10月

けっとがやってきた やーやーやー 08/10/31 (筋)
けっとが入っていたNICUでは、カメラを渡しておけば時折写真を撮ってくれるし、ノートを渡しておけば記録を書いたりNICUのデジカメで撮ったこの一瞬!的な写真も貼り付けてくれる。けっともそれ式で記録してもらった。
これはたまたま担当の看護師さんがそういう作風なのか、それともそういう風に描くことになっているのか、けっとのノートにはただの記録だけでなく、かわいい絵がそこかしこに描き込まれている。デジカメ写真もその時々で色々な切り取り方がしてあり、とってもおもしろい。その書き込み文章も、体重だのの記録の時(これはたぶん担当さん以外の看護師さんの記述だろう)もあれば、けっとが語ってる風(これは担当さんが書いてる時だな)に描いてあったり、担当看護師さんの言葉が書いてあったりする。他の人のノートを見たこと無いから比べようもないが、かなーり凝ってるし気合いの入ったできばえだ。絵もうまい。気持ちが入ってるっつーかさ。ただの賑やかしで描いてあるんじゃなく、そこへ描くべき意図を看護師さんが持って描いてあるって感じ。
つまりそう、愛情感じちゃうってこと♪
少なくともそのノートからは俺たちの子供をしっかりと、親にまけないくらい愛情注いで預かってくれてるって事が伝わってくる。そう思わせてくれるってのは、一流だよなあ。
俺も人の子供を預かる教師だからさ、その点は学ばねばならんなあ。子供ッツっても高校生だし、預かるったって学校だけどね。でも担任がどういうつもりで我が子を見てるかってことは、親にとってかなり大切なポイントであるはずだ。俺だったらその点は、我が子の担任を評価する重要な部分だなあ。
ましてやNICUといったら命を預かってくれる場所だからね、任せる以上は信用したい。その点、けっとはとっても良い看護師さんに看てもらえた。
ありがたや。

で、そのけっと君は、めでたく今日退院しました♪今後ろで21時のミルクが終わってすやすや眠っております。次は23時か23時半の予定。
その後が1時かそのくらい。その次が3時頃…
そうよ。約2時間おきに授乳よ。。。。
ハッキリって、俺は寝入ってしまったら、けっとが泣いたくらいでは起きる自信がないな。俺の前にママやゆめが起きてしまうだろう。でもそれではママの体に良くないし、ゆめは1回起きたら1時間は平気でうるさいからイヤだ。
そこで、和室で寝るみんなから離れて、俺だけけっとと一緒にリビングで就寝。一緒の部屋で寝てママやゆめを起こすよりかはいいし、リビングの方が声が響くから多少は俺も気づきやすかろうし。

この先いつまでなのか、きっと俺は寝不足だ。
絶対寝不足だろう。
たったは寝る前に飲み溜めして、朝までぐっすりだったという。仮に泣いて起きたって母乳なら乳をぺろんと出してくわえさせれば良いんでしょ?楽で良いよな。
俺、乳でないしさ。これから寒くなるのにいちいち起き出してミルクつくんなきゃなんない。
子育てって、大変だなあ。
まだ始まってもいないんだけどさ…

ボディーアート 08/10/30 (黙)
たったの先生からしかられちゃった。
俺はいつも汚れ物用のビニール袋に必ず絵を描く。そこまでは良かった。さらにたったの手足に落書きをするのだが、そのせいでたったが他人の手足に落書きをすることを悪いことととらえなくなるのではないかとおっしゃっていた。引き合いに出されたのはゆめで、家でゆめの手足に落書きしてはいけないからと。
すいません、家ではゆめに落書きすることは禁止してないし、それが特に悪い事とも思ってません。なにしろゆめなんかたったが描きに来たら喜んじゃうし。目や口、鼻や耳などには当然書かないように言いますが、それ以外は特に注意を払ってませんでした。
たぶん先生のおっしゃりたいことは、対象がゆめなのではなく、保育園のお友達なのでしょう。お絵かきの時間とかに、たったがお友達に落書きするようになっては困るからと。それにおそらく、先生の御家庭では、子供同士が体に絵を描き合うことはあってはならない事なのだとも推察される。体に絵を描くこと自体は美術の世界では別段おかしな行為ではないモンだから、いまだにそれをおかしな事と考えられはしませんが、やはり相手がいやがったり、そうすることが目的ではない場合にたっただけがそういう行為をしてはいけない、それはそうだね。
しっかし、先生はきっと我が家をとんでもなく非常識な家だと思ってんじゃないかなあ。ママが調子悪かった頃は、登園が10時を過ぎていることも頻繁にあったらしいし。
ま、ともかく、たったに聞いてみた。
「あったちゃん、たったちゃんはパパによくお膝に絵を描かれるけど、たったちゃんもお友達のお膝に絵を描いても良いの?」
「いーいーよー」

あちゃっ
やっちまったかなー?
ここで良いって答えると言うことは、たった自身は先生からは何も言われてないんだろうな。
すかさず、
「たった-、パパがたったのお膝に絵を描くのは良いんだ。たったも嬉しいでしょ?」
「うん」
「でもねー、たったは保育園のお友達の体に絵を描いちゃダメだよ。」
「なんで-?」
「だって、描かれたお友達がたったと同じように嬉しいかどうかわかんないじゃん。いやがることはしちゃダメだしな」
「うん…」
「それにさ、お友達は喜んだとしても、お友達のパパやママはいやがるかも知れないよ。でしょ?」
「う…んー」

たったはかなり不服そうだったなあ。
何で不服なんだ?やつはいつかやる気だったのだろうか。
いや、それよりも、4歳児相手にこんな理屈っぽい話し方で良かったんだろうか。そっちの方が心配だなあ。

「はい。じゃあ、おうちに帰ったら、また袋に絵を描こう」
「うんっ♪ぼくねー、ユンボ描いて―」
ぼくねーじゃなくて、パパに描いてもらうつもり満々のたっただ。
ま、やたらダメダメいってるわけじゃなし、いいか。

心配事はつきない… 08/10/28 (可)
午前10時、テリー伊藤がおもしろい『スッキリ!』が終わると、俺の午前の仕事も終わる。仕事ッツっても洗濯に掃除、朝食のあとですぐに家をでしまうので流しに突っ込んである片付けものくらい。掃除なんかリビングと寝室だけで、2Fにあるもう一部屋や階段なんかは週に1回くらいしかやってない。他にもホントはけっと君用に押し入れの整頓もやりたいのだが、こちらはママのものもあるので勝手にいじってあれはどこ?って事になっても困るし、そもそもどうやって手を付ければいいか色々入っているので見当もつかない。薪割りも溜まってるしアトリエもまだ工事中、離れだって整頓しなきゃだし、やろうと思えばやるべき事は山ほどあるのだが、何となく手が着かない。

たったの保育園から調査書が来た。来年度も通わせ続けるかどうかと、他に通わせたい子供がいるかの調査だ。希望としてはけっとを12月から預けたかったし、それがダメなら4月から預けられればその後職場に復帰もできた。でも、免疫他の理由でけっとは当分の間預けない方が良いらしい。ならば一般家庭のようにママが面倒見られればいいのだが、実際はどの程度回復するのかわからないから、けっとの面倒が見られる確証がない。学校の方だってもう来年度の方針を示さないといけないのだが、ママがだめだった場合には引き続きママもけっとも俺が面倒見ないといけないから、うっかり復帰しますって言っちゃうと後々困ってしまう。もっとも、ママが回復しなかったら仮にけっとを保育園に預けたところで職場復帰はあり得ないんだが。
ママは、今でさえ何とか自力歩行も排泄も入浴も食事もできるから、ずっと介助していなくても大丈夫なくらいには回復しそうな気もするんだが、そうならないかも知れない。まだ全然わからない。

結局、保育園の調査には、22年4月から預けたいと希望を書いた。同時に、学校へのメール連絡でも、3月からの育児休暇取得をほのめかす内容で出した。これで実質的に復帰の線は消えた。俺の代わりの先生には、引き続き今の教え子が当たるだろう。彼女は他の仕事を探すことなく学校と継続契約を結ぶ。俺が途中で復帰したいといても、それは通らない。彼女の即を中途半端に奪うことになってしまうからな。そんな我が儘言えるほど、俺は自分勝手な人間にはなれない。そもそも、育休の場合は1年間の継続取得だから途中復帰なんてはなっからあり得ないんだけど。

ママはおそらく1年もたたずに四六時中ひっついていなくてもいい程度には回復するだろう。そうするとたぶん、大量の自由時間が発生する。すると、俺はきっと思う。
俺は働かないでいて、良いのだろうか と。
さっきも、洗濯物を干しながらそう思った。働こうと思えば働けるのかも知れない。なにか復帰する方法があるのではないだろうか。でも、生まれたばかりの子供は未熟児、ママは脳腫瘍、いくら回復してきているとはいえ、家に二人だけを残せるか?一般的にはどうなんだろう?介護休暇に続いて育児休暇取得、1年半ものあいだ働き盛りの40歳目前の男が無職でいて良いのか?
俺はワーカホリックだ。自分で認める。なにかしら生産的な仕事(教員がそうなのかどうか知らないが、俺は美術だからそうであるつもり)についていないと、自分自身のアイデンティティーが失われそうな恐怖感がある。お休みだ。わーい!と脳天気になれるほどいい加減ならもっと楽だったのに、残念ながらそうじゃない。
第一、金がない。1年半もの間無職でいられるほど裕福じゃないのだ。
ああ、金の問題はついて回るなあ…
きっと何とかなってしまう、何とかするしかないのだけど、これでいいのか?っていう疑問が頭の中をぐるぐる渦巻く。

果てることなく際限なく、同じような疑問が堂々巡りをしている。もう30分もこんなことをうだうだ書いている。そろそろ病院に行かなきゃ。節約のためにお弁当もって。今日の弁当は、昨日の夕食の残りで作る麻婆豆腐丼と焼きそばだ。午後はけっとのミルクとか色々買い物に行かなきゃ。ゆめの冬服もサイズが小さくなってるから買わなきゃ。
まーた金が出て行く。収入無いのにー。ばあばが亡くなってこちら、金の問題がずっとついて回っているなぁ。。。おお、そういえば退院するなら入院費用払わなきゃだ、それもダブルで。。。。。

心配事はつきない… 08/10/28 (可)
ママの病室から、明日の退院に備えて必要なくなった衣類などを引き上げた。洗濯済みのものばっかりなんだが結構な量だ。家に帰って分類&しまうのが面倒~。旅行のあととかもそうだけど、持ってった荷物をしまい直すのが面倒じゃな~い?汚れ物はまとめて洗濯機に入れちゃえばいいど、それ以外のものを所定の場所に戻すのってなんとなくだるい。俺の場合だと、野宿旅行って着替えは少ないけどキャンプ道具やらなにやら片付けるのが大変なのよ。
で、いくら洗濯済みとはいえ、病院から持ってきたものを家のものと混ぜちゃうのってなんとなくイヤな感じが、するのは俺だけ?

午後は予定通り買い物へゆめの洋服をたっぷり購入。行った先はジャスコなので、専門店街へ行けば高価なものも売ってるけど、どこで買おうがコーディネート次第で良くも悪くも見えるから、あんまり気にしないでジャスコのコーナーでお買い物。軽く羽織る系から靴下まで、各種取りそろえ。自信持って言えるが、ゆめに着せたら絶対にジャスコで一着1980円とかで買ったとはばれないだろう。
選ぶポイントは、一つだけ。座った状態でかわいく見えるかどうかだ。常に車イスだからね。

いよいよ明日はママが帰ってくる。日中の帰還だから、子供らは家に帰ったらママがいるじゃん!ってことになる。二人がママを見てどんな顔するか楽しみだ。

ママ退院決定ー! 08/10/27 (月)
けっと君のお布団を干したり、細々と迎え入れる準備…
小さな産着とかたたんでると、なんか幸せな気分。。

さて、ママの退院が決まった。今週水曜日だ。もはや外科的な治療はすべて終わり、これ以上打つ手がない。今後は腫瘍が大きくならないように祈るしかない。それよりもリハビリを一生懸命やって体を回復させることが先決で、これについては入院しながらやる必要もなく、むしろ家で日常生活を送っている方が刺激になるだろうという判断だ。
なんか前向きなのか後ろ向きなのかわからないが、理由はともかくママが帰ってきてくれるのが一番嬉しい。子供たちもさぞかし喜ぶだろう。

と、寝たはずのゆめがめろめろ泣いている。見に行ってみると、口から血が出ているとゆめ語でいう。
はぁ~ん?
とかがんでみると、なんかふんだ。
あら?
歯だわ。
奥歯が抜けたんだ~。それでこの頃ちょくちょく血を流していたのか~。納得。
大人の階段を上っているねえ、ゆめ~。

でと、リハビリの先生が言うには、まだママは目が良くないので運転×。
筋力が不安なので、けっとのお世話も×。
料理は包丁が危ないのと、記憶力も怪しいから火を付けたまま忘れそうなので、これも×。
掃除は、掃除機は持って歩けないがダスキンなら○
洗濯は、洗濯機のスイッチ入れるくらいなら○って、おい!それは洗濯とはいわん。
とまあ、やっぱ家事はあんまりできないのね。料理以外は俺が常に背後霊のようにくっついてあるき、ああでもないこうでもないと口を 出さない代わりに、手を貸しながらやるのなら、洗濯機のスイッチを押す以上の仕事もしていいそうだ。
けっとのお世話は予定通り俺の役目っと。恐ろしいことに、看護婦さんが言うには、けっと君は授乳2時間おきだそうだ。夜中も2時間おき…
は~って感じね。。。

そのけっとくんだが、こちらも金曜日に退院と決まった。今週中にめでたく一家全員がそろいそうだ。懸案だった保育園入園は正式に不可。もちろん医者はダメとは言わないけど、やはり寒くなる時期に母乳なしで育つけっとは免疫の面で不安であると。こちらも予定通りに2月まではママの介護休暇、3月からは1年間の育児休暇を取り、1歳を過ぎるまでは乳は出ないが父であるこの俺の手で育てる!
不安なのは収入がないことだが、何とかするしかあるまい。なけなしの貯金でも崩すか、さもなきゃいよいよ宝くじだなあ。。って、こういう時には当たらないのが宝くじだし、そもそも買わなきゃあたんないよねぇ。

これまで我が家を応援したり心配したりしてくれた皆さん、本当にありがとうございます。まだまだ介護・育児生活は続きますが、とりあえず一段落つきそうです。

ママ外泊終了ー! 08/10/26 (日)
久しぶりに我が家に帰ってきたママが、病院に戻った。母方のおばちゃんに借りたけっとのお布団を受け取って届けてくれたじいじも加わって、家族総出でママを送った。最初は子供たちをじいじに預けて俺だけで送っていくつもりだったのだが、あまりにも赤ちゃん赤ちゃんとうるさいのがいるので、それならば赤ちゃんも見に行こうかということになったのだ。
でも、赤ちゃん赤ちゃんと一番うるさかったゆめは、病院へ向かう途中から怖がって大泣きだ。

病院では、既に3000gを超え、見た目もしっかりしたけっと君がすやすやと眠っていた。それを抱き起こして、NICU内には入ってこられないゆめと誠大にガラス越しでたっぷりと見せた。ゆめは、目をまん丸にしてけっとをガン見していた。

病棟に戻ると、ママはすぐに病院着に着替え。実に3ヶ月ぶりで日中はずっと起きた状態でいたママはさすがに疲れたようで、すぐにベッドへ横になってしまった。階段の上り下りがあるし、動き回る子供たちも目で追うし、なにより全く横にならないでいたので、病院よりも遙かに刺激になるとママはいっていたが、徐々に慣らさないと体にはきついみたいね。ママが楽にいられるようにと我が家初のソファーも購入したので、それが届く来月5日以降はもう少し体も楽になるかも。


帰宅後、子供らと食事をとっている最中に、何とも言えない郷愁がわき起こった。こんな感覚はものすごく久しぶりのような…最後に味わったのはいつだったか…、そう、言うなれば、離れて暮らす恋人と久しぶりに同じ時間を過ごし、その彼女と別れて家に戻った時のような。そうだ、そんな感じだ。東京で暮らしていた15年ほど前は遠距離恋愛も長かったので、東京駅で彼女と別れたあとは、こんな気持ちを毎回味わっていた気がする。
もっとも、次に会えるのが何ヶ月も先の恋人と違って、ママは来週には退院なんだけどね。それどころか、明日も病院に行くからまた会えるんだけどさ。
R35なんか買わなくても、すっかり恋人気分だぜ。


さて、ママが家にいる間は、俺はいつもと同じ日常だった。つまり、いつもと同じように食事を作り、いつもと同じように掃除をし、いつもと同じように洗濯をし、いつもと同じように片付けものをした。ママはまるっきりお客さんか、まだ絶不調の頃と同じだった。
しかし、これではリハビリにならない。ってか、そもそも今回の外泊自体が家でどの程度できるか、どんな点で不都合があるかを多少なりと感じるためであった。でも、本来ならママが行っているはずの家事をことごとく俺がやってしまったので、どこで不都合を感じるのか全く実感できなかったことだろう。あえてあげるなら、疲れた時に簡単に横になれない点か。それもソファーが来れば解決してしまうけど。
これではいかんと、ママと家事について話し合ったのだが、火を付けたまま忘れてしまうと困るし、包丁を使うのはまだ不安があるので、料理は当面100%俺が担当。それプラス基本けっとの面倒を俺が見て、それ以外をママがぼちぼち行うことにした。
それに先立ち、ママはリハビリの先生からコンなことを言われたという。「退院したからって、今まで通りに家事を全部できるわけじゃない。その点、パパとよく話し合ってください」とかなんとか。
言わんとすることは理解できる。たぶん、リハビリの先生は、俺が家事をほとんどできずにいて、ママが早く退院してくれるのを首を長くして待っている、男親とやんちゃ盛りの子供二人の家の中はきっとものすごいことになっているに違いない、と思っているのだろうなあ。残念ながらそのようなことは全く無い。いや、退院を待ち焦がれているのは事実だが、それ以外は全くハズレだ。むしろ、俺が家事をすべてやってしまってママに何もやらせないから、家の中でのリハビリが成立しない方を危惧しなければならない。
ママにはリハビリの先生とよく話をし、そこら辺の誤解をしっかり解いてもらわねばならんな。
世の男親が、み~んな家事ができないということではないのだ!

ママ外泊許可ー! 08/10/25 (度)
ママが一時的に帰ってきた。
外泊ってやつー。
今日主治医との退院予定の話の中で、試しに帰ってみましょうということになった。ちなみに、退院は今月末となった。ちなみにちなみに、けっと君もたぶん来週中に退院なので、予想外に同時退院となりそうだ。この主治医との話は本当は金曜日にするはずだった。けっと君の方も同じく金曜日に小児科医と退院についての話が予定されていた。それらはすべてたったの風邪っぴきで病院に行けなかったので流れてしまったのだが、予定通りに行っていれば、ママは金曜日の午後から外泊許可が出ていたと思われる。
…たっため~。。。

午後にママが家に帰って来ると、ゆめもたったも大喜び。ゆめはクールに『あらママ、帰ってきたのね。お帰り』って感じで、笑顔を見せてはいてもはしゃいだりはしなかった。そばにいるだけで良いって感じ。その後も特になれなれしいことは一切しないで、ママが帰宅した瞬間からこれが本来の我が家の姿でしょってな態度だ。一方でたったは、そんな声がどこから出てきた!?っていうような猫なで声で
「まぁ~まぁ~」
と玄関に立つママに抱きつきに走っていった。
その後もママを独占したくて、余計なことを嶋栗だ。 しまくりだ。全身で喜びをアピール。この点、同じB型でもゆめとは全然違う。いや、ゆめだって歩けるならたったとおなじにしたろうな、やっぱ。
いつも通りの時間にご飯、その後お風呂。でもなんだかはしゃいじゃって無理もないが、今日は寝ないかなあってちょっと恐怖感。

と思っていたが、既に身についてしまった習慣からは脱却できなかったか、はたまたはしゃぎ疲れたか、たったが一番先に撃沈。ママがお風呂に入っている間に、出てくるのをうっきうきで待ち焦がれながら寝てしまった。それでも誰がどこへ寝るかお布団の配置は仕切ってから寝たのがたったらしいといえばたったらしい。ちなみにたったが示した今夜の配置は、はじからゆめ・パパ・たった・ママの順。たったの位置は、パパとママに挟まれる一番良い特等席だった。
うるさいたったに比べ、ゆめは実におしとやかだ。
「たったがごちゃごちゃ言ってるから、ゆめちゃんは、ここね」
「あ~い」
と、いつも通りに実に行儀の良いお返事。



ふふふ
何にも知らずに寝ておるわ、たっため。そんなお前ごときが采配した配置がきちんと守られると思っておるのか?お前とゆめは布団のはじじゃ。ママとパパは今夜はくっついて寝るのだからな。お前とママは順番入れ替え、間に入っては邪魔だっつーの。
でもたぶんたったは、夜中か明け方になって自分がはじに寄せられていることに気づき、俺とママの間に割って入ること必定!
だってたっただもんなあ。ママが入院中の今までも、ゆめ・俺・たったの順で”小”の字に寝ていると、俺とゆめの間にたびたびいつの間にか入ってきてたし。

ちなみに、今夜の一番良い特等席は、実は俺の場所なんだな。だってかわいこちゃんに挟まれてるんだもんなあ。
たった、まだまだ読みが浅いわ!!!

大人1人は大変ですよ 08/10/24 (筋)
たった君、またまた風邪?せきがひどい。熱はないが、せきが激しい。このまま保育園に行かせるのも迷惑だろうから、今日はお休みで病院へ。いつものように主治医の自宅病院へ。
マイコプラズマなのかなあ、前回とは違う抗生物質をもらった。それがどうやらやたらとまずいらしい。薬そのものはまずくはないのだが、それを何で飲むのかがかなり難しい。舌ベロ出してヒーヒー言ってる。
ジュース:あとで激酸っぱくなる。
麦茶:やっぱりくそすっぱい。
水:これが一番ましかも。
麦茶か水で飲んだあとごはん:これですっぱみが取れたようだ。
ということは、薬は次回からは、食中に飲ませることにしよう。
まったく、よく風邪引くやっちゃ、せいたは。おかげでまたママのところへ行けなかったわい。
そのたったは風邪を引いているにもかかわらず、きちんとお風呂に入りたがる。入ったついでに風邪引きなのに髪の毛を俺に刈られた。伸びすぎて女の子みたいだからさ。でもやっぱり言われた。
「あんまり切らないでね。ママみたいになっちゃう」
思い出しても笑えてくる。そんなにママの丸刈りがイヤかって感じだ。女性の丸刈り姿がよっぽどショックだったんだろうな。ああそうか、髪の毛のせいであんまりママのところへ行きたがらないのかもしれんなあ。丸刈り姿は見たくないか。
それにしても、絶対トラウマになってるだろう。将来、運動部に入るかどうかを髪の毛の様子で決めるかもしれんぞ。すると、まずもって野球部はないだろうな。水泳もダメだな。空手はどうかなあ。


昨日東京へ行くに当たっては俺の出立が早い時間で子供たちを学校・保育園それぞれに送っていけないので、二人とも家で義母に面倒見ててもらった。たったの方は何日も前から休む旨伝えてあったのだが、ゆめの方は俺が学校へ行くのが朝だけ(帰りはいつもヘルパーさん)なので、伝えそこなった。何しろ朝は忙しい。それでなくても伝達事項は多い。ついつい忘れてしまったのだ。
そんなわけで、うちの不良娘は本人に全く落ち度がないのに無断欠席と相成った。これで教室からの脱走、教師に対する暴言(ば~か!発言)、教室でのつば吐き(ぶっ~ ってね)行為に加え、また一つ不良度アップだわ。
親が所用で送っていけないから学校休むって、よく考えたらすごいことだよなあ。でもま、単に送っていくだけじゃなく身支度からしてヤリ慣れてる親しかできないんだから、しょうがないんだけど。
身支度と言えば、たったはご飯を出せば自分で食べるし、歯磨きも用意すれば自分で、着替えも自分でおおかたできるので非常に楽だが、ゆめはホントに大変だ。ご飯は食べられるが、歯磨き、着替え全部やってやらねばならない。
俺5時45分起床。朝ご飯の支度をしてる間に子供ら6時起床、子供らが寝起きでうだうだしてる間に食事の用意をしてすぐご飯、食べ終わったら歯磨きして着替え、ご飯の内容にもよるが、これでだいたい50分かかる。たったは行動が早いので、この時点で登園準備はすべて完了してしまって遊んでることが多い。そのあとゆめの髪の毛のセットに30分。7時45分の出発まで残り25分。残りの時間で子供らの持ち物そろえて連絡ノート書いて俺自身の身支度整えてぎりぎりだ。雨の日は道が混むので少し早めに出たいし、たったがぐずって支度が遅れるとすべてのスケジュールが狂う。持ち物をそろえるのは前の晩にやればいいのだが、20時~21時の間に寝かせて後に食器を洗い終わる頃にはどっと疲れてしまって何にもしたくなくなる。翌日できることはついつい持ち越しにしてしまうのだなあ。それになるべく物音立てないようにしてないと、いつ怪獣が目を覚ましてしまうかもわからんし。
夕べは最悪だった。
子供らを7時に寝かせ、たっぷりある時間を無駄に過ごして俺が就寝したのが午前0時。俺が就寝した約1時間後になぜかゆめが起きてしまい、暑いだの布団が重いだのギャーギャー騒ぎやがってその後2時間も寝ない!早くに寝かせたはいいが、早すぎたようだ。時々こういう事がある。早く寝かせるのは自分の時間がもてて良いのだが、結構リスクが高い。
今日はかなり寝不足でした。たったが家にいるのを良いことに、午後はかなりの時間一緒にお昼寝をしてしまった。
今日は21時頃に寝かせたから、このまま朝まで寝てくれるだろう。でもこれでけっとが来るとまた寝ないよなあ。赤ちゃん構いたがりだからなあ、二人とも…

傘必要なかった日の旅(降水率70%だったのに~) 08/10/23 (黙)
ちょこっと東京へ行ってきた。ホントは子供ら連れて車で行きたかったのだが、東名は集中工事で使えないので、一人で新幹線だ。子供らは義母に託した。1人で新幹線に乗るのって、出張で県庁とかへ行く時くらいで、それも滅多にないことだから、まず1人では乗らない。旅行に行く時は家族4人だし、それも100%車なので、新幹線を使うこと自体が少ない。前回の新幹線使用は、けっと君の出生前診断の結果を聞きにみんなで東京女子医大へ行った時だ。あの時はなぜか新幹線で行ったんだよな。
だいたいが、JRは車イスでの乗車についてサービスが良いようで良くないと思うのは俺だけ?車イス乗車の際に指定席にしてくれるボックスだって本来は授乳室にもなる部屋。毎度そとで若いお母さん乳児抱えてが待ってたりして体裁悪い。利用10日前にはその旨連絡っていうあたりもあやしい。必要ないていってるのに必ず駅員の介助付きだし。
まあそれはいい。それよかJRとは関係ないけど、地下鉄のひどさにあらためて恐れ入った。ゆめを連れてこなくて良かったなあと実感した。地下鉄は、階段しかないんだもんなあ。中にはエレベーター設置済みの路線もあるが、そんなの一握りよね。そういえば前回も、新幹線以外はタクシー使ったっけなあ。
いや、JRだって実家の最寄り駅にはエレベーターもエスカレーターもない。ローカル駅はまだまだそんなモンだ。そういう駅でホームを渡るのは一苦労で、ゆめを片手に抱っこして、もう片手に車イスを持ち、いっぺんに連絡橋を渡る。薪割りや大工仕事のおかげか、はたまた日々ゆめを抱っこしていることで鍛えられてか、実際ゆめと車イスの両方を抱えて移動することも日常でよくあるし、まだそれくらいはできるからいいやと連絡なしでゆめなんか連れて行った日には、逆に叱られる。
何も怒らなくたっていいじゃんって感じだけど、それはそれで駅員の指示に従うことには、乗客の安全を図る意図があるのだろう。でも一言言わせてもらえれば、個々のニーズに合わせて欲しい。ゆめを乗せたままの車イスを3人がかりで抱えて不安定な状態で連絡橋を渡る必要は必ずしもない。親の俺のいうとおりに、ゆめを抱っこした俺の後ろから一人で車イスを持ってきてくれた方が遙かに安全だし、それなら人出も少なくて済むし、時間も短縮できる。そもそも楽ちんでしょう。いきなりこられると人手が足りなくなるなんてそっちの理屈で怒るくらいなら、もうちょっと融通を利かせて欲しいなあ。

って、何年も前のことを引き合いに出して妄想しても仕方がないな。実家の最寄り駅は特に駅員の態度が悪いって評判だから、それで俺も怒られただけかもしれんし。
とにかく、イヤでイヤで仕方がなかった一人で新幹線に乗って遠出することも、車イスで旅する不便さを目の当たりにしてちょっと意識変化。電車で行く時は一人の方がフットワークが軽くて良いかな。でも、どこかに行く際は、特にそれが遠くであれば、やっぱみんなで行きたいなあ、例えそれがただの通院であってもさあ。

さて、ちょこっと行ってきたのはセカンドオピニオン。ママのね。主治医もかなりの腕前らしいけど、臨床経験の多さでは上であろうと思われる専門病院のドクターにいっぺん話を聞くのは悪いことではない。義母のたっての頼みでもあるし。
結果、主治医の指示通りでよし。主治医の言ってたとおり、特に他の治療方法もない。腫瘍が大きくなったら取る。これしかない。きわめてまれな症例(この部位にこのタイプの腫瘍ができること)で、今日のドクターでさえもあんまり見たことないらしい。自分でも、主治医と同じ治療を行うそうだ。
なんか、安心したような落胆したような。。。。
まあいい。これもなんかの試練だ。”なんか”が”なんなのか”は知ってるけど、あえて書かない。どうせ書いたところで信じる人は信じるだろうが、信じない人には絶対に信じてはもらえない。世の中には大○教授ほどではなくても、見える・触れる・科学的に実証・再現できるものしか信じない人がまだまだ多いからな。そういう人には『ま~たゆめパパが世迷い言を言ってるよ』とかって思われるのが落ちだし、どう思われてもかんけーないけど、今回のことについては思われてるかも知れないって思うのも少ししゃくだ。
いや、ここまで書けば十分にそう思われるか。
とにかく、これを乗り越えるのが俺とママの”業”なのだ。世間的に見たらかなり不幸な部類に入る現状も、それをすんなりと受け入れられるだけの予備知識も既に持たされていて、ゆめやたったの障害も含めてこの状況を乗り越えるために、今までの俺39年間ママ37年間の人生があったんだなあと思うよ。
なんだかんだ言っても何とかするしかないんだし、どうせしなきゃなんないことなら、前向きに取り組む方がいいに決まってる。



この頃さすがに寂しいのか、あの病院嫌いのゆめが毎日のようにママに会いたがる。今日も帰宅後にたまたま来ていたじいじに結果を話しているのを聞きながら、ゆめは
「ママ~…」
と泣き始めた。
もっとも、その時見ていた昨日の番組録画『ベストハウス123』の綱渡りを見ながら
「ごわいー」
とか言っちゃて変わり身も早いので、どこまでホントに寂しいのか見当も着かんが。


逆鱗 08/10/22 (吸い)
目の前に並べられた食べ物の数々、例えばバイキングなどでは、俺は食べる量しかとらない。やたらたくさんとって余らせるのがいやなのだ。そんなことをしては、お百姓さんに申し訳ない。食べもしないのに確保するという行為は、俺の逆鱗の一つ。
また、お店で買い物中にむき出しの調理品を素手で触ったり、自分のものになっていないものを勝手に触ったり、明らかに他人のものを断りなく勝手に手に取るがごとくは、卑しさ満点で大嫌いな行為だ。これも俺の逆鱗の一つ。
我が家では、この逆鱗に平気で触ってくるお馬鹿な大馬鹿ものが何人かいる。


その1人は、言わずと知れたたっただ。
たったは非常に良く俺の逆鱗に触れる。まるで狙い澄ましたかのように俺ですら知らなかった逆鱗に触れてくる。おかげで、俺は自分が一体どういう事柄に対して嫌悪感を持っているのか、知らしめされている。
たったは、食べたいものがあると、
「これ食べたい」
とか言いながら、すぐに指先で刺す、というか触れる。それが店の売り物であれ食卓の自分以外の人の分であれだ。
なんて言うのかな、それが素手であれお箸の先であれ、触った以上は必ず食べなければならないと俺は考えている。だって、逆に人が触ったモンなんか食べたくないでしょ(だからといって、例えば飲み会の席上で口を付けた箸で大皿の食べ物をとりわけ合うことなどまったく気にもしない、念のため)。しかしそれが間違いなく自分のものにはならないものだったとしたらどうか。それは触っただけでいけない行為だ。だって自分のものじゃなければ触っても食べられないんだから。店先でなら、触っちゃった以上は要らなくても購入しなくてはならない。
冗談じゃないんだよね。この手で今まで食べたくもない食材を、一体いくら買わされたことか。しかも誠大は帰宅後には興味をそがれているというより俺に怒られてすねくれて、ガンとして食べようとしなくなるモンだから、結局食べたくもないものを食べさせられる羽目になる。

これは躾だと思うのだけど、人の食べものは、それが何であれどういう状態で置かれているにせよ、絶対に触るなとたったには常々言い続けていて、もし触れば俺がどやしつけている。欲しければ、触らないでまず聞けと。


兆し 08/10/22 (吸い)
アパートってやつは、1階や最上階や一番はじの部屋に住んでいない限り上下左右に部屋があり、たいていその内のどこからか人の気配や足音なんかが聞こえてくる。俺も長くアパート暮らしだったので、こういう感覚には慣れっこだ。どこかで、特に上の方からどんトンとか物音がすれば、それはたいてい上の階のやつの出した音であった。別段珍し事ではなく、生活の中に普通に存在する音の一つだ。
ただし、それは上にまだ階がある場合と、アパートに住んでいる場合に限られる。アパートでも最上階に住んでいたり、持ち家の場合で今現在1人しかいなければ、そんな音が上からふってくるわけがない。
当たり前だそんなことは。当たり前だろ?

ときどきそういう音がして、ああ、上のやつがなんかやってるなって思うのだけど、思った0.24秒後に、俺は今自分の家に住んでるんだよなぁ、今1人なんだよなあ って気がついたりするってのは、どうだい?
家鳴りじゃあないんだよな。天然木住宅特有の木のバキッと鳴ったりするのとか、柱がきしむのではない。とととっと走る音だ。ネズミなんかよりも遙かに大きく、大人ほどの大きさではない。『と』のする面積や『と』と『と』の間隔は、感覚的にはちょうど子供くらいの大きさ、重量の音。別に怖い感じはしない。まーた走り回ってやがるって思う程度の感じ。まあ、それはそれで、いるはずのないものが走り回っている音がするのはあってはならない話ではあるのだが。
おっかしいなあ、もう我が家を覗きに来ないようにお願いしてもらってあるはずなんだけどなあ。悪意はなくても、来られるだけで見えちゃうゆめ(と俺)が怖がるので困るんですけど。

お昼少し前に病室に行くと、ママがいない。隣の方が言うにはリハビリに行ったと。
そうか~、リハビリ室でできるほど回復したんだなあ。なんか嬉しくなったので、食器を洗ったりお風呂の準備で着替えを用意したりしたあと、ご飯の前にけっとを見に行ってみようと病室を出た。
長い廊下の向こうから、なんか見慣れたような見慣れないような人が理学療法士と一緒に歩いてくる。近づいてみると、ママだった。5分刈りにニット帽をかぶり、運動できる服装に着替えているママはまるで10代の小僧のようで、ああそれで見慣れたような見慣れないような印象だったのだな。しかも歩いてるし。介助や歩行器なしで自力歩行のママを見るのは、実に2ヶ月ぶりだ。
昼食後、午後のリハビリにはまだ1時間半もあったので、一緒にけっとを見に行った。今度は車イスだ。あんまり負荷をかけすぎてはいかんし、疲れさせて午後のリハビリができないんでは困るし。
NICUに行くと、担当看護師さんがいた。体重は既に2800g、ミルクも70cc飲んでいる。受け入れ体制が整っているならいつでも退院できるらしく、予定を聞かれた。一応義母が来てくれることになってはいるが、月末月初めは商売屋は忙しいらしい。彼女に予定を聞かねばならないが、早くて来週だろう。いよいよけっとが退院かあ。
で、こいつはまた俺が抱いたとたんにうんちしやがった。何で毎回こうなのか?!
処理後にミルクもくれてみた。なんか貧血気味らしく、薬も飲ませるとのことで、その方法も教わった。ミルク後にげっぷをさせるのだが、小さいからだと不安定な頭を大事に抱えて肩にそっと抱き寄せたその感覚も、なんかすっごくなつかしかった。

午後のリハビリも作業療法室で行った。寝たっきりで弱っている筋力アップと固まり気味の筋をほぐす運動が中心のようだ。希望を聞かれて、座敷の生活なので、床へ座ったりそこから立ち上がれないと困ると話した。座敷で実際にやってみたが、立ち上がると高低差で立ちくらみがするが、どちらもオッケー。ついでにカッターやハサミも使ってみたが、一般人のレベルでなら上手に使えていた。美術屋のレベルで言ったら30点だけど。洗濯は既にオッケー、近々包丁も使ってみるとかで、日常生活が何とかこなせるようになれば、退院も近いだろう。今のところ退院レベルが100点なら、ママの自己採点は70点。作業療法士の採点もそれに近いとのこと。なんだか目の前が少しずつ明るくなってきた気がする。

問題は目だなあ。こっちの方は相変わらずだ。ものが二重に見えるんじゃあ、カッターは使えても運転は無理だろう。次の免許更新で免許証を取り上げられちゃうかもなあ。そしたらゆめの介護に関わる様々な事柄はほとんどが俺の肩に掛かってくる。
買い物にも出られないじゃんか。
職場復帰も遠ざかる。
介護休暇のあとで育休。俺の休みも残りの期間は1年と4ヶ月。ヤマトの地球ーイスカンダル往復よりは余裕がある。何とかその間に目を改善しなくてはね。

いやまてよ、免許の更新は来年の9月だ。ということは…
げっ
1年ないぞ!!
ヤマトなら、既に太陽系を離脱している時期じゃないか?!
こりゃいかん!急がねばー!
何とか地球滅亡までに、視力を取り戻すのだ、ママ!

煙突掃除と餃子の日に、親ばかを確認! 08/10/21 (哥)
今日はストーブの煙突掃除♪
本来なら春先に終えているはずの掃除だが、ごたごたしていて頼み忘れていた。8月に頼んだらなかなか忙しいらしく、朝だけはすっかりシーズンに入ってしまった感のあるこんな日に掃除だ。時間も昼過ぎで、俺の今の生活スタイルでは昼過ぎというのは非常に中途半端、今日は病院には行けなかった。

手際よく掃除し終えたところでストーブの状態を聞いてみると、前回の掃除の時に割れていたストーブ内上部の箇所以外は問題なしとのことだった。
「は?え”?割れてる!?」
「交換してないんですよね?」
「いいえ、交換してあります」
そうです、新品に交換済みなのです。昨シーズンはものすごく注意して温度管理していたし、時々見ては割れてないことを確認していたつもりだったのに、一体いつ割れた!?聞けば、最近掃除した他の家庭でも、うちと同じ箇所と他にも裏側が割れていたストーブがあったとか。うちのだけじゃなかった。もはやこれは、初期不良か設計ミスではなかろうか。○○(うちののストーブのメーカー)はサービス悪くて、使い方が悪いせいだの一点張りで、仕方がないから実費で交換したと言っていたが、うちの場合は今回はどうだろう。さすがに2シーズン続けては交換してくれないだろうなあ。ってか、前回だって工務店が相当圧力かけてくれたらしいから交換してくれたけど、それも2回続けて割れましたでは、使い方のせいで突っぱねられる可能性非常に大。
困ったなあ。

ストーブやさんの帰ったあとは、夕食の準備。既に午後3時で、誠大のお迎えまで1時間弱しかない。ちなみに今日のメニューは餃子。午前中に具材は刻んで混ぜてあり、冷蔵庫で寝ている。あとは包むだけ。
20個超包んだところで時間切れ。お迎えに行った。帰宅後、ゆめが帰ってきてからゆめたったの2人にも包むのを手伝わせて、餃子作り再開。残りは20個弱。
張り切ってる割に所詮4歳のたったには、餃子を包むなんて高等技術はまだまだ高等すぎて難しかったようだ。それでもきんちゃくみたいな感じでくるんで何とか形はできた。ゆめも同じようなものを手を貸して作らせた。
おまけで、5個だけチーズ入りを作った。
「食べてみて、チーズが入ってたらあたりだよ―」

残りの20個を作るのにすっげー時間かかった。
でも、2人とも大盛り上がりで楽しそうだったから、いいか。

肝心の味の方は、残念ながらいまいち。ニンニク少なめニラ多め、キャベツは少ないが白菜大量、ショウガと椎茸が入っていてなかなか良い感じなんだけど、味付けするの忘れた。かわりに、たれで工夫した。ちょこっと豆板醤とおろし生姜いり。これで何とか俺は食べられるレベル。ゆめとたったは何にも付けなくてもそのままばくばく食べてたけど。素材の味がわかる連中らしい。もっとも、たったは俺がたれを付けてるとうらやましくなったのか、いつもの通りに付けて食べ始めて
「うん、こっちのほうがおいしい!」
とか生意気なこと言ってたけど。
あたりのチーズ入りは、俺が1個、ゆめが1個、たったが2個食べた。1個は皮が破れてしまって流れ出ていた。味は結構おいしかった。うん、なかなかいけたよ、チーズ入り。
でも、
「またあったよー!!」

6個目?

まさかぁ。


ああ、それにしても食い過ぎた。なんか胸焼けする…


ところで、今日の子供ら、特にたったを見ていると、ママがいないことについて何にも気にしてない感じがする。ゆめは時折思い出したかのように
「ママわ~?」(ママはまだ帰ってこないの~? って感じかな)
と言ってるので、ママ不在を気にしているようだ。でも、たったったら、こっちからふれば別だけど、そうでもしないければママのマの字も出てこない。たったは、ママがいなくても全然不都合感じてないんだろうな。きっと俺がいなくても不都合感じないんだろう。
たったなりに我慢してるに違いないって思ってたけど、多少はそれもあるだろうけど、むしろ今の環境をあるがままに受け入れて快適に過ごしているくさい。一応ママがどこにいるのかはわかってるし、どういう状況かもたっぷり見てきてるから理解できているのだろう。その上で、今を満喫しているのだ、きっと。
やっぱ、B型 なんだな、やつは。俺が言うのも何だけどさ。
でも、俺もその毛が生えてる じゃなくてその気があるから、あんまり人のことは言えないな。
やだな~、B型って。
今だって、頭の中を占めてるのは、明日はゆめさん校外学習だから、きばらねばならんが、何を着せていこうか、髪はどんな形にしようかって事だもんなぁ。。

髪型といえば、先日の友愛の美人くらげさんとの会話の中で、
「ゆめさんの頭はお父さんがやってるんですか~?」
「そうです」
「すごいですね~。服とのコーディネイトもばっちり」
「ゆめはかわいいから。こういうところで手を抜くわけにはいかないです」
なんて迷いもなく言っちゃってる俺。
くらげさんは、
「そういわれちゃ~~~~」
って、ちっとも困ってない顔しながら困ってたもんなあ

これが、親ばかだ。
親ばかバンザイ!

突然教育論 ってか、ガス抜き 08/10/20 (月)
ゆめは学校が大好きだ。たったは保育園が大好きだ。
俺は過去を振り返って、学校が好きだった記憶はない。では嫌いだったかと問われれば、逆はまた真ではないのである。嫌いだった記憶もない。学校行きたくねーなーという気持ちを持ったことは、あっただろうけど忘れた。少なくとも、行きたくないという気持ちを持っていたという記憶もない(どっちかといえば、先生やってる今の方が行きたくない時が多いなあ)。強いて言えば、学校とは好きとか嫌いとかいう理屈外の場所だった。
記憶ある限りでいえば、
小・中学校:単純に行くのが当たり前だった場所
高校:必要な知識・技術を得る場所。俺の場合は目的は美大入学
大学・大学院:ひたすら楽しく学びたいことを学んでいた場所
となる。特に大学院はめちゃくちゃ楽しかった。今までの努力はこの楽しい日々のためにあったと言っても過言ではなかった。しかも今の自分の助けになることばっかり学べたし(というより、この時期に学んだことだけが、教員になってその仕事に役立っている)。
おそらくだけど、小中時代は、行きたくないなんて言った日にはお袋にこっぴどく叱られただろう。絶対に叱られたと思う。何しろ、弟なんかお腹が痛いからと学校休ませてもらったら、その日1日飯抜きだったらしいからなぁ。
ま、俺のことはどうでも良い。
たったが、
「ゆめちゃんは学校が好きだねえ。なんでかねえ」
とか時々言ってる。特に深い意味はないんだろう。俺やママがそう口にしているのを聞いていて、真似してるだけと思われる。そもそも、学校って場所がどういうところなのか、やつは知らないんだし。
「たったは保育園嫌いなのか?」
「ぼくほいくえんすきー」
「ゆめも誠大と同じだよ」
「じゃあ、ゆめちゃんも毎日お砂遊びとかしてるの?」
「お前は毎日お砂遊びしてるのか?」
「うん!」
「そうかー。ゆめは遊んでばっかじゃないぞ。勉強もしてるんだぞ」
「べんきょうって、なにー?」
「あいうえおを習ったり、数を数えたりだ」
「ぼくも数えるよ。いーち、にーい、さーん…」このあと20以上数えていた。
子供って、単純でかわいい。

まだ先生やってた頃、ってか、今もやめてはいないんだけど、とにかく教壇に立っていた頃は、俺、高校教師なのに生徒から「何で学校に通わねばならないか」というきわめておかしな質問をよくされた。こういうことを言う生徒は、9割方勉強が嫌いなのだ。
「ならば、なぜお前はここにいる?高校は義務教育じゃないんだから、来るも来ないも自由だったはず。自分で高校入学を決めておきながら今更それを聞くのは逆になぜだ?」
「高校が勉強する場所なのは明白だろ。だって学校なんだから。学校は勉強する場所に決まってら。勉強嫌いで、何で高校に入った?」
論点をすり替えて俺が答えやすいように誘導しているのだが、気がつく生徒はまずいない。
答えは毎回以下の三つだ。全部言う生徒もいれば、この内のいくつかの生徒もいる。
「もっと楽しいかと思った」
「勉強は嫌いだけど、もっと他に楽しいことあるかと思って」
「親も、せめて高校くらいは行けって言うし」
間違ってはいない。そういう理由できても構わない。
ただし、それならば文句言わないことだ。
こういう答えに対して、俺はなんて答えていたか、すっかり忘れているぞこの頃学校関係の事柄がすっかり頭から抜け落ちている。困ったモンだ。。
ま、学校に通う理由そのものだって答えられない分けじゃない。簡単に言えば、できないことをできるようにするために勉強しているのであり、そのために学校がある。あとは、集団での生活方法、他人との付き合い方を学ぶとか。実際、学校がイヤになる生徒の7割が、勉強うんうんではなく友人関係のトラブルなのだ。
*文中の割数は、俺の経験上の数字です。あしからず。

わかるよわかるよ。例えば自動車教習所は楽しい。なぜならば、運転できるようになりたいという目的に従って、運転できるための技術と法律しか学ばない場所だから。生徒のニーズが学校の内容と一致している。得たいものがあって得られる場所で、しかもみんな同じ方向むいている同士ばっかりだから楽しいんだよな。だから教官の悪辣な言葉にも耐えられるのだ。翻って一般的に学校が楽しくないのは、楽しくないという生徒にとって何を得たいのか漠然としていて目的意識がもてない(高校においてはそれはおかしな話なんだけどね。だって目的あって入学すべき場所じゃん、義務教育じゃないんだからさあ)からなんだろう。もちろん、勉強そのものが難しくて理解できないってのもあるんだろうけど。でもそれは論外だし。だって勉強が難しいのは当たり前じゃん、だから『高等』な教育なんだからさー。もっとも、授業そのものは、楽しく学べるような工夫を教師はしなくてはならないのだが って、それは次の項目だ。

でもね、勉強は楽しいよ。だって難しい字が読めるようになるし、人に適切に気持ちを伝えるすべも覚える。数学ができると、様々な計算ができる。買い物で、無駄なじゃらせんが財布に溜まらずに済む。いろんな教科、美術ですらきちんと学べば、大工にならなくたって自分で家だって建てられる。俺を見習えっての。学んだことをきちんと応用できるなら、すべて無駄にはならない。難しくたって、嫌々だって、やり続けることで根性も身につくし、そのイヤな勉強を如何に楽しく行うかに知恵を絞れば、その延長線上には如何に楽しく生きるかという答えが待っている かも知れない。俺の場合はその答えがあったけどなぁ。

そもそも、学校が楽しい場所だなんて思い込むのが幻想だろ。授業が楽しくなって生徒がやる気を出すような工夫を教師はしなくてはならないが、学校そのものが最初から楽しい場所だなんて思い込んでいくから、きつい集団生活や統率の取れた行動、思いの外難しい勉強その他で躓くのじゃなかろうか。俺もいやだったなあ、集団行動。中学校で『連帯責任』って初めて言われた時は、軍隊かよここはって思った。それがない大学からが楽しかったんだな。
楽しいかどうか、難しいかどうかは個人差があるんだから、一概にどっちとも言えない。行ってみて、楽しければ楽しいし、苦しければ苦しいのだ。楽しいこともあればイヤなこともある。当たり前だそんなことは。一から十まで思い通りで苦しいことが何一つないなんて理想だが、そんな場所がこの世にあるなら、そりゃー天国だ。すべての人間にそんな場所が与えられるほど、地球は広くないわなあ。そういう場所に行きたかったら、行けるように自分で努力せねばよ。何の取り柄もない、腕に覚えもない、何の努力もしてこない人間に、いったいどんな幸せが勝手に舞い込むのだろうか。
ただ、苦しかろうがつまんなかろうが、同じ行くなら楽しい方がいい。ではと、どうやったら楽しくなるか。

そんなことは誰にもわからん。それだって個人差がある。俺が楽しいと感じていることが、すべての人が楽しいはずがない。俺はテストが大好きだ。今度こそあいつに勝ちたいとか、これだけ勉強したんだから何点くらいは行くだろうとか、そんな自分との競争がこの上なく楽しかったのだけど、みんながそうじゃないよなあ。
どうやったらイヤなあれこれが楽しくなるか、まずは自分なりに工夫してみる事よ。

学校は安全な場所であらねばならないが、必ずしも最初から誰にでも楽しいという場所ではない。ただし、教師は授業が生徒にとって苦しいだけの存在でなく楽しいものとなるように教えねばならない。
それを受けて生徒は、自ら学校生活の楽しさを見つけるとよい。または楽しく過ごすすべを見つけるとよい。
それが学校ってもんだー!




と俺は思う。。。。。
おっそろしくて、こんな考えは教頭先生とかにはとても言えないけど。

なんてことを子供に教えたら、きっと怒る人がいるな。
少なくとも、『行きたくない学校に行かない選択肢が、ない分けじゃない!』と言われるだろう。特殊な事情の場合は、『子供の身の安全を守れないなら、そんな場所に行く必要はない』とも言われるかも。それはそれでその人の矜持なので、別にどうこういう気はない。少なくとも俺は高校教師なので、自分の置かれた立場で言えば、高校に行かない選択肢は、入学後であっても確かにあるし。
イヤな場所で楽しく過ごす努力をまずすること、とことんやってそれでダメなら逃げても良いさ。
ただし、それでホントにやめますって言ってくると、俺の場合はもう一個宿題を出す。
「ふ~ん、いったん自分で決めたモンを途中で投げ出すのか。お前の人生それで良いの?一度逃げれば二度三度と逃げるようになるよ」
男子生徒の場合はもっと言葉が汚い
「おめえ、男がいったんこうと決めたことを、途中で投げ出す気かよ、それでも金玉ついてんのかよ」
本気の生徒はここで何を言おうが関係なくやめていく。ここでためらう生徒には、まだ希望がある。そういう生徒にはさらにだめ押しの殺し文句もしくは継続指導をして、学校を続ける決意と勇気と希望を引き出させる。この手で今まで俺の受け持ちの中から退学していった生徒は、10年の教師生活でわずか3名。1名は教師2年目でまだ理屈もへったくれも持ってない時と、2名はここ2年間だ。しかも、近年の2名はそんな理屈とは埒外の理由でやめていった。これはもう引き留めることは誰にも不可能だったと先輩教員のお墨付きつきだ。余談だが、近年やめた生徒は家庭にものすんごい問題があった。というよりも、家庭の教育力がほとんどなかった。子供に家庭の教育力が如何に大きく影響するかということを、この2名はイヤというほど俺に知らしめてくれた。


は~、なんか長かった。
本題
もしたったに
「学校って楽しいの?」
って聞かれたら、俺はこう答えるだろう。
「行って見りゃわかる」

何事も自分で体験しなくちゃね。
行ってみて楽しくないって思っても、義務教育の間は、行かないことはきっと俺は許さない。そういう時は頑張って楽しさ見つけろってところだ。頑張ってもみつかんなかったら、そんときゃあらためて俺に相談しろだな。


…こんな親に育てられて、たったはまっすぐ育つでしょうか?

おかしな家族 08/10/20 (月)
たったの髪の毛が伸びてきた。そろそろ切りたいのだが、たったはなかなか切らせてくれない。
「たった、髪の毛伸びてきたから、そろそろ切るか」
「いや」
「なんでー。あんまし長いとかっこ悪いよ」
「いーやっ」
「なんでよー、あ、わかった。たったはバリカン怖いんだろう」
「うん」
「かーーーーーーーーーっ、たった~、そこはホントに怖くても、怖くないって言うとこだぞ。男の子はなあ、バリカンなんかこわがっちゃいかん!そんなモン怖いなんて、かっこ悪いぞ。男がなあ、この世で一番いかんのは、かっこわるいことだ!」
「ぱぱ~、このよって、なにー?」
「この世ってのはなあ…とにかく、かっこわるいのはいかんの!わかった?」
「は~い」
「よーしっ。じゃあも1回聞くぞ。たったは~、バリカン怖いの?」
「ぼくこわくないよ」
「じゃあ、病院怖い?」
「こわくなーい」
「鬼は?」
「おにはねー     こわくない!」
「よーし!かっこいいぞ!」
「やったー!」
会話がどんどんずれていく。
で、結局髪の毛は切らせてくれない。
その理由も聞けた。
「たったは、なんで髪の毛切りたくないの?」
「だってねー、ママみたいになっちゃうからー…」
「ママみたいって…、丸刈りのこと?」
「そう。髪の毛なくなっちゃう」
思わずぷっと吹き出す。
「たったは、ママの頭がいやなのか?」
「だって、髪の毛なくてかっこわるいモン」
ママ、かわいそ。
丸刈りは、今流行なのにねえ。
とりあえず、たったなりの美学はあるようなのでよし!


今日はゆめさん、PT。午後から学校を早退して、大好きな友愛へ。
前回もそうだが、PTの間ゆめは終始俺を見つめている。まるで「ゆめねえ、こんなことしてるの~」と語りかけているかのようだ。俺を見んでも良いから、ちゃんと先生の話を聞けよ、ちった―先生を見てやれよ、ゆめ!
PTのあと、会計してたら相談事業部の方が寄ってきた。夏休みのゆめのヘルパー利用に関して調整をしてくれた方だ。この人は、なんだか漂うように歩くので、相当近くに来るまで気配を感知できない。会話のテンポや雰囲気もあれなので、なんかクラゲみたいだ。美人なので、美人クラゲか。
で、他愛もないことやママやけっとのことを話して、話題が家での過ごし方になった。
ものすごい量のニューブロックの、約半数がお風呂に浮いていることを告げると、なんか大笑いされた。そういうものは、お風呂とかに持っていくのではなく、リビングで大事に遊んでお片付けしておくものなんだそうな。いや、うちでもリビングで大盛り上がりで遊んで片付け、お風呂でも大喜びで遊んでいるのですが。
俺の家では小さい頃からお風呂に何を持ち込んでもおとがめなかったから、それこそ漫画本や小説まで持ち込んで長風呂していたものよ。自分がそうだったから、誠大が何を持ってこようと気にしてなかったけど、普通はダメなの?水面が見えないほどのニューブロックの量が度が過ぎるってこと?ミニカーと一緒にもって入って、カーフェリーとか作るの楽しいんだけど。。。
なんか、やっぱ、俺の感覚はよそと違うのか。ママも似たようなものなのだが。ママもおかしいのか?やっぱし両親が美術系だと、一家総出で感覚がまともじゃなくなるってことなんだろうか。これでたったが美術へ進まず普通の学習をしていったら、美術系なら許されるそのずれはきっと許されなくて、ただの変なやつになってしまうのだろうか。けっともその道をたどるのだろうか!?

あかちゃんかわいいー 08/10/19 (日)
午後遅くにじいじが来てくれたので、ゆめとたったを任せて急いで病院に行った。ママは今日はリハビリもなくひまそーだったので、久しぶりに一緒にけっとを見に行った。だっこさせてもらったら、おむつのあたりでぷりぷり物音が。こいつは、こないだもその前も、俺がだっこしたとたんに出したんだよな。何で狙ったかのように俺が抱くとうんちするんじゃ!?ま、いいけどさ。今回はもう保育器からは出ているしそこそこ大きくなっている(2500g超)ので良いだろうと思い、俺がおむつを替えた。
おむつの中身は、懐かしい色と臭いだった。ゆめもたったも同じものを出し、同じようにしょっちゅうかえたっけなーってね。この先も、まだ目の焦点が合わないママはおむつ換えできないだろうし、保育園にも預けずに家で育てるなら、このおむつ替えは毎回俺の仕事だろうな。入浴させたりミルク飲ませたり、なんだか楽しそうだ。男の子だから、きっっと体の大きさの割には大量のミルクを飲むに違いない。そしてまた思うのだろう、こんなにたくさんミルクを飲むんじゃあ、こいつの体の中身は、今ほとんどがミルクで占められているに違いないってな。体の中身全部ミルク…皮の下はミルクの海…

ポリアコフの車検が終わった。こないだ完全にいっちゃったと思ったあいつが、まさかまた車検に出せるとは…担当ディーラーさんには感謝の言葉もない。
たった同乗で代車を返してポリを受け取り、帰り道で西松屋に寄った。ちっちゃな子供用品専門店で、なぜかママのお気に入り。ゆめの時も誠大の時も、この店にはよく通った。目的は、けっとの産着だ。産着も肌着もオーバーも、母方のおばちゃんはじめ色々な方々からいただいている。でもたぶん足りないんじゃないかな―と思ってないものと併せて買い足しだ。
肌着を見ながら、あ これかわいいな、寒くなるからこういうのも必要かな、そういえばクーハンなかったっけ、おむつもついでに買っとくか、へー こういう抱っこ用具もあるんだ…とか何とか言ってるうちにどんどん品物が増え、結局支払いは2万円を超えた。両手に大荷物、たったにも荷物を持たせながら、なんだかとっても甘く幸せな感覚を味わった。世のお母さん達は、旦那が働いている間にこんな幸せを感じているのか。ずるいじゃん。
いやいや、俺の場合は、ゆめやたったの買い物のどのときよりも、なんだかすっごくしあわせだった。っていうより、こんなすごい感覚は初めてのような気がする。これはあれかなあ、ついこないだまでものすごい辛酸をなめてたから、こんな些細なことでも逆に実際以上にすごい甘みを感じているのかも知れない。ホントならママと一緒に買い物してるはずなのになーという無念もあるにはあったが、それ以上に主夫の醍醐味を味わった気がしたわい。次の機会には、是非ともママと一緒に来たいものだ。彼女も地獄から帰ってきたのだから、俺以上に甘さを感じるのだろうし。

帰宅後にちまちました肌着達を袋から出していると、ゆめとたったがわらわらと寄ってきた。ゆめは
「あかちゃんー?」「ゆーめー」とか言ってたけど、たぶん、「それあかちゃんの?」と聞いているのだろうし、「ゆめも赤ちゃん欲しいー」って言ってるのだろう。たぶんな。たったも、車の中で「ぼくおてつだいするー」と言っていたので、「お片付けをしてくれるだけで嬉しいよ」と教えてあったからか、せっせと空き袋を片づけてくれた。いつもなら絶対自分から行くなんて言わないゆめなのに、「マーマー、ゆーめー、あかちゃんんー」たぶん、「ゆめもママのとこに行く、赤ちゃんも見たい」と言っているのだろう。赤ちゃんが来るのが楽しみな怪獣2人だ。
もっとも、たったの時もゆめは同じ反応で、反応通りにお世話をしてくれ、おかげでたったの顔はまだ生後いくらも立たないうちに傷だらけになってしまった。ゆめのちょっかいを防御しているうちに、自分で自分の顔をひっかいていたのだ。当時の写真には、にっこにこの隣のゆめを、まだ移動手段がなくて逃げられず、ただただ攻撃されるだけなので恨めしげににらんでいるたったが写っているものが一枚ある。その表情は、とても新生児とは思えないほど人間的だ。けっとも、同じ運命をたどるのだろうか。。。ちょっと心配。まてよ、今度はそれが二倍になるのか…。いや、たったが守ってくれるに違いない。やつは既に一度同じことをされているのだから、けっとにその苦しさを味合わせたりはすまい。いやいや、ゆめだって成長してるんだから、いやがるのを無理矢理なことしないだろ…、まてよ、ゆめのことだから、いやがってるんじゃなくて喜んでると思っちゃうかも、か、お世話してるつもりで反応に自分が楽しんじゃうかも。
結局どっちもけっとかわいさでは同じなんだけろうけどなあ。、その表現方法があまりに違うのよね。。。
って、また妄想だ…
まだ赤ちゃんがいつ来るかも決まってないってのに…

キーパーソンは彼女 08/10/18 (ど)
できれば1歳くらいまでは手元で育てたいと思っているけっと君は、実際は保育園に預けないとどうにもならない。園からは12月からなら空きが出るといわれていた。12月なら生後70週を超えている。法的には全く問題ない。問題は未熟児で生まれているために、預けても良いかどうかの主治医の判断だった。
結果、不可。
正式ではないが、こないだはなしをちらっとした時にそう言われてしまった。
非常に困りました。
もんのすごく困りました。
あまりに困って考えることを放棄しかかっていたところ、義母が同居を申し出てくれました。
これでいっぺんにすべて解決。何の問題もなくなってしまった。いつ退院してきてもへっちゃら。俺1人ではどうしても目も手も足りないが、大人二人なら何とでもなる。
どんとこいや!けっとーーーーーーーーー!!!!!!!

ママの方は、足の血栓のせいでリハビリがまた一からやり直しになってしまったので、いつの退院だか見当もつかない。ただ、ママに言わせると、主治医の口からは、話のついでにこれまでは微塵もなかった『退院』の二文字がやっと出たので、ちょっと先行きが明るくなったように感じる。状況としてはリハビリを頑張って歩けるようにさえなればいつでも退院は可能なわけだが、治療的にもそれでオッケーと正式になったと言うことらしい。
意味がよくわからないけど、要するにママのがんばり次第てことね。それでも、相変わらず目の焦点は合いにくいし、ものが二重に見える症状は続いている。これがある程度よくなってこないと、まともな生活が送れるとは言い難い。歩けるようになるだけでは、安全な生活を送れはしないのだ。
まだまだ、道のりは長いなあ。

昼食時、いつものように病室でママと食事をとっていた。ママのトレーには時折メッセージカードがついてくる。それは院内の行事の案内だったり時節の解説だったりと様々。今日のは午後に開催されるリハビリ講習会の案内だった。『楽しい自宅介護』。覚えておけばママの役に立つかも知れないし、筋ジス会の方でも使えるかも知れない。ホントは午後はポリアコフの車検で車屋に行かねばならないし、その前にバッテリーも上がってしまってエンジンがかからないのでブースターケーブル買ってきて処理しなければならない。時間がないのだけれど、ちょっと参加してみた。
参加者は、俺を入れてたったの5人。さびしー。俺以外は全員が老いた伴侶や親の介護をしている年配の主婦だった。その中にあっては言うほど年の差はないのだけれども、着ているものと元々の見た目で実年齢以上に若く見える俺は、なんだか場違いな集会に参加してしまった、例えば昭和の時代を生き抜いてきた中高年ばっかりいる綾小路きみまろのサイン会とかにうっかり迷い込んでしまった若者のように、浮きまくりも甚だしかった。
最初は下の処理方法だった。様々な処理道具の解説と使い方の紹介。知らない器具もあって、なかなかおもしろかった。ってか、8月の自宅介護していた時点でそれを知っていたかったよ。
次が、片麻痺の患者の介護方法だった。俺としてはいつも困るのが筋ジス会の旅行の折のバスの中での座席・車イス間の移動介助方法。残念ながらそれの参考になる内容ではなかったが、それなりにへ~~って感じの内容だった。次は11月の『楽しい食事介助』だ。そっちはゆめの今後に役立ちそうなので、また参加してみよう。

耳栓 08/10/17 (均)
ゆめの耳は割と柔らかめの垢が溜まる。たったは乾燥タイプ。俺と同じだ。従って、溜まりやすいゆめの方は割と頻繁に掃除していたが、たったの方はほっといても勝手にはがれて出てくるだろうと、自分と同じに考えて放置気味だった。
ところが、一昨日の晩、何気にたったの耳を掃除していたら、なんか奥の方に塊が…
角度を何度も変えつつよ~~~~~っく奥の方まで明るくしてみてみると、耳垢の塊でふさがってましたがな。
これはびっくり!

『私はその時、ただひたすらに、その塊を取り除くという使命感に燃えていました』

綿棒?
だめだ。奥へ追いやるだけだろう。
耳かき?
これもダメ。
へらが入る隙間がないから、結局奥へ追いやってしまいそう。
耳掃除に使う道具って、他にあるか?

こういう時、両親が美術の人であることが幸運なのか不幸なのか…、我が家には、かなり特殊なぶつが数多くある。その一つが、精密作業用のピンセットだ。
先っぽがかなり湾曲しているものや変形タイプなど各種取りそろえております。
その内の小型で細いの数本を選び、たったの耳垢取りに使用。
危険です。ええ、その通り。一歩間違えば鼓膜を破ったり、外耳を傷つける危険性もあります。それでもかろうじて手の届くところにそいつはいる。取れなければ病院へ行かねばならない。ケガしても病院行きだ。とりあえずでもなく意を決してでもないが、とにかくやってみた。

《右》
何度かチャレンジしているうちに、運良くピンセットの先が塊に食い込み、めでたく取り出せた。出す時にはバリッという感触が伝わってきた。
出てきたのは、小豆大の耳垢。でっかいどー。こんなでかいの初めて見た!臭いはないが黒々としていて、猫とか犬の耳に良く溜まってるやつと似てた。
次、《左》
こっちにもいるいる。同じようなやつが同じような位置に。でも、なんかこっちの方が表面にとっかかりがない。案の定、いくらチャレンジしても取り出せない。そのうちたったが痛がりだしたので、これは医者に行くしかあるまいとあきらめた。

今日、たったがお風呂で潜水ごっこしていたので、ちょっとひらめいた。
「たった-、お風呂の中で、こんな風にできる?」
と、顔をしたにして左右に振るように動かす。水泳フリースタイルの息継ぎみたいな感じ。
「うん!できるよ!見ててっ!」
のりが良いねぇ、たった。もくろみ通り、耳に水が入ったようだ。

お風呂の後、早速作業に取りかかった。
なに、何の作業かって?
耳垢取りに決まってますがな。左耳の中にあるでっかい塊、あれを取るのさ。耳に水が入ってふやけてるはずだ、表面の引っかかりも良くなってるかも。逆にもろくなってて取りにくい可能性もあるけど。
前回同様何度か体位を変えつつ、ピンセットで挟み込める位置を探した。試行錯誤すること2分少々。
お!
とったどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
これまたでかい!こっちも小豆大の大きさだ。よくもまあ、こんなでかいのが左右の耳に入ってたモンだよ。
「見せて見せて-。うわ~、おっきいねぇ」
「大きいねえ。たった、耳が聞こえやすくなったろ?」
「うん。。。。あれー?なんか違うよ」
「だってさ、ほら。こんなでっかいのがお前の耳をふさいでたんだから」
「そっかー」
前回も同じような会話をしたのだがなあ。。
まあとにかく、事故もなく取れて良かった。でも、二度とごめんだ。今後はまめに耳垢掃除をしようかね。
その様子をゆめがうらやましいでもないがじ~~~~~っと見つめていたので、ついでにゆめの方もやってやった。もっとも、こっちは耳ではなく鼻の穴掃除だ。ゆめは鼻毛が長めなので、しょっちゅう出てきてしまう。せっかくかわいいのに鼻毛なんか見えてちゃぁ、絶対にいかん。でも、これは電動の鼻毛切りを使うのですぐ終わっちゃうし、面白味に欠けるんだよなあ。

にしても、たったは乾燥タイプのはずなのに、何でこんなにでっかいのが溜まる?よく見ると、まるで粘液が時間をかけて固まったような感じだ。ってーことは、実は乾燥タイプではないのか?
不思議だ。
いつもなら、ここでネットで調べるところなのだが、いくらウルトラマンの戦闘時間よりも短かったとはいえとっても緊張して作業したので、なんだか疲れてしまって、調べる気にならなかった。
また今度調べてみよう。
明日はママんとこにこの耳垢持ってって、見せてやろうと♪

フィーリング 08/10/16 (杢)
たったが帰ってくると、リビングはニューブロックで足の踏み場もなくなる。なにしろ、ゆめのフィアンセからいただいたニューブロックたっぷりセットに加えて俺も既に同じセットと工具セットなるものを注文していたので、ニューブロックのでかい箱が三つもある。その中身がすべてリビングにぶちまけられているのだから、それはそれで壮観ではある。お風呂も、お湯じゃなくてニューブロックに浸かっているような有様だ。
おふろはともかくリビングの方の色とりどりのブロックは、寝る前に片付けるまであふれかえり、その景色は床の茶色が3分でブロックが7分だ。これらの片付けは必ず誠大の役目。寝る前のたったの儀式と相成っている。自分の大切なブロックとあって、たったはきちんと片づける。もっとも、そこには俺の脅しが介在している。過去既に、たったは俺の忠告 ではなく警告を無視して、挙げ句いくつかおもちゃを捨てられた経験がある。パパを怒らせるとホントに捨てられるという具体的な経験から、ブロックは実にまめまめしく片付けをするのであった。

我が家は夕食には必ず野菜を出すようにしているが、この頃は、その細かさがニューブロックに似たコールスローサラダが毎回出る。出ると言うより、出す。元々俺はコールスローサラダが好きなのだが、作ってみたら意外と簡単にできて、しかもうまいのではまってしまったのだ。しかも、刻みでしか食事ができないゆめにとっては、最初から刻んであるコールスローサラダはちょうど良い。
余談だが、今日のメインディッシュは、ミートソース自作のミートスパゲティーだった。だったが、食べたらソフト麺の味がした。麺が細いので、食感が細いソフト麺のような味ってところか。いや、それはそれでうまかったです。俺にとっては懐かしい味。ガキどもにしたら珍しい味だったみたい。よく食べてくれた。

フィーリング 08/10/16 (杢)
昨日の夜はお客さんが多かった~。この家にあんなに大勢さんが来たのは、すっごく久しぶりだ。いや、もしかしたら少人数だったのかな。とにかく、我が家の様子を見に来ていたのは間違いない。子供らを寝かしつけてからの時間帯、そこかしこでパッキンパキンと鳴りまくり。家鳴りじゃないよ。そんな時期は、住み始めて最初の年の秋口から春にかけてでとっくに終わってる。
誰が見に来てたのかね。だいたい想像はつくけど。

この世の中のことすべてが、科学で証明できるわけじゃないはずだ。どこぞの教授は、科学で証明できないことはインチキもしくは気のせい、科学で証明できないことを事実だなどと言うことは、ひいてはアインシュタインの理論を否定することになる、それはつまりこの世のすべてが成り立たないことだと言ってたが、果たしてそうか?アインシュタインだって人間だ。たかが人間がこの世のすべてを解き明かしていると考える方が間違ってないだろうか。そもそもがその教授だって、よく某雑誌の編集長との対決場面では、理解しがたいことを気のせいにする割には、気のせいにできそうもないことには言及してないし、気のせいにすること自体がこじつけがましいことも数多い。

見えないけれど存在する力、もの、それらを認めるまでは、地球人が宇宙へ出て自分たちよりもすぐれた他の種族とコンタクトを取ることすらできない気がする。使い古された言い方ではあるが、人間は物質的には豊かになったが精神的にはまだまだ幼く、物質由来の現象以外をしっかり認識できるようになるまでは、まだまだ我々は地面から飛び立てはしないんだろう。

日本に八百万もいる神様すべてが、躾や道徳のために生み出されたわけではあるまい。むしろ、かつては本当に実在していて、あとになって人間の都合で躾や道徳の道具にされたケースだってあるんじゃなかろうか。

俺は人間の心だって、脳の中で起こる単純な化学反応の結果に過ぎないとは思わないな。そこに宿っているものが何かあるに違いない。つくも神じゃないけど、それは人間だけの話じゃないとも思う。人間はただの器。本質は、その内にある。その内にある何かをだれもが認知できるようになると、世界が違ってくる気がする。

ゆめが生まれたこと、一連の我が家の出来事、それらには必ず意味があり、理由があり、考えるべき原因があり、その結果だと思う。それらに意味を持たせ、理由を探り、原因を解決していこうとする気持ちをもてなければ、次のステージへは行けないんじゃないだろうか。


つらつらと、またしてもいつものように思うこと達。昔っから変わらない。むしろ、強化され続けている。



なのに、俺には何も見えない!!!
時には、ただ攻撃されるのみ!
いつの間にか大きな流れの中にいて、気づかされるまでには事態はかなり進行してしまっている!
不条理じゃないでしょうか!?



って、文句を言うつもりはない。
ただ、事実を受け止め精進するのみ。
きっと来世は、今世よりも物事の本質を理解しやすい人でいられる人生であろう。

エコフィーリング 08/10/15 (吸い)
来週行くセカンドオピニオンだが、密かに車で行こうと思っている。新幹線はちょうど良い時間がない。そもそも駅に向かうのがこれまた一苦労で、通勤ラッシュの時間帯だから家を出るのが早い。んで、苦労して乗る新幹線は、予約時間よりもど早い到着かぎりぎりのどっちか。だったらいっそ、駅になんか向かわずにインター乗ってそのまま走っちゃえってね。せっかくだから、バイクという手もあるな。
と思っていたが、送り迎えができないから学校やら保育園やら休ませるゆめとたったの面倒を早朝から見られる人がいない。来てくれる人はいないわけではないが、俺が家を出る時間に間に合わないのだ。前の晩から泊まってくれれば一番良いんだけど、残念ながらそこまでしてくれる人も誰もいない。
そこで、どうせ休ませるなら、いっそ連れてっちゃえと考えている。
ドライブドライブ♪この夏も、結局どこもつれてってないからなあ。とかいいつつ、行く先が病院で、しかも行って帰るだけってどうよって感じだけど。それでも、家にばっかりいるよりはましだろう。

だがしかし、問題発生!
ちょうど東名は集中工事中だよね。ということは、予定よりももっと早くに家を出ないといかん。予想では、3時か4時に出発だ。ゆめとたったなんか、洋服着せて寝かそうかと。このくらいに家を出るのは今までも結構あった。佐久間に住んでた頃は、筋ジス会の旅行っていうと、たいてい夜が明ける前に家を出ないとバスの出発時間に間に合わなかったから。
でも、セカンドオピニオンに子供ら連れてって大丈夫なんだろうか。ちょっと心配。

そこで、22日の夜から泊まってくれる人募集。
けっとのための母乳や乳母の募集でも、俺は飲まないっていってるのに応募者なかったから、あんまり期待しないけどさ。。。



臭いに敏感 08/10/14 (過)
なんか普通にセカンドオピニオンを来週受けに行くけど、昨日聞いたところに寄ると、今の主治医はかなり腕が良くて、わざわざ頼ってよそから来ている患者も多いという。
こうなると、なんか、ちょっと、わるかったかなーって思わなくもないかもしんない。そんな人を袖にして、よそへかかろうっていうんだもんな。
と、日本人らしいそんな考え方はこの際うっちゃってしまって良いんだろう。

今日はゆめさんが午後に参観会だったので、ママのところへはお昼にちょこっと顔を出しただけ。
余談だが参観会の時に、ゆめはクイズで答えるのに紙っきれを手で掲げる役だった。ただの紙っきれなのに、ゆめには重くて持ち上がらなかった。考えてみれば、何も持ってない手でさえも持ち上がらないんだから、紙っきれなんかなおさら上がるわけはない。それはわかってるんだけど、あらためて力がなくなったゆめの手を思い知り、悲しくなった。ゆめの活動を見に行くと何かしら悲しい出来事があるのでつらくてしゃーない。進行性の病気なんだから仕方がないんだけどさ。あと、参観後の懇談会では、あんまり人に聞けないけど悩んでいることの暴露会をやった。いろいろあったが、将来を憂う内容も多かった。ゆめは俺たちが看取れるので、俺たちの死後にゆめの世話を兄弟に頼まなくて済むのだが、普通はやっぱそこんとこを考えちゃうよね。100%俺とママの遺伝子のせいで病気持って生まれてきた我が子を看取れるだけ、うちは幸せかも知れないってまたまた思った。コンなことを幸せって言っちゃうこと事態が既に不幸なんだが、そんなことでさえも幸せの範疇に入ってしまう。幸不幸のベクトルが、既に一般家庭とずれてる。悲しいことが多い分、嬉しいって思えることも多いのだ。そうやって感情のバランスをとているのだ。そういうことにしておこう。

さて、ママのフォークやスプーンや歯ブラシは、俺がいない時は看護師さんが洗ってくれるのだが、水で流すだけなのであんまりきれいになってない。具体的に言うと、かすかに臭い。ゆめとたったが毎日持っていく食器を、ママは同じように水で流して洗ったつもりにしていたが、臭いってしっかり洗剤使わないと落ちないのよ。まだママが食事の支度くらいはまともにやっていた頃に家で1回気づいて注意したが、今にして思えばママはその時既におかしくなっていたので、俺のいうことなんかききゃーしない。そのあとも相変わらず水で流すだけだったので、結構早くから子供の食器は俺が洗う係になった。その流れで朝っぱらから流しの洗いも俺の係になり、そのうち食器洗いはすべて俺の係になったことを、ママは全然覚えていない。ま、それは良いとして、そんな経緯を踏まえてママの食器を見た時、いや嗅いだ時、特に俺は鼻が利くので、少々の洗いミスでも臭いが気になる。洗剤を使わないでいて洗ってますっていわれても、ちょっとなー、納得できないんだな。人手が足りない中で仕方がないことだし、実際良くやってくれているのは間違いないんだけれど。もし俺が入院患者だったら、用意した洗剤とスポンジで洗ってくださいってお願いするだろう。いや、看護師さんが忙しいのならなおのこと、足が動かなかろうが頭がくらくらしようが、それだけはなんとしてでも自分で洗うかも知れない。
そこで、昼前に病院に行ってまず俺がするのは、昼食に備えて、朝の食事に使った食器と歯ブラシを洗剤で洗うこと。歯ブラシは洗剤使わないけど、持ち手のとことかブラシの下あたりがぬるってると気味悪いので、きっとママにとっても気味悪いだろうと勝手に決めて、こちらは薬用石けんで洗っている。昼食後も同じだ。夕食までつきあえることは滅多にないので、使用済みの食器は看護師さん任せ。朝の食事では俺には納得いかない食器で食べてもらうしかない。

でもでも、そんなことに頓着のないママは、全然平気みたいだ。ママにとっては、俺の努力は、努力していることは感謝の対象だろうけど、やってること自体はたいしたことないんだろう。彼女にしてみれば、それより他にやって欲しいことがあるに違いない。違いないが、俺は言ってもらわなければそれに気づけるほどエスパー度が高くない。
血液A型とB型のすれ違い夫婦で、残念だ―。


あ、そうそう、けっと君がいつ退院してもおかしくない状況になった。2ヶ月も早く出されたのに、めげずにすくすく育ってくれて、普通は喜ばしいことなんだけど、今の我が家にとってはあまり歓迎できない。早く家に連れ帰っていじり倒したいのはやまやまだけど、生活パターンが維持できないので誰かの助けを借りてパターンを変えなくてはならない。
一番歓迎できる状況は、保育園に入れる12月まででいいので、いつも誰かが家にいてくれること。朝(7時半~9時)晩(4時~5時)の子供らの送り迎えの時に、けっとを見ててもらえるとすっごく助かる。これは見るだけじゃなく、それなりのお世話もしてもらわんといかんのだが。細かいことを考えればきりがないが、お風呂なんかも問題だ。けっとを入れること自体は問題ないが、俺や子供らがお風呂タイムの時にどうしても目が離れるので心配。その他は何とかなると思うのだが、この2点だけは大人が1人きりではどうしようもない。
なんとかならんかなあ。。

体育の日 08/10/13 (月)
ママから時々メールが来る。
その文面は元気だった頃と同じ。
いきなりこんなに回復したのか?1日顔を出さなかっただけで?と、期待混じりに病室へ行ったら、一昨日と同じようなママがいてちょっとがっかり。もっとも、メールを打ったり、そもそも携帯をいじろうという気持ちが出ただけでも、以前と比べれば格段に良くなっていると言えるのだけどね。
昼食前にけっとの様子を見に行った。昨日見に行った時にはBOXからオープンタイプに移っててびっくりした、ついでにだっこさせてもらったという話をママから聞いていたので、そろそろ自由におさわりできるかなと楽しみにママと一緒に行ってみた。
NICUはちょうど授乳の時間で、けっとはお腹が空いたと大泣きしたあとだという。たしかに、大粒の涙が一粒目の端に乗っていた。
と、
「お父さんにもらいましょうね」
とか言っちゃって、看護師さんがいきなりけっとを抱かせてくれた。
本来ならまだお腹にいるはずの大きさの赤ちゃんだ。おっかなびっくり抱きかかえ、ほ乳瓶をくわえさせてみた。
ふむふむ、確かに元気に吸いよる。
ママと三人で記念写真を撮って、あまり長く外出してはいけないママを連れ、早々に引き上げた。
ああ、小っちゃかったなあ、けっと。
余談だが、すぐ隣にものすごくイケメンの赤ちゃんがいた。赤ちゃんなのにイケメンって、どうなの?なんかずるくないか?スタートが既に違ってるじゃん。
こういうのを、『不公平』というのだろう。

ゆめのNO,1お友達から、ゆめ用に色彩豊かでかわいらしい絵本と、たった用にニューブロックをいただいた。ゆめに絵本を読み聞かせている横で、たったはもらった瞬間から作り始めた。我が子ながらかなり独創的なモデルを色々と作っている。お風呂にまで持っていって今度はフェリーだ。お風呂の水面が見えないくらいにブロックを浮かべて嬉々として作ってやがる。
その横で、せっせと洗い場へブロックを投げ捨てているゆめ。たぶん、たったばっかりおもちゃをもらえて気に入らないのだろう。
「ぶぁーか!」
「ばぁーくぁあー!」
と、時折つばを「ぶっ」とか飛ばしながら投げ捨てるゆめ。
その姿、もろヤンキー。
途中でそれに気がついたたっただったが、最初こそ「やーめーてーよー」とか言ってたけど、つばを飛ばしはじめるとちょっと怖くなったのか、あまり逆らわないようにしていた。
俺は1人笑ってしまった。こういう関係だよなあ、こいつらってさ。

岡山在住の2人目のゆめ'sフィアンセ、ブロックサンキュー!2人で2人なりに仲良くあそんどるよ。

今日は秋祭り 08/10/12 (日)
今日は子供らの面倒を見てくれる人が  いないわけではなかったが、たったはまだ咳が出てるし、ゆめにも移った感じだし、俺も家の中でやらねばならないことが溜まってきたので、見舞いはお休みして家事に専念。実は俺も副鼻腔炎の初期になってて顔全面がどこもかしこも詰まった感じが苦しくて、昨日医者にかかったばかり。今日は体がえらかったのよね。

やらねばならないことの一つ、子供らの秋冬物を出したのだが、これがまたどこのお嬢様お坊ちゃまだよっていうくらいに2人とも衣装持ちだ。それがわかってたから、余計に1日仕事にしたかったのよね。こちょこちょやってたんじゃらちがあかん、こういうのは一気に広げてばっとやらねば。
その服は、ママがせっせともらってきたのもあるし、買いあさったのもあるし。たったは普通の小僧っぽい服が多いがゆめの方は気合いが入っているのかデザインの良い服が多い。しかもほとんどが海外ブランドだ。これらは買ったのかもらったのか…、海外物はサイズがわかんねー
ゆめ・たった用の6段引き出しボックスそれぞれ一セットずつ、これでも収まらず、ママの着物用にと思ってもらってきた桐のタンスに誠大×1,ゆめ大×4・中×2・小×3も引き出しを使っている。冬物はかさばるので、これでもぎゅーぎゅー詰めだ。加えてコート類は他にある。
ふ~
入れ替えるだけで数時間を要した。
体格がほとんど変わってないゆめは良いけど、たったは半分はサイズが合わなくなってた。それらはいずれけっとが着ることになるのだろう。下の子の運命じゃ、お下がりで我慢してもらうとするかね。子供服は、子供の成長が早いのでどんどん着られなくなる。きれいに使っていれば新品と大差ない状態でおろしてあげられる。これでたったが
「これ僕が着てたのだよ~」
とかなんとか余計なことさえ言わなければいいんだけど。
言うだろうな、きっと、たっただからな。
あ、でもたったが言わなくても写真を見ればお下がりだってわかっちゃうか。

そうそう、タンスにゆめの引き出し計9つは贅沢すぎるだろうと思い、ゆめの大きい引き出しを2つに減らしてけっと用の引き出しを2つ確保。まだ体が小さいから衣装も小さいはず。大きい引き出し2つあればとりあえずは良いだろう。

話は違うが、ゆめのかわいらしい数々の服は、車イスではそのかわいらしさがあまりわからない。歩けないことの無念さは、こういうところにも反映されるのか。
ゆめは元々かわいらしいしあの年にしてはものすごくスタイルが良い(脱ぐとすごいのだ!胸はまだないけど)上に、今なんかかなり気合いを入れて頭も結ってるから、これで服がかわいければ最強だろう。写真写りが良くない(のか、俺の腕が悪いのか、とにかくゆめをかわいく撮るのはかなり難しい)ので本物を見てる人にしかその魅力の半分も伝わってないだろうけど、エビちゃんなんか目じゃなかろうなあ。
って、かなりエロじじい入ってるな、俺。。。。たったが罹ってる肺炎の原因になるとかいう『何とか菌』が頭に回ったかも知らん。

ママの入院からちょうど1ヶ月目 08/10/11 (渡)
なんと内容の濃い1ヶ月であったことでしょう。
ママの足の血栓は、深部静脈血栓症というらしい。血の塊ができたんじゃなく、足の付け根あたりから足先までずっと詰まってるそうだ。一個や二個の塊じゃなく、血管がず~っと。
をいをいをいだぜ。
血の塊は剥離してもまずは肺に行くので、脳には行かないらしい。これ以上脳にダメージが出ないのは助かるけど、肺が詰まればそれはそれで大手術なんだそうだ。どうやら入院中にできたらしく、脳外科ではこうしたことは珍しいそうで。主治医には謝られたけど、謝られてもなあ。ホントに大丈夫なんだろうか、この病院。。。
同じ名前の同系列病院がもう一箇所別の場所にあるんだけど、そっちは全国から患者が集まるそうだ。そっちはそっちで小児科については良い印象がないんだけど、脳外科はどんなだろうか。少なくとも、今の病院からは転院した方がいいかもなあ。
って、ちょっと考えちゃう。

今日のけっと君は、既に2300gを超えていた!明日か明後日にも保育器を出てオープンタイプのかごに移るようだ。
いよいよ退院間近か。
担当の看護師さんに、退院後の準備はできてますかって聞かれたけど、全然できてません。。。
チャイルドシート、ベビーベッド、お布団、産着、クーファン、ほ乳瓶関係…ひとそろい全部誰かしらにあげちゃったのか貸したのか、行方不明なので買い直さないとなあ。
それよか、12月からは保育園に預けられるから良いけど、それまでの1ヶ月ほどをどうやって乗り切るか、それがまず大問題だ。
①ママの実家に一時住む案:却下だなぁ、やっぱ。勝手のわからん他人の家で、1ヶ月間いつもよりも子供らに早起きさせて一人でお世話し、けっとを預けてその後車すっ飛ばしていくにしても、高速を使うにしても、そんな生活してたらたぶん俺の体が保たないだろう。
②転校だの転園だのの案:絶対無理。それ以降のことを考えれば全然現実的じゃない。
③朝だけけっとをどっかに預ける案:ゆめとたったを送る間の朝の1時間、ここが一番ネックになる。俺以外にそれをやれる代わりがいない。最悪、けっとも連れ回すしかないけど、この1時間だけどこかに預けられれば、安全にゆめとたったの送りができる。お迎えに関しては、ゆめはヘルパーに任せられるのであとはたったのお迎えだけが残る。それくらいは俺の親父にでも頼もう。毎日は無理でも少しは協力してくれるだろう。これでなんとか回せる。日中はほとんど自力でけっとのお世話をすることになるのでママには会いにくくなるだろうけど、1ヶ月だけの話だ。これが一番現実的だなあ。

連休明けには病院のよろず相談なるものへ相談をすることができるから、何らかの方法を提示させてと看護師さんから逆に提案された。
ありがたい、是非提示されたいです。

と、近いとこだけ見れば何とかなりそうだけど、問題はまだまだある。
半年後、俺が完璧に復帰するためにはママには子供らの送りをやって欲しいわけだが、もしママが車を運転できないと、子供3人の送りが俺の役目になる。その場合、ゆめの送りは普通の学校の開始時間よりやや遅めだから、俺は当然1時間目の授業に間に合わない。美術の授業を1時間目に入れないようにしてもらうことは不可能であることが既に判明しているんだよな。なぜなら、今年度それを頼んで既に不可能だった実績があるのだ。朝のSHRも毎回出られないし、何かあったらすぐに学校を抜けなければならないわけだから、クラス担任ももてないだろう。これでは職場復帰できないなあ。車が運転できなくてもママが家にいるならば、当然いるだろうけど、それなら夏前までやってたようにゆめだけは朝の送りもヘルパーに頼めるので、俺はたったとけっとの送りだけで済む。それならかろうじて1時間目の授業には間に合うか。それでも子供らになんかあったら迎えに行くのは俺だ、担任やるのは難しいなあ。

学校は、っていうか県教委は、こんな俺を首にしないで雇い続けてくれるのだろうか。職場から言えば、学校で1人しかいないから代替がきかない美術教師がこんなに使い勝手が悪くなったら、そんな教師は要らないんだろうなあ。そういえば来年度はくそばかばかしい10年研修があったっけ。ますます忙しいじゃん。っていうより、それ、出られないんじゃなかろうか。延期してもらえるのかなあ。
ああ、なんか来年度が不安だ。もっとも、来年度すぐに復帰できる目処も立ってはいないけどな。

でっかいハードルでござんす 08/10/10 (菌)
たったの保険証がない。昨夜は保険証を家に忘れて出かけたのだが、金を返してもらうために探したら、どこにもないでやんの。
またしても保険証…俺のの次はたったのか…
たったは咳が止まらずやや熱も上がってきたが、そんなの関係なくひたすら元気。他の子へ移しても悪いので保育園は休ませ、まずは保険証の再発行手続きをするために学校へ。
次は病院。行きつけの、主治医の奥様が開いている小児科を受診。
昨日とは違って肺炎手前の感染症の診断。抗生物質他を処方してもらった。意外に重傷だった。
たったは結構風邪引く。
毎回咳が出る。
そして必ず吐く。
まいる…

そんでもって、なんか移された感じ。
いや、俺が。
なんか、顔の側面から肩にかけて埋め込まれてるなんかの管が詰まってる感じがする。
鈍い痛み。
頭のだるさ。
疲れもあるからなあ。
介護って、土日ないし、こんな生活が早3ヶ月目だし。
少し休んだ方がいいのかもって気もする。
たいしたことしてるわけでもないんだけど、緊張感だけはかなりレベル高いのよね。
これが介護生活というものなのか。同じ介護でも、急変の心配があまりないゆめのそれとは違って、ママの方は毎日毎朝目覚めてすぐ緊張する。病院へ行って昨日より悪くなってたらどうしようという心配は、相変わらず続いている。明らかに快方へ向かっているのならそんなこともないんだろうけど、残念ながらまだそんな実感はもてないし、どこまで回復するのかわからないってのが、かなり痛い。

今日はたったの看護で行かれなかった病院へは、義母が行ってくれた。報告で、左足のむくみや痛みの原因がわかった。それは血栓。エコー検査で発見されたのだが、奥の方の血管にどれくらいの大きさのものか知らないが、血のかたまりがあって詰まっているとのこと。今後5日間ほど毎日点滴を打ち、血のかたまりを溶かすとのことだった。危険もある。小さくなった固まりが流れていった先、肺などでまた詰まれば、胸が苦しくなったりするらしい。苦しくなるって、どのくらい苦しいのだろう。頭にも行ったりするのかな。頭で詰まったらどうなっちゃうんだろう。いろいろ考えると、ものすごく心配になる。
それに、またしても”塊”と”流れの阻害”だよ。頭が一段落したら今度は足。
次はどこだよ。
足、しかも左足なら、ママが良くなる代わりになら、必要とあらば俺の左足を生け贄にくれてやるって前に言ったのに、なんで俺じゃなく相変わらずママなのか。どんだけ高いハードルなんだ、これは!
あ?30mね。
あそ。今誰かが教えてくれたよ。でっかいハードルだこと。それでもゴジラやガメラに比べたら低いか。
ま、頑張るけどさ。
腹を立てようが泣こうがわめこうが、事態は変わらない。ママもゆめもたったもけっとも俺も、今現実に生きているし、今後も生活しなければならない。何がどうなろうとそれは代わらない。ほっぺたひっぱたいても夢から覚めるわけじゃない。どんだけ高いハードル出されても、乗り越えるしかない。

ママと結婚してから、特にゆめが生まれてからはもうずいぶんたくさんのハードルを越えてきた気がするのに、まだこんなでっかいのが残っていたとは。俺にしてもママにしても、こんなハードル出されるような一体何を前世とかその前とかでしてきたんだろう。よっぽどのことしたんだろうな、きっと。まあそれについてはゆめが障害持って生まれてきた時点でわかってたことだけど。にくったらしいのは、どのハードルにも必ずそれを乗り越えるためのサポーターが用意されてるってことなんだよなあ。そんなの用意されたら飛ぶしかないじゃん。エネルギー保存の法則じゃないが、プラスとマイナスは必ずセットで出現してきた。まあ前向きに考えれば、プラス面はその時期だけじゃなくその後もプラスでいてくれるどころか延々と束になって助け続けてくれる。マイナスについてもただ超えたら終わりじゃなく、それを乗り越えるために必要だったエネルギーが、次のマイナスを乗り越えるための糧になってるような気もする。
なんか、苗木がやがて大きくなって大木になっても、低い頃から飛び越え続けてる忍者が、大木になってもその成長に合わせて跳躍力が増し、やがてどんなに大きな木でも飛び越えられるようになるっていうあの修行みたい。
にしてもなあ、ここ数年はちょっと立て続けすぎるぞ。
まあ、愚痴っても仕方がないが。愚痴っても、やっぱり現実は変わらんしな。
これを乗り越えた先に、きれいな景色が広がってることを期待しよう。

かぜひきさんは我が儘 08/10/9 (木)
けっと君、今日聞いたら2142g!!昨日が2082g。1日で60gも体重増やしやがった!どこで手に入れたその加速装置!NICUにずっといたんじゃないのか!?
いったい、どの看護師がスパイなんだ…どの看護師がこっそりけっとにわたしたんだぁ?

と、冗談はさておき、普通なら喜ばしい子供の成長だが、いまだハッキリと生活の指針が立っていない現状では、まだ退院しないで~というのが本音のところ。一応たったと同じ保育園に預けることにしてはいるが、今日そういうことに決めたが、それも生後57日だっけ?立たないとダメだから、勘定すると12月からってことになる。
まだ2ヶ月あるのよ。
相変わらず、困ったねえ。。。


さて、現在11時ジャスト。ママが入院している病院の救急外来から今帰ってきた。理由はというと、たったが激しい咳と嘔吐だから。先日は40度近い高熱だし、しつこくたったがせがむので、一応いっとくかって感じで行ってきた。途中、あまりの待ち時間の長さにうたた寝してしまった。たったは元気だし、ゆめは一人で何にも知らずに寝てるし、もう帰ろうと何回も提案したが、そのたびにたったに却下された。
たったは、新幹線の絵がついた薬が欲しいのだ。でもそれはこの病院の薬袋じゃない。何度言っても聞き入れてくれず、そのうち順番が回ってきて結局受診してきた。
薬の袋は案の定ただのビニール袋。
たったは不平たらたら。
俺は眠い。
おまけに1万円取られたし。
ま、それは明日返してもらえるけどさ。
最初は1万5千円って言われた。持ってなかったからまけてくれたけど。
1万5千円って、今までかかった39年間の救急外来の中で最高額だ。そんな大金、無収入の俺が持ち歩けるわけがない。
もっとも、そんな個人の事情など病院には関係ないことだけど。
無収入じゃなくても、そんな額は俺の財布には入ってないぞ。
普通の人はそれくらいは当たり前に入ってるモンなのか?
それとも、こういう場合はそれくらいは持っていくのがいつの間にか当たり前になっているのか?
謎だ。
謎すぎてわからんから、もう寝る。

ブロックで頭の体操 08/10/8 (水)
我が家には、誰がくれたのかいつからあるのかわからないのだが、昔懐かしい『学習研究社のニューブロック基本のボトル3』がある。ニューと言いながら俺の子供時代にもしっかりあった気がするのだが。中身はあらかた無くなってしまって、ほんの少しのパーツがこれまたなぜかいつからかお風呂にあったりする。
たったはこれを使って実に上手に様々な乗り物を造ってみせる。パーツは大小併せてほんの10個ほどしかない。8割がた色形とも2個ずつある。最初は何を作っても左右非対称、色もばらばらだったのだが、1回
「色がばらばらだな」
と言ったら、次からは左右対称で色が整ったものを作り出した。今はミニカーを持ち込んでは様々なタイプっつってもパーツに限りがあるから似たり寄ったりなのだが、カーフェリーを作って悦に入ってる。たった10個で色々作るってのもなかなか大変だよなあ。だから、もう少し買ってあげようかなって。っていうか、作る手伝いをしながら実は俺自身がパーツの少なさにじれったくなってる。思うようなのが作れなくて「もっとパーツ欲しい!」と希望しているのはむしろ俺。
とはいえ、やっぱ虎の子は虎?鷹ノ子は鷹?なんだっけ。やばい、ママが染った。何だったか思い出せん。
ま、とにかく俺とママの子だけにそっち方面に多少の才覚はあるはずなのよね。これは今を逃してはなるまいと、さっそくニューブロックの検索をした。

冒頭えらそーに『学習研究社のニューブロック基本のボトル3』なんて書いてはあるが、実はこのブロックの名前がさっきまでわからなくて、色々検索してやっとわかったところなのだ。
色々なセットが売り出されているが、トーマスだの新幹線の先頭の形だのといった動かし様がない具体的な形のパーツが入ったものは避けたくて、どのセットを買おうか考え中。
話は違うが、レゴブロックでも何でも、この頃はセットでスターウォーズでも何でも作れちゃうことが嘆かわしい。昔はそんなセットなんて無かったから、如何にして似たものを作るかに精魂傾けたものだったぞ。

でだ、検索の過程でドイツ生まれの『リブロック』ナルものの存在を知った。説明を読むとなかなかよさそう。こっちにしようか迷い中。でも、お値段が半端無く高いのと、せっかく『ニューブロック』で盛り上がってるのに似てるけど違うのを与えるってどうかなって。でも、遙かに良いものであるならば、けっとのこともあるのでリブロックの方がいいのかなあとも。。。。

これらを持ってる人っているよねきっと。
どっちが良いのかなあ。
誰か比べておせーて。

経過良好 08/10/7 (哥)
昨晩のたった、何度か起きて様子を見たが、次第に熱が上がってきて、2時頃には40度近くなった。何回かアイスノンやら熱さまシート(カラッカラにひからびちゃう!)を交換しつつ、様子を見続けながら、いつの間にか爆睡してしまった。
おかげで今朝は久々寝坊してしまった。気がつけば7時半だ。これはかなりやばい。いつもの通りに出かけるなら、残り15分だ!
でもどうせたったは今日はお休みになるだろうし、ゆめだけなら出かけるまでにまだ1時間ある。余裕だなと思っていたら、急に起き上がったせいたが
「ぼく、保育園行く!」
と言い出した。
え”~
今からじゃ保育園も遅くなる上に、たったを降ろしながら行ったらゆめなんか大遅刻になっちゃうよ―
でも熱を測ったら37度1分、多少咳も出ているが熱が下がっちゃったんならしかたがない。急いで支度し、それでもいつもより40分遅れで出発。ゆめなんか髪を作る時間もなくなって貧乏な主婦みたいな頭のままで学校へ。
教室では先生がもう一人とマンツーマンで授業をやっていた。クラス2名だけだっけ?
くっそー、俺が主夫をしているにもかかわらず子供に遅刻さすとは、屈辱的だ―
先生、すいませんねえ。
しっかし、ほんの数時間前まで40度もあった熱が下がるのか??
健常な子供って、そういうモンなの?
ゆめとのあまりの違いにびっくりだしー


ママが病室を移った。一番奥、看護ステーションから一番遠い大部屋だ。南向きで日当たりも景色良く、かなり良い部屋だ。
移ってからタバコ所で元同室の方のご家族から話しかけられた。その方が言うには、看護ステーションから遠いほど経過良好らしい。そんなわかりやすいことすら想像できなかったほど一杯一杯だったんだなあと実感した。
その方は、90歳のおばあさんの介護とのこと。ママはその方の娘と同じ年で、どういう病気なんだろうと案じていてくれたようだ。患者は若いし旦那は毎日介護に来てるしで、心配もしてくれていたと。
ありがたいことです。

主治医のカンファレンスがあった。
腫瘍は、松果体腫瘍で確定。非常に珍しく、主治医自身、長い医師人生で実物を見たのは3例目だそうだ。海外を含めて広く症例を集めたが、ほとんど見つからなかったという。
治療法はない。
大きくなったら取る。
それのみ。
おそらく10年くらい前からできはじめたんではなかろうかと。
今後、まだ取ってない残りの腫瘍は大きくなる可能性がある。その場合、また再手術しなければならないが、今度は違う部位からアプローチして、腫瘍全体が見える様にして取れるだけ取る。ただし、部位を変えれば腫瘍へ至る道筋にある脳みそのその部分の機能を犠牲にしなければならない。もっとも、それは腫瘍の成長スピードにも寄るが数年後だろうと。
発生部位は後頭部。その部分は相当いじめたので、腫瘍が栄養摂取ができなくて小さくなってくる可能性もまだある。
記憶がまだ曖昧な感じだが、脳のホルモンと記憶を司る部位に腫瘍が触れている可能性があるが、よくわからない。もう少し時間をかければ改善してくると思われる。
目の動きも、上下運動、特に上方への眼球運動ができないが、それも時間をかければ今よりは改善されるだろう。
今後の見通しとしては、リハビリを重ねて日常生活が送れるようになったら退院してもいい。トイレも自分でいけるし今日の様子ではかろうじて自力で立っていられるので、外泊もオッケーだって!

良くここまで回復してくれたな、ママ。。

ママからは、文字が書けるかどうか怪しいので子供用の文字の練習帳が欲しいとのこと。そういう自己認識ができるようになったのも喜ばしい。早速数冊購入した。手先の運動は脳に良いだろうし、記憶の訓練も刺激になるはず。ついでに色塗り帳と水性マジック、クロスワードパズル、もう少し目の焦点が合うようになったらできるように簡単なペーパークラフト冊子も買った。普通のパズルなんかも良いかもしんないな。

とにかく、リハビリを頑張って、早く退院できるように!

不健康な健康生活 08/10/6 (月)
規則正しい生活が、正しい心を養う一助となるのは間違いない。子供の頃から培われた習慣は、大きくなっても残っているだろう。ろくでもないことで夜更かししたくなった時、この習慣が歯止めとなってくれることは大いに期待できるし、何かにつけ自分なりの正しい判断の基準の一つともなり得ると考えられる。

就学前の幼児や小学校低学年の児童などは、おおむね8時前に寝るのがよろしいのかどうかわからないけど、俺の記憶では小学校のうちは土曜日だけ10時まで起きていることが許されていたが、その他の曜日は確か9時には寝かされていたように思う。

そこでうちでは今、俺が仕事を休んでいるのを良いことに、ゆめもたったも間違いなく8時半には布団の中だ。たったはたいがいすぐに寝てしまう。夜更かしゆめでさえ、調子よく行けば9時に、悪くても9時半には寝てくれる。
そのかわり、これは家の構造上の問題なのだが、大人も一緒に息を潜めることが条件となる。何しろ、現在の寝室はリビングの横。テレビなんかとんでもない。物音立てようものなら、大怪獣の眠りを妨げてしまい、その後の災厄は並ではない。

今の生活パターンは、6時前に夕食。早い時で5時には食べる。
8時までに入浴。
風呂を出たらほどなく寝る
と。
で、起床は5時半。子供らは6時。ゆめは時々6時半だが。

働いていた時には絶対できなかった生活パターンだ。
実に健康的で結構でございます。
でも、健康じゃないのは、お風呂後にさっさと寝間着を着ないからだろう。

たった君、現在熱発。38度8分。アイスノンと熱さまシートで対抗中。シートは額と両首筋に貼ってある。早く下げてもあれだろうけど、脳みそだけは守りたい。ついでに金球も貼った方がいいかもだな。
こいつが俺に似て平熱が低いもんだから、ウイルスに弱く風邪も引きやすい。ホントにしょっちゅう風邪引いてる。余計なところばかり似おって。どうせなら手の形とか芸術方面とか、そっちが似ればいいのに。

俺と同じ加速装置 08/10/5 (日)
ママの容態が安定してきて、かろうじて先行きも見え始めてきた。
気持ちが少し楽になったせいか、この頃疲れが出始めた。
ような気がする。
朝が起きられなくなったのだ。
いつのなら何時に寝ても5時には目が覚め、その後すぐにトップギアで活動を開始できていたのに、この頃はなかなか起き上がれない。二度寝なんかしたことないのに、この頃うっかりそれをやってしまって焦ることも多い。子供ら二人の朝の支度はそれなりに大変なのでダラダラしてはいられないのだが、体がいうことをきかん。
それが移ったか、この頃はがきどもまで朝なかなか目覚めなくなっちゃったモンだから、なおのこと忙しくなってしまった。
朝っぱらから怒りたくないんだけど、特にこの頃プチ反抗期のたったは、ママがいない寂しさとそれを我慢するプレッシャーが加わり、結構レベルの高い怪獣になってやがるもんだから、どうしても声を荒げる場面が多い。
いやーな感じだ。
そろそろ冬物も出し始めたいしいろいろ整理もしたいんだが、なかなか作業は進まない。

何でだろう?
すごくたくさん時間があるはずなのに、使える時間がとても少ない。
どこかに時間泥棒がいるぞ。

時間と言えば、けっと君が2100gを超えた。このペースだと、すぐに2300gを超えるだろう。
前にも書いたが、元気に成長するのは嬉しいし、3時間おきの授乳も自虐気味に楽しみだし、早く自由にだっこしたいのは山々だが、彼が出てくるとそれはそれでやっかいごともあって困るのだ。
せいぜい予定日までは大丈夫だろうと思っていたが、実は予定日まであと1ヶ月。このごろなんだか加速度付けて体重増やしてくれるので、1ヶ月もおとなしく病院にいてくれるとは思えない。まだ新生児のくせに、けっとのやつもどこかで加速装置を手に入れたようだ。どこかでっつってもずっとNICUにいるので、秘密組織に所属している看護師が密かに渡したに違いない。でも、加速装置のスイッチを付ける場所であるところの奥歯はまだ生えてないので、一体どこに付けているやら。
…手のひらの中かな。
いっつもぎゅっと握ってるからな。
あの手のひらの中に隠し持ってるのかもしれん。
明日行ったら確かめてみなければな。

たったの運動会 08/10/4 (ど)
今日はたったの保育園で運動会。たったはこの頃プチ反抗期なので、楽しみなくせに楽しみじゃないなんて口では言う。昨日は37度4分の熱が出て、運動会に出たいんなら早く寝ろって言ってるのに、逆らってなかなか寝なかった。今朝は熱が下がったから良いようなものの、上がってたらどうすんだっての!

晴天の元、元気に運動会ではじけるたった!
徒競走、障害物競走みたいの、玉入れ、親子競技、保育園の運動会は午前中だけだが、去年までとは違って幼稚園年齢の今年は競技数もずいぶん増えた。たったが出た競技は全部ビデオに撮って、ママが見られるようにDVDに落とした。

午後、昼食後にママの元を訪れると、寝てた。午前中のリハビリで疲れるらしい。昼間寝てるとまた夜眠れなくなるのではないかと危惧するが、どうもそれはないようだ。
とはいえ、午後一杯寝るのもどうかと思うし、4時から午後のリハがあるのに直前まで寝てたら、寝起きでリハもきつかろう。起こしてDVD見ながら時間をつぶした。
既に長時間起き上がっていても大丈夫になっていて、尿カテーテルも取れている。トイレも簡易トイレでできている。目つき体の動き、どれもリハビリでかなりの回復が見込めそうだ。まだ記憶が怪しいし、おかしなことも口走ってはいるが、それも追々何とかなってくれることを願おう。

にしても、疲れた。

大部屋に移れた! 08/10/3 (菌)
今までは経過観察室にいたのだが、今日から大部屋。
経過観察室を出られたということは、それだけ経過がいいと思って良いんだよな?確かにあんなに腫れてた顔もかなり元に戻ってきたし、目つきや体の動きも良くなっている。記憶の方はまだ怪しいが、それはいずれこれから体を動かしていくうちに良くなってくれることを期待している。

暇で眠くなると言うので、録画してあった『やすことけんじ』の第5話からラストまでをDVDに落として持っていった。
閑話休題
DVDって、ものすごくたくさんダビングできるので、非常に驚いた。まさか6時間分の番組を1枚に入れられるとは思わなんだ。
すげーな、DVD!
で、7話くらいまでは一緒に見ていたはずだが、すっかり忘れているママ。もしかすると、1話から4話までも覚えてないのかも知れぬ。
どなたか、『やすことけんじ』の1~4話をお持ちの方、是非ともダビングして譲ってください。DVDでもビデオでもどちらでも結構ですので。
また、『モンスターペアレント』もママが好きで、一緒に見ていたが、やがて見られなくなった。途中から録画してあるが、こちらは暴行事件を起こした回が抜けている。全く話にならない。だって、その回以降の話がしばらくわかんなかったんだもん。何があったんだあの時!暴行事件って、何をやったのよ!ってなもんよ。
こっちも、誰か全話録画してないですかね。

今日は、まさに今、『爆笑レッドカーペット』の6月くらいから最近のまでをDVDにダビング中。1枚に入りきらず2枚組になる。
日がな一日中ベッドに寝ているだけなので、これだけの量を持っていってもすぐに見てしまって2日と保たないだろう。特番も結構録画してあるので、全部ダビングして持っていかねばなるまい。もっとも、そのほとんどを俺もまだ見てないんだけど。

午後、体重を量るとかで車イスに乗り移らされて連れ去られたママ。乗り移る時には貧血なのか水が一気に下がったからなのか、かろうじて起き上がったまでは良かったが、その後はベッドの端に座ったまましばらく動けなかった。動かないままの数分間は、それはもう恐ろしい。このまま倒れてしまうのではないかと思うほどに緊張し、その光景は、見ている俺まで立ちくらみがしたほどだ。
何とか無事に乗り移り、いくらも立たないうちにすぐに帰ってきたが、そのあとまた看護師さんが来て
「お詫びしないといけません…」
どうも、体重を量らねばならなかったのは隣のベッドの患者であってママではなかったそうだ。
患者の取り違えか!!!!!!!!
ママももう離床オッケーが出ていたし、車イスに乗るほどには上体を起こすのはまだ大変ではあるのだが、絶対安静ではなかったということでほっと胸をなで下ろした。
でも、もう二度とこんな肝を冷やすのはいやなので、しっかりしていただきたいものだ。
とはいえ、戻ってきた時のママは
「なんか気分がスッキリした」
とか言ってた。
ずっと寝たっきりの状態でいて血もうまく通っていなかったのだろう、それを何週間ぶりかで体を起こしたので、血流が一時良くなったんじゃなかろうか。
ケガの功名とでも言うべきか。


さて、けっと君の方は、体重が2050gになりました。
ずいぶん肉付きが良くなって、見た目にも赤ちゃんらしさがかなり出てきました。2300gあたりが基準で、状態を見て保育器からオープンベッドへ移るらしいのですが、この分だとかなり早いうちに移れるかも。でも、これも状態に寄るけど、退院はやはり出産日あたりになるそうだ。と言うことは、今月いっぱいはかかるんだな。
早くお世話したい~
でも、出てくれば来たでまた別の問題もあるし。
困ったなあ、困った困った。
次から次へと問題がわき出してきて、ホントに気が休まらない。
けっとの首が据わるまでで良いから、誰か一緒に住んでくれないかなあ。。。
って、どれくらいの期間なんだろうな。

だまし討ち、便器の中! 08/10/2 (木)
今日はゆめさん終業式。学校は午前中でおしまい。8時40に送っていったばかりなのに、11時半にはお迎えだ。
あ、今日が終業式ということは、通信票が来ているな。
どれどれ…
あー~
なんか、文章ばっかで…
養護の通信票は点数とか○×じゃないのよね。

そういえば先日の面談で先生が
「作業時の集中力は人一倍だった」
と言ってたな。ゆめは両親が美術の人なのだ、その娘が作業に集中できんようでは困るわな。

明日は秋休みでお休み。
生徒は休みでも、先生は仕事。どうせ月曜日には始業式&授業なので、その準備もあろう。俺も初めての秋休みには、生徒だけが休みと聞いて面食らったっけ。
しっかし、ゆめが休みで家にいると、ママのところへ行けなくて困る。なぜならば、ゆめは病院が大嫌いだからだ。車イスの上でうつむき加減で小さくなって、低いドスの利いた声で
「ごわいごわいごわい…」
とつぶやき続けるその様は、逆にお前の方が怖いよと言いたくなる。
困った困った。

最後の手術 08/10/1 (水)
午後八時、帰宅しました。
ママは予定よりもだいぶ長くかかって手術を終えました。
無事に予定通りの手術内容で終わったようです。
帰ってきた様子では、今まではずっと右を向いていて動かなかった首がまっすぐむいてたし、目も上下の動きはまだ悪いけど、術後なので仕方がないでしょう。いずれ良くなるものと思われます。手も以前とは比べものにならないほどスムーズに動いてました。子供らのビデオ(ママ頑張ってねビデオと、今日のけっと君の様子ビデオ)も、焦点がちゃんとあって見えていたようです。
明日以降、また上がったり下がったりしながら回復していくのだと思いますが、長い時間が必要そうです。

ママの完全復活に向けて、今後とも皆様お力添え(気がついた時に、『ゆめママが良くなりますように』とお祈りしていただければ幸いです)をどうかよろしくお願いします。