3月

癖っ毛の女王様 08/3/27 (杢)
今日はゆめの通う養護学校は離任式の日。ゆめも久しぶりに登校。
学校では
「ねえねえ、ゆめちゃんさあ、髪の毛切ったんだね~」
「にあうね~」
「かわいいね~」
ほめられまくりでのぼせ上がるゆめ。
この9時間後、いつにもまして女王様になったゆめがリビングに鎮座し、ひたすら下々の者どもであるところのせいたや俺やママに命令しまくるのだが、その原因がこのほめられまくりであることは、この時点では知るよしもない。

さて、ゆめは髪の毛を切ったら意外にくせっ毛だった。何にもしなくても勝手にやたらとくりくりカールする。親としてはそのくせ具合もなかなかかわいらしいのでそれはそれで満足なのだが、ゆめにしてみたらやたらと口に入ってくる髪の毛がうっとうしくて仕方がないようだ。食事時などはいつもなら絶対さわらせない髪の毛をしばれとゆめの方から要求してくる。女王様公認でおさわりさせてくれてるんだからとここぞとばかりにさわりまくり、結局
「いーだーいー」
と拒否られるのだが、それはそれ。

その癖っ毛を見て
「パーマ当ててるの?かわいいね~」
といわれても、あんまりうれしくない。
俺もママも、パーマを当てたり金やら銀やらに染めたり抜いたりなどといった熱加工や化学変化のたぐいを、まだ幼く自分でいいも悪いも判断つかないいたいけなガキに実施するほど愚かではない。
ってか、それこそくるくる巻いたり暖めたりなどといった行為を、ゆめが素直にやらせるわけがないしね。

女王様のいる我が家では、今日も今日とで眠くて撃沈寸前のしもべ1号(せいた)を呼ぶ声がこだまする。
「ちぇーたーっ!」
女王様はせいたが保育園からもらってきた絵本を読んで聞かせろとご所望だ。
しかもせいたに。
それは無理だろ。
いくら何でもな。

「ままー、ゆめがえばるー。ぼくもうゆめのゆうこときいてやんない」
「ゆめ じゃないでしょ、ゆめおねえちゃんでしょ!」

理不尽にも怒られるせいた。
せいたの反抗期は、ゆめ(とママ)によってかなり早まりそうだ。

俺とあいつの二人の戦い 第3章 08/3/22 (伖)
俺とあいつの二人の戦い 第3章
あいつ…
出身地は違うが年齢が同じ。
同じ芸の世界に生きる男。
そう、福山雅治。

「ゆめちゃん、パパより福山雅治の方がかっこいいと思う?」
(うんうんうん)←うなずいてる
「ゆめちゃん、ゆめちゃんのパパが、パパじゃなくて福山雅治の方がいい?」
(うんうんうん)←うなずいてる
「せいたくん、せいたくんのパパが福山雅治だったらいいと思う?」
「うんっ!」
「ゆめちゃん、せいちゃん、ゆめちゃんとせいちゃんのパパが福山雅治だったらいいな~と思うひとっ」
「はーーーーーーーーーーーーーいっ!!!」←はもりました
お風呂に響き渡る二人の元気のよい返事…
ゆめなんか、福山雅治を「ある~~」とか呼んじゃって、いつの間にかニックネームまでつけてるし…

俺とあいつの二人の戦い 第3章 完敗…
これで2勝1敗…

せいた 08/3/20 (黙)
このごろ家に電話すると、せいたくんが出てくれる。
「もひもひ~」
「あれ?せいたくんですか?パパです。ママはいますか?」
「いーまーすーよ~」
「ママに代わってください」
「は~い
マ~マ~、パパから電話だよ~!マ~マ~、早く~~!!」

ってなかんじ。
使える男になったねえ。
1年前からたま~~に出ることはあったが、そんときゃ全然使えなかったからなあ。
成長した!
このごろ髪の毛が長くなってうるさくなってきたのでさっきお風呂で切ったとき、ついでにせいたのも切ってやったが、ここ数ヶ月は切った後で出る髪の毛の固まりが怖くて全然切らせてくれなかった。今日はすんなり切らせてくれて、かっこよくなったと大喜びだ。
これも成長したってことだろう。


