーい!」
「はい、ジュース」


わかったようだね♪ゆめ。



合コン 04/3/9/(火)
 大学生って、合コン好き。
 ちなみに僕は好きじゃない。1回しかやったことない。しかも、その1回でしっかり彼女ゲット。。。。



 ある日、友人にどうしてもと頼まれ、某有名女子大との合コンに無理矢理参加させられたときのこと。
 会場の入り口で『やっぱやめて帰ろう』と引き返しかけたとき、
「お客さん、もうテーブルや相手の方まで決まってるから、逃げちゃだめだよ」
とやたらイケメンの黒服に掴まり、しぶしぶテーブルへ。
「だったらあんたが行けばいいじゃん」
という意見はあっさり却下。
 当たり前か。
 
 すでに待っていた相手は大学生なのに子持ち。
 相手は持田香織(以前の日記で登場)では、もちろんない、普通の人。でも、そこそこ美人。

 露骨に退屈そうにするのも失礼なので、そこそこ話を合わせていたら、次第に盛り上がってきた。
 これって、もしかして恋の予感??
 と、怪しげな妄想がふくらみかけたとき、誰かが後ろからやってきて激しく背中をたたく。
 何事!?
 と振り向いたら、そこにはおっかない顔をした、















ゆめが!!



 そうです。
 夢です、これは。

 でも、びっくりして目覚めた僕の背中では、ゆめがまさにがりがりばしばしと攻撃の真っ最中。
 まだまだ夜明けは遠い午前3時。。。
 いつもなら反対側のママにすり寄るのに、なぜか今日に限って僕の方へ、それも攻撃に来るとは。。。
 僕の夢を読んだのか??
 もしかしてエスパー検定2級持ってるのか、ゆめ?

 それにしてもこれは、夢占いならどう判断するのだろう。。。。

 ちなみに、1番前の”1回で彼女ゲット”までは実話ですけど。。

昨日の日記 04/3/8/(月)
 昨日は日記を書いた。
 書いたが、ちょっとアップするのはためらわれた。内容に問題あり・・・いや、題材と、僕の行動そのものに問題ありな気がしたんだ。

 そこで、今日、学校でちょっと聞いてみた。
 あくまで可能性として、あるシチュエーションにおけるパパの勇気ある(動揺したorあまりに無謀なor大人としてさびしい)行動を、ママの立場になって考えたとき、どう思うか・・・と、女子職員に聞いてみた。
 
 3人聞いたところ、1人は別にいいんじゃないと言った。1人は引くと言った。3人目は激怒ると言った。
 ちなみにうちのママは、事実を知って最初は動揺したが、別に怒らなかった。ただ、よその人は日記を読んだら引くかもねと言った。

 う〜〜ん、困った。3対1じゃあ勝ち目がないな。。。


 と言うことで、やはり昨日の日記は永遠に記憶の彼方に封印することにした。
 もったいないけど。


読んでも良いけど、その後も友達でいてね。
主義という名の鋳型! 04/3/2/(火)
 日常的に、個々の生徒を見ないで、自分の経験則でこういうときはこうすれば良いんだと言い切る教員。結構多い。
 また、本心かどうかはしらんが、職員室で、あのクラスはああでこうでなんだかんだといいきる教員も多い。

 完璧主義な教員ほどこの傾向が強い。
 
 ばかばかしい話だ。
 
 いろいろな個性が混在している中で、個々を無視した大くくりな対応がうまくいくはずがない。現代では特にそうだ。だからこそ少人数編成クラスなんかが今頃大あわてで作られ始めているのだ。過去の、団体主義の流れをくんだ一律な教授法にすがっていては、現代社会に生きる子供たちを教育していけっこない。

 
 完璧主義!
 こういう場合はこうでなければならぬという過去の亡霊!
 そのときの子供の状態を無視して、自分の経験則から導き出した理想に当てはめようとする、強制嗜好!!
 

 いや、その主義自体は悪い訳じゃない。僕だって自分の『制作』においてはかなり完璧主義だし。でも、それを生徒の『成長』にまで求めようとは思わないなあ。(思想的には大いに吹き込んでるけど。3年生ともなるとかなり感化されてる。うっしっし)
 教師と生徒は試行錯誤を繰り返しながら、お互いに成長するのだ。自分の型にはめようとしていては、生徒の変化や可能性に気づけないぞよ。

 
 は〜
 こういう教員が多い学校へは、間違ってもゆめは入学させられないなあ。きっと、障害に対して過剰反応か過小反応のどっちかしてくれないだろうから。。。
 あっ、それ以前にそういう先生には「養護へ行け」って言われるか。

隠れ家 04/3/1/(月)
ゆめ、朝っぱらからビデオを見ている。
ちょうどお母さんと一緒の中では、ひろみちお兄さんの”あーいーうー”が始まった。

とたん、
「パーパー!おーい!!」

と、パパを探しに行く。パパはすでにお出かけした後なのに。。。


探しに向かった先は、トイレ。

こんこん、「おーい!」

・・・
・・・・・・



俺は姿が見えないとき、いつもトイレにこもっているとでも??