珍しいお客様 08/3/15 (℃)

我が家の薪ストーブですが、そろそろシーズンも終わりに近づきました。
こないだは薪ストーブ購入をお考えの方が見学にいらっしゃいましたが、今日は珍しいお方が我が家にお寄りになられました。
我が家どころか、私の人生においてもこのような方が見えられたのはこれが初めてで、私自身、間近でしげしげと眺めたのは生まれて初めてです。

超有名。

そんでもって、超嫌われ者。

できるなら来てほしくなかった、その方。

ご紹介しましょう。









スズメバチさんです♪
〔拍手!!〕

「やーやー、どーも、どーも」



「おっと、写真はかんべんしてくれよー」


おそらく煙突から侵入したものと思われます。
灰まみれです。
ゆめもせいたも、怖い怖いの大騒ぎでした。
困るんだよねー、かってに入ってこられちゃー
サンタの季節はもうとっくに終わってるっちゅーの。

この後どうなったかですか?
いや~
生きて帰れるわけないですよ~

あれみたいなあそこを優しくマッサージ…♪いや~ん
で、気持ちいいみたい♪
08/3/10 (ゲツ)

昨日の療育相談会では最初に整形のドクター、次に神経のドクターと相談したのだが、整形のドクターとはママが一人で相談した。いろいろ聞いたその中で、ゆめの
「あじ いだいーーーーー」
の原因について、こんな答えが来た。
土踏まずは足の裏にたまった老廃物などを血液に乗せて送り出すポンプの役割がある。足を使わない患者はこのポンプが作動しないから老廃物がたまってくる。足が痛いのは、老廃物がうまく排出されていないからだろう ってね。

ママはポンプっていう言い方をしたが、ポンプじゃなくてたぶんあれみたいな感じだろう。ほらあれ、トイレが詰まったときに使う、パコパコさせるやつ。通水カップってやつ。あれみたいな感じじゃないかな。

で、お風呂上がりに早速ゆめの土踏まずをなでなでなでなでなでなで…
力を入れるとすぐに痛がるので、ほんとになでてる感じ。
その時ちょうど天然木のテーブルにオリーブオイルを塗ってるところだったので俺の手はオリーブオイルまみれ。その手でたっぷりなでくってみた。
その夜はいつもの通りリビングでごろごろしていて、しかもいつもより手強い感じのゆめがいつの間にか撃沈したのは午後11時すぎだった。その後は朝までぐっすり。
翌朝、つまり今朝もいつまでも寝ていた。
この頃珍しいんじゃない、そんなにぐっすり寝てるのって。
土踏まずマッサージ、効果ありかもしれんぞ。


思い出はいっぱい 08/3/9 (日)

今日は毎年行われている療育相談会。いつもは市内のどこかで行われるのだが、市がやる気がないので隣の市で開催。毎年10人前後なのかな?今年も同規模の相談者が訪れた。
いろいろな相談事があったが、中には告知をどうするかというのもあって、人ごとではないだけに…人ごとじゃなかった。
告知か。
ショックだよね。親がショック受けるのに、当の子供はもっとショックだろう。ましてやそれが遺伝だなんてさ。自分の病気は親のせいか!みたいな。
俺自身、障害があることを知って受けたショック以上の衝撃だったもんな、遺伝だって聞いて。

うちも、ゆめが筋ジスだとわかったあとで相談に行ったことがある。かれこれ10年近く前のことだ。
病気のことも今後どんなことが起こるのかも、何にも知らなくて不安でいっぱいだった頃だ。
その時何を聞いたのかどんな答えだったのか全く覚えてないが、結局のところ、病気は消えないし、たとえ健常者と比べて短いとしても同じ一生なら、せめて楽しい思い出いっぱい作った方がいいというのが俺とママの結論で、今まさに実践の最中のはず。


先日、筆記試験なんて普段からやりなれないので入学試験の採点で脳みそがところてんになった芸術と体育教師集団(芸術と体育教師は喫煙者が多いのな、なぜか)が一服中、喫煙所横の幼稚園児がママと一緒にご帰宅。脳みそところてん集団なので、それを見ながら考えることがまたところてんだ。
「あのくらいの子供って楽しそうだなー」
「じゆうだよなー」
「あのくらいの年からやりなおしてーなー」
「おれはやだな。テスト勉強とか卒論とか二度とやりたくない」
「絶対違う女とけっこんする!」
「僕はあの年にはレゴブロックとチャイクロと絵を描くことが友達でした」←俺
「あんたはあんな小さい頃から社交性がなかったんだね」←ど失礼!
みんな、なんかいろいろ言ってたけど、確かに俺は社交性の能力が低いけどさー。

俺は今の記憶を持ったままでならもう一回やり直したい。一生を振り返って、別に苦しかったとかいやだったとかの記憶はあまりないんだよな。人並みにいろいろあったはずなんだけどね、それなりに楽しくやる方法をその都度見つけられていた気がする。もう一回やってもいいな。
そうさな、それでも大学入学くらいからでいいかな。かなり恥ずかしいことばっかりやってたからリセットだ。
いや、うそうそ、ほんとはもう一回芸術の勉強を真剣にやり直したい。で、またママと結婚して、ゆめを生んでもらって、今度はもっと早くからリハビリとか始めるのだ。時間を無駄にするのはもったいないからな。
そんでもって、主治医がいなくならないように市のおばかどももなんとかしなきゃいかんし。
そうだそうだ、今の学校に赴任しないようにもしないといかん。美術の先生が美術部いらないなんて言ってる学校に行かされて何年も芸術から遠ざかって無為に過ごすなんて間違ってるし。
おお、車もポルテじゃなくてライトエーストラックを買わなきゃ。薪を積むならやっぱトラックだしな。


幸せ空間 08/3/8 (渡)

あたし、ゆめ。
髪の毛切ったら実は天然くるくるパーだってことが発覚したわ。
頭の中身がくるくるパーじゃないわ!
髪の毛がくるくるパーなのよ!!!
せくしーなのよってば!


さて、今日はあたしが知ってる中でも1位2位を争うすごい人が、二人そろってあたしん家に来たからすんごいことになったのよ!

一人は元養護学校のこーちょーしぇんしぇーで、パパがボランティア養成講座で知り合ってからだから、もう7年くらいの付き合いよ。パパはおかみさんって呼んでるわ。
なんでかってゆーとー、ママがかみさんだから、大きなかみさんでおかみさん




だと思う。
だと思うけど、文章にするとなんか怪しいカンジがするわね…
おかみさんはいまだかつて一人も迷わずには来れてないあたしん家の場所を、道を通りながら「トトロが出てきそうな森がある。あそこじゃないかなー」と、一発で当てたすんごい人なのよ!

もう一人は、吉田イツコ様よ!言わずとしれたゆめパレットでは有名人の、世界のピアニスト、イ・ツ・コ・様!
今日の訪問は、イツコ様がパパの薪を受け取りにおかみさんと一緒に来たってわけ。お二人が来る前にもう一組、うちの薪ストーブを見に来た人たちがいてちょっとばたばたしちゃったけど、そっちもパパとお話しする中でまたまた木をもらえることになったらしいから、パパもなかなかやるわね。

で、イツコ様の車に積めるだけいろんな木を積んで、その後がとってもすてきだったの~
世界のイツコ様が、あたしん家の白いピアノで、演奏してくれたの~♪
最初はたったがイツコ様のお膝に座って一緒に弾いちゃって、膝の上で飛び跳ねたりして、こいつわ~って感じだった。でも、イツコ様のお膝で一緒に弾いた子はたくさんいるけど、たったくらい元気に飛び跳ねた子は初めてだってさ。

ちぇっ

そのあとパパの大好きなトルコ行進曲も弾いてくれたの~
パパは念願かなって初めてあたしをお膝にだっこして、イツコ様のトルコ行進曲を聴けた訳よ~♪
パパ大感激!
あたし大満足♪
たった大はしゃぎ
ママうっとり
世界のイツコ様のオンステージを、かぶりつきよ
一生の宝物だわ~♪


話は違うけど、二人が来たらおうちの中の空気が急に変わったの。
なんか、柔らかくなったってゆーか、甘くなったってゆーか。
色でゆーなら淡いクリーム色。
不思議だわね。



幸せメール 08/3/7 (筋)

ママからメールが来た。

今朝ゆめに「ゆーめー!はやく起きて!」
と言ってたら、たったがすっとんできて
「ママー!もっと優しくゆって!」
と言われてしまいました↓
そんなにきつい言い方してないのに…しかもたったなんてゆめにしがみついて言うの。
気を取り直して
「ゆーめちゃん♪起きようか~」
と言ったら、ゆめに
「…いや」
と言われて撃沈。



…幸せであります。



指先の割れに、液体絆創膏 08/3/2 (日)
この季節、指が乾燥して割れる。割れない年はありません。もはや年中行事です。職業柄手は酷使するのでただでさえ油分がなくて静電気もばりばり、紙はめくれない、ものを持つにもすべっちゃって余計な力が要るといういいことなしの乾燥肌。機織りをしていた頃は、糸にさらに油分を吸い取られてしまいさらにひどく割れていた。その割れた指先に糸が引っかかっていらいらすることこの上ない。でも、その糸がさらに引っかかるから絆創膏とかも貼れないし。
でも今はいいものがある。
『液体絆創膏』だ。
サカムケアとかCMで見て以来ほしいほしいと思っていたが、今日たまたまコンビニで見つけて買ってきた。
うっきうきでつけてみる。




つけた瞬間、

うぎゃーーーーーー!!!!!!

思わず叫びました。
何このしみるの??
すっごく痛いんですけど!
注意書きには確かに『一瞬しみる』と書いてはあるけど、一瞬じゃないんですけど。ずっとしみてるんですが。
さらに、『ただれ、出血している患部はだめ』って書いてある。そういうところに絆創膏って張らないか、普通?ただれてはないけど、血は出るよ。だって割れてるんだもん。
コンビニなんかで買わないでちゃんと薬局行って、きちんとサカムケアとか専用のタイプを買えばよかった。
おらぁ、絆創膏をはがすときに叫んだことはあったが、つけるときに叫んだのは初めてだぜ。

かわいいけんか 08/3/2 (日)
倒木畑で早速積み込み。
楠木は、枝でも太腿くらいの太さがある。予定通り幹部分は残したが、その他の部分でも十分な薪だ。その他の木も切ろうとして、直径1m以上の巨木も新たに発見。直径50cmはある木だと思っていたものは、そいつの枝だった。枝の方はいいとしても、幹に至っては太すぎて、もはや俺のチェーンソーで切れる代物ではない。こいつの料理は後にしてとりあえず手が着きそうなものから始めることにした。
うっきうきで朝からばりばり切って、どんどん積んで、そのあまりの重さに軽トラ君は後部車輪に思いっきり力こぶ作ってました。
土曜日に3往復して、薪置き場は完璧に製材所状態に。日曜日は半日かかって適当に玉切り&薪割り。半日の作業で空いたスペースに、もう一回取りに行った丸太を積んでとりあえず一段落。簡単に運べるものは全部運んだ。現場の周辺に山と積んである枝葉の中にはまだ薪になる太さの枝が残ってそうなので、まだまだ発掘作業は続く。さらにこの後、例の巨木をどうするか思案のしどころ。
この土日の作業で腕の痛みが悪化。安静にしなくてはならないところを酷使しすぎたな。
ともあれ、まだ切ってないのも合わせれば相当な量だ。イツコ様が来週まきの木を取りに来る予定だが、生木でもいいならまきの木なんかどうでもいいので、こっちの広葉樹を持っていってもらおう。

丸二日外で作業していると、家の中からせいたとゆめ(&ママ)の叫び声が時折聞こえる。聞けば、せいたとゆめは結構な頻度でけんかしている。
せいたが見たいDVDをトレイにれると、すかさずゆめがそれを出し、怒ったせいたがゆめをたたく。再びせいたがトレイに入れたDVDをゆめが出し、ついでにせいたの足もかじっちゃう。
車のおもちゃで一人遊び中のせいたの口まねをゆめがして、うるさいとせいたが怒り、ゆめがさらに何か言い返し、せいたと口論に。
ゆめは、健常児とくちげんかできるほどになったんだねえ。
うれしいねえ。
うれしいよ。
ちょっとうるさいけど